美希子 (12月10日(月)22時01分28秒)
アニトさま、はじめまして。美希子と申します。
今までずっと読むばかりでしたけど、
以前からこの掲示板に参加したいと思ってました。
アニトさまとみなさまの挨拶のやりとりが
ときにエッチで、ときにほほえましく、
そしていつもうらやましく思っていたからです。
でもみなさまのように上手に物語は書けないからずっとためらっていたのですが、
思いきって美希子の日記といった感じで書いてみようと思います。
こんな参加でもよろしいでしょうか?。
▲みなさまへ▲
はじめまして、美希子です。
少しづつですが美希子の日記を書いていきますのでよろしくお願いします。
美希子の日記

==自己紹介(ぼく−1)2001年9月○日==
ぼくは数ヶ月前に半年間同棲していた彼女と別れました。
彼女はOLのかたわら週に3日スナックのホステスをしていたのですが、
ある事情で遠く離れた実家に戻ることになったのでした。
元々ホステスとお客という関係のぼくたちでしたから、
実はそれほどお互いのことを知っていたわけではなく、
今となっては同棲期間中の出来事は幻のようにも思えます。
これまで通りの1人暮らしに戻っただけだ、とそんな感じさえありました。
でも以前と大きく違ったのは、実家へは持って帰れない
彼女が夜の仕事用に着ていた洋服がタンスの中に残っていたことでした。
数は多くはありませんが、何着かのドレススーツと下着類、
それと普段着ていたブラウスやスカートのお古も何点か。
ぼくは普通のサラリーマンで仕事のときはスーツを着ていますし、
ファッションに気を使う方ではありませんから
それほど自分の洋服が増える方ではありません。
彼女の洋服がタンスの中で邪魔になることはなく、
それ以上にどうやって処分したらいいのかわからないことが、
いつまでも彼女の洋服を残していた理由でした。
(洋服って燃えるゴミ?)

つづく
はじめてのことなのでこれだけ書くだけでもとても大変でした。
でもこれからも頑張って書きますのでよろしくお願いします。




アニト (12月10日(月)23時35分17秒)
美希子さん、はじめまして。
上手かそうでないかは『空想デート』では関係ありませんからご安心ください。
美希子さんの存在がこの世で唯一無二であるように、
美希子さんの思い描く世界は美希子さんにしか書けません。
遠慮なさらずに伸び伸びとご自分の物語を綴ってみてください。
もちろん日記でもかまいませんよ。
物語も女装のキッカケ(まだ物語上そこまで進んではいませんが)も
スタートとしてはとても良いですね。




美希子 (12月13日(木)22時03分27秒)
アニト様へ
暖かいお言葉で迎えていただきとてもうれしかったです。
それにメールのお返事もありがとうございました。
お返事をいただけるととても意欲が湧きますね。
これからもよろしくお願いします。
それと、もしこの物語を別棟に納めていただけるのなら、
先日の書きこみで日付が2001年12月○日になっていますけど、
9月○日にして変えていただけませんか?。
お話はそこから始まっていますので。
美希子の日記2
==自己紹介(ぼく−2)2001年9月△日==
ある日ぼくはレンタルピデオ屋でアダルトビデオを借りてきました。
内容は・・・恥ずかしいから秘密です。
夜、独りのアパートの部屋でビデオを見始めました。
ぼくは床に横たわり、外に音が洩れないようにヘッドフォンをしました。
画面の中の女性が下着姿になり、
男優の手がパンティの上をなぞり始めると、
女性の吐息がしだいに喘ぎ声に変わっていきます。
ぼくはズボンを脱ぎ、トランクス越しにアソコを触っていました。
ちょうどビデオと同じことをしていたのです。
そのときあることに気がつきました。
女性が履いていた薄いプルーのシンプルなパンティは
元彼女が持っていたものとよく似ていたのです。
ぼくはこれまでに女の子になりたいとか
女装をしたいと思ったことはありませんでした。
女性の下着を見ると興奮はしますが、それはあくまでも
その下着を着けた女性の姿を連想してのことです。
もしかしたらまだタンスの中にあるかも?
もしかしたら肌触りがいいかも?
履いてみたらどうなるんだろう?
タンスの引出しを開けると元彼女の何枚かの下着があり、
プルーのパンティもそこにありました。
ビデオの中の女性はまだパンティ越しに触られ続けていました。
ぼくはパンティを履き、女性と同じように仰向けに寝て
M字に足を開いてみました。
目を細めて股間の間からテレビを見ると、
なんだか自分がその女性になったような気がします。
ぼくの手が男優の手とダブりました。
女性が喘ぎ声の中でつぶやきました。
「美希子、気持ちいい」
その瞬間ぼくの身と心がはじけたのです。

