みずき (6月8日(木)19時48分11秒)
☆アニトさま☆
きのうも暖かいレスありがとうございます。
ゴキゲンなみずきです。
さてさて、きのう予告しました新作の開始です。
「みずき」にしてしまうとちょっと違和感があるので、
本名の「瑞希」で進めます。
第一回は、状況説明をさせて戴きましたのでちょっと淡白です。
思いっきり和風のお話です。前に書いた「雛祭り」っぽい作風です。
では。
☆数値フェチっ娘さん☆
あんまり詮索されちゃうと困っちゃいます。
秘密の部分が多いほどいいでしょ?
それより新作読んで下さい。
ちょっとがんばっちゃう作品なんですよ!
「濡れ菊人形」 #1

お祖母様の部屋から鈴の音が聞こえる。
瑞希を呼んでいらっしゃるの。
もう永いこと、お部屋で寝たきりのお祖母様。
明日の踊りのお稽古のために、おさらいをしていたのだけれど
お祖母様のお呼びで、瑞希は小走りにお祖母様のお部屋に向かいます。
藤の花を裾にあしらった、薄桃色の着物の裾が乱れないよう
片手でさばきながら、長い長い廊下を。
本当はきちんと男の子の格好をしたいのだけれど、
お祖母様の言いつけで物心ついた時から、女の子の格好をしている瑞希。
亡くなられた一人娘のお母様の想い出を、拭いきれないお祖母様は
その想いを、瑞希に託していらっしゃる。
可哀相なお祖母様・・・
「お祖母様、何か御用?」
「瑞希?お庭が見たいの。障子を開けて頂戴」
元々は和室だったお祖母様のお部屋。
介添えのためにベッドを入れてあります。
瑞希は枕もとの障子を開けてあげます。
二坪ほどの小さな壺庭。
楓の木の脇に露草が、可愛らしい藍色の小さな花をつけている。
「ああ、有難う。気分が晴れるわ・・瑞希、お稽古してたのかい?」
「ええ、お祖母様。『道成寺』を」
「・・・観てみたいねぇ・・美紗緒の『道成寺』はきれいだった。
初舞台はあれは、十五の歳だったかしら?」
「お祖母様、まだ瑞希、上手く踊れないの。
でも早く元気になって、瑞希の初舞台も観にいらして」
「有難う・・でも・・・さぁ、お稽古に戻りなさい」
瑞希のお母様、美紗緒はお祖母様の自慢の一人娘だった。
そして、何代も続く由緒ある呉服問屋の大事な跡取り娘だったのです。
早くに連合いを亡くして、お店を切り盛りしながら
お祖母様が女手一つで手塩にかけて育てたお母様は、
瑞希のお父様と道ならぬ事となって、瑞希をもうけてしまいました。
初めは若い二人の無軌道に、親子の縁を切ってしまわれたお祖母様だけれど、
孫可愛さにいつか志を曲げて、二人を迎え入れたのです。
でも、その幸せもつかの間のこと。
瑞希のお父様は、旧い白川家の因習に耐え切れずに
家と家族を捨ててしまうのです。
無論、その一因は、厳格なお祖母様でした。
そうして、元々婚姻関係の無かったお父様がいなくなられた後、
お祖母様が勧める縁談を受け入れて、婿を迎えたお母様は、
ほどなくして、幼い瑞希を残してみまかわれてしまったのです。
一人娘を喪ったお祖母様は、残された娘の忘れ形見の瑞希を
女児として育てることを、周りに厳命されたのです。
奪われてしまった娘の幻影を託すかのように。
いえ、それは愛娘を捨てた瑞希の父への復讐だったのかも知れません。
養子となった義父は、そんなお祖母様に逆らうことなく
名ばかりの跡取りを演じておられるのです。
そうして瑞希は幼い頃から、女児として育てられて
数えの六の歳の六月六日から踊り、お花、手習い、ピアノと
お稽古にいそしんでいるのです。
同時に女子としての、身だしなみや立ち居振舞いを厳しく躾けられたのです。
決して男児の服を着せられることなく。
そうして女児として育っていく瑞希の身体を、
女に変えてしまったのが、他ならぬ義父だったのです。

