アニト(2000年11月19日(日)23時21分13秒)
エロマン□純子へ
奴隷称はこれまでの書きこみ名をあまり崩さず、
頭に「エ」をつけ、一文字を伏字(□=四角)としただけだから
これからは必ずそのように書き記しなさい。
今後の純子の活躍に期待しているよ。




エロマン□純子(11月24日(金)00時03分16秒)
■アニト様
素敵な奴隷称ありがとうございます。(恥ずかしいけど・・・)
このコーナーを盛り上げる一人になれるよう、一生懸命頑張ります。
今後とも、よろしくお願い致します。
■皆さん
ロマンス純子改め、エロマン□純子です。
エロっぽいマン□ですって・・・。恥ずかしいわぁ。
よろしくお願い致します。
さて、女装体験談は一旦終わりにしました。
どうなるか分かりませんが、新作を書いてみます。
「そして、ぼくは彼女になった・・・」(第一話)

独り暮らしのワンルームマンションの前に戻ると、ぼくは目を疑った。
なんと、ぼくの部屋の前には、友人の野上剛がいたのだ。
同じ大学で、東京で独り暮らしするぼくにとって、
野上は一番の親友といってもいい存在なのだ。
(何の前触れもなく、なぜ急にここにきたのか?・・・)
大学のキャンパス内では、いつもふざけあって、
会えば冗談ばかり言い合う仲間なのに、今はそういう状態ではない。
今のぼくの状態は、顔には化粧を施し、長い髪のウィッグ。
そして、ミニスカートにブラウスという恰好をしているのだ。
そう、今のぼくは、男ではなく女の姿をしている。
女のぼくの存在を知らない野上は、
女であるぼくを見たら、どう思うだろうか? 
きっと、軽蔑するに決まっている。
口も利いてくれなくなるかもしれない。
(どうしよう?・・・)
身を堅くしているぼくに、野上はチラッと視線を送ってきた。
(ああ、遂にぼくの秘密がばれてしまう。絶体絶命・・・)
意外にも野上は、ぼくと視線が合うと、照れたような笑顔で目礼を送り、
ぼくの部屋のドアをノックしはじめた。
「おい、沢村、おれだよ!野上だ!いるのか?・・・」
(野上は、この目の前にいる「女」を、沢村純一だと気付いていないようだ。
ふぅ〜。よかった。しらばっくれよう・・・)
ぼくは、そのまま自分の部屋に入らず(入れるわけがない)、
階段を降りて、マンションの周囲を旋回しながら時間を潰した。
そのとき、バッグの中の携帯がルルルルーと鳴った。
きっと、ぼくの部屋に来た野上が、
中にぼくがいないので、電話してきたのだろう。
ぼくは携帯電話の受信ボタンを押して、耳に当てた。
「もしもし、野上だよ! 今、どこにいるんだ? 