つづく
書きながらエッチな気分になっちゃいました。
今日はそのプルーのパンティを履いてこれを書きました。
アニトさまの夢が見られますように。




アニト (12月14日(金)23時44分38秒)
美希子さん、こんばんは。
どんなビデオを借りてきたのでしょうか?。
女装のキッカケは人さまざまのようです。
たまたまそこにパンティがあったというのは、なんと幸運なことでしょう。
ブルーのバンティを履いたまま、わたしのとデートを夢みてください。
日付修正の件、了解しました。




美希子 (12月18日(火)22時11分55秒)
■アニトさま■
美希子の名前の由来をおわかりいただけたでしょうか?
本名とは全然関係がないんですけれど、
あのビデオを見たことでぼくの中に美希子が生まれたんです。
あれから3ヶ月たった今、1人の部屋で週に半分くらい完全女装子しています。
物語を書くときはいつもなんですよ。
アニトさまとのデートを夢見ています。
■優奈さま■
わーい、優奈さまに誉められちゃったぁ。すぅごくうれしいです。
だって優奈さまの物語、ずっと読んでいてファンだったんですもの。
「もっとはじけた」美希子になるのは最近のことで、
それまではこんなことをしていていいのかって悩んでいた時期なので、
しばらく思わせぶりが続いてしまいますけど、いいでしょうか?
■純子さま■
はーい、無理をせず、ぼくなりのペースで書き込みを続けたいと思います、
純子さまを見習って。メールでアニトさまにもそう教えていただきました。
あまり長い文章を書いたことがなかったのでどこまでできるか不安はありますが、
こうしてお声をかけていただけると元気が出ますね。
なるべく会話も楽しむようにいっぱいいっぱい書こうと思っています。
■末永あいさま■
はじめまして、美希子と申します。
あいさまもアニトさまとメール交換をしているのですね。
それに物語作りのアドバイスもいただいているようで
うらやましくなっちゃいます。
私も手取り足取り手伝っていただこうかな?
美希子の日記3
==自己紹介(ぼく−3)2001年9月□日==
ぼくはどこにでもいる普通の男です。
今までに自分以外のちん○を触ったこともなければ、
触られたこともありません。
エッチなことを想像したり夢で見るエッチな場面では
いつも女の子を相手にしており、受身になったこともありません。
もっと正直にいえば女の子に生まれたかったとか
女の子になりたいという気持ちは今もありません。
そんなぼくがあの日ビデオを見て以来、
タンスの中の元彼女の下着が気になってしょうがなくなりました。
はじめてパンティを履いたときの気持ちと感触が甦ります。
女の子のパンティってあんなにも柔らかいものなのか、
あんなにも履き心地がいいものなのか、
あんなにも気分を盛り上げてくれるものなのかと。
一方でなんでこんなにも装飾が多いのだろう?
やっぱり人に見せるという側面も大きく考えられているのだな、
などと冷静な見方もしていましたけど。
ぼくはあの日以来1人エッチのときにはパンティを手にするようになりました。
恥ずかしいんですけど、パンティに頬擦りしてみたり、
アソコをくるんでしごいてみたり。
でも一番いいのはやっぱり履くことでした。
でもしだいにそれだけではマンネリになっていきます。
ぼくの中で葛藤が始まりました。
これ以上のことをするとどんどんへんな方向へいってしまうのではないか。
後戻りできなくなってしまったらどうしよう?
そんな頃です、インターネットで何気なく「女装」と検索してみました。
と、出るわ出るわ。
世の中にこんなにも女装をする人がいるなんて驚きでした。
経歴あり写真あり物語あり・・・。
(このときはまだ「空想デート」は発見できていませんでした)
ぼくは勇気をだして?、ブラジャーを着けてみました。
スカートも履いてみました。
まだ暑い時期だったのでキャミソール姿です。
等身大の鏡の前に立ち、首から上が隠れるようにして自分の姿を見てました。
元彼女が・・いえ、美希子がいました。

