はじめから読む

エロマン□純子 (2001年1月2日(火)01時45分38秒)
■アニト様
明けましておめでとうございます。
本当に久しぶりの純子でございます。
奴隷の分際で言い訳じみてしまいますが、
しばらくパソコンの修理に出していました。
原因不明の故障で・・・。
修理を出して戻ってきたのが、去年12月28日でございました。
申し訳ございません。言い訳してしまいまして。
純子は、アニト様に忘れられるのではないか?と、
本当に心配でした。
これから、間が空いてしまったことを取り戻すように
頑張って書き込みます。どうぞ、お許しくださいませ。
■皆様
明けましておめでとうございます。
ロマンス純子こと、エロマン□純子です。
皆様に忘れられるのではないか?と、心配していましたが、
パソコンもなおりましたので、これから益々頑張ります。
今年もよろしくお願い致します。
さて、今回は、「そして、ぼくは彼女になった・・・」を
振り返ってみたいと思います。
第五話まで終了していますが、
この物語のテーマも決まっていませんし、
先の展開も決まっていません。
主人公の「ぼく」である、沢村純一。
そしてその親友野上剛。
更に純一の双子の弟である沢村祐二。
そして、前回の最後には、
双子の弟祐二の彼女らしき女が登場してきました。
これからどうなることやら・・・。
親友と兄弟・・・。
女装行為というものは「秘密行為」であります。
そんな秘密を一番知られたくないのは、
やはり一に家族。二に親友だと思います。
しかし、純一は弟の祐二にばれてしまった。
この兄弟関係は、今後どうなるのか?
そして、祐二の彼女が登場するのか? 親友の野上は?
これらの人物を、どうやって絡ましていこうか?・・。
本当に展開が難しいですね。
まだ、エッチな場面は描いていませんが、
皆さんがアッと驚く展開にしていこうと思っています。
文章が下手な分、意外な展開という部分で
カバーしていこうと考えています。
ああっ! こんなことを宣言して大丈夫かしら。
それでは、近いうちに、必ず第六話を書き込みます。




アニト (1月3日(水)01時07分11秒)
エロマン□純子へ
安心しなさい、「言い訳」ではなく「理由」として受け取ったよ。
むしろ正当な理由があるならば、
それを報告しないことこそ奴隷として失格となる。
純子のことを忘れたことはない。
物語の続きを楽しみにしているからね。




