第4章を読む

山崎アカリ (1月3日(水)17時04分52秒)
アニト様、先輩奴隷の皆様、
このページを御覧になっている多くの皆様方、
アカリでございます。m(_ _)m
★アニト様
>「欲求の大きさが違う」という前提で、わたしもそう思いますよ。
ああ、やっぱり・・そうでしたか。
何しろ気がついたらこうだったもので、
普通の方はどうなのかな・・と思いまして。
お返事、ありがとうございました。
>制度も洋服もジェンダーフリーの世の中になるといいですね
それは・・たぶん困ってしまうと思います。
ジェンダーがあればこそ、仮にでも女になれるのです。
もし、それがフリーであったなら・・
手術しなければなりませんね(^_^;)。
★数値フェチっ娘様
記録室の感想、休止・・ちょっと残念です。
せっかく見つけたのに(^o^)。
でもお忙しいのでしょう、気の向いたときに
ちょっとレスをつけていただければ、それで充分です。
今後も公式記録、iモード館、宜しくお願いいたします。
ちょっと前回のご感想をうかがいたかったもので・・
何しろ心臓が口から飛び出しそうな思いをしましたから。
★沙希様
あけましておめでとうございます。
ああ、しばらくお姿をお見かけしませんでしたので、
心配しておりました。やはりお体の具合が・・
ご無理なさらず、まず体調を整えて、
それからまたステキなお話を読ませてください。
そして美しいイラストも・・。
★権太様
あけましておめでとうございます。
ぁ、お姉さまなんて・・うれしい(^o^)。
>ウッ! すでに「ゴン子」浸透の兆しが。チョヤベェ!!!
でも、ほんの半歩、踏み出すだけですよ。
二人っきりのヒ・ミ・ツ・にして置きますから・・。
お話、とってもいい雰囲気ですね。
無理にエロになどなさらなくっても良いと思います。
わたしのは、わたしがスケベだからああなってしまうというだけの事で、
無理をすると全然書けなくなってしまいます。
エロスのあり方は人によってさまざまですから・・。
ポルノよりも純愛のほうが
もっと本当の意味でエロティックだと思いませんか?
深く愛し合う夫婦はもっとも猥褻・・でしょう?
★純子様
あけましておめでとうございます。
PCが故障・・怖いです。
もう、今はPCが壊れてしまったら何も出来なくなる、
というほど頼りきった生活をしていますもので。
「そして、僕は彼女になった・・」続きをとっても楽しみにしています。
ニール・サイモンのお芝居みたいになるんじゃないか知ら・・ワクワク。
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
ペースダウンするつもりだったのです・・本当に。
でも、止まりません。困ったものです。
もうちょっとで最初の一区切り・・いわば第一楽章の終り・・
と思うと、どうしても先を急いでしまいます。
いけません、オーバーペースになっているかも・・
とにかくあと一章、頑張りますm(_ _)m。
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
「失われた時の彼方へ」
●第5章-(僕とわたしと) 第1話

その日、空には、今にも泣き出しそうな重い雲が
低く、どんよりと垂れ込めていた。
毎週末、夏のコンサートの準備のため、
わたしは高橋先生のお宅へ通っている。
フランクの曲にはちょっと変ったところがある。
循環旋律と言って、メロディーが入れ替わり、立ち代り現れては消え、
それが車輪のように回転して曲になる。
拡大されたロンド形式、とでも言うのかな?