つづく




アニト (12月18日(火)23時47分58秒)
美希子さん、こんばんは。
3ヶ月で完全女装とは成長が早いですねー。
洋服や下着は有ったわけですから、あとは決心だったのだと思います。
それにしても《週の半分》とは・・もう悩みは吹き飛んだのでしょうか?。
たぶん多くの女装娘さんが羨むだろうその環境を大切にしてください。
いつの日にか遊びに行かせてもらいたいものです。
ところでお名前の前にある「M」にはどんな意味があるのでしょう?。




美希子 (12月27日(木)21時24分34秒)
■アニトさま■
やっぱり早いんでしょうか?
自分の中からもうひとりの人格を産み出すのに
3ヶ月かかったわけですから、ずいぶんと難産でした??
生まれ出たら産着代わりの洋服が用意してあったんです。
今は肉体的にはとても早い成長をしているのですが、
精神面が追いついていない状態です、いろいろ教えてくださいませ。
Mはなんの意味でしょう?、まだ秘密です。
■ロマンス純子さま■
物語を書くだけの才能がないため、
こういう日記風にしたのはアニトさまのアドバイスなんです。
なるべくリアルに書こうと思い、
すこしづつエスカレートさせていきますから???
楽しみにしていてくださいね。
■みやむ〜さま■
わーい、大先輩のみやむ〜さまだぁ。
お声をかけていただきありがとうございます。
わたしの日記風物語ってみやむ〜さまをお手本にしているんですよ。
それにみやむ〜さまの身体をはった実験的おなに〜、
とても勉強になります(なんちゃって)
■権太さま■
愛着のある洋服や下着ってなかなか捨てられませんよね。
買うのは恥ずかしくてもっとできませんけど。
石油って元々天然の炭化化合物を精製したものですから、
逆にいろんな不純物を混ぜていけば自然物に返りません?。
アニトさまに可愛がっていただいている権太さまがうらやましいです。
いつかみなさんともお会いできるといいですね。
■久仁子さま■
久仁子さま、はじめまして。美希子と申します。
「夢」とっても素敵な物語ですぅ。
あっ、デート報告なんですよね。
幸せそうな久仁子さまの様子がうかがえて、うらやましくなっちいます。
これからどうなっちゃうんでしょう?。
「先輩」も続きをお願いしまーす。
■優奈さま■
いいないいなうらやましいな、素敵な愛奴称。
駆け出しのワタシもいつかはきっと優奈さまのように・・・。
(あっ、いや〜ん、ウソですウソです、アニトさま)
ワタシもこのHPに出会ってから、物語を書き始めてから、
女装に対する考え方がちょっと変わってきました。
うーん、なんて言うかなー???、
やっぱりそれはまた日記で書いていきますね。
■ふえー、少し書き込みをしないでいると
どんどんご挨拶しなくちゃいけない人が増えますね。
でも急にたくさんのお友達ができてすっごくうれしく、
書くのが楽しいです。
美希子の日記4
==自己紹介(美希子−1)2001年10月○日==
鏡の中に美希子がいます。
ぼくは鏡の前で美希子を見つめています。
美希子は首廻りの大きく開いた丸い襟のブラウスを着ています。
夏用の薄い生地のため小ぶりなバストを包むピンクのブラジャーが透けています。
淡いブルーの細ベルトの下は黒のタイトなミニスカートで、
光沢のあるストッキングを履いた脚がスラリと伸びています。