エロマン□純子 (1月4日(木)17時13分56秒)
■アニト様
明日から仕事始めになります。
この年末年始のお休みの中で、
昨年末、恥ずかしいことしてしまったんです。
まだ、報告していません。ごめんなさい。
ここで発表するのは恥ずかしいので、後日、メールで報告致します。
■山崎アカリ様
アキラとアカリ、そして先生との関係・・・。
この先、どうなるのかしら? 
それにしても、細かい描写が天才的です。
どうして、こんなに溢れる言葉と、
細かい描写が両立できるんでしょうか? すごいと思います。
■ひろよ様
クリスマスイブの性体験・・・。
歩と勝のやりとりは、すごく興奮してしまいました。
山下達郎の「クリスマスイブ」が聞こえてきそう。
「そして、ぼくは彼女になった・・・」(第六話)
ドアの向こうから、女が声をかけてきた。
「ねえ、祐二、いるんでしょ? 返事してよ!」
まだ化粧落としも、着替えてもいないぼくは、ただ、身を潜めるだけ。
「ねえ、お兄さんと一緒なの? とにかく開けて・・・」
心底、しつこい女だと思った。
ああやって、諦めずに5分以上もこちらに声をかけているのだ。
もう、諦めればいいのに・・・。
それにしても、東京に祐二の彼女がいたなんて・・・。
ぼくが大学に行っている間に、
ここで(ぼくの部屋で)逢い引きでもするつもりだったのだろうか?
また、昨夜からの祐二の行動も怪しいと思う。
祐二とあの女の関係はいったいなんなのだろう?
ドアの外が静かになった。
諦めたのだろうか?・・・。
「沙織! おまえ、いったいこんなところで・・・」
ドアの外で、年配の男の声がした。
かなりドスの利いた、いかつい声質である。
どうしたというのだろう?
「あっ、お父さん、なんで?・・・」
ぼくは部屋の中で、身が凍った。
外では、若い女とその父親らしき人物が揉めているのだ。
「この部屋の中にいる奴か! おまえをたぶらかしたのは?」
「ち、違うの、お父さん、ち、ちがう・・・」
「うるせえ! 今、この部屋を蹴破ってやるからな!」
いきなりだった。
ぼくの部屋のドアが、いきなりズドーン!と、大音をたてて揺れた。
明らかに、誰かが思いきり蹴り上げた音である。
「こらー! うちの娘を妊娠させやがって! 出てこい!おら!」
(に、にんしん・・・。祐二の奴・・・)
ドアの外では、怒り狂っている男と、
それを必死になって止めようとしている女の声で騒がしかった。
ぼくの顔面は蒼白になった。恐さから、全身が震えている。
ドアはすごい物音をたてて蹴られ続けている。
「いるのは、わかってんだ! すぐ開けろ! 小僧!」
もう、どうにもならないと思った。
ぼくはそっと、ドアの鍵を開けた。
ドアを開けると、
そこにはまるでヤクザとしかいいようのない風体の年配の男と、
少々派手目の少女が立っていた。
男は、ぼくの押しのけ、部屋の奥に踏み込んでいった。
少女は、信じられないといった感じで、
ぼくのことをマジマジと見つめている。
まるで、嫉妬しているかのような目で・・・。
ぼくの姿は、まだ下着姿の女なのだ。
奥の方に踏み込んだ男は、目指す相手がいないのを確かめると、
ぼくに幾分やさしい口調で話しかけてきた。
「なあ、おねえさん、男と一緒じゃなかったかい?」
ぼくは何も答えられず、ただ黙って突っ立っているだけ。
そんなぼくを、少女はすごい目で睨み付けている。
「な、沙織、おまえを騙した男はな、
陰ではこうやって、女とネンゴロになってんだ。
おまえは弄ばれたんだよ・・・」
少女の視線は、まだぼくに向けられたままである。
「なあ、ねえちゃん、あんたの男はどこいったんだ?・・・」
「ち、ちがう、ぼ、ぼくはねえちゃんじゃない!、
ここはぼくの部屋だ! あなた達はだれなんだ!」
ぼくは無我夢中で怒鳴った。
男声で思い切り怒鳴った。
ヤクザ風の男と、その娘らしき少女は、
ポカーンとした顔つきで、ぼくのことを眺めている。

ー 続く ー




アニト (1月4日(木)23時24分59秒)
エロマン□純子へ
メールでのわたしとの約束が守れたようだね、
よしよし、素直でいい娘だね、純子は。
物語は「ぼくの部屋」に訪れるさまざまな人との対応が
とてもおもしろく、なんだか舞台劇を見ているようだよ。
もっともこんな事態になった「ぼく」はたいへんだろうが。
おや、「恥ずかしいこと」とはなんだろう?。
報告を楽しみにしているよ。




