純子 (10月16日(水)05時13分14秒)
初めて書き込みさせていただきます。
私は現在35歳。
15歳から女装をはじめ、
いつの間にかどうしても女になりたくなりました。
経過を簡単に申しますと、
23歳位までは完全に女性として生活することは考えておりませんでした。
より女性に近づきたいという努力は
時に女性ホルモンを服用するなどくらいでした。
普段は男性として生活し、プライベ−トでは女性モードという生活でした。
結婚もしたのですが、それが破綻し、
しばらくして本格的に女性になりたく思うようになり、
本格的に女性ホルモンを使い、26歳で遅きに失した去勢。
28歳で性転換手術を受けました。
今は完全に女性として生活しております。
そのあたりの心の移り変わりを詳しく書こうと思ったのですが、
自分の体験を書くのはあまりにも生々しいと思い、
自分の体験を投影させた創作という形で、
まったく設定も変えて書くことにしました。
つたない文章ですが、いろいろとご意見をいただければと思います。
とりあえず1回目です。
晶が晶子になったわけ
―女装者がトランスの道をたどるまでの物語
プロローグ

職場からの帰りに、慌ててスーパーに寄る。
酒屋にも寄ってワインを2本買い込んだ。
急いで帰ったけれどもすでに8時を過ぎていた。
部屋に入るとエアコンをつけて汗でびっしょりになった衣服をすべて脱ぎ捨て、
全裸のままキッチンに立つと夜食の用意をした。
ブロッコリー、ニンジン、ピーマン、アスパラガス、
それらを適当な大きさに切ってボイルした湯の中に入れる。
湯切りをすれば温野菜サラダの出来上がりである。
ドレッシングは自分で作るのをあきらめて、
スーパーで買った胡麻ドレッシングで間に合わせることにする。
ガラス製のお皿に盛り付け、ラップをはって冷蔵庫に入れる。
急いで浴室に飛び込みシャワーをし、髪も洗いいろいろと準備を済ませる。
浴室から出て、ドレッサーの前に座り薄化粧をする。
ドライヤーで髪の毛を乾かし、長い髪の毛を後ろで束ねて、くくる。
ベッドルームに入り、体に巻いたバスタオルをはずして
全裸のままベッドにもぐりこむ。
シーツを身体に巻きつけて照明を落とし、うつぶせに身体を横たえた。
わたしは獣の姿勢が好きだから。
しばらくするとドアの鍵が開く音がして、
「晶子、まだ帰ってないの?」
「それとももう寝たかな?」
茂の声である。
ちらっと枕もとの時計を見るとちょうど10時である。
時間は約束どおりだ。
ほっとして、期待に胸をときめかせながら、寝たふりを決め込んだ。
寝室のドアが開いて茂が入ってきたのがわかる。
照明を明るくすることなく、
茂はそっとわたしの身体に巻いたシーツを剥ぎ取った。
首筋に口をあてて彼は優しく舌を使う。
ゆっくりと下から上に向かって舐めあげる。
なお眠ったふりをして少し低く呻き声をあげる。
もうすでにわたしは燃え上がっている。
股間は、すでに期待にうち震えているのになお眠ったふりを決め込む。
突然彼の舌が尾底骨から腰の上まですばやく舐めあげた。
「あ、ああーーーーーーー」
背筋から快感が電気のように上に走り、思わず大きな声をあげてしまう。
「ごめん起こしてしまったね。」
「いいえ、いいの本当は眠ったふりしていただけ。」
こんな会話を交わすうちにも、
彼は背筋にそって上のほうに舌での愛撫を途絶えさせない。
たまらなくなって、
「ねえ、もうたまらない、すぐにちょうだい。」
と私はお尻を振り上げる。
「でもすぐじゃ痛いだろう?」
「優しいのね、でももう準備出来ていますよわたしの身体は、
ずっと待っていたのだから!早く来てぇ〜〜。」
鼻にかかった甘え声で彼を促す。
