元になった権太さんの「もっとも崇高なるビジネス」を読む

柏木彩 (11月26日(月)01時42分39秒)
アニトさん皆さんこんばんは,柏木彩です。
権太さん,私からのレスです。
誰か助けに来てくれるんでしょうか,
このまま売られて,どうにかなっちゃうんでしょうか。
あや(と)の運命は,権太さんにゆだねたいと思います。
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あや(と)の受難

下校途中,僕は,突然現れた屈強な男達に取り囲まれ,
有無を言わさず乗用車に連れ込まれた。
僕が連れて行かれた先は,マンションの一室だった。
サングラスをかけた男が,僕の顎を持ち上げながら
「お前は売られたんだよ。
これからお前をいいところに連れて行ってやるからな。
怪我をしたくなきゃ,大人しくしてるんだぞ。」と言った。
そこまで連れてこられる間に,抵抗しても無駄だってことは十分分かっていた。
しばらくの間,僕は,彼らに乱暴されないようにとそれだけに必死で,
これからどうなるのかとか,うちはどうなっているのかとか,
そんなことを考える余裕もなかった。
それから数日間,僕は,そのマンションで過ごした。
首輪と後ろ手錠で拘束され,
食事や身の回りのことは中年の女性が世話をしてくれた。
「僕はこれからどうなるの?」
おそるおそる尋ねた僕に,その女性は
「あと1週間もすればいいところに行けるから。
綺麗な服を着て,おいしいものを食べて楽しく暮らしていけるんだよ。
大人しく言うことを聞いてりゃ,痛い目にあうこともないからね。」と答えた。
何日が過ぎたのだろう。
僕は,毎日,室内で,大した運動もせず,
少量の野菜ばかり食べさせられていたせいか,
すっかり筋肉も体力もおちてしまっていた。
「そろそろいいころだね。」
その女性はどこかに連絡しているようだった。
それからその女性は
「じゃあ,これから支度をするからね。」
と言うと,僕の服を脱がせはじめた。
それから再び,僕を首輪と手枷で拘束し
「体をすっかり綺麗にするからね,言うとおりにするんだよ。お尻をこっちに向けな。」
と言い,僕のお尻に冷たいものをあてがった。
女性は,まず体の中から綺麗にするんだ,と言って
僕のお尻から浣腸液をお腹の中に注入した。
激しい便意をしばらくの間我慢させられた後,ようやくトイレに行かせてもらった。
そんなことを3回繰り返され,僕は,体の中心が空っぽになったような気分になった。
それから僕は,お風呂に入れられた。
いつもそうだったが,この時も,僕は体を拘束されたまま湯船に横たえられ,
女性が,丁寧に僕の体を洗ってくれた。
お風呂から出ると,僕は,ベッドに横たえられて,
体中に,クリームのようなものを塗り込まれた。
「今日は仕上げだから念入りにやるからね。」
そう言って,女性は,お尻の中にまで何かを塗り込んだ。
「よし,それじゃ,服を着るんだ。」
そう言って,女性は,僕の手枷の留め金を外して両手を自由にしてくれた。
と言っても,首には鎖がつながれていて,逃げることなどできない。
「今日は,自分で着るんだよ。」
そう言って,女性は,きれいに畳んだ洋服を一式僕の前に差し出した。
「こ,これは・・・」
「日本人のスクールガールっていうのがね,人気が高いんだよ。
よかったね,お前は可愛いし肌も綺麗だから,きっと気に入ってもらえるよ。」
差し出されたのは,紺色のセーラー服上下に,
ブラジャー,パンティ,スリップ,ソックス。
下着は全部,白,ふんだんにレースを使ったとても綺麗なものだった。
「・・・ぼ,ぼくが着るの?」
「そうだよ,早くおし。」
「で,でも・・・」
「言うことを聞かないと,どうなるか,忘れちゃったのかい?」
そう言うと,女性は,金属の棒を取り出し,僕の脇腹にあてがった。
「アッ」
刺すような痛みが僕を襲った。
「早くしないかい。ぐずぐずしてたら何度でもやられるんだよ。」
僕は慌てて下着を手に取り,それを身につけはじめた。
ブラジャーはさわるのも初めてで手間取ったけれども,
何とか女性が再び怒り出さないうちに,全てを身に付けることができた。
「良い子だね。可愛いよ。いい人がお前を買ってくれるといいね。」
そう言って女性は再び手枷で僕を後ろ手に拘束した。
しばらくすると,あの男達が再び現れ,僕に,さらに足枷,猿轡をし,
頭からすっぽり布を被せて目隠しをして,僕をどこかに連れて行った。

目隠しをとられると,またもや,マンションの一室のようだった。
あの女性も一緒に来ていて,僕の身なりを整えてくれた。
それから僕を鏡台の前に座らせ化粧をし始めた。
「お前はこれから競りにかけられるんだよ。
お客さんは,日本や外国のお金持ちだよ。
気にいってもらえれば,お金持ちに買われて,一生楽に暮らせるんだ。
綺麗な服を着て,お金持ちの相手をしていればいいんだからね。
最初はちょっと痛いかもしれないけど,すぐにお前も気持ちよくなるからね。
気に入ってもらえるように,可愛くしてるんだよ。
もし買い手がつかなかったら大変だからね。」
「大変って?」
「私たちのお客は,何もお金持ちばっかりじゃないのさ。
仲買人や娼館の経営者なんかも来てるからね。
酷いところに売られたりしたら,
とっかえひっかえいろんな男の相手をさせられたり,見せ物にされたり,
そりゃ,大変な目に遭うんだ。
帰ろうったって帰れない外国に連れて行かれてね。」
「僕,うちに帰りたいよ。」
「まだそんなこと言ってるのかい。もう帰れっこないんだから諦めな。
お前は,もう,お金持ちに買われて幸せに暮らすか,
おかしな奴に買われて惨めに暮らすか,どっちかしかないんだよ。」
「そんな・・・・」
「今日は,お前の他にも何人か競りにかけられるんだから,
その子らに負けたらお前終わりだよ。しっかりやりな。」
「・・・どうすればいいの?」
「簡単さ。女の子らしく,可愛らしくしてりゃいいんだよ。」
「女の子らしくって,僕,女の子じゃ・・」
「大丈夫だよ。
お前は,まだ調教されてない,生の「女の子」ってとこが売りなんだから。
生まれたときは男の子だったなんてことは忘れちまいな。
そして,お客さんに気に入ってもらえるように,
言われたとおりにしてりゃいいんだよ。
大丈夫,お前は素質があるよ,私が言うんだから間違いないよ。」
そのうちに支度もととのい,僕は,薄暗い広間に連れて行かれた。





アニト (11月26日(月)23時33分30秒)
柏木彩さん、こんばんは。
連作・競作は『空想デート』ではしばしば試みられています。
物語は(たとえどのような終わり方であっても)完結することで
作者の世界観と登場人物の人生が表現でき、
読者ならびに作者の満足感が得られるものと思います。
作者同士が譲り合っていては先へ進みませんよ。
お2人のそれぞれの物語が結びつくことを願っています。

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