実を言うと、これは受け売り。
こういうことをお姉さまはをわたしに噛んで含めるように教えてくれた。
楽典の事なんか何も知らなかった。
教科書を借りて帰って懸命に勉強した。
わたしにはスコアを見て、音が聞こえてくるほどの読譜力は無い。
だから鳴らしてみないと分からないんだけれど、
そんなことでは到底ダメだった。
あらかじめスコアを見て色々考えて、
準備しておく事ができなくちゃならない。
先生の言うとおり、指が早く回るだけ、なんてのは
チャンチャラおかしいのだ。
なんで作曲者はこういう風に書いたのか。
それにはどう言う意味があるのか、あるいは無いのか。
どうすればその意図を上手く生かす事ができるのか。
それをどうやって音にするのか。
そう言うことを考えては試し、試しては考える。
そんな音楽造りは初めてだった。
あのヴァイオリン・・
ナオミお母さんの形見のそれは素晴らしい音を奏でる。
オケラのみんなに聞かせてあげられないのが残念だったけれども、
とても学校に持って行けるようなものじゃないらしい。
裕福だったナオミお母さんの実家が娘のために手に入れた楽器・・
それがどれほどのものか、大体の想像はつく。
下手をすればこの家一軒より高価かも知れない。
でも、あえて名前は聞かなかった。
そんな事がどうでも良くなるほど・・
完全に直美さんになった時のお姉さまは・・素晴らしい。
学校で聞く演奏だってそれはすごいけれど、
ここで、本当にナオミお母さんと一体になったときの
お姉さまの物凄さと言ったら・・
「My little Neveu」
・・わかる気がする。わたしは感動で震えた。
天才・・掛け値なしの天才がここに居る。
それがどれほどすごいものか・・初めて知った。
今、日本一のヴァイオリニストはこの人じゃないか、とすら思った。
「アカリ、あなたは伴奏をするんじゃない。
私とデュエットを・・二重奏をするの。」
そう、お姉さまは言ってくれた。
わたしなんかを対等の存在と見てくれてる・・
いっしょに音楽を創るパートナーとして・・
何かの間違いじゃないかしら・・
小田川さんの言葉がよみがえってくる・・
「大変だぞ、直樹の相手をするのは・・。」
・・その小田川さんにしたって、
直美さん、お姉さまの事は知らない・・。
大変な事になった・・日本一のヴァイオリニストの相手を
中学生がしなくちゃならないのだ。
文字通り必死の練習をしなければ、とてもついていけない。
我を忘れて、無我夢中で特訓した。
頭の中は四六時中音楽の事ばかり・・
学校の授業やオケラの練習、
ご飯を食べたり寝たりする時間さえ、もったいなかった。
そうやって、 一週間、あれこれ考え、工夫して、仕上げていく。
週末にそれが粉みじんに砕け散る。その繰り返し。
そんな苦行に耐えられたのも・・
練習が終わって・・くたくたになったわたしを、
お姉さまが優しく愛してくださったからだ。
そうでなかったら、とても持つものじゃあなかった。
あの、最初の日のように激しいものじゃなくて、
もっと優しい、温かくて心の休まる・・セックス。
わたしたちはよくシュミーズ姿で、
あの、最初の日と同じように愛し合った。
わたしのアヌスはお姉様によって開花していった。
アヌスで感じられる、その嬉しさ。
とろけるような、その歓び。
それによってわたし、アカリは日、一日と、確かな存在になっていく。
でも、アキラは苦しんでいた。そのことはよく分かる。
わたしはアキラでもあるから・・。
でも、アカリの時、わたしはもうお姉さまのことばかり考えていた。
そして、ピアノに向かっているのはもう、アキラではなくアカリだった。
お姉さまの相手を勤めるのはアキラではなくアカリ。
それは余りにも自明の事だったので、
アキラは自分が何も無い人間になってしまったように感じている。
そんなに悪い奴でもない、とわたしは思うけど、
そう言う自分に対する寛容さが、アキラには無い。
それは、わたしが奪ってしまったのかも知れなかった・・。
「アカリちゃん、どうしたの!これ。」
わたしの背中についた無数の傷跡。
それを見てお姉さまの顔色が変った。
「先生が・・先生にされたのね・・!」
怒りがお姉さまの眉根に宿って、冷たい風が急に吹きつけてきた。
「待って、違う!誤解しないで!