そこに目をやったとき美希子の内股に少し力が入ったように見えました。
よく観察すると太ももから脛のあたりにムダ毛があり、
タイトミニのスカートの中心部分にわずかながら膨んでいます。
首から上は写っていないためどんな表情をしているのかわかりません。
  <><><>
(ああ、恥ずかしい)とワタシは思いました。
こんな格好で人前に立つのは初めてです。
もっと濃い色のストッキングを履くべきだったかしら、
足のムダ毛を処理しておくんだった。
目の前の男性はきっとそのことに気がついたでしょう。
(なんだかへんな気持ち)
と思うと自然と内股に力が入ってしまいました。
すると小さなバンティに押し込まれた恥ずかしい部分がムズムズしてきて、
これまで以上に起立し、刺激を求めます。
(見ないで・・・見・・見て・・)
  <><><>
美希子のスカートの前の膨らみがみるみるうちに目立ってきました。
どうやらゆっくりとゆっくりとですが、腰を動かしているようです。
ぼくは目を閉じました。
真っ裸になってパンティを手にしているぼく、
小さな布きれに足を通し腰まで上げたときには
ちん○はビンビンになっていました。
ブラジャーの中には丸めたタオルを詰めこみ、
スカートを履き、ブラウスを着ました。
こう書くとすぐに着替えたかのように思われますが、
実際は1つのものを身につけるたびに鏡を見、ポーズをとり、
10分以上かかっていたはずです。
ぼくは男だ・・それでも女の服を着ている・・
きっとヘンタイだ・・こんなことで興奮するなんて・・
ちん○を触らずにはいられません。
  <><><>
(ああ、背後から誰かがワタシの恥ずかしい部分を触っている。
やめて、そんないやらしいこと。ああ、気持ちいい)
ワタシはいやいやをするように腰をひきます。
しかしそうすることでむしろ誘っているかのようで、
(腰を動かせばもっと気持ちよくなれるよ)
そんな声さえ聞こえたような気がします。
(ダメダメ・・恥ずかしい)
  <><><>
ぼくは目を開け、再び美希子を見つめました。
美希子はスカートの上からアソコをなぞるように触っています。
腰さえ振る美希子の挑発的なオナニーを見ながら、
ぼくも布越しにちん○をしごきます。
もうたまりません。
スカートをたしく上げ、パンティを露出させ、その中に手を入れます。
美希子もたまらなくなったのでしょう、同じことをします。
  <><><>
(あああっ、なんていやらしいーーーーーーー)
(いいいっ、なんて気持ちいいーーーーーーー)
(もっと淫らに腰を振るんだよ)
(もっと激しくしごいてーーー)
(おおおっ、でるーーーーーーーーーーーーぅ)
(うううっ、いくーーーーーーーーーーーーぅ)
ぼくにとって今までとは違う、
美希子にとって初めてのオナニーでした。

恥ずかしいですけどまだまだ続きます。




アニト (12月28日(金)23時45分36秒)
美希子さん、こんばんは。
オナニーやSEXが楽しいのと同じように、
女装が、物語を書くのが、楽しければ、好きならば、
まずはどーーんどんしちゃえばいいのですよ。
してみてしてみてしてみてしてみたとき、
きっと何かが見つかるでしょう。
なんでも訊いてください、手取り足取り教えて差し上げますよ。
美希子さんのますますの成長を楽しみにしています。