今、おまえの部屋の前にいるんだ。
近くに来たから、寄ったんだけど・・・」
「ええっ! ぼくの部屋の前にいるのか? 
ぼくは今買い物で新宿にいるんだけど・・・、2時間くらい戻れないよ」
「そうか・・・、残念だな。酒でも飲もうかと思ったのに・・・」
しばらくすると、マンションの階段から、寂しそうに野上が下りてきた。
女の姿のぼくは、隠れながら、その姿を見送った。
(悪いな、野上・・・。でも、こんな姿見せられないし・・・)
野上が帰っていったのを確認すると、ぼくは部屋に戻った。
あの、女の姿のぼくを見た野上は、どう思っただろうか? 
彼は性格的にシャイだから、女性の姿をジロジロ見られないタイプだ。
そんな理由で、わからなかったのだろうか? 
それとも、女になったぼくが、女として完璧だったから、
まさかそれが親友の沢村純一であるなんて、思いもしなかったのだろうか?
一旦は、秘密がばれるという恐怖感を味わったが、
今となっては、自分の女装姿が親友にさえ分からなかったという事実が、
すごく嬉しかった。自信にもなった。
ぼくは大鏡の前で、女らしいポーズをつくった。
(純子、おまえはかわいい女の子よ。親友の野上さえ欺いたんだもの)
ぼくは女装姿から、普通の大学生の男の姿に戻り、
シャワーを浴びて部屋でくつろいでいると、電話が鳴った。
「おい、おれだよ! 野上だよ」
「あ、ああ、野上か? 今日は留守にしていて悪かったな」
「ああ、ちょっと近くに寄ったからさ、
おまえの住所を尋ねて行ってみたんだ。
驚かそうと、突然だったからまずかったのかな・・・」
「ぼくだって、いつも部屋にいると限らないし、
来るときは電話してから来いよな!」
(これは、本心だった)
そして、しばらくどうといったことのない、
詰まらない話しをしているうちに、会話が途切れた。
その沈黙を破るように・・・。
「ところで、今日、おまえの部屋の前に行ってみるとさ、
変な女がいたんだ。
すげー短いスカート穿いてさ、妙にエッチっぽい感じだったんだよ。
おれと目が合うと、慌てて下に降りて行ったけど、
まさかおまえの彼女じゃないよな?・・・」
ドキッとした。
やっぱり、異様な女に見えたのだろうか?
「いや、ぼくには彼女がいないし。知らないなあ・・・」
「そうか・・・、ちょっと、おまえに似てた感じがしたし、
おまえの姉さんか妹かとも思ったくらいだったんだけど・・・」
「何、言ってんだよ! ぼくには女兄弟はいないよ!」
「沢村、何、ムキになってんだよ!?」
「・・・」
(まさか、彼は疑ってるんじゃないだろうか?)