これはわたし・・ううん、アキラが望んだことなの・・。」
傷跡を見咎められないように、用心はしていた。
けれど、所詮、お姉さまに隠しとおすのは無理なことだった。
傷が治りきらないうちに、週末をむかえればそれまで・・
抱いてもらわずに帰るなんてわたしには考えられなかったから。
「アキラは・・許せないのよ・・自分が・・
ううん、先生を裏切ったわたしが・・
それで自分ごとアカリを罰したのよ。」
居間のソファの上で、
私は練習の時着ていたあの、黄色いワンピを脱いだ。
打たれたのは木曜日だったので、
跡は、まだくっきりとわたしの背中に残っている。
「・・わたしもアキラの気持ちはわかる。
彼は先生を愛してる・・捨てられたらどうしよう、
生きていられないって・・そう、思ってる。」
「アカリ!そんな話し方やめて!あなたは明と同じ人間なのよ。」
「ううん、違う・・アキラとアカリはもう、別の人間・・
別の人を愛してる・・。」
わたしはお姉さまにすがりついた。
「わたし・・どうしよう・・どうしたらいいの・・!?」
すがりついて、泣きじゃくった。
涙が、お姉さまのスリップを濡らす。
「あなたのせいじゃない、アカリ・・お願いだから泣かないで・・。」
お姉さまの手が私の髪を優しく撫でる。
わたしの首筋に暖かいものがポタリ、ポタリと落ちてきた。
ああ、お姉さまを泣かせてしまった・・なんてことだろう・・
わたしはこの人の苦しみを分けてもらおうと思っていたのに、
自分の苦しみを背負わせようとしていた。
「心配するな、俺がついていてやる・・俺がついていてやる。」
わたしの内部で先生の声が木霊する。
『先生・・先生はこんな事になるって分かってた?
わたしこのまま、おかしくなっちゃうの?』
「私がいっしょ・・いつまでも・・どこまでも・・。」
お姉さまが言って、体を合わせてきた。
「アキラ・・。 」
お姉さまはわたしの内のアキラに呼びかける。
「アカリと仲直りして・・自分を嫌いにならないで・・
そうでないと自分も、他人も壊したくなる・・。」
そうして唇を重ねた。
「アキラ・・私、あなたが好きよ・・
生意気で、コマッチャくれてて、プライドが高くって・・泣き虫で・・
でも、だから好き・・。」
耳元で囁くお姉さまの声
「聞こえる?わたしの声は届いてる?アキラ・・
私はアカリをもらったわ・・だから・・あなたには私をあげる・・。」
そう言って直美・・お姉さまはわたしの下半身に顔をうずめた。
ああ、あの巧みな舌の愛撫。
包皮がめくり上げられて、亀頭の周りを這う暖かな滑り。
指でアヌスを刺激しながら袋と、そのなかの睾丸を弄ぶ手の動き。
私の背筋にゾクゾク、とした感触が走り、
ペニスが急速に立ち上がっていく。
「愛して・・アキラ・・私を抱いて・・私、あなたのものになるわ・・。」
キィィーン・・と耳鳴りがした。
上体がガクガクと震えて、
わたしの喉からわたしのじゃない声が迸った。
「ァあ・あ・あ〜あ〜・
ぅわぁあ〜あ〜あ〜あ〜・・あ・あ・・・あぁ・・。」
両手で顔を覆ってアキラが泣いている。
泣き叫んでいる・・体の震えが止まらない・・
そして、熱いものがカァッ!と体中を駆け巡って・・。
僕は体を起こし、直美さんにむしゃぶりついて行った・・。

続く




アニト (1月4日(木)23時24分59秒)
山崎アカリさん、こんばんは。
「気がつく」のが幸せなのか、「気がつかない」ことが幸せなのかは
わたしには判断できませんが、
女装に限らず何事でも、自分の空想を明確化すること、
そして実現のために何をしたらいいのか考え行動すること、
つまりは汝自身を知ることが生きる意味の1つだと思います。
ぼくとわたしと直美(直樹)と先生の関係、
この愛の物語もロンド形式と言えるのではないでしょうか?。




山崎アカリ(1月5日(金)19時40分48秒)
アニト様、先輩奴隷の皆様、
このページを御覧になっている多くの皆様方、
アカリでございます。m(_ _)m
★アニト様
わたしの場合、もともとは気はついていたんです。
ただ認めたくは無かった。
そんな事をしている内にどんどん人生がだめになっていって・・
危ないところでした。
もうちょっとで自分を憎むようになっていたでしょう。
そうなると・・人間は、自分も他人も壊したくなるのです。
そうなってしまっている人を時々見かけます。
愛したり愛されたりする事の下手な人たち。
かわいそうな人なんですが、迷惑この上ない人でもあるのです。
自分も他人も憎んでいますから、近寄ると危なくって・・
そうやって人は邪悪になっていくのです。
★ひろよ様
歩ちゃんと勝くんの初エッチ、可愛い〜〜(^。^)!