急いで着ているものをかなぐり捨てた彼は、
背中からわたしに覆い被さり、そこを指で弄ぶ手順を省いて、
すでに怒張しているものでいっきにわたしを貫いた。
わたしがすぐにきて欲しいというときは、
そこへの愛撫を省略していきなり荒っぽく挿入されるのが好きなことを、
茂はよく知っているのだ。
さすがに激しい痛みが走りわたしは叫び声を上げた。
彼もよほど欲情していたのかわたしの中でゆっくりすることなく、
飢えた獣のように激しく腰を使い出した。
最初はかなりきつく痛かったけれどすぐにそれは快感に変わり、
わたしは甘いうめき声をあげていたのだ。
彼はすぐに絶頂を迎え、
「晶子いってもいいかい?」と声をかける。
「ええ、お口に!」
彼はそれをすばやく抜き取り、わたしの顔の前に持ってきた。
起き上がってそれに手を添え喉の奥まで飲み込む。
彼はわたしの口の中でそれを2〜3度喉の奥に打ちつけると、
おびただしい量の濃厚な男のエキスをわたしの喉に迸らせた。
むせて涙が流れるがそれに耐え、
そのエキスを味わいながらゆっくりと飲み下した。
彼は余韻に浸りながらベッドに仰向けに転がる。
まだそれは天井を向いてひくひくと痙攣している。
彼の下腹を顔で覆い、
まだ濡れそぼっているそれをわたしは口と舌で丁寧に清めた。
パンティだけを身につけるとわたしはキッチンに行き、
冷蔵庫からハムを出して何枚か切る。
お皿に乗せて先ほどのサラダといっしょにテーブルに並べる。
茂もトランクスだけはいて、テーブルに腰掛ける。
わたしがワインとオープナーを渡すと、彼は器用に栓を抜く。
わたしが食器棚からワイングラスを出し、
茂が2つのグラスにワインをついでくれて、乾杯した。
「ねぇ、晶子一緒に暮らそう。いいだろう?」
彼のこのプロポーズはいつも、こうして裸のまま向き合った食卓で必ず出る。
そして
「うれしいわ、でもやはりわたしはあなたの奥さんにはふさわしくないわ。」
と同じ返事が繰り返される。
エロティックな二人の夜はこれからまだ続くのだ。

最近のこと
昨夜は寝苦しい熱帯夜だったにもかかわらず、
わたしは目覚めから浮き立つ気分で浴室に入ると、
熱めのお湯を出して丹念にシャワーをした。
身体がよみがえるようである。
昨夜ひさびさ夜9時にはベッドに入った。
このところ仕事であまり眠っていない。
浴室の鏡に映る自分の肌を確かめてみた。
気分は爽快なのにやはり肌には疲れの色が見て取れる。
下腹部の肉のたるみも気になる。
やはり歳を感じて憂鬱になったが、
シャワーから流れ出る熱い湯を浴びながら、
小ぶりの乳房をそっとそれぞれ片方の手のひらで、
包み込むように押さえて、やわらかく何度か揉みしだきながら、
憂鬱な思いを頭から消し去った。
何かを期待するように股間もすでに疼いて打ち震えている。
私はそこにちょっと触れてから、髪の毛を洗いだした。
わたしの髪はすっかり長く伸びて今では背中の中ほどまである。
浴室から出ると身体にバスタオルを巻きつけ、
もう一枚のバスタオルで髪の毛の水気をとりながら頭に巻きつけた。
久しぶりにゆったりした気分で化粧台の前のスツールに腰を下ろした。
もう45歳になったわたしはその歳相応に皺をきざんだ顔を鏡に映す。
今日はあの人に会える。そして抱いてもらえる。
そう思うだけでもう心が浮き立ち華やいだ気分に浸れるのである。
まるで乙女のように心をときめかす自分が滑稽でもあった。
昔のスクリーンミュージックのCDをかけてメイクをはじめた。
今朝はファンデーションののりも意外にいい。
時計を見るとまだ7時前である。
彼との約束は午後2時である。
「今日は美容院に行ってみよう。」
そう考えて、また楽しい気分になった。
美容院は何ヶ月ぶりだろう?
