はじめから読む

柏木彩(11月22日(水)02時50分54秒)
みなさんこんばんは。
アニトさんや唯奈さん、綾乃さん、沙希さんの励ましに支えられて、
つたない文章に思いを書き連ねています。
読んだ人がどう思うのか、今の私には考える余裕もなく、
ただ、自分が書きたいって思うことを書いてます。
こういうことを表現できる場があるっていいですね。
いつか、読者に歓迎されるような文章を
書けるようになれたらって思います。
それまでは、私の独りよがりの物語ですが、
どうか読んでやってください。
大学生になった香奈です。
なお、一カ所、地名が伏せ字になっていますが
深い意味はありません。
先輩は卒業して京都の大学に行った。
1年後、私は、東京の大学に進学したの。
高校生までは、個室と言っても下宿で、
おかあさん代わりみたいなおばさんがいたんだけど、
大学生になったら違う。
狭いけど、キッチンもあるから、香奈がお料理することもできるわ。
アルバイトしてお金を稼ぐこともできるし、
なにより東京だから、いろんなお店もあるし。
私は、期待に胸を膨らませながら大学生活を始めたの。
最初のアルバイトは家庭教師。
私のお父さんの学生時代のお友達が東京にいて、
その人の子供が、高校2年生なんだって。
敦士君っていうの。
お父さんが紹介してくれたの。
あんまり変なアルバイトとか
危ないアルバイトとかしてほしくないみたい。
家庭教師みたいないいアルバイトは
そうすぐには見つからないかもしれないってことだったから、
私は、五月ころから、早速家庭教師のアルバイトを始めたわ。
そして、自分で稼いだお金で、香奈の衣装なんかも揃えていったの。
お父さんからの仕送りをそんなことに使うなんて
やっぱりなんか、後ろめたいっていうか、
お父さんに申し訳ないような気がするじゃない。
そうやって、少しずつ、香奈の衣装も増えていったわ。
高校時代の香奈は、まだ外見もちゃんとした女の子じゃない、
中途半端な存在だったから、大学生になって、
香奈をちゃんとした女の子にしたいって思ったんだと思う。
お洋服から始まって、下着もだんだん揃えていったし、
すぐに、メイク道具やウイッグなんかも買ったの。
全身映る姿見も。
そして、まだへたくそだけど自分でメイクもして、
全身すっかり女の子になった香奈を鏡に映して見てた。
踵を地面に着いたままだと、全然太い足なのに、
つま先立ちになると足首が細く見えるの。
だから、ハイヒールも買った。
そうやって、だんだん、私は本当に「香奈」になっていったの。