エロマン□純子(1月7日(日)14時38分55秒)
■アニト様
ここのところ、本当に寒くなってきました。
風邪などをひかれないように、お体を大切にして、
今年もこのような楽しい場を提供してくださる様、
お願い申し上げます。
■山崎アカリ様
タチ役で書くのはつまらなくて苦手です。
というのは、よく分かります。私もそう・・・。
でもアカリさんは言葉と表現の引き出しがいっぱいあるから、
羨ましいです。
■久仁子様
今年もよろしくお願い致します。 
忙しいと思いますが、『先輩』の続きを早く読みたいです。
『そして、ぼくは彼女になった・・・』(第七話)
「ぼくは、ねえちゃんじゃない! あなた達は誰なんだ!」
強引にぼくの部屋に入ってきた、やくざ風の男と、その娘らしき少女。
最初、ぼくは恐さから震えていた。
でも、こういう絶体絶命の状況からか、ぼくは開き直ってしまった。
すると、強烈な怒りが込み上げてきたのだ。
さっきの祐二といい、この父娘らしき二人といい、
ぼくの城の中に勝手に踏み込んできやがって・・・。
ぼくは、この城の中で、誰にも気づかれず、
そっと「女」になりたいだけなのだ。
娼婦のような下着に身を纏った女が、
突然男声で怒鳴りだしたせいか、
目の前の父娘らしき二人は唖然とした表情で立ち尽くしている。
そして、ヤクザ風の男が口ごもりながら、言葉を発した。
「お、おねえちゃん、あ、あんた、男なのか?・・・」
「だから、ぼくはねえちゃんじゃないって、言ってるだろ! 
あんたたちが探してるのは、ぼくの双子の弟、祐二だろ!
祐二はいない!出てけ!」
「わ、わかった、お、おねえさん、興奮するなよ! な?・・・」
興奮がおさまったぼくは、この父娘と冷静に話し合った。
ここは、祐二の双子の兄である、ぼくの部屋であること。
祐二は静岡の実家に住んでいて、
昨日、突然、この部屋を訪ねてきたこと。
そして、今朝(もう昼だが)祐二がこの部屋に戻って、
女になっている兄を見て驚いたこと。
秘密を目撃されたぼくは、頭に血が上って、祐二を追い出したこと。
そして、祐二は「もう、来ない・・・」といって、出ていったのだ。
ヤクザ風の男は、腕組みをしたまま、黙って聞いていた。
「そうか・・・。おねえちゃんも大変だったな。
おれたち父娘の早とちりだったようだな。
そうだろ? 沙織・・・」
少女は、ヤクザ風の男の隣で、無言で頷いていた。
「おねえちゃんよ、自分の秘密をよ、
実の弟に目撃されちゃ、たまんねえよな。
ねえちゃんの気持ちを察すると、同情するぜ・・・」
(この男は、恐そうだが、結構いい人なのかもしれない・・・)
「だがよ、ねえちゃんの弟さんによ、この娘が孕ませられてね・・・」
「・・・」
ぼくは何も答えられなかった。
「まあ、いいや・・・、ねえちゃんには、関係ねえか・・・」
(この男は、ぼくが本当は男だということが分かったのに、
まだぼくのことを“ねえちゃん”と呼んでいる)
「祐二さんは、どこに行ったの? わかる?・・・」
少女が涙目で、ぼくに訊いてきた。
「沙織、まだおまえは・・・。もう、あいつと逢うことは許るさんぞ!」
男が、娘を諫めている。
「なあ、ねえちゃん、弟さんから連絡あったらよ、
ここに連絡してくれな。
弟さんが、きちんとけじめをつければよ、
決して悪いようにはしないからよ。
いいか、庇うんじゃねえよ」
男はそう言うと、ぼくに一枚の名刺を渡してきた。
大原興行、代表取締役、大原源蔵 と明記されていた。
「そんじゃよ、今日は悪かったな。ねえちゃん」
「ぼ、ぼくは・・・」
「わかってるよ! ぼくはねえちゃんじゃねえって、言うんだろ?」
「・・・」
「そんな、セクシーなカッコウしてよ、
ねえちゃんじゃねえって言ったってさ、そりゃ、説得力ねえよ。
どう見ても、女にしか見えねえ」
ぼくは、今の自分の姿を忘れかけていた。
男にそう言われて、急に恥ずかしくなった。
鏡に目をやると、そこには娼婦のような女がいた。
「さ、沙織、それじゃ、失礼しようか・・・」
少女は、素直に男に従ったように、頷いた。
「じゃ、ねえちゃん、またな」
男はそう言うと、やさしそうな笑顔で、ぼくにウィンクしてみせた。
そして、父娘は帰っていった。
それにしても、騒がしい一日だと思った。
ぼくは、あの大原源蔵という男の、ぼくをねえちゃん扱い、
つまり女性として扱っているような口上が、
いつまでも心から離れないのを自覚した。
一見、アウトローのような雰囲気がある源蔵だが、
その中に見え隠れするやさしさに、心惹かれている自分を悟った。
今までのぼくは、秘密の中の女装行為だったが、
あの源蔵は、女の姿のままのぼくを目の前にして、
「ねえちゃん」と言ってくれたのだ。
初めて、女の子扱いされた純一は、複雑な心境である。
(それにしても、帰りがけにウィンクした源蔵。
あのウィンクには、何か意味があるのだろうか?・・・)
純一の中の「女性」が、確実に進化している。
今日の出来事は、純一の大変な日々の序曲に過ぎなかった。
そのとき、部屋の電話が鳴った。