最後にルージュを引いてメイクは完成した。
そこには確かに厚化粧だが、輪郭のはっきりした美しい女の顔があった。
わたしはその顔に見とれながら、胸の前でとめてあったバスタオルをはずした。
きれいな形の乳房が現れる。
小ぶりでおわん型、そして小さいけれども張りがある乳房である。
鏡に映った上半身の女の美しさにわたしは見とれ、
いつのまにか両手で乳房を揉みしだきながら、身もだえしていた。
小さな火がゆっくりと燃え広がるように性の快感が身体中に拡がり出した。
そのとき下腹に残ったバスタオルを持ち上げて股間の突起物が頭をもたげ、
バスタオルを突き上げたのである。
わたしは、はっと我に返った。
股間にはペニスが大きく鎌首をもたげていたのである。
たまらず、左手で胸を揉みしだきながら右手でペニスをしごきはじめていた。
「ああ、いいわーーーあなたーー」
そう声に出して、絶頂を迎えたわたしは、
バスタオルにそのほとばしりを受けて果てた。
バスタオルに受けたそのものを鼻に近づけたが、
あの栗の花の匂い、その生臭さは無い。男の匂いは無いのだ。
そっとそれをひと舐めしても男の精液の味わいは無い。
少し悲しくなったが、午後からあの人に会えると思うと、感傷も吹き飛んだ。
わたしはバスタオルをはずして立ち上がり全身を鏡台に映して見る。
そこには上半身が女で、下半身に大きな一物をぶら下げた化け物が映っていた。
ペニスを後ろに回して股の間にはさみこむと完全な女が出来上がる。
小ぶりだが少女のように張りのある乳房。
ウエストもきゅっとくびれて、ヒップは肉付きがいいし、
垂れ下がってもいない。脚の線もきれいである。
この邪魔なものを切り取ってしまうことができるのは、
いつのことになるだろうかと考えながら、
自分の裸体を見つめるのであった。
時計はもう8時半をさしていた。
パンティをはきノーブラのままキャミソールを身につけ、
生足のままショートパンツをはく。
手早く部屋を片付け、掃除をする。
浴室の脱衣ケースに散らかった、男物の下着や衣服を全自動洗濯機に放り込む。
わたしが本来の自分を取り戻して、女モードになるのは何日ぶりだろうか?
もう二週間は女として過ごしていない。
今洗おうとしている男物の衣服は私自身のものである。
洗濯機に洗剤を入れてスイッチを入れると、
わたしはこのワンルームマンションの一階にある喫茶店に入った。
「や〜久しぶりだね!それにしても今日は一段ときれいだね。
何かいいことがあったのかい。」
気のいい初老のマスターが声をかける。
「朝から厚化粧しただけよ。ホットモーニングお願いね。」
わたしはなるだけ高い声を出してそういった。
この喫茶店には女モードのときしかこない。
でもわたしの歳だと声が少し太くても、手が少し節くれだっていても、
みんな一応女と思ってくれているようで、
本当は男だろうという好奇な目で見られたことはない。
身体の線も痩せていることもあり、今ではすっかり女性的になっている。
しかも胸は小さいが詰め物ではないし、
痩せてはいてもバストとヒップは、それなりに飛び出しているからだろうか?
