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純子 (10月20日(日)08時21分02秒)
昌(あきら)が晶子(あきこ)になった理由 第3回
●突然の再会そして私は女の喜びを知ったA
茂に近づきもう一度キスをねだり、掃除機をかける。
茂の食べ終わった食器も洗い。
乾燥した洗濯物を取りにコインランドリーに行き部屋に戻る。
「僕も手伝うよ。」と言う茂を制して、洗濯物をたたみ直す。
ワンピースを脱いでスリップ姿になりアイロンをかけだした。
茂は最初、わたしのスリップ姿をちらちらと見ていたが、
すぐに近くによって来てわたしの背後から腕を回し、
胸をスリップの上から愛撫しだした。
思わず気持ちのよさに甘いうめき声を上げたわたしだが、
「ね、お願いやめて!危ないから。」
というと、その腕をやんわりと胸からはずした。
「いいじゃないかそのままでこっちにおいでよ。」と茂。
「お願いすぐに終わるから。」
すでに部屋の暑さと、アイロンの熱で
わたしは額からぽたぽたと汗を滴らせていた。
その汗を茂はタオルを持ってきてぬぐってくれる。
わたしはどうしてしまったのだろう?
なぜこの人に奉仕することがこんなに幸せな感覚を与えてくれるのだろう。
アイロンがけも終わり
洗濯物を押入れのプラスチックケースなどに整理して入れる。
「サーお待たせ。あなたも準備して、出かけましょう。」
と言ってわたしはもう一度ワンピースを着ようと手を伸ばす。
しかし茂は、わたしを抱き寄せて、スリップの裾をたくし上げ、
パンティストッキングごと、ガードルとパンティを膝のところまでいっきに下ろす。
「あっ!」と声を上げたわたしの目に飛び込んできたのは、
大きく怒張した自分のペニスであった。
「晶子、君もこんなになっているじゃないか?サー僕が静めてあげよう。」
と言いながらそれを、優しく握ってしごき始めた。
「いや!やめてー!」
わたしは叫ぶ。
以前はそれを茂にしごかれたり、お互いに舐めあったりしながら
いっしょに絶頂を迎えるのが好きであった。
しかし今はそれを愛撫されること自体に嫌悪感があるのだ。
しかも彼によって射精させられたりするとなぜか悲しくて涙が溢れるのである。
「ね、お願いそこはいいから、あなたの大きなのを入れてください。
もう浣腸も済ませてきました。」
わたしはそう言うと、バッグからローションを出して茂に渡し、
茂のトランクスを脱がせて丁寧にそのペニスに舌を這わせた。
わたしはこうなることを予想して浣腸と洗腸を済ませてきたのだ。
茂のそれはすぐに大きく鎌首をもたげてはちきれそうになる。
わたしは、膝のところに纏わりついているストッキングなどを
まとめて足から抜き取った。
座卓に上半身を乗せて、うつ伏せになり、お尻を高く掲げて、突き出すようにした。
ペニスは左手で下腹部に押し付けてやわらかく押さえ込む。
茂はローションを手のひらにとりわたしのアナルの周りに優しく塗りこむと
ゆっくりとほぐし始めた。
ローションの冷たさが心地いい。
すでにそこは期待するかのように怪しくうごめき始めている。
「早く下さい。」
と言って、わたしは一度大きく息を吸い込みゆっくりと吐き出す。
わたしが息を吐き出し始めたところを見計らって、
茂はその大きな怒張をいっきに沈めてきた。
鈍い痛みを感じたけれども、すぐにそれは、わたしを奥まで貫いた。
内臓の奥にいとしい人のものを感じることのできる幸せに、
体が甘くわななき始めている。
茂は奥まで貫いたところでそのまましばらく動かず、
その締め付けを味わっていたようだった。
そしてその姿勢のままスリップを抜き取り、
ブラジャーをはずし、乳房を両手に包み込むと、
やがてゆっくりと抽送をはじめた。
快感の波が押し寄せる。
やがてそれは大きなうねりになって背筋を駆け上る。
「あーーーいい!」
甘い声がわたしの口から漏れ出し、
やがてそれは喘ぎ声に変わる。
茂も軽くうめきながら抽送を繰り返す。
やがて抽送の間隔が縮まり早く激しくなっていく。