〜 家庭教師のアルバイト 〜

家庭教師のアルバイトは、毎週月曜日と木曜日の2回、
5月からずっと続けてる。
その日も、夜、私は、敦士君の家に家庭教師のために出かけたの。
いつものように敦士君のお母さんに挨拶した後、
私は、敦士君と一緒に彼の部屋に行って、勉強を始めたの。
敦士君は、最初は普通に教科書を広げて勉強を始めようとしたんだけど、
すぐに、そばに立っている私の方を見上げて、ニヤニヤしながら
「この間、街で先生見たよ。」
「変わった格好だったね。」
と言ったの。
私は、まだ何にも気づかないで、
「いつのこと?」
って聞いたら、敦士君は
「このあいだの日曜日の夜、×××の友達のところ遊びに行って、
その帰り、一人で駅の方に歩いてたんだ。」
「そしたら、道の反対側を背の高い女の子が歩いてたんだ。」
「うつむいて歩いてたんですぐには分からなかったけど、
なんか、見たことある感じだなって。」
「すれちがっちゃってから気がついたんだ。」
「俺、最初はまさかと思ったけど、気になってさ、
ぐるっと遠回りして、先回りして、もういっぺん正面から見たんだ。」
「そっちは下向いて歩いてたみたいだから、
だれが見てたか気がつかなかったのかもしれないけど、
こっちは隠れてずっと見てたから。」
「あれ、先生だよね。」
「黒のジャケットにミニスカートみたいな格好で歩いてたの。」
私は、ショックを隠すこともできないまま、敦士君の話を聞いていた。
確かに、その日、私は「香奈」としてそこを歩いていたんだもの。
服装も確かにそう。
黒のジャケットとスカート、
スカートは膝上10センチくらいで、プリーツが入ってるの。
あのとき何人かの人とすれ違ったのは覚えてる。
でも、外灯もあんまりない暗い道だし、
すぐ近くを通っていった人なんかいなかったし、
顔を伏せてあんまり見られないようにしてたから、
顔なんか誰にも見られてないと思ってた。
敦士君は、びっくりして返事もできないでいる私の顔を見ながら言った。
「やっぱりそうだったんだ。」
「間違いないって分かってたよ。」
「でも、心のどこかでは、やっぱり、「まさか」って思ってたから。」
「聞いてみてよかった。」
私は、少しずつショックから立ち直ってたけど、もう遅い。
弱々しい声で
「何言ってるの、人違いじゃない。」
なんて言うのが精一杯だけど、自分でも白々しくって嘘っぽい。
「今さらそんなこと言ってもダメだって。自分でも分かってるくせに。」
「月曜日に先生が来たときも、そのことが気になってしょうがなかったんだ。」
「でも、聞かない方がいいかなとも思ったし、黙ってた。」
「だけど、やっぱり気になっちゃって。」
「先生、今はこんなふうだけど、家に帰ったら、女の子になるんだ。」
「休みの日には女の子になって街を歩いているんだ、って。」
「それから先生見てたら、スカートはいてるところとか想像しちゃってさ。」
「よく似合ってるんだ、これが。」
「それでだんだん先生が女の子に見えて来ちゃって。」
「女の子と一緒にいるみたいで、勉強に集中なんてできなかったよ。」
「ねえ、先生がスカート履いているところもういっぺん見てみたいんだ。」
「先生の尻がスカートに包まれて、
スカートの裾から先生の白い足が伸びているところを見たいんだ。」
「頼むよ、先生。」
私はとまどっちゃって、なんて答えていいか分からない。
「頼むって言われても。」
「先生だって人に見せたいから外歩いてたんだろ。」
「今日だって、その服の下、女物の下着なんじゃないの。」
「脱いで見せてよ。」
敦士君は、立ち上がって私の腕を掴むようにしながらそう言った。
「そんなことないよ」
「ダメだって」
そう言いながら、敦士君の腕を振り払おうとしたんだけど、
そうしたら、敦士君、ますます興奮しちゃって、
「違うんだったら見せてくれたっていいじゃない。」
「本当は着てるから見せられないんだ。」
そういいながら、私に迫ってきて、
着てたシャツの襟元を掴んで引っ張りだしたの。
その勢いで私は後ろにあったベッドに倒れ込んだんだけど、
敦士君も一緒に倒れかかってきて、
私に覆い被さったまま、脱がせようとするの。
私は、敦士君の腕を掴んで必死に抵抗しようとしたけど、所詮力が違う。
私の方が2歳年上なんだけど、
敦士君の方が体もずっと大きいし、部活もやってる。
すぐに組み伏せられて、私は、敦士君に脱がされたの。
敦士君の想像したとおり、
私は、服の下には、ピンクのスリップと白のパンティを履いてたの。
最近はずっとそうだった。
香奈にならないときでも、下着だけはほとんどずっと女の子だったの。
下着が肌に触れる感触が気持ちよかったし、
いつでも、どこかで「女の子」を感じていたかった。
それに、高校生の時のことも心のどこかにあったのかもしれない。
誰かに見られたい、男の服を脱がせて、
中にいる女の子の私を外に出してほしい、
そんなことを思ってたのかもしれない。
敦士君は、私のシャツのボタンをはだけて、
下に着てたTシャツに手をかけたときに、そのことに気づいたみたい。
それから、敦士君は、私のズボンのベルトをはずして、
ファスナーをおろして、私のズボンを脱がせたの。
そして、私の顔を見てニヤっと笑った。
全部見られてしまった。
そう思うと恥ずかしくてたまらなかった。
二つも年下の、しかも、ずっと私のこと先生って呼んでた相手に、
こんな姿を見られるなんて。
それまで必死に抵抗してた私も、急に力が弱くなったみたい、
突然、女の子になったみたいで、強く抵