<続く>




アニト(11月24日(金)23時44分35秒)
エロマン□純子へ
よしよし、メールでの約束を守れたようだね。
これで純子もりっぱにわたしの奴隷だよ。
『空想デート』にいるときには、精一杯女の子として、奴隷として、
みんなに可愛がられるように努めなさい。
物語はいいところで<続く>にしてあるね。
このあと「僕」が何を考えどういう行動をとるのか、
これが純子の個性であり、
みんなもそれを知りたがっているのだよ。




エロマン□純子(12月3日(日)15時07分21秒)
■アニト様
ここのところ、ご無沙汰していました。
仕事が忙しかったのと、風邪をひいてしまいました。
週に一度は必ず書き込みする予定です。頑張りますよ。
それと、物語の中の行為が、現実(体験)なのか、空想なのか?
謎の部分はメールしますね。
■数値フェチっ娘様
いつもいつも、膨大な記録大変ですね。尊敬しちゃいます。
フェチっ娘さんに、批評で褒められるよう、頑張ります。
■唯奈様・佳菜っち様・綾乃様・みずき様
レスありがとうございます。これからも仲良くしてくださいね。
今年の風邪は、なかなか治らないので、気を付けてね。
「そして、ぼくは彼女になった・・・」(第二話)
大学構内の掲示板で、連絡事項を確認していると、
誰かがぼくの肩をポンと叩いた。
振り返ると、そこには野上が立っていた。
「よお、沢村! 次の講義、休講だろ?・・・」
「あっ! 野上。そ、そうみたいだな・・・」
「お茶でも飲みに行こうぜ!」
なぜだか、ぼくはドキドキした。
一昨日の土曜日、ぼくは彼に姿を目撃されていたからだ。
勿論、見られてもどうっていうことはないけど、
そのときのぼくの姿は、女だったのだ。
もしかしたら、彼は気付いているのでは?という疑惑がある。
「おまえの部屋の前でな、変な女にあったんだよ。
あの階には、おまえの部屋と、もう一つの二部屋しかないだろ?
だから、てっきり向かいの部屋の住人か、
おまえの彼女だと思ったよ・・・」
「・・・」
「ところがな、おまえの部屋のドアにノックしようと、
ちょっと目を離している隙にさ、
階段を降りていなくなっちまったんだよ」
「・・・」
「短いスカート穿いてな。ちょっとエロっぽかったな・・・」
野上の話しを聞きながら、ぼくはドキドキしていた。
早く話題が逸れてくれないかなあと願った。
本当に野上は「女」の正体に気付いていないのだろうか? 
それとも、そういう話しをしながら、
ぼくの様子を窺っているのだろうか?・・・。
「沢村! 何、黙ってるんだよ!」
「え、そ、そんなことないよ。その女、誰かなと思ってね・・・」
「なんか、怪しいぞ! 本当はおまえの彼女なんじゃないの?」
野上が、あの女、女装したおまえじゃないの?と、
聞いてきそうで恐かった。
あのとき、女のぼくは、間違いなく野上と視線が合った。
それは間違いない。
野上は、女のぼくを見て、照れたような笑みを浮かべて、
そして、そっと視線を外したんだ。
多分、ぼくであるということは、気付いていないだろう。
それに、彼の性格からいって、そういうことははっきりと聞いてくる。
だから、彼は「おまえの彼女じゃないの?」と、
あからさまに聞いてきたのだ。
そう思うことによって、少しはほっとした。
そして、気が付いてみると、話題は全然違う方向にいった。
その日、午後からの講義は全て休講ということもあり、
ぼくは早めに部屋に戻った。
ぼくの女装行為は、ここのところどんどんエスカレートしていた。
部屋に着くなり、ぼくは女の姿になり晩飯の支度にかかった。
この自分の城の中では、男としての本当の自分より、
女になっている時間が多くなっているような気がする。
危険なこととは分かっているが、どうしてもやめられない。
今日の恰好は、白いオーソドックスなブラウスに、
黒のタイトスカートという姿。
タイトスカートにピッチリ拘束された自分のお尻が、なぜか悩ましい。
鏡に写るスカートに包まれた自分のお尻に興奮するなんて。
そのときだった・・・。
「ピンポーン!!」 
誰かが、ぼくの部屋の呼鈴を押したようだ。
誰だろうか? 新聞の集金だろうか?
覗き窓から外を覗いてみると・・・。
そこには意外な人物がいた。
ぼくの全身に緊張が走った。
ど、どうしよう・・・。