つづく




アニト (6月8日(木)23時36分53秒)
みずきさん、こんばんは。
ゴキゲンでなりよりです。
いよいよ純和風物語の始まりですね。
こういった物語の場合、《雰囲気》がとても大切です。
「雛祭り」でその片鱗をみせていただきましたが、
みずきさんの語彙力と文章力があれば大丈夫でしょう。
これは読者の空想力が試される作品となりそうですね。




みずき (6月9日(金)07時45分24秒)
☆アニトさま☆
《雰囲気》。そうですね。
がんばって、読んでくださる方に伝わるようにしたいと思います。
雅な世界って、あんまり縁がないので難しいですけど・・・。
ここはこんな風にした方がよかった、とか感じられたらおっしゃってください。
☆数値フェチっ娘さん☆
フェチっ娘さんでもご存知ないことが・・・
昔からお稽古事を始めるのは、この日、
六歳の六月六日って決まっているんですよ。
でもなんででしょう?オーメンとは関係ないですね。
あら?レスまでおしとやかになっちゃいました。
「濡れ菊人形」 #2
お祖母様のお部屋からお稽古部屋に戻ると、
そこには義父の姿がありました。
手習いの和綴本を、所在なさげに繰りながら座ってらっしゃいます。
畳の上には筆や硯などと並んで、広げられた半紙が置かれています。
瑞希の胸が小さく痛みました。
「おやお帰り。お祖母様はどうだった?」
「・・はい、お庭をご覧になりたいと」
「そうか・・いや、久し振りにお前の手習いを見たくてね」
「・・そんな・・あんな恥ずかしいこと・・お許しください・・」
「女になる稽古じゃないか、お祖母様がお望みのようにな。
瑞希、殿方を悦ばせるのも、女の大事な身だしなみじゃないのか?」
「お義父様・・・」
忌まわしい思い出にうつむく瑞希の後ろに歩み寄った義父が、
瑞希の両肩を抱いて、部屋の中に引き入れるのです。
「さあ、この前のようにそこに這いなさい」
恥じらいもためらいも許されずに、畳に這わされる瑞希。
そんな瑞希の後ろに回った義父が、瑞希の着物の裾をめくりあげるのです。
「あぁ・・」
着物の時は、下穿きを着けることを許されていない瑞希のおしりが
義父の前にむき出しにされます。
「ふふ、相変わらず丸くて可愛いしりだ。男心をそそらしてくれる」
「あぁ・・お義父様、許して」
「その哀しそうな声がたまらないな。お祖母様にも聞かせてあげたいよ
瑞希はお義父様に、女にして戴いておりますってな」
義父の手でめくりあげられた着物の裾が、衣擦れの音をさせながら
背中で結ばれた臙脂色の帯の、お太鼓の奥に差し込まれます。
瑞希の帯から下は、義父の手でむき出しにされてしまったのです。
義父の手が、瑞希のおしりや太ももを撫でさすります。
「いい眺めだ。上は母親の形見の薄桃色の着物に包まれているのに、
腰から下はむき出しにされて、畳の上に這わされているとはな」
「お義父様・・恥ずかしい・・許してください」
「さて、瑞希の娘の部分がどんなに成熟したか見せてもらおうかな?
さあ、この間のようにお義父様に良く見せておくれ」
有無を言わせぬ義父の言葉に、瑞希は逆らえないのです。
よつん這いになって、上体を支えていた両手をゆっくりと曲げて頭を下げます。
畳に横顔をつけて、両手を自由にするとその手を後ろに伸ばします。
むき出しのおしりの両側を滑らすように回した手を、おしりの谷間にかけるのです。
そうして手さぐりで、おしりを左右に拡げると、
指先をその先に伸ばして恥ずかしいすぼまりを、指で左右に拡げるのです。
そんな瑞希の恥ずかしい部分を覗き込む、義父のほころんだ顔が、
横向きに伏せている瑞希から、はっきりと見えるのです。
「いやらしい眺めだぞ、瑞希。白足袋だけの下半身だけでもいやらしいのに、
その上、自分で菊座を拡げて義父に鑑賞させてる娘とはな」
「あぁ・・もういや・・こんな恥ずかしいこと・・」
「ほら瑞希。このあと言うことがあるだろう?言ってみなさい。言えるな?」
「・・お義父様・・瑞希の・・瑞希のアヌスを調教してください・・」
「そうだそうだ、やっと言えるようになったな。それならば調教してやろう」