美希子 (2002年1月8日(火)20時02分26秒)
■アニトさま■
遅くなりましたが、明けましておめでとうございます。
アニトさまのお正月はいかがだったでしょうか?
ワタシは1日2日を実家で過ごしました。
たった2日間でしたが、女の子になれなかったのがすごく寂しい気がしました。
こんな気持ちになったのは初めてです。
今日は久しぶりに1日中女の子になって日記の続きを書きました。
こちらにカキコをするまではと思って我慢していて、
これから・・・1人姫始め(秘め始め?)をしちゃいます。
もちろんアニトさまのことを想って。
■純子さま■
明けましておめでとうございます。
女装外出をされたんですね、いいないいな。
ワタシはまだ人のいる所へ出掛けたことがないんです。
いつか素敵な彼氏ができて、
ドライブに連れて行ってくれたらいいなーって空想しています。
純子さまの物語はいろんなところに意外性がちりばめてあって、
いつもドキドキしちゃいます。
■優奈さま■
明けましておめでとうございます。
ずっと1人で悩んできた「自分は他の人とは違うのではないか」って
結局多くの人と同じ悩みだったんですね。
今の自分を知ってもらうには過去の自分を伝えた方がいいと思うし、
でもときどき今の自分が出てきちゃって
日記風ってけっこう難しいって思っちゃってます。
ワタシもアニトさまに背中を押されたクチなんですよ。
そのおかげでみなさんと知り合えてとってもよかったです。
■久仁子さま■
明けましておめでとうございます。
お忙しいようですけどがんばってくださいね。
先輩たちが書き込みを続けてくださっていると
ワタシもがんばらなくっちゃって勇気がもてるんです。
ワタシの日記には会話がないんですけど
久仁子さんの会話文はとても勉強になります。
■権田さま■
明けましておめでとうございます。
キッチリがどうかわかりませんけど、
順番を踏んでいくのがワタシのやり方なんです。
それになんでも格好(服装)から入るというものあるんですけど、
女装に関してはまさにその通りのことをしていますね。
>文章も無駄がなくてとても読みやすいです。
ありがとうございます。
なるべく権田さんのように状況や絵が浮かぶように
詳しく書こうと思っているんですけど難しいです。
■読んでくださっているみなさまへ■
明けましておめでとうございます。
美希子は今年もがんばります。
応援してくださいね。
美希子の日記5
==自己紹介(美希子−2)2001年10月△日==
ワタシが動き出すのは夜になってからです。
お風呂に入って身体の隅々を洗います。
お風呂から上がるとバスタオルを胸の位置で巻き、
今から着る洋服や下着を考えるのが楽しみになってきました。
(今日はちょっとセクシーな下着にしてみようかな)
洋服タンスを開けると赤やピンクといった鮮やかな色が目に飛び込んできます。
女性らしい色というと性差別になるのかもしれませんが、
そういう色使いや柄だからこそ、それに首廻りのカットも
男性モノと違って大きく開き、鎖骨が見たりするからこそ、
ワタシは自分が女性であることを自認もできるのです。
引出しの中から黒いレースのパンティを取りだし、足に通します。
誰も見ていないのですけど、バスタオルは巻いたままです。
だってきっと女の子はそうしているでしょうから。
残念ながら黒のブラはありません。
元彼女が持っていったか処分したかでしょう、ぐっすん。
しかたがないから紫色のブラを手にします。
(いつかお揃いの下着が欲しいなー、でもどうやって?)
バスタオルを取りブラをつけるとその中にフェイスタオルを丸めたものを詰めます。
寄せて上げてをしていると、なんだかエッチな事をしているようにも見えますが、
それはもうちょっとガマンガマン。
薄手のカラフルな色柄のキャソールを頭から被り、
鋭角に尖った襟の白いブラウスのボタンを留めます。
(どうしてボタン位置が左右逆なんだろう?。
ああん、まだうまくできないよー)
手元を見ながらそうしていると、
プラウスから透けたキャミソールの柄がわかります。
でもキャミソールのおかけで身体を前に傾けても
ブラ(の中身)を見ないですみます。
(おっぱいも欲しいなー。肌色でプリンプリンとした弾力のあるものが)
この当時ワタシはインターネットでいろいろな情報を集めていて、
擬似オッパイというものがあることを初めて知ったのでした。
最後はスカートです。
ワタシはいつもこの順番で洋服を身につけるんです。
プラ×スカート、よりも、ブラウス×パンティ、の方が
自分の姿を想像したときセクシーだと思うからです。
前の部分に大きなスリットがある赤いミニスカートを選びました。
膝上15cmくらいですが、腰の位置をもう少し上げて履きます。
座ったら下着がもし前に人がいたら見えそうなくらいになります。
(でーきた。バリバリのキャリアウーマンみたい)
ワタシが美希子になりました。
うれしくて1回転したい気持ちです。
でも残念ながらこの当時まだストッキングは持っていませんでした。
(買おっかなー。それとも思いきって脚の毛剃っちゃおうかな)
体毛は濃いほうではありませんが、どちらにしてもとても勇気のいる事です。
ウイッグもありません。
(髪の毛は伸ばすわけにはいかないし)
お化粧品も見当たりません。
(口紅とファンデーションと・・・他に何がいるんだろう?
お化粧品もウイッグもストッキングもおっぱいも、
欲しい欲しい欲しい欲しいみーーーんな欲しーーーーーーーい!!!)
見た目はまだまだだけど、仕草だけでも女の子のように身悶えしながら
ワタシはパソコンの前で女の子座りをします。
ネットに接続して、検索欄に「女装」と打ちこみます。
知りたい事がまだまだ山ほどあるのです。
このところ毎日のように女装系のHPを覗いていました。
こんなにもたくさんの同じ趣味を持つ人がいてHPがあるなんて驚きでした。
自己紹介やお相手募集の掲示板、そして画像掲示板、
さらに女装者のためのネット販売があったり、
現実にもスナックやサロンや映画館もあるなんて。
うわー、この人すごくキレイ。
うわー、エッチなメッセージがたぁくさん。
うわー、こんな下着が欲しーい。
うわー、そそそんなことしている人がいるのぉ?
見るものすべてが新鮮でした。
んんん???・・・空想デート・・・???
んんんん???・・・なにこれ・・・???