幸せな二人の気持ちが伝わってきて、
わたしの気持ちも暖かく、優しくなりました。
歩ちゃん、ステキな彼氏、大事にしてね。
勝くん、歩ちゃんを泣かせちゃダメよ・・
ホントにそう声をかけてあげたくなります。
年の初めから嬉しくなっちゃうお年玉、
ありがとうございましたm(_ _)m。
★純子様
>どうして、こんなに溢れる言葉と、
>細かい描写が両立できるんでしょうか? 
ええと・・あの・・ちょっとだけ秘訣を・・。
光景を思い浮かべるのです、絵として。
そしてそれを描写していく・・
擬音もできるだけその“音”そのものを描写しようと・・
空想した光景を写生するような気持ちで書いているのです。
そうするとものすごくたくさんの言葉が必要なんですね、
それで氾濫してしまうんです。
「そして、ぼくは彼女になった・・・」(第六話)
上手い!ちょっと意外で、
けれどカチ!とピースがはまるような心地良さ。
絶対、逃げも隠れも出来ない見事なシチュエーションに、
拍手したくなっちゃいました。
もう、ワクワクドキドドキです。早く続きを読みたい・・。
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
今回は、とても苦労しました・・タチ役で書くのはやっぱり苦手です。
だってつまんないんですもの・・(^o^)。
イマイチ、ノリが良ろしくありません。
でも、いまさら止めるわけにはいかないのです。
それが勢いというものです。
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
「失われた時の彼方へ」
●第5章-(僕とわたしと)・承前 第2話
直美さんはフワリ、と僕を受け止めてくれた。
「アぁ・・アキラ・・私を抱いて・・可愛がって・・
そして・・ 挿れて・・。」
その、口に吸い付いていく。
「ウムむむ・・ァぅ・ムうゥ・・ム・あ・あム・ム・アぅム・・ム・・。」
直美さんの舌は温かく、柔らかで、少し甘い味がした。
そして、徐々に体を横たえていく。
ソファの上の直美さんは、僕の前に横たわっているピアノの鍵盤・・
僕はそれを演奏する。
右手でアヌスを刺激しながらパンティを下げて、
ペニスを露出させる。
プルンと立ち上がり、硬く漲っているそれを、口に含む。
「ア!ァああッ!ク!クウぅ!」
直美さんの歓びの声が僕を励まして、僕の指が内部に触れる・・
そうしてそこを愛撫する。
「そうよ、アキラ、・・ア、あゥ・ウ・・ク・・そう!・・そこを・・。」
お尻をくねらせて直美さんは応じてくれた。
お姉さま、と言うひとつの楽器が僕の手の中で色々な音色を奏でていく。
優しく、愛らしいその音色。
「あ・ァ!」
僕の指が直美さんのもっとも敏感なところに触れたとき、
切迫した声とともに震えが、
その白い、木目細やかな肌の上を走り抜けた。
連続して刺激していく。
「ゥ・フクゥ・・ク・あ・ゥ・・ぁ・・ァふう・・!」
パア!と血の気が差し、肌を染めた。
直美さんのアヌスは温かく潤って、もう、2本目の指を受け入れている。
お姉さまにされたのを思い出しながら、
ゆっくりと、優しく愛撫する、そして・・アヌスに唇で触れた。
舌を尖らせて、内へ、差し込んでいく。
「フ・・くゥ・・ぁァ・あん・・アぁ・・。」
ヌルリ、とした直美さんの粘液、そして苦い、内部の味。
でも、全然嫌じゃなかった。
もっと歓んで・・そしてもっと感じて・・!