(続く) 




アニト(12月3日(日)23時51分18秒)
エロマン□純子へ
体調には充分気をつけなさい。
ご主人様を目の前にして「風邪をひいたのでご勘弁ください」では
奴隷としての自覚が足りないということになる。
風邪が治るまでオナニー禁止とする。
暖かくして早めに休みなさい。
「意外な人物」というからには野上ではないのだろうね?。
誰なのか楽しみにしているよ。




エロマン□純子(12月9日(土)13時16分54秒)
■アニト様
約束通り、今週も書き込みすることができました。
益々、頑張っていきたいと思います。
風邪も完全に治り、これから徐々に書き込みするペースを
上げていこうと思っている次第です・・・。
■皆様
綾乃さんの「稚児・お文」が完結しちゃって、寂しく思います。
時代物って、貴重ですからね・・・。
久仁子さん、山崎アカリさん、みずきさん、理恵さん、
本当に快調ですね。
皆さん、本当に文章がお上手。
純子も、少しでも近づけたら・・・と、思っています。
「そして、ぼくは彼女になった・・・」(第三話)
どうしていいかわからず、呆然と立ち尽くしているぼく。
そして再び、ピンポーン!と、チャイムの音が鳴り響いた。
この戸の外には・・・。
信じられない人物が立っていたのだ。
「おおーい、純一! いるんだろ? 電気のメーターが動いてるぞ!」
ぼくは黙って、立ち尽くしていると、戸の外では
「おかしいなあ・・・、メーターが動いてるしな。
さっき、外から窓を見たら、人影が映っていたしなあ・・・」
と、その人物は独り言をつぶやいている。
ぼくは、もう、居留守を使うことに無理があるのを悟った。
でも、こんな姿のままでは、戸を開けられるはずがない。
「あ、祐二か?・・・」
ぼくは、外の人物に声をかけた。
「あれ!、やっぱりいるんじゃないか。あけてくれよ!」
「ち、ちょっと待て! 10分ぐらい待ってくれ!」
「なんだよ。彼女でも連れ込んでるのか・・・」
ぼくは大急ぎで、スカート、ブラウス、パンスト等、
女の身に付けるものを脱ぎ、さっと、押し入れの奥に隠した。
そして、シャワーで大量の水を顔に浴びせ、化粧を落とした。
その間、ぼくは、なんで祐二がいきなり尋ねて来たのかを考えていた。
女装姿を完全に消し去ったぼくは、戸を開けた。
そこには祐二が笑顔と不信の入り交じった顔で立っていた。
「どうしたんだよ、祐二。いきなりやってきて?・・・」
「それより、10分待ってくれって・・・。15分以上待ったぞ!」
「ちょっとな・・・」
ぼくはごまかした。
「2〜3日、泊めてくれよ。今朝、東京にでてきたんだ」
「そうか・・・。おやじとオフクロは元気か?」
「ああ、元気だよ。純一から連絡がない。と、嘆いてたけどね」
祐二は、ぼくの双子の弟である。
親でも間違うぐらいの、そっくりな双子の兄弟である。
高校まではいつも一緒に行動していた兄弟だが、
卒業と同時に、ぼくはこうして東京の大学に進学して、
今では独り暮らし。
弟の祐二は、地元、静岡県の大学に進学し、
今は両親と一緒に住んでいた。
祐二と会うのは、正月以来だから、もう半年ぶりにもなるのだ。
「純一はいいよなあ。こうやって、自分の城があるしね・・・」
「そんなことより、なんで急に東京に出てきたんだ?」
「ああ、そんな意味はないよ・・・」
なんとなく、祐二の表情が雲っていたのを、ぼくは見逃さなかった。
一心同体ともいえる、祐二の心はなんとなく読める。
「ところで、純一、この部屋、香水臭くないか?」
「なんか、女の匂いがするぞ!?」
「・・・」
ぼくはドキッとした。
「な、なんで? そんなことないさあ・・・」
「そうかなあ・・・」
弟の祐二にとっても、
双子の兄貴の心の内なんか、お見通しかもしれない。
益々、ぼくは慌てた。
必死に、心の内を見透かされないような行動をとり、
それが返って、祐二にはおかしく感じたのかもしれない。
「やっぱり、おかしいぞ! 純一、兄貴、女装でもしてんだろ!?」
「・・・」
ぼくは顔面蒼白になった。
「女装」という言葉が、まともに浴びせられたのだ。
ど、どうして・・・。祐二は知っているのか?・・・。
そのとき、祐二の携帯電話の受信音が鳴った。
ピーピーピー・・・と。

(続く)




アニト(12月10日(日)11時51分17秒)
エロマン□ 純子へ
「今週も書き込みすること」を目標とするのではなく、
純子の空想を表現することを目的としなさい。
でないと途中でバテてしまうぞ。
が、この言葉に純子の喜びを読み取ることもできるがね。
意外な人物による予想外のセリフ、おもしろくなってきたねー。
純子の文章も皆と同様読みやすくていねいで、
純子らしさがあふれており、わたしは大好きだよ。