続きまーす。




アニト (1月9日(水)23時38分54秒)
美希子さん、あけましておめでとう。
初詣でのおみくじは「吉」でした。
格別良くもないが悪くもなし、といったところでしょうか。
自由に女の子になれる環境がどんなに幸運であるか理解できたことでしょう。
この世界にはさまざまな悩みを持つ人がまだまだ大勢います。
美希子さんがそうだったように
美希子さんの物語が誰かの癒しになるかもしれません。
これからの活躍に期待していますよ。
日記によると、とうとう『空想デート』を発見しちゃいましたか。
第一印象はどうだったのでしょう?。




美希子 (1月16日(水)18時53分39秒)
■アニトさま■
ワタシの日記がどなたかの癒しになるならそんな素敵なことはありません。
ご恩返しができるよう頑張ります。
>第一印象はどうだったのでしょう?。
この一言で日記を急遽差し替えていたら書きこみが遅くなってしまいました。
答は日記に記しておきました。
失礼があるかもしれませんけどお許しください。
■純子さま■
アニトさまも書かれていますけど、
女装に対する考え方って人それぞれで、それでいいと思います。
世間から偏見を持たれている女装の世界で
女装娘同士が相手を否定しあったり差別したりするのはよくないです。
美希子の日記−6
==成長(美希子−1)2001年11月○日==