背もそう高くはなく163cmである。体重51kg・B80cm・W62・H85cmである。
コーヒーを飲みながら、わたしは物思いにふけった。
今付き合っている彼はまだ28歳である。
付き合い出して、すでに1年にもなる。
38歳のときに妻と離婚し、一人になったわたしは、
昔の性癖が忘れられずに、時々女装しては夜の町をさまようようになった。
居酒屋やショットバーにも一人で入って飲むことがあった。
もちろん男達に声をかけられることもあった。
Sexのお相手を見つけることが目的ではなく、
自分のナルシシズムを満足させるために夜の町を歩くのだから、
言い寄る男達は適当にいなしていたのである。
ある日居酒屋で彼と出会った。
声をかけてきたのは彼からであった。
「お一人でしたらご一緒していいですか?」と言い、
カウンターの隣の席によって来たのだ。
取りとめもない話をしながら、でもなぜか2人は気が合った。
話しているとなぜか楽しいのだ。
いつからか楽しい会話をしたことがないわたしは、上機嫌だった。
その夜は二軒梯子をしてわたしは久しぶりに、したたかに酔っ払った。
一人で帰ると言うわたしをタクシーでマンションまで送ってきてくれた彼は、
マンションのエントランスまでエスコートしてくれて、
突然わたしを抱きしめてキスをした。
びっくりして彼を突き飛ばしてしまったのだが、
彼は「ごめんなさい。それじゃお休みなさい。今夜は楽しかったですよ。」
と言ってタクシーに乗り込んだ。





純子 (10月16日(水)05時53分38秒)
アニト様
皆様
突然に訪れ勝手な物語を書き始めました。
生意気だとお思いでしたらおしかりくださいませ。
自分が女装者から、性転換した体験が、皆様の参考というか、
少しでもあるインスピレーションのもとになれればと考えております。
今後ともよろしくお願いいたします。
なお私は、マゾの部類にも属してしております。




アニト (10月16日(水)23時25分22秒)
純子さん、はじめまして。
>突然に訪れ勝手な物語を書き始めました。
ご安心ください、『空想デート』に書き込みをするみなさんのほとんどが
《突然訪れ》《物語を書き始め》ていますから。わはは。
純子さんの、ご自身の中の「女性」との出会い、
今お付き合いをされている28歳との出会い、などなど、
そもそも「突然でない出会い」があるのだろうか?とも思います。
体験をそのまま生々しく書くのもよし、まったくの創作もよし、
体験と創作が入り混じった物語であってもかまいません。、
要は「読み応えのある文章(=想い)」を綴るのが『空想デート』です。
>なお私は、マゾの部類にも属してしております。
むはははは、それは楽しみです。
そういったことも含めてこれからも書き込みをよろしくお願いしますね。




純子 (10月17日(木)09時54分24秒)
□アニト様□
初めて訪れてページをみにくくしてしまいましたのに。
優しいお言葉をおかけいただきありがとうございます。
ここは本来女装愛好者のページだと思います。
そういう意味では、女装が昂じて、すでにSRS(性転換手術)
を受けてしまった私の来るところではないのかとも思いましたが、
許していただけたと解釈し、がんばって物語を続けてまいります。
現在は女性としての生活をしておりますが、
私ももとは、女装者だったのです。
ところで最近、私は、SMの世界に足を踏み入れてしまいました。
最初は女王様役だったのですが、
いつの間にか自身に潜むマゾ性に気づいたのです。
その話は時々告白することにして、
とりあえず物語を先に進めます。
晶が晶子になったわけ 第2回
□突然の再会そして私は女の喜びを知った□
わたしはなんとなく危険を感じて、
その居酒屋には行かないようにしていたのだが、ある夕刻、
わたしが久しぶりに女装してマンションから外に出ると、
どこからともなく彼が飛び出してきたのだ。
彼は毎日夕刻には物陰からわたしが帰って来ないか見ていたのだと言う。
「この間のことは謝りますから、時々お酒を飲む相手くらいしてください。」
一度キスをしたくらいでわたしという「女」の記号に惹かれて、
待っていてくれた彼がいとおしく思えて、
彼と付き合いだすようになったのである。