そして彼は中にまたおびただしい量の熱い迸りを吐き出した。
わたしの感覚も上り詰め、もう少しで射精するところだったけれども、
唇を噛み、左手で根元をしっかり押さえ込んで、すんでのところで耐えた。
このように私自身は射精することなく、茂が私の中で果てて、
満足げにしてくれている瞬間が好きである。
なぜならまだ男の部分を残している自分を感じないで、
女として絶頂を迎えた感覚を味わえるからである。
私も一緒に、射精を迎えたときの快感は言葉に尽くすことができない。
しかし、すぐに引き戻される無慈悲な現実感は悲しい。
左手はそれでも行為の間に滲み出た透明な液体で濡れていた。
そしてまだ完全燃焼していないわたしの身体は、
敏感なままで、少しでも身体のどこかに触れられると、
快感の波が押し寄せるのである。
私はしばらくの間、快感の余韻に浸りながら、
全裸のまま畳の上にうつぶせになって横たわっていた。
茂はまだぴくぴくと息づくペニスでわたしの直腸を貫いたまま、
私の背中に覆い被さって、あちこちに愛撫をくれるのである。
わたしは緩やかな快感の波を何度も何度も味わっていた。
やがて茂が、それをゆっくり抜き取った。
ひとしきり大きな快感が襲い、喘ぎ声が出る。
茂と自らの後始末をしようと身を起こしかけると、
「いいよ、今日は僕が後始末をしてあげる。」
そういって茂はティッシュを自らの濡れ光り、鎌首をもたげている物に被せて、
ティッシュを手にすると、わたしのお尻の割れ目を分けた。
ティッシュでぬぐわれるとまた快感がこみ上げる。
「こうしてみると見事な女だよ、晶子。
どんどんヒップが豊になってるよ。
それに最近おっぱいにもはりが出てきたね。」
そう言われるとうれしい。
わたしの身体を女として、男の目で見てくれる。
そのとき熱い液体が後門から流れ落ちるのを感じて、
わたしは恥ずかしさにどうしていいかわからずにいた。
しかし茂は何事もなかったかのようにそれをふき取ると、
「そのままで、少し待っていてくれよ。」
というと部屋の流し台のところに行って瞬間湯沸し器の湯を、
洗面器に入れてタオルを浸し固く絞って持ってきた。
わたしはそのタオルを受け取ろうとしたが茂は首を横に振ると、
「僕がしてやるよ。」と言って、わたしを仰向けにした。
わたしは慌ててスリップをとると下腹部に掛けた。
茂はまず顔から熱いタオルで拭いてくれて、
丹念に首筋、胸からお腹そして下腹部、
さらに太股を中心に足も、そして私の身体を裏返して、
背中を、太股の裏から足首までを、
何度か、熱いタオルを絞りなおしてきては拭いてくれたのである。
爛れるよな激しい交合の後、
汗でびっしょりだった私の身体はさっぱりして涼しささえ感じる。
茂は流し台の傍で自身の身体を拭いている。
私はのろのろと起き上がり、
下着とストッキングを身に着けて茂の傍に行き、
その逞しい背中に抱きついた。
「ごめんね。ありがとう。」
それだけ言うと私は元に戻ってワンピースを身に着け、
バッグからコンパクトを出して、その小さな鏡を頼りにお化粧を直した。
茂は急いでTシャツとジーパンを身につけ、
「サー映画はまだ間に合うよ、出かけよう。」
アパートの玄関先ですぐにタクシーを拾えた。
タクシーの中では私は茂の肩に頭を預けて目を閉じていた。
そしていろいろなことを振り返っていた。
40近くなって、独り者になってしまった寂しさを、
女装で紛らせていた私である。
若いころも女装をしていたことがある。
でもそのころとは違い、離婚後再開した女装は、
自分のナルシシズムを満足させるためであった。
鏡の前で少しずつ女に変身する。
そこに自分好みのきれいな女が写っている。
その女に恋をする私であった。
そしてその女の美しい姿を見ながら、
時には、自身で慰めて射精するのだった。
そしてこの女の姿が世間で通用するかどうか、
そして少しだけ女の気分も味わいたくて、
外出し、男性に声をかけられたりすると、それだけで満足していた。
まして、女としての立場で男性に愛される。
しかもセックスまでしたいとはまったく考えたことはなかった。