つづく




アニト (6月10日(土)00時00分34秒)
みずきさん、こんばんは。
古典文学のすばらしさは五感の表現力にあるのだとわたしは感じています。
色彩・静寂・芳香・風味・愛撫といった(最後は違いましたか?)
これらの繊細な表現が「をかし」「もののあはれ」などの美的感を生みだし、
優艶な世界が広がります。
いつもにましてたいへんでしょうが、ガンバってくださいね。




みずき (6月10日(土)12時02分54秒)
☆アニトさま☆
ちょっと漢字を多用し過ぎました。
アニトさま・・字がかすんで見えたりしませんか?
近くのものが見えないとか。
☆菜美さん☆
うーん、いいところで終わっちゃいましたね。
清潔そうな体操着、大変なことになっちゃいそう。
☆唯奈さん☆
沈着な文体で、淫靡な光景や心理を描写されてるところ素敵ですね。
ただ擬音をあまり使うと、ちょっと軽くなっちゃいますよ。
唯奈さん、また性感帯の胸を責められて・・
☆綾乃さん☆
「濡れ菊人形」綾乃さんの「お嬢様は男の子」のパクリじゃないこと判ってください。
「お嬢様・・・」を読んだ時、「いっけない」と思っちゃったんですけど、
もうプロットが出来ていたのでこのまま載せることにしちゃいました。
ごめんなさい。
☆佳菜っちさん☆
タイトルは「ぬれぎく・にんぎょう」と思ってくださいね、
「ぬれ・きくにんぎょう」じゃなく。
それと、いつもレスありがとうございます。
「濡れ菊人形」 #3
山水を描いた襖と、障子に囲まれた昔ながらの六畳の和室。
窓に嵌められた腰障子の下の棚には、娘道成寺の日本人形が飾られて。
薄桃色の着物と臙脂の帯の瑞希。
あでやかな衣装には似合わない格好のまま、畳の上に這わされています。
着物の裾は大きくめくりあげられて、白足袋だけの下半身をさらしています。
横顔を畳につけて、両手でおしりを左右に拡げ、
指先で拡げたアヌスの奥を、義父に鑑賞されているのです。
「きれいな桃色だ。ヌメヌメと濡れて光っている。 
このぬめりとすぼまりが、男を悦こばせるのだな?違うか?」
「そんな・・そんなこと瑞希はわかりません」
「男だけじゃないぞ。このすぼまりを可愛がられると瑞希も悦こぶのじゃないか?」
「・・そんなこと・・」
「違うのか?じゃあ、こうしてやればわかるのかな?」
「あぁっ あぁんっ・・やっ、いやです・・あっ、あぁっ」
義父の手馴れた指の動きが、瑞希の敏感な部分を刺激します。
「ほぉら感じるじゃないか?もうお前のここはすっかり女のそれなんだよ」
必死になって口を閉ざしても、恥ずかしい声が喉から洩れてしまいます。
深々と埋められた義父の指が、荒々しく瑞希のすぼまりを掻き回すのです。
「だいぶ拡がったようだな。さあ瑞希、手習いをするところを見せておくれ」
義父の指で、女の子の部分を高められてしまった瑞希。
また更に恥ずかしい、義父の求める「手習い」を思い出してしまいます。
恥ずかしくて、厭でたまらないはずなのに、
恥ずかしさが高める快感を忘れられずに、その姿勢をとるのです。
「お義父様・・みずきの手習いをご覧になってください」
ゆっくりと上体を起こして、両手で上体を支えます。
畳の上によつん這いになると、畳の上に敷かれた半紙をまたぐようにします。
「お義父様、筆を・・筆を挿れてください」
そう言って、おしりを少し突き出すのです。
義父が硯の脇の筆を取ると、その柄の先を瑞希のアヌスに当てがいます。
「あんっ・・お義父様・・」
義父の指先で拡げられた、瑞希のアヌスのすぼまりを押し拡げて
筆の固い柄の先が、奥へと導かれます。
「しっかり締めるんだぞ。さあ、硯はここだ」
指の長さ程に柄が奥に差し込まれた、筆の穂先に義父が硯を近づけます。
よつん這いで前屈みに這った瑞希は、肩越しに後ろを見ながら
硯の池に、筆の穂先を浸すようにするのです。
筆先がぶれないようにアヌスを締めて、おしりを微妙に動かします。
アヌスの奥の筆の柄が、締め付けるアヌスの粘膜と密着して、
瑞希の快感を更に高めます。
筆の穂先が十分に墨を含んだところで、義父が硯を離します。
「いい眺めだ。むき出しのしりの穴から、筆が生えているようだ。
さあ、ここに書いてみなさい。式子内親王だったかな?」
僧籍にありながら、許されぬ恋の御歌を残した式子内親王様の御歌を
お手跡の通りに半紙に書き写す瑞希。
着飾った上半身と、清楚な白足袋の間の、
むき出しにされたおしりを艶かしく動かしながら・・・
玉の緒よ 絶えなば絶えね ながらえば
忍ぶることの 弱りもぞする          式子