それからの彼とのことをぼんやり考えていたのだが、
携帯が鳴って我に返った。
「晶子さん!ごめん寝坊したよ。
これから、たまった洗濯やいろいろあって、
二時と言っていたけれど三時にしてくれないかな?」
彼からである。
わたしの本名は晶、「あきら」と読む。
彼はわたしをアキコと呼んでくれる。
時計を見るとまだ9時半である。
「ネエ茂さん、なに水臭いことおっしゃっているのよ。
お洗濯もお掃除もそのままにしておいてくださいな。私がしますから。」
「おうおう!お安くないねーーーー。」
マスターの小声の呟き。
「いやそんなの悪いよ、晶子!」
「もう!遠慮しなくていいのですからね。」
「だってーーー。」
「いいのよ、映画は三時からだからわたしは一時にそっちにいきます。」
まだ何か言いたそうな茂を無視して電話を切った。
『かわいい人!』思わず顔がほころびる。
「マスターお金ここにおいておきます。」
「ありがとう、あんた乳首がとがっているよ。
彼氏からだろう?さっきの電話。」
「Hなマスター、キ・ラ・イ!」
「おいおいそれはないだろう。
そんなノーブラじゃあ乳首のとんがり見てくださいというようなものだよ。」
「もういや!」
と言いながら喫茶店から出たが結構色っぽい気分になっていた。
思えばおかしいものである。
今までは女モードになろうが、
掃除も洗濯も食器洗いもいやでいやで仕方がなかったわたしである。
ところが今はわたしの部屋はすっかり様変わりしている。
いつも清潔にきれいに片付いているのだ。家事も大好きになった。
茂と付き合い出してわたしは人格まで変わってしまった。
部屋に戻ると、洗濯ができていた。
すぐに洗濯物を干す。
わたしは少し迷ったが、シリンダー式の浣腸器を取り出し、軽く水洗いする。
混合水栓をひねりぬるま湯になったところで洗面器にためる。
化粧台の引出しからグリセリンの原液を取り出し、適度に薄める。
それを浣腸器で吸い上げた。
一度に200CCが入る浣腸器である。
それを浴室の洗面台の上に置くと、
ショートパンツとパンティをいっしょに脱ぐ。
お尻を後ろに突き出すようにして指で肛門を探り、
ゆっくりと浣腸器の嘴管を差し込む。生暖かい感触に身体がぞくっとする。
そしてゆっくりとシリンダーを押して、
200CCのグリセリン溶液を腸の中に送り込んだ。
生暖かい液体が腸の中に広がる感触がたまらなく心地よい。
もう一度200CCの溶液をシリンダーに吸い上げ、
もう一度同じことを繰り返す。
400CCの溶液を飲み込んだお腹は心なしか膨れているようだ。
すばやくアナルストッパーを差し込み、そのままベッドに横になった。
グリセリン溶液はお腹の中でじわじわと隅々まで広がりだす。
じわじわと痛みがこみ上げてきて、やがて排泄感が襲ってくる。
苦しさのために脂汗が吹き出る。
じっと耐える。やがて痛みも排泄感も引いていく。
しばらくするとまた発作のように襲ってくる。それに何度か耐える。
しかし後であるだろう目くるめく快楽を期待すれば、
何ほどの痛みでも苦しみでもない。
幾度か襲ってきた発作に耐えた後、
トイレに入ってストッパーをはずし、排泄する。
汚物は見たくないから腰掛けたままで、水を流した。
浴室で勢いよくシャワーを出して腸の中をきれいに洗う。
今日は美容院はあきらめることにする。
キャミソールも脱いで、ブラジャー、パンティ、ガードル、
パンティストッキング、それにスリップを着け、
お気に入りの黒のロングでノースリーブのワンピースを羽織る。
すっかり仕度はできた。
一度全身を鏡に映してから、鏡台の前でもう一度念入りに化粧の崩れを直す。
イヤリングとブレスレットをつけ、プラダのバッグを持つともう外に出ていた。
タクシーに乗り込むと、茂のアパートの住所を告げた。
途中コンビニの前でタクシーに待ってもらい、
おにぎりとお惣菜を適当に見繕って買う。
茂のアパートには11時前に着いた。
茂はまだトランクス一枚で、部屋の中をうろうろとしていた。
「ごめんよ、少しでも片付けておこうと思っていたのだけれど、
まだだと思ってーーー」
「いいのよ、男の人はねお休みには何もしたくないものなのよ。」
「でも君だってーーー」
「なにをおっしゃるの。わたしは女ですよ。
サー朝ご飯まだなのでしょう?