茂は真剣に私に愛を打ち明けた。
茂は最初私を男だとは知らなかったのである。
茂と再開して、彼とよくデートした。
でも自分が本当は男だとは打ち明けられなかった。
茂は付き合いだしてしばらくすると、
私に結婚して欲しいというようになった。
最初は、私は歳の差をあげつらって、その話から逃げていた。
もちろん茂は純なところがあるので、
この申し出に私がうんと言わないから、
私の身体を求めることはなかった。
デートしてもいつも軽いキスどまりであった。
しかし茂が真剣に私に恋していることを知るにつけて、
私はこのままではいけない、結局茂を傷つけることになると思い出した。
そしてなによりも私自身が茂を愛してしまっていた。
茂がいとおしくてたまらなくなっていたのである。
よくハイキングなどに出かけた。
それまではほとんど料理などしたことのない私が、
手作りのお弁当を作るようになっていた。
私は自分の変化に驚いていた。
マンションの部屋にも時々茂を迎え入れた。
料理を作って食べてもらったりした。
茂はこの状況でも、私が結婚を承諾していないので、
私の身体に手を出そうとはしなかった。
このままではいけないと思い。
私は真実を打ち明けることにした。
「歳の差は、今は関係ないか知れないけれど、
きっと将来問題になるよ。でもあなたの真剣さが、私はうれしい。
本心私だってどれくらいあなたが好きか、
出来ればあなたのお嫁さんになりたいんです。本当は。
でもそれは結局あなたを傷つけることになるのがわかっています。
年上の私の言うことだからこれはわかって欲しいの。
結婚という条件は抜きに、私はあなたのものになります。
でも、あなたは私になにも責任感じる必要ないんですよ。
28という年齢。
必要になればあなたにふさわしい人を見つけて結婚してくださいね。
今、あなたにいい人がいないのならその間だけでも、
私はあなたのものになりましょう。
だから今度1泊でいいから旅行に連れて行ってください。
そのとき、あなたに私の身体をささげます。」
私はこういう風に言って、演出した二人の初夜のベッドで、
すべてを告白することにしたのです。
この時点では私は、まだ身体はまったく男のままだったのです。
女性ホルモンもなにも使っていませんでした。
そして約束の旅行、ホテルは私が予約しました。
近畿地方の温泉地の高級ホテルです。
そして私はこの旅行で始めて女としての喜びを知ったのです。

(この項終わり)
(第4回 「初夜」に続く)




純子 (10月20日(日)06時35分57秒)
□アニト様へ□
メールで書き込みの仕方などいろいろとお教えいただきありがとうございます。
これからもがんばって書いてまいりますね。
よくわからないこともありますがどうぞよろしくご指導ください。
□権太様へ□
はじめまして。お声をおかけいただきありがとうございます。
確かにおっしゃるように、TGとTVではかなり違うと思いますね。
私の考えでは、同じ女装者でもやはり2種類があると思います。
出来れば24時間というよりすべての生活を女装して暮らしたい。
すべての生活が女性としての生活でありたい。
出来れば男性からも女性からも、普通の女性としてみてもらいたい。
そう考えるのが、TGではないかと思います。
もちろん、仕事の関係・家族との関係で、
ずっと女性モードで過ごすことが出来ない現実があります。
それをどう乗り越えるか、そこがTGの悩みなのですね。
当然、TGは、可能ならば女性ホルモンの服用や、注射
永久脱毛、豊胸手術をふくめた身体の女性化も考えます。
周りの状況が許さない場合でも密かにこのうちのどれか、もしくはいくつか、
特に多いのが女性ホルモンの服用や注射を実行することが多いですね。
そして行き着くところは去勢手術そして性転換手術へと進みます。
私もこの部類に属しておりました。
TVはこの範疇には入らないと思います。
いつでも男モードに戻れるし、いつでも女モードになれる。
その時々に応じて、男としての生活にも
女としての生活にも適応できるのではないでしょうか?