つづく




アニト (6月10日(土)23時22分56秒)
みずきさん、こんばんは。
ご安心あれ、視力はまだまだ正常です。
漢字多用は雰囲気が出て良い”感じだよう”とわたしは思いますよ。
むしろカタカナは使わない(別な言葉に置き換える)
ほうがいいでのではないでしょうか?。
新古今集から忍恋の歌ですね。
みずきさんの想いは誰に向けられているのでしょう?。




みずき (6月11日(日)08時33分53秒)
☆アニトさま☆
カタカナの制限は難しそうですね。
パンティ=下穿き、アヌス=菊座とか使ってますけど。
スカート=膝丈西洋腰巻でしょうか?
舞台はあんまり古いと大変なので昭和50年代と考えています。
☆綾ちゃん☆
理解してもらってどうもありがとう。
幾つもの話を続けて大変ですね。
「濡れ菊人形」 #4
お座敷の杉の天井板。
小さい子供の頃、よくこうして仰向けになって眺めていました。
その頃、奇妙な形の木目や雨漏りの痕が、
小さい瑞希の目には鳥や、人の顔に見えたものです。
そうして怯えて、お台所にいらっしゃるお母様を呼んだものです。
若かったお母様は、そんな瑞希を膝の上にお抱き上げになって、
「あれは木の模様よ。怖いことなんてないの、瑞希。大丈夫よ」
と優しく髪を撫でてくださったものでした。
お義父様のお招きで、お座敷に集まられた大勢のお客様。
その方達の輪の中で、瑞希はひとりあお向けになって
天井を見つめているのです。
腰から下を露わにされて、両手でおひざを引き寄せて・・・
学校には無論のこと、男子の制服で通っています。
でも最近、とみにお気弱になられたお祖母様をお慰めしようとの、
義父の言いつけで、瑞希は学校から帰ると、
女子の制服に着替えてお祖母様にお目通りするのです。
同じ学園の女子部の制服。
淡いブルーのチェックのベストとプリーツスカート。
白いゆったり目のブラウス。紺色のリボンと、白いくるぶしまでのソックス。
ちょっとおしゃれをして、白いヘアバンドをしています。
お祖母様のお部屋から出ると、お義父様が廊下にいらっしゃいます。
「瑞希、お客様にご挨拶なさい」
珍しく紬の和服に袖を通した義父が、そうおっしゃるのです。
瑞希はお義父様の後について、お座敷に向かいます。
先にお座敷に戻られた義父の後ろで、戸口に正座してご挨拶です。
「皆様、ようこそお越しくださいました」
と三つ指をついてお辞儀をするのです。
「お初におめもじいたします。瑞希と申します」
頭を上げると、七-八人のお客様が瑞希を見つめていらっしゃいます。
正座したミニスカートから露わになった、瑞希の肢に視線を感じるのです。
「ほう、お行儀の良いお嬢さんだ。ウチのジャジャ馬に見習わせたい」
「こちらが白川さんご自慢のお嬢さんですね?」
「あぁ、例のお嬢さんですね?」
お客様が意味ありげに笑いながら、顔を見合わせたりされていらっしゃいます。
恐らくお義父様のことです。
瑞希にはこれからの事が、薄々と判りかけてきました。
「瑞希、ここに来なさい。失礼だが、皆さんに背中を向けてな」
やはりそういうことなのです。
瑞希は諦めて膝を進めると、床柱を背にした義父の隣に立ちました。
背中をお客様に向けて。
「さぁ、皆さんに観て貰おう。下穿きをひざまで下ろしなさい」
声は優しいのですが、有無を言わせない調子の命令です。
瑞希はミニスカートの脇をたくし上げて、パンティのウエストに手をかけると
ゆっくりとひざまでパンティを下げていきます・・・羞恥心に俯いてしまって。
ブルーのチェックのスカートの生地が、じかにおしりに触れています。
「ほう、素直な子ですな」
「さすが、白川さんのお嬢さんだ」
「瑞希、スカートをめくって皆さんに中をお見せしなさい」
どんなにためらっても、許されない瑞希。
スカートの裾に手をかけると、おしりからゆっくりとめくっていくのです。
裾を持った両手を胸の前で合わせて、おしりが丸見えになるように。
「瑞希、いつもお義父様が検査するように、 
奥を指で拡げて、皆さんにご覧にいれなさい」
「・・はい、お義父様」
お座敷はまるで水を打ったように静まって、
どなたかが、喉を鳴らせていらっしゃるのが聞こえてきます。

つづく




アニト (6月11日(日)23時30分00秒)
みずきさん、こんばんは。
あはははは、戦時中ではありませんから
固有名詞はカタカナでかまいませんよ。
それにいかな古風な家柄でも現代っ子が
「下穿き」と言ったらかえって変です。
#3の「ヌメヌメと濡れて」という表現に
ちょっと違和感があったのですよ。
150回目の書き込み、ありがとう。