ソファに上体を預けて、直美さんは床に膝を着く。
指を飲み込んだアヌスが時々、ヒク、ヒクと震える。
背骨に沿った谷間・・腰から盆の窪へと舐め上げていく・・。
赤く染まった体の温もりが、頬に感じられた。
「ぁ・・アキラ・・も・・もう・・・許して・・・アぁ・・。」
直美さんは荒い息をつきながら、顔をソファにうずめる。
「まだまだ・・もっと、もっと気持ちよくなって・・。」
そう言ってペニスに手を添える。
「あン・・アアぁ・ァ・・ぅ・や、やめて・・出ちゃう・・出ちゃうわ・・
早く!・・早くちょうだい・・じらさないで・・!」
僕はペニスを直美さんの入り口にあてがった・・
何だか奇妙な感じがした・・
考えてみれば、明はこれが初体験なんだ。
「変なの・・。」
クスリ・・思わず笑ってしまった。
そして、僕は体を沈める。
「アぁ・・ゥ・・うゥ・ィ・・・・く・・クゥぅ・・。」
背もたれを抱きしめ、直美さんは声を上げる。
ぎゅうゥ・・!
僕のペニスが締め付けられて、
「ア・アぁァ・ア・ぁ・・!」
思わず声が出ていた。
直美さんの内は、暖かくて、オツユが一杯で・・・。
「ああ・ぁ・・イイです・・直美さんの中・・最高です・・。」
「ああ・アキラ・・私の中に入ってるのね・・
あなたを・・感じるわ・・動いて・・責めて・・そして・・イかせて!」
僕はもう、必死で動いて、
直美さんに感じてもらおう、イかせてあげたい・・
ただそれだけだった。
ヌチャ・・クチャ・・ニチャ!・・クチャ!
直美さんの潤滑液の立てるいやらしい、淫らな音。
アヌスは生き物のようにうねって僕のペニスを刺激する。
「ああ!ああ・・そんなにされたら・・だめです・・ボク・・もう・・!」
ペニスに添え手で、それを激しく擦りたてる。
「あァ!・・アキラ・・イイ・・いいわ!・・来て!・・来て!・・早く!」
お尻をくねらせ、ボクの腰に擦り付けて直美さんが訴える。
アヌスの中のあのツボ、直美さんの、あの歓びの焦点。
そこを探り、捜し出して刺激しようと僕は必死で腰を動かす。
「ァ!アぁァ!アアぁァァ!」
その一瞬、そこに触れた、と思ったら
大きな喘ぎが直美さんの口から漏れた。
「そこ・・そこよ・・そこをもっと・・。」
汗が首筋に浮かび、
フワリと立ち上がった直美さんの体臭がボクの鼻をくすぐる。
「感じてくれてる・・直美さん感じてくれてる・・。」
愛おしさが堰を切ったように溢れ出し、
そのすべてをこの器に注ぎ込みたい、満たしてあげたい!
「ァ!ア!あ!ァあ!あ!ァァ!ア!あ!!ァ!ァァ!ァ・・。」
リズミカルに歓びを伝えるその声、
それが僕を奮い立たせて、さらに激しく衝き、愛撫する。
「ゥア・ァあ〜〜ァ〜〜う・ク・・ククゥ・・ゥウう・・あォ・ォ・ぉ・・。」
ペニスはぎゅう!と締め付けられて・・
僕の頭の中は真っ白になり、そして・・
「ァあ!ァア〜〜!」
たまらず直美さんの中に迸りを放っていた。
ビク・ビク・ビク・ビク・・僕の体は痙攣する・・そして、
「ハア!ハア!ハア!ハア!ハア!ハア!ハア!」
汗まみれになって直美・・お姉さまの背中に突っ伏した。
しばらく、呆然としていた。
お姉さまにこんな事までさせてしまった・・
そんな資格が・・こんな素晴らしい人を抱く資格が僕に・・?
「アキラ・・嬉しいわ・・。」
少し笑いを含んだ声でお姉さまが囁きかけ、体を回して僕を抱きしめる。
「・・大丈夫・・大丈夫・・もう大丈夫・・。」
お姉さまに抱かれて・・その胸の中に揺られて・・
心の中に在った殺伐としたものに、暖かい雨が染み込んで癒されていく・・。
乾ききったひび割れが溶け合って、傷口を塞いでいく。
ああ、抱かれたい!