TGはその点男としての生活にはいつも違和感と息苦しさを感じるのです。
女性モードになってはじめて自分が解放された気持ちになれるのです。
女性モードこそが自然なのです。
たとえ身体はまったくの男性そのものでも。
もちろん身体も女性化したいのですが、
とりあえず女装することで、心の平衡を保てるのです。
その点TVの方は、自分に自信があるのかもしれませんが、
身体をいじったり、女性ホルモンを使うなど考えることもないようです。
若いTVの方のHPアドレス書いておきますね。参考にしてください。
★TRANCE♂PRINCESS---OLIVIA★
http://sexy.momo-club.com/~olivia/index3.htm
これからもよろしくお願いします。
●エロマン□純子さんへ●
はじめまして、純子です。
お声をおかけいただきありがとうございます。
これからもいろいろと書いてまいりますので、
よろしくお願いいたします。
もちろん創作だけでなく自分のことも少しずつ書いてまいります。
こちらはマゾとしての私の体験ですが。




アニト (10月21日(月)23時58分22秒)
純子さん、こん○○は。
>メールで書き込みの仕方などいろいろとお教えいただき
『空想デート』独自のローカルルールであるため
慣れるまでは戸惑うでしょうが、
性行為と同じで回数を重ねればしだいに身体が反応するでしょう。
それまではわたしが手取り足取りムハハのハでサポートしますから、
今は細かい事を気にせず「書く快感」を味わってください。
本人を目の前にして話をしていても
その人が持つジェンダー(心の性=性自認・性役割・性指向)
をつかむことはなかなか難しいことです。
逆にいえば「女装万流」であるから興味はつきません。




純子 (10月23日(水)11時59分40秒)
◆皆様へ◆
おはようございます。
がんばって私の初めての物語書いております。
「晶(あきら)が晶子になった理由」C(初夜編)を
昨日書き込みしておりました。
ここってタイトルのところに何か書いてなければ、
送信するとエラーが出るのですね。
昨日は私としましては、
最初に皆様へのご挨拶を書き、それから書き始めようとしておりました。
皆様へのご挨拶が少し長くなったのです。
物語を書き、送信するころには、
タイトルの欄が空白であったことを忘れておりました。
そして送信!
「タイトルが書き込まれていません。」
というメッセージとともにエラーメッセージが出ました。
あわててブラウザの戻るボタンで戻ろうとしましたが、
なかなか戻れなかったのです。
ディスクキャッシュが、いっぱいになっておりましたので
重くてすぐに動かなかったのです。
すぐにインターネットオプションから
「ファイルの削除」を実行しました。
ところが戻ると長時間かけて書いた書き込みがすべて消えておりました。
思わず泣いてしまいました。
物語で一番重要なポイントですから、
力を入れて3時間以上掛かって書いたのに泣く以外ありませんでした。
もちろんもう一度書きますが、今日はまだその元気がありません。
「初夜」編の、この物語における重要性は、
私自身のこととかなりオーバーラップするのです。
主人公の晶(あきら)は、若いころ女装趣味があったのです。
じつは自身のその趣味(行動)が、
いわゆるTV(トランス ベスタイト)とか、
CD(クロス ドレッサー)と呼ばれるものではないことに、
ずっと気づかずにきたのです。
彼がなぜ女装をしたくなるかというと、
彼自身気づいていなかった彼の脳構造の問題だったのです。
つまり彼の脳は、生まれながら女性脳だったのです。
(皆さんすでにご存知だとは思いますが、
母親のお腹の中で、受精した時点で、染色体的な性は決定いたします。
女性は性決定遺伝子の組み合わせが「XX」男性は「XY」なのですよね。
受精後7週ぐらいまで、人の胎児は男女同じように発達していきます。
ところがこのころから男児の場合、「Y(SRY)」遺伝子が働き出します。
そして受精後56日目ぐらいから、男児の場合精巣が現れます。
そして男性ホルモンのシャワーを脳に浴び男性脳が出来上がります。
こうして生まれるのが正常な男児なのです。
女児は母親の血液から受け取る女性ホルモン(妊娠中は特にホルモン濃度が高い)
のシャワーを脳に浴びて女性脳が出来上がるのです。
ところが妊娠中の母体がなんらかの理由で、高度なストレスを受けた場合、
Y遺伝子に制御が掛かるようです。
というより母体が通常以上に高濃度の女性ホルモンを分泌するのです。
胎内の男児はこのとき十分な男性ホルモンのシャワーを、
脳に受けることが出来ません。
それに加えて大量の女性ホルモンのシャワーを浴びることになるのです。
自然とこの男児の脳は女性型の脳として発達いたします。
後、脳だけでなくこのことは脳下垂体の発達とも関連しているそうです。)
彼は男性としての行動様式に違和感を持ち、
そのために女装にのめりこんだのです。
そして悲しいことに彼はそのことに気づかないまま、