こんなものしか買ってきてないけれど食べてね。」
小さな座卓の上におにぎりと、お惣菜のパックをはずして、お皿に盛り付け、
冷蔵庫からウーロン茶を取り出しコップに注いであげる。
両手を広げてわたしを抱きとめ、キスをしてきた。
久しぶりだから身体が疼く。
このまま抱かれたいと思うけれど、そうはいかないと思う。
「サー先に食事してください。」
その間にわたし、お洗濯してきます。
そこらに脱ぎ捨てられたトランクスやシャツ、などをまとめ。
ジャケット類はハンガーにかける。
この部屋には洗濯機を置くスペースなどないのだが、
向かいにある銭湯の入り口の広いスペースがコインランドリーになっているのだ。
汚れ物を、大きな紙袋に入れて部屋を出ようとするわたしを、
「待てよ!」といいながら、茂は後ろから抱きとめる。
私は身体の向きを変えてキスを受ける。
茂の舌が口の中に差し入れられる。
快感がこみ上げてきて立っていられない。
わたしは茂につかまったまま床にくずおれた。
目の位置に茂のトランクスがあり、
ペニスがトランクスの布を持ち上げてテントを張ったようになっている。
わたしは茂のトランクスをずらすと、
すぐにその大きく鎌首をもたげたペニスにむしゃぶりつく。
茂はわたしの頭に手をかけて、
「風呂にも入っていないから汚いよ!やめてくれ!」
と叫んでわたしの口からペニスを抜き取ろうとする。
私は一度それを強く吸い込み、そして一度口を離して、
「いいえ、あなたのものなら少しも汚いとは感じません。
ね、このままお口で奉仕させて!」
と言ってまたそれを深々と咥え込み、舌を絡ませる。
確かに汗と尿が混ざり合い、かなりすえたような刺激臭が鼻をつく。
少ししょっぱくもある。
しかし丁寧に雁首(かりくび)の周りを舌で舐め上げさらに大きく怒張したそれを、
一気に喉の奥まで飲み込む。
苦しさの為に少し吐き気がしたが耐える。
すぐに顔を前後に揺すりながら唇をすぼめ、
喉の奥にペニスの先端をぶつけるようなピストンをはじめた。
茂の口からうめき声が漏れる。
構わずにわたしはますますピストンのスピードを速めた。
喉の奥にその先端があたるたびに軽い吐き気を催す。
苦しくて涙が溢れ出す。
しかし我慢して喉の奥にそれをぶつけ続ける。
茂の怒張したものがピクリと震えたかと思うと
すぐに熱い迸りが喉の奥に大量のザーメンが、すごい勢いで襲いかかる。
もう少しでむせ返り吐き出しそうになったが、それを一気に飲み干した。
あの臭い男の臭いが口の中に広がる。
しばらく茂の腰に抱きつき、まだ大きく怒張しているペニスを、
口に咥えたままでその男の臭いを味わっていた。
茂のペニスの汚れを舌と口を使ってきれいに拭い取ると、
わたしは汚れ物を入れた紙袋を持って部屋を後にした。
下半身がうずく、
しかし自分の身体の疼きを我慢して、洗濯物を入れ、
コインと自動販売機で買った洗剤を入れる。
洗濯機が回り出したところで茂の部屋に戻り、
食器類を洗い、部屋のあちこちに散らばった古新聞や古雑誌、
チラシ類などを片付ける。
もう一度コインランドリーに戻り、
洗い終わったものを脱水して、乾燥機に入れ、またコインを入れる。
部屋に戻ると茂は食べ終わって新聞を読んでいた。

(この項続く)




アニト (10月17日(木)23時52分22秒)
純子さん、こん○○は。
>ここは本来女装愛好者のページだと思います。
はい。しかし女装を「実践している人」というだけでなく、
「女装をテーマにした物語」であれば
性別・人種・嗜好・経歴・女装度・体験の有無・
おっぱいやちんちんの大きさ(わはは)などを問いません。
誰もがいつでも好きなだけ書いていいのですよ。
晶子さんの生活が生き生きと描かれていて、とてもよいっ!、です。

晶(あきら)が晶子(あきこ)になった理由 第3回へ

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