この人に愛される以上の幸せがこの世にあるだろうか?
「お姉さま・・。」
思わず口をついてこぼれ出る囁き声。
「抱いてください・・僕に挿れて・・。」
まだ屹立したままのお姉さまのペニス。
結局、僕じゃあお姉さまの相手には不足だった。
「ウフフ・・切ないの?アカリ・・。」
赤くなってコクリと頷く。もう、激しく疼いて耐えられなかった。
「いいわ、手をついて。」
床に手をついた僕のお尻にヌルリ、としたものが塗りこまれる。
あ、これは・・。
「あなたのよ・・アカリ。」
アヌスに塗りこまれていく、わたし自身の自身の体液・・
そして、あの愛撫がわたしを泣かせる。
「ンァア・アア!・・アア!・・お姉さまあ!」
ほんのちょっとで体は反応してしまう。
それくらい敏感にもう、アヌスは開発されていた。
ペニスはもう立ち上がろうとしはじめ、ヒク、ヒクと脈打っている。
そして、お姉さまも切なかったのだろう、
すぐに、ズルリ!とペニスが侵入して来た。
わたしはアヌスをグ!と閉めてそれに応じる。
「ゥ・ク・・」
お姉さまの口から吐息が漏れて、
「上手になったわね・・。」
そう言ってもらえるのが何よりも嬉しい。
もっともっと上手くなりたい、お姉さまのために・・
ピアノも、そしてセックスも・・。
わたし自身がイくよりも、
お姉さまの精を享けたほうがずっと歓びが大きい。
そうすることで自分はどんどん女の娘になっていく。そう感じていた。
お姉さまのペニスがわたしの内部を擦る、その心地よさ。
「ア・あゥ・ア・ア・アくゥ・ア・ア・ア・ぁ・・。」
そのリズムに合わせて自然と声が出る。
お姉さまの手がペニスに添えられて、
「ごめんね・・私、あんまりもたない。」
「あん・ア・アア・・イイです・・
そんな事・・早く・・出して・・ 中に・・アカリで、イって!」
切迫した言葉が口を衝いた。
わたしのペニスを扱くお姉さまの手、弓を持つ部分の固いタコ。
左手の指・・それは弦を抑える部分が硬く固まって、
いかにこの人が猛練習を重ねてきたか、それが良く分かる。
アヌスを嬲るペニスの動きはますます、速く、激しくなってきて、
「ア・ア!アカリちゃん!イくわ!私・・イっちゃゥう・・!」
お姉さまは声をあげた。
そして、腸の内に温かいぬくもりを感じた時、
わたしもまた、激しく放出していた。
「ア・アア!アァ〜〜ア・あうゥ・ウゥあう・ゥ・・。」
ビュ!ズビュ!ビュ!ビュル!ビュ!ビュ!
床に勢い良くボタボタと吐き出されるわたしの精液。
信じられない、ついさっきイったばっかりなのに・・。
お姉さまがのしかかってきた。
「クウぅ・・・ア・ア・・・あうゥぅ・・。」
押し殺したうめきが耳元で聞こえて、ビク、ビク、と震えるその体・・。
「ハア!ハア!ハア!ハア!ハア!ハア!」
二人で荒い息をつきながら・・
「お願い・・もう少し挿れていて・・。」
わたしは頼んでいた。
できるだけ長く、お姉さまのもので居たかった。
それで・・汗が冷たくなるまでそうしていた。
「明日、先生に会うわ。」
耳元でお姉さまが囁いた。
その目には、決意の色が浮かんでいる。

続く




アニト(1月5日(金)23時39分08秒)
山崎アカリさん、こんばんは。
自分の内にあるものを、なぜ認めたくなかったのか、
どうして受け入れることができるようになったのか、
それがわたしの関心事であり、多くの人に聞いてみたい事柄です。
>愛したり愛されたりする事の下手な人たち。
いますよねー、そういうコマッタちゃん。
どう対処したらいいのか途方にくれてしまいます。
人を攻撃し自分を傷つけることに、なんの意義がありましょう。
危ないところまでいった?アカリさんですから
今、愛ある物語が書けるのでしょうね。

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