男性として社会に出、そして結婚しました。
女装してそのときに女性として扱われることはよろこんでいたのです。
しかし、彼は倫理観が強く、
女装者に時々見られる性行動(女性の立場になって性行為をする)
に出ることが出来なかったのです。
またそういう願望を持つことさえも罪悪と考えていたのです。
もしも何らかのきっかけで彼自身望まなくとも、
たとえば無理やりに犯されるという状況であっても、
そういう経験をしたとします。
そうすればきっと彼は自分の中の性自認を、
正確に知ることが出来たはずなのです。
そして自身の性自認をごまかしたまま男性として生活し結婚しました。
しかし彼の脳構造から考えて、
この結婚生活はいつか破綻を迎えることがわかりきったことだったのです。
脳とははっきりと女性脳と男性脳とに別れているかというとそうでもないそうです。
女性の中にも男性脳に近い人もいるそうです。
もし結婚した相手がそういう人であれば、
彼はうまく結婚生活を乗り越えることが出来たかもしれません。
ところが悲しいことにそううまくはいかなかったのです。
結婚に失敗し、離婚して一人暮らしを始めた晶は、
寂しさから昔の女装癖をよみがえらせました。
寂しさからと本人は思っているのですが、
実はプライベートな生活の中だけでも、
本来の自分を取り戻そうとする無意識の行動だったのです。
そして茂に出会います。
晶は相手の熱心さに惹かれていきます。
しかし悲しいことに彼は女性ではない。
茂を受け入れることのできる身体ではない。
晶は悩みますが、二人だけの部屋で自身の身体の現実を見せることで、
茂にあきらめてもらおうと決意するのです。
このときまで晶は女性ホルモンを使用したり、
その他のことをして女性化を進めることは一切しておりませんでした。
ただひとつしていたことは、ひげの永久脱毛だけです。
意を決して茂とともに宿泊したリゾート地の高級ホテルで、
意外なことに、茂がまったく男のままの身体である晶を求めるのです。
茂の熱意にほだされた晶は、その求めに応じます。
そして生まれてはじめて女性の立場で男性に愛されるのです。
そしてこの夜、晶は自分の本来の性がなんであったかに気づくのです。
今までの仮の名ではない本当の晶子がここに誕生します。
女性としての第1回目の誕生です。
物語を書く前に解説を書いてしまいましたが、
私は最初に物語のコンテンツを創っておりました。
これはその一部です。今読んでいただくと、
今までの3回の物語の中身も含めて皆様にわかりやすいかとも思います。
私もヒロインの晶子と同じような経過をたどりました。
ただ晶子はすでに43歳になっています。
私は幸いに26歳で、女性としての自覚を持つことができたのです。
私も運が悪ければ晶子と同じ経過をたどったかもしれません。
ただ私はまだ経済力も蓄えもない中で女を自覚しましたので、
自身の身体を本来の性にもどすためにたいそう苦労したしました。
晶子の場合はある程度の年齢になっているし、
経済的にもある程度の余裕があります。
そういう設定で私の苦労した話は書かないで、
美しく華麗に変身を遂げて行く晶子を描きたかったのです。
私の苦労話は、後には苦痛ではなくなった、
むしろ快感を味わう最高の行為となった、
SMと関係しておりますとだけお伝えしておきます。
晶子のお話が終われば、
M奴隷のお話として楽しい展開で書きたいと思います。
なお、時々今の私のSM話も、時々は書き込みますのでご期待くださいね。




アニト (10月23日(水)23時46分54秒)
純子さん、こん○○は。
>皆さんすでにご存知だとは思いますが、
完全な男性や女性といった両極の方が少数派で、
多くの人が程度の差こそあれ(肉体的または精神的に)
女性寄りだったり男性寄りの位置にいるのでしょう。
人と違うことはなにもけっして不自然なことではなく、
それが個性であり能力であり長所であり誇りである、とわたしは考えます。
そして女性の脳を持つ男性「XY」(またはその逆)も
何かしらの意味を持って生まれてきたのだと思っています。




純子 (10月25日(金)18時34分09秒)
◆アニト様
やっと先日書き損ねた原稿を手直しして書き込めました。
いちおう小説を書くつもりで書いておりますが、
構想その他ご意見がありますればお教えください。
後で茂と幸せになっていく晶子はすでにに明かしてあるので、
構成として人をひきつけられないかなとか、
時間軸に沿ったほうが良かったのではとか、反省しております。
◆美希子様
ご感想お寄せいただきありがとうございます。
つたない物語ですが一生懸命書いておりますので、応援してください。
◆皆様
いただいたメッセージへのご返事もし忘れていたら、ご指摘ください。
これからもよろしくお願いいたします。

晶(あきら)が晶子(あきこ)になった理由◆4 「初夜」(前編)へ

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