「空想デート」を発見したとき
読みにくい掲示板だなーって思いました。
(いきなりごめんなさい)
文字とバックの色や、
物語の1つ前の書きこみを探そうとすると
ずっとさかのぼらなければいけないし、
長い物語だと始りはとっくに消えているんです。
そうなんです、ワタシ、
はじめは掲示板しか見ていなかったんです。
そしたら「別棟」ってところが更新された
ってあるじゃないですか。
なにそれ?、あっあった、これも発見しにくーい。(またまたごめんなさい)
慌てて1週間くらい各コーナーを駆けまわり続けました。
そしてスゴイと思ったんです、いろんな意味で。
こんなにもたくさんの物語があることがスゴイ。
1日に1タイトルずつ読んでいっても1年以上かかってしまう。
しかも物語を書かれたのが、たぶんワタシと同じように
普通の生活をしていらっしゃるみなさんなのがスゴイ。
なんでこんないっぱい文章が書けるの?。
そしてこの空想力は何?。
いつも尻切れとんぼな空想をしていたワタシには
信じられないような豊かな豊かな物語ばかりでした。
他にも・・・・・、
書きこみのできる掲示板はただ1つあるだけ!!、
にもかかわらず日に400人くらいが訪れていて!!!、
作者の人が100人を越えている!!!!、
さらには物語だけに徹しているのも、
物語の始まりにはみなさんがちゃんと挨拶文をつけているのも驚きでした。
なにからなにまで、そんなーーーーーーぁ!!!!!、だったんです。
でもなによりすごいと思ったのはオーナーのアニトさまでした。
だってこんなすごい掲示板をお作りになったんですから。
それに書きこみをされたすべての人に丁寧な言葉をかけています。
どうしてこんな掲示板の発想が思い浮かび、
どうしてこんなことができるの??
どんな人なんだろう???
ワタシはアニトさまに連絡がとりたくてしかたなくなりました。
でも女の子としてメールを書いたことはなかったんです。
なんて書けばいいのだろう?
女の子言葉を使わないとお返事がもらえないのかな?
書いては消し書いては消しを繰り返しながら
ようやくたった10行のメールを書き上げました。
ドキドキドキドキ・・・
そして思いきってアニトさまに送ったんです。
ドキドキドキドキ・・・ドキドキドキドキ・・・
お返事はすぐに来ました、しかも3倍くらいの行数で。
前にどなたかが書いていましたけど
アニトさまのメールは本当に丁寧なものでした。
自分の中でもまだ確かな存在になっていなかった美希子を、
独りぼっちでこれからどんな道を
どんなふうに歩いていったらいいのか判らずにいた美希子を、
美希子でいていいのかさえも判らなかった美希子を、
アニトさまは優しく抱き締めてくれたような気がしました。
ああ、ワタシの存在を認めてくれたんだ、
そう思うと正直うれしくて涙がでました。
すぐにお返事を書きました。
押さえていた感情が爆発したというようなメールでした。
日付にもありますけど、これが11月になってすぐのことです。
その後、美希子のこと、アニトさまへの質問、
「空想デート」に参加する方法といったことで
アニトさまとのメールのやりとりが始りました。
アニトさまはいつもわかりやすい文章で、情熱的に、論理的に、
そしてときどきいつもの「わははは」という笑いをはさみながら
ワタシが書く倍以上のお言葉をかけてくださいました。
ある日アニトさまのメールにこうあったんです。
「もう物語が書けるはずですよ」
ワタシははっとしました。
そのときまで夢中になっていてわからなかったんですけど、
なんとアニトさまに匹敵するくらいの長さの(←おこがましい)
メールを書いていたんです。
女の子に変身する楽しみと同時に文章を書く楽しみを
アニトさまはワタシに知らず知らずのうちに教えてくださっていたんです。
こうしてワタシは「空想デート」に参加させていただくことができたのです。

つづく
ほら、ワタシにしてはこんなにもたくさんの文章が今日も書けました。
でも今回エッチな描写がなくてごめんなさーい。
それはまた書きますね。




アニト (1月16日(水)23時06分54秒)
美希子さん、こんばんは。
形式はどうあれ、情熱があれば読む努力をし、書き込みがある、
とわたしは思っているのですよ。
おかげさまで「読まずにはいられない物語」が数多く寄せられました。
なーに、わたしもみなさんと同じように
書かずにはいられない人間なんです。だから続くのです。
こういう掲示板が1つくらいあってもいいではありませんか。わはははは。
なるほど、あのメールにはそんな気持ちが込められていたのですね。

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