エロマン□純子(12月10日(日)14時03分58秒)
■アニト様
二日続きの書き込みです。
調子のいいうちに、いっぱい書こうと思います。
アニト様の為に、そして「空想デート」の為に、
少しでも貢献できる存在に、早くなりたいなあ。と、思っています。
■唯奈様
純子も、唯奈さんの物語に登場できる存在になりたいなあ・・・。
まだ、新入りに毛が生えた程度の純子です。
おこがましかったですね。
■柴原絵梨花様
細かい描写が素晴らしく、情景が目に浮かぶようです。
純子が、一番見習いたい部分です。
■権太様
男なのに、娼婦するって・・・。
そういう想像って、本当に興奮します。楽しみです。
■山崎アカリ様
本当に力作ですね。
アニト様の言葉を借りるならば、自信みなぎる作品です。
今後の展開が本当に楽しみです。
■久仁子様
ああ〜、若い「悟」との行為・・・。
もう、自分の身に置き換えて読んでしまいました。
「そして、ぼくは彼女になった・・・」(第四話)
双子の弟、祐二は携帯を手に取ると、
「ちょっと・・・」と言い、深刻な顔で外に出た。
(あんな暗い顔をして・・・、何かあったのだろうか?)
しばらくすると、祐二は部屋に戻ってくるなり、身支度をはじめた。
「純一、悪いな、ちょっと出かけてくる。
明日には戻れると思うんだけど、昼間はいないよなあ・・・」
「ああ、講義だってあるしな・・・」
「それじゃ、合い鍵あったら貸してくれよ」
ぼくは、祐二に合い鍵を渡した。
そして、祐二は飛ぶように出かけていった。
あいつは、自分の言ったことを憶えているのだろうか?
「女装してんじゃないか?・・・」
いったい、なにを根拠に、あいつはあんなことを言ったのだろうか?
それにしても、先日の野上といい、祐二といい、
何の前触れもなくいきなりやってくる。
女装する身の上としては、油断も隙もありゃしない。
迷惑千万なのだ。
身内(家族)と親友。
女装行為を秘密にしているぼくとしては、
一番知られたくない相手である。
祐二は2〜3日泊めてくれと言っていた。
あいつも大学の講義があるだろうに、
それを休んで、わざわざ東京に出てきたということは、
何かわけがあるのだろうか?
女装を一日でもしないと、欲求不満になるぼくは、
祐二に長く居座られたらたまらない。
早く静岡に帰ってもらわないと・・・。
祐二は「今日は戻らない」と言っていた。
ぼくはまた、一から女装を始めた。
完全に女の姿になると、
そのまま近くのコンビニに出かけて、お酒を買った。
コンビニの店員は、ぼくのことを、
どうやら本当の女だと思っているようだ。
女になって、他人の視線を浴びるのは、本当に興奮する。
相手はぼくのことを女だと信じているのだ。
本当に気分がいい。
でも、それが他人でなく、知り合いだったら大変なのだ。
これからは、女装するのも注意しないとなあ・・・。
祐二はいずれ静岡に帰るだろう。
でも、野上がいきなりやってくるとも限らない。
自分の城に、勝手にやってくる、祐二と野上が憎くもある。
部屋に戻ると、ぼくは珍しく大量の酒を飲んでしまった。
(どうやら、かなり酔っ払ってしまったようだ・・・)
酔って、体が熱くなったぼくは、服を脱ぎだして下着姿になった。
そして、スリップ姿のまま、ぼくの意識が遠のく・・・。
そのままぼくは眠り続けた。
不注意であった。
それが大変な事態を招いてしまうとは・・・。
微睡んでいる意識の中で、
ぼくは戸の鍵をガチャガチャ開ける音がするのを感じた。
そして、ガチャっと戸が開き、誰かが部屋に入ってきた。
ぼくは静かに瞼をあけた。
(な、なんていうことだろう・・・、大変だ!)

(続く) 




アニト(12月11日(月)23時31分57秒)
エロマン□ 純子へ
「調子のいいうちに・・・」そう、それでいい。
物語を書く、仕事をする、オナニーをする、
なにごとをするのでもそこに楽しみを見出して行いなさい。
おっ、今度はお酒で酔っ払ったあげく・・・。
まさに女装はハプニングの連続だね。
大丈夫、純子の「・・なりたいなあ」という気持ちがあれば
今はまだまだ「エ」くらいの貢献度だが
これから充分「貝献」を足していけるだけの素質があるよ。