ー 続く ー




アニト(1月7日(日)23時34分41秒)
エロマン□純子へ
書き込みをすることが楽しいと思う純子がいる限り、
『空想デート』はまだまだ安泰だよ。
純子も風邪には気をつけなさい。
もしかしたら夜の公園などへ行くこともあるかもしれないが、
寒くない格好をして出かけるように。
おっ、ラストでまた電話が鳴ったかい、
今度はなんだろうね?、楽しみにしているよ。




エロマン□純子 (1月14日(日)02時11分38秒)
■アニト様
今夜は寒いです。東京も雪が降りそうで・・・。
こんな寒いときに、ミニスカートで公園に行ったら大変です。
アニト様も純子と同じお仕事? この寒空の中大変ですね。
今度、お仕事の方も是非アドバイスお願い致します。
奴隷の身でこんなお願い・・・。申し訳ありません。
■山崎アカリ様
以前アドバイス頂いた、光景を思い浮かべて言葉にする・・・。
難しいですね。思い浮かんでも、言葉が・・・。
純子はダメですね。
■綾乃様
“野球部専属のチアガール”なんか、想像してしまいました。
そして、すごく興奮しちゃって・・・。
これからの展開が楽しみです。
■由衣美
完結、本当におめでとうございます。
長い文章ながら、一気に読んでしまいました。
次回作を本当に楽しみにしています。
■数値フェチっ娘様
いつもいつも御苦労様です。
純子は今年も、フェチっ娘さんの評価を励みに今年も頑張ります。
一度、メールでもしようかな? なんて思ってます。
■久仁子様
「先輩」を楽しみにしています。
いつもいつも期待を裏切らない物語で。純子の股間が・・・。
■まみ様
初めまして、エロマン□純子と申します。
純子のこと、よろしくね。
■やすこ様
初めまして、ですかね?・・・。
純女に虐められる女装子。いいですね。純子もその傾向あります。
『そして、ぼくは彼女になった・・・』(第八話)
駅前にある喫茶店「フラミンゴ」に入ると、奥の席に大原沙織がいた。
昨日、ぼくの部屋にやってきたときとは違い、制服姿である。
白いセーラー服。彼女は女子高生だったんだ・・・。
(祐二の奴、高校生を妊娠させたのか?)
席に着くと、ぼくは「やあ、昨日はどうも・・・」と、声をかけた。
彼女は、ぼくの顔をマジマジと見つめ、
「ゆ、ゆうじ・・・」と、驚いたような顔で絶句した。
「いや、ち、ちがうんだ。ぼくと祐二は双子なんだ」
「えっ! ほんと、だってあまりにも似てるし・・・」
「そうなんだ。ぼくたち兄弟は親でさえ間違えることがある」
「・・・」
彼女は、まだ信じられないといった表情でぼくを見ている。
昨日、女装姿のぼくの部屋に、彼女は乱入してきた。
そんな彼女を追って、彼女の父である大原源蔵もやってきた。
大変な日であったが、彼女たち父娘が帰った後、
ぼくの部屋の電話が鳴った。
それは、帰ったばかりの彼女、つまり大原沙織であった。
どうやら、祐二のことで話しがあるようで、
会ってくれないか?という電話であった。