みずき (6月12日(月)18時50分16秒)
☆アニトさま☆
さうですね。あまり擬古文調になつてしまつては、読まれる方も大変でせうね。
読み易ひやうに注意しやうと思ひます。
あれっ?自分で擬音が良くないって人に言っておいて、自分で守ってないですね。
今回は慣れない雰囲気を出すのが大変です。
読んでくださる方が、沈んだ雰囲気を感じ取ってくださると嬉しいんですけど・・・
本人が沈んでないって?
前回のレスで忘れていました、「感じだよう」って・・・
臨死体験しちゃいました。
☆数値フェチっ娘さん☆
フランス語と落語と並べて書かれると、
落語ってどこの言葉って思ってしまいました。
上っ面の知識を総動員してるので、いつかボロが出そうです。
「濡れ菊人形」 #5
瑞希はゆっくりと畳の上にひざを下ろして、よつん這いになります。
お顔を畳につけて、自由になった両手を後ろに伸ばして
ミニのスカートをめくりあげます、おしりが丸見えになるように。
そうして両手を先に這わせて、おしりを拡げると、
アヌスのひだに指をかけて、左右に大きく拡げるのです。
義父が瑞希の脇に、にじり寄ります。
「下穿きを脱いで、脚をもっと開いて」
そうおっしゃって、瑞希の片足からパンティを抜いておしまいになります。
よつん這いのひざも、左右に大きく開かされてしまいます。
瑞希はそんな義父に逆らえず、されるままになっているのです。
「皆さん、どうぞお近くにいらしてご覧になってください」
静まりかえっていたお座敷に、人の気配が戻り
お客様達が、畳の上に這わされた瑞希の周りに集まって来られます。
ブルーのチェックのベストとプリーツスカート。白いゆったり目のブラウス。
紺色のリボンと、白いくるぶしまでのソックス。白いヘアバンド姿の瑞希。
めくりあげられたスカート。
脱がされて右足のひざのところで丸まっている、真っ白なパンティ。
指で大きく拡げさせられているアヌス。
むき出しになった濡れた粘膜が、涼しく心細さを感じます。
そんな恥ずかしいところを見つめられているのも・・
「よくお躾けになりましたねぇ」
「素直で可愛らしいお嬢さんだ」
「制服姿がまた実に初々しい」
「指で拡げたここがまた可愛いですな」
「白川さん、どうお躾けになられたんです?」
「もともと女系の一家だったんですよ。
私が婿になる前に、この子はもう女の子の服を着せられていたんですよ。
あの義母が、男子は歓迎しなかったんですな。 
そうして美紗緒があんなことになってしまって、
この子は女にならざるを得なかった、と言う訳ですよ」