エロマン□純子(12月13日(水)16時42分55秒)
■アニト様
今日、嬉しいことがあったんです。
大口の契約が(謎)・・・。仕事を早めに切り上げて、
真っ先にアニトさんに報告しました。ここも仕事も頑張ります。
■綾乃様
上級生二人組(上山・木村)に、女の子にされていく智・・・。
智が羨ましいです。
■数値フェチっ娘様
フェチっ娘さんの言葉には、いつもいつも励まされます。
純子がこれだけ続けられたのも、
フェチっ娘さんのような方がいるからなのかもしれません。
■みずき様
おじさん(塩沢)と、瑞希、有希子の三人のやりとりは、
かわいいお色気という感じで、妙に刺激的ですね。
■由衣美様
なんか、すごく共感できる物語です。心理描写とか・・・。
「うん、うん」って、頷きながら読んでしまいました。
■山崎アカリ様
直美とアカリ・・・。
なんか、すごくこれからの展開に想像が膨らみます。
楽しみです。早く、次を読みたいなあ・・・。
■ひろよ様
幼児期の歩・・・。パパとママに、
お家での女の子姿を許されるなんて、なんて羨ましい。
■権太様
異色の存在の権太さんの物語は、そのお人柄と一緒で、
展開を読むことが難しいですね。
独特の世界です。すばらしいです。
■柏木彩様
「夢」にあった言葉。女装が最高に似合う男の子・・・。
そうですよね。すごく納得できました。
「そして、ぼくは彼女になった・・・」(第五話)
ぼんやりとした意識の中で、
ぼくは何者かが部屋に入ってくるのを自覚した。
目の前には、ぼくとまったく同じ姿をした双子の弟、
祐二が立っていた。
ぼくと祐二の視線が合う・・・。
大変なことになってしまった! 
つい、うっかりでは済まない。
祐二は、ぼくの姿を見下ろしながら、驚愕の表情で絶句している。
ぼくの全身に、緊張が走った。
そして次の瞬間、猛烈な恥ずかしさが込み上げてきた。
布団を頭からすっぽり被り、ぼくは身を隠した。
「あ、あにき・・・。じゅ、じゅんいち・・・。いったい・・・」
祐二が、何事かをつぶやいている。
ぼくは、恥ずかしさと共に、強烈な怒りも込み上げてきた。
そして、布団から少しだけ顔を出すと、
「み、見るな! こっちを見るなあ〜! 出て行け!」
ぼくは、そう怒鳴るなり、自分でもかなり興奮していると感じた。
呆然と立ち尽くしている祐二に向かって、ぼくは更に・・・。
「出て行けって、言ってんだろ! 鍵を置いて出てけー!」
「純一、わ、悪かった。で、でも・・・」
「うるさい! ノックもせずに、勝手に部屋に入りやがって!」
ぼくは興奮して怒鳴りながらも、
自分がこんなに激する性格だとは信じられなかった。
言葉は悪くても、まるで、ヒステリー女のようだ。
「あにき、悪かった。出ていくよ。もう、来ない・・・。ごめん」
祐二はそう言い残すと、そそくさと出ていった。
ぼくは自分が涙を流しながら怒鳴っていたことに気づいた。
これはぼくが悪いのだ。
昨晩、祐二が戻って来ないというのをいいことに、
女装して、そのまま深酒してしまった。
そして、下着姿の女のまま眠ってしまったのだ。
昨日、祐二が出かけるときに鍵を渡したのはぼくなのだ。
もう、朝はとっくに過ぎ、昼近くになっていた。
祐二が戻ってくることは予測できたはずだ。
つくづく酒は恐いと思った。でも、もう手遅れだ。
ぼくは弟に女装姿を見られてしまった。
しかも、妖しいスリップ姿だ。
化粧もしており、カツラも被ったままなのだ。
まるで、娼婦のような姿・・・。
祐二にしてみれば、驚くのは当たり前だ。
きっと、祐二は、ぼくのことを変態だと思ったに違いない。
それを父や母に話されたら・・・。
大変なことになってしまった。
頭が痛い・・・。
どうやら、かなり酔っ払ったようだ。二日酔い?
今日は大学に行けそうもない。
大学?・・・。
両親に女装の変態息子だという事実が分かってしまったら、
仕送りは中止? 両親は本当に悲しむだろう。
(もう、ぼくは二度と、静岡の実家に顔出しはできない・・・)
最悪のシナリオ・・・。
そんなことを考えながら、二日酔いの頭痛と戦っているときだった。
部屋のドアが「トントン」とノックされた。そして、
「祐二くーん、いるんでしょ?・・・」
「・・・」
「一人なの? おにいさんと一緒なの? 開けてよ」
戸の外から、女の声がした。
祐二を呼ぶ声が・・・。

(続く)




アニト(12月13日(水)23時41分11秒)
エロマン□ 純子へ
志を高く持ち想い続ければ必ず結果は出る。
よくやった、純子、えらいぞ、おめでとう。
真っ先にわたしに報告してくるとは良くできた奴隷だ。
今夜は純子を可愛がっている夢をみながら眠るとしよう。
ただし、「様」がついていないから多少のお仕置きを含むがね。
これからも今日の喜びを糧として、毎日を精一杯生きなさい。
しかしながら、物語のように責任はすべて自分の身に
振りかかってくることも忘れないように。


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