そして、翌日である今日、こうして会っているのだ。
「祐二と関係があったんですか?・・・」
「・・・」
彼女は黙っていた。
「お父さんは、きみが妊娠させられたようなことを言っていたが・・・」
「うん、そうなの」
それにしても、なんと可愛らしい少女だろう。
昨日は、少女のことを観察するだけの余裕がなかったが、
よくよく見ると、本当に可愛いく、
そしてセクシーな少女であると思った。
(これじゃ、祐二が好きになるのは無理がないなあ)
少女のセーラー服が妙に眩しかった。
そして、ミニスカから伸びるスラッとした生脚と、
それを包むルーズソックスが卑猥な感じだ。
どういうわけかぼくは、そのセーラー服と、ミニスカ、
そしてルーズソックスが、どうしようもなくほしくなった。
そして身に付けたい。
「でもねえ、堕ろしたんだ・・・」
ぼくはびっくりした。
何にも悪びれる様子もなく、
そんなことを言う彼女が信じられなかった。
「そ、それは、祐二は知ってるのか?」
「うん、知ってるよ。彼が堕ろせって言ったんだし」
「・・・」
今度はぼくが黙る番だ。
「そんなこと、どうでもいいわ。それより、祐二から連絡あった?」
「い、いや、ない!」
「どうして? 兄弟なんでしょ?」
ぼくは彼女に事情を話した。
双子の弟である祐二に、女装姿を見られたことを。
お互い気まずいし、会わす顔なんてあるはずがないと。
「そういえば、昨日会った女の人って、あなたなのね?」
彼女はそう言うと、ぼくの顔をジッと見つめた。
なんかすごく恥ずかしいというか、照れくさいというか・・・。
「ホント、祐二と似てるね。それが、あの女の人なんて信じられない」
ぼくは、どういうリアクションをしていいかわからなかった。
身の置きどころがないと感じた。
「ねえ・・・、もう一度、女の子になってくれる?」
「・・・」
ぼくには意味がわからなかった。
「わたしね、男の人が女の子に化けるのって、すごく興味あるの」
「そ、そんな・・・。」
ぼくはたじろいだ。
「ねえ、これから、あなたの部屋に行って、女の子同士になろうよ」
「そ、それはできない!」
ぼくは断った。
「そう・・・、それじゃ、あなたの秘密、ばらしちゃおうかな」
「・・・」
「静岡の実家のご両親に、大学のお友達とか・・・」
「・・・」
「静岡の実家の住所と電話番号知ってるのよ、祐二から聞いてるし」
「・・・」
「大学のお友達に、野上剛さんているでしょ?」
「な、なんで?・・・」
女子高生、大原沙織は、いたずらっぽい顔でぼくを見つめている。

ー続くー




アニト (1月14日(日)23時15分44秒)
エロマン□ 純子へ
寒いときほど心は暖かく保ち続けなさい。
誰に対してもやさしい口調で語りかけること、
それは巡りめぐって純子の心も暖かくしてくれる。
相手の気持ちを考えた言動は
いつなにごとにおいても役に立つはずだよ。
純子の物語は先が読めないからドキドキするねぇ。




エロマン□純子 (1月28日(日)15時31分13秒)
■アニト様
久しぶりの書き込みになります。申し訳ありませんでした。
昨日の東京は大雪でございました。
こんな雪の中、深夜の国道沿いを、女として歩いていたら・・・。
雪女と間違えられますね(笑)?。
■皆様
久しぶりの純子です。
憶えていますでしょうか?忘れないでくださいね。
物語「そして、ぼくは彼女になった・・・」を複雑にし過ぎちゃって、
今後の展開に悩んでいます。
純子は、ゆっくりしたペースで、少しずつ書き込みますね。
「そして、ぼくは彼女になった・・・」(第九話)
ぼくは、大原沙織と共に部屋を出た。
(どう考えても異常だ、大学生の男がこんな恰好で・・・)
信じられないだろうが、今のぼくの姿は、沙織と同じ女子高生姿なのだ。
夏用の白いセーラーに、紺のひだのプリーツスカート。
このスカートがあまりにも短くて、ぼくの心を不安に陥れる。
「ねえ、純子! 似合うじゃない・・・」
「じ、じゅんこ?、・・・」
女装趣味のある純一とはいえ、人から女名で呼ばれたのは初めてなのだ。
「そうよ、女の子のときのアナタは、純子よ」
沙織のからかわれながらも、純一はドキドキしていた。
女装外出には慣れている。
でも、女子高生の制服を身につけたのは生まれて初めての体験なのだ。
しかも、外出までしている。
「サイズもピッタリね・・・」
「う、うん・・・」
沙織は、純一と殆ど同じ体格で、168p・50sだという。
かなりスタイルのいい女の子なのだ。
そんな沙織とほぼ同じ体格の純一は、
男としては華奢で、劣等感があるのだが、
こうして女の子になってみると、実によく似合う。
あの駅前の喫茶店で、沙織は純一に向かって、
「アナタの部屋で女の子同士になろうよ・・・」と、言った。
渋ると、
「それじゃ、両親やお友達に秘密をばらしちゃうよ」
と、脅迫してきたのだ。
その後、二人は純一の部屋に行き、
沙織が持参してきた、自分の制服を身に付けるように命令してきたのだ。
想像以上に、セーラー服姿の純一は似合っていた。
どう見ても、19才の大学生の男には見えない。
女子高生にしか見えないのだ。
純一の美少女ぶりに、沙織の方が嫉妬するぐらいだった。
「女の子同士で、外に遊びに行こう・・・」
今、ぼくと沙織は、駅前のマックの店内にいる。
二人して、ハンバーガーを頬張っている。
周囲は、学校帰りと思える女子高生だらけだ。
その周囲の風景に、ぼくは自然に解け合っているようだ。
ぼくと沙織の二人が、本当は男子大学生と女子高生だなんて、
誰もわからないだろう。
男のぼくは、セーラー服姿だからだ。
(女子高生って、こんな短いスカート穿いて、不安じゃないのかな?)
ぼくは、ちょっとした動作でも、
スカートの中が見えそうな感じが凄く不安で、
そして、自分自身が情けなかった。
(しかも、生脚だし・・・、ルーズソックスで・・・)
いつものぼくは、やや短めのタイトスカートと、
オーソドックスなブラウス姿で、外出することが多い。
化粧は濃いめで・・・。
そして何と言っても、パンストは必需品なのだ。
それに比べて、この女子高生の制服姿の何と不安なこと・・・。
「ホント、アナタは女の子みたいね・・・」
いたずらっぽく、沙織はぼくを見つめている。
つい、赤面してしまう。
ぼくは、どうしても気になることを、彼女に聞き出したくなった。
「さ、さおりさん・・・、な、なんで野上のこと知ってるの?」
「・・・」
沙織は、意味ありげな目で、ぼくを眺めている。
「それはね・・・」
そのときだった。
「あっ! 沙織じゃん、何やってんのよ。」
女子高生数人のグループが、ぼくと沙織の周囲にやってきた。
それは、見るからに派手で、不良っぽいグループだ。
ぼくは、緊張した。

ー 続く ー




アニト (1月29日(月)00時03分41秒)
エロマン□ 純子へ
書き込みをしてくれる1人1人を純子が心に留めているならば、
みんなも純子のことを忘れることはないはずだ。
『空想デート』は書き込みのしにくい掲示板ではあるが、
それゆえにみんなの結びつきは強いと感じるからね。
書き込みは純子のペースで良いが、
できるだけきちんと挨拶もしなさい。
「雪女」・・誰かが使いそうなアイディアだねー。
純子ちゃん、一難去ってまた多難。わははは。

「そして、ぼくは彼女になった・・・」(第十話)へ

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