「服装はそうでも、中味はそう変わるものじゃないでしょう?」
「物心ついた時から女児として育てられていたんですから。
まぁ、私も美紗緒が病弱でしたので、この子をその替りにすることにしたんですよ。
血の繋がりも ありませんし。
それにこの子を女児にすることは、義母のお墨付きですしね」
「でも、ここまでよくお出来になるようなさいましたね」
「いえいえ、恐縮です」
お客様のどなたかと話す義父の声が、遠くから聞こえています。
「瑞希は指遊びが好きで、こんな歳になっても私にせがむんですよ」
「おぉ、それは是非拝見させて戴きたい」
「瑞希、いつものようにお義父様に甘えてみなさい」
優しい声とは裏腹の厳しい命令です。
でも、瑞希はそれに逆らうことは許されないのです。
「あぁ・・お義父様・・瑞希のアヌス・・可愛がってください・・瑞希欲しいんです」
「おぉ、可愛らしい。こんな可愛らしい声で甘えられたら・・」
瑞希の感じる部分を知り尽くしたような義父の指が、
瑞希のアヌスに挿し込まれてきます。花びらを押し拡げるようにして。
そうして、だんだん速さを増すように激しく出し入れされるのです。
「・・あっ お義父様っ あんっ・・ぁ ぁ ぁ ぁんっ ぁんっ あんっ」
「おぉおぉ、可愛らしくおしりを振られて」
「女の子ですねぇ、お義父様に可愛がって戴いてうれしそうに」
「お義父様の指遊び。気持ちいいんだねぇ・・ほら、あのおしりの動き」
大勢のお客様の前だということも忘れて、
いいえ、そうして観られていることで却って恥ずかしさのために、
快感が高まってしまったのかも知れません。
瑞希はお声を抑えられません。
快感が頂点に達する直前に、お義父様は指の動きを止めてしまわれるのです。
「皆さんも私の愛娘を可愛がって戴けませんか?瑞希からもお願いしなさい」
「・・はい、お義父様。・・・皆様・・瑞希を可愛がってくださいませ。 
こんな瑞希でよろしかったら、どうぞお好きなことをなさってください」

つづく




アニト (6月12日(月)23時39分38秒)
みずきさん、こんばんは。
一般的に物語を作る上で、
文字では感覚的にとらえることのできない「音」を
いかに読む人に伝えるかということに苦心するものですが、
逆に「無音」であることがこの物語の雰囲気を創り出す
重要なポイントになっているとわたしは感心しています。
身悶えするような天国へならば導いてさしあげたい“感じだよう”。


「濡れ菊人形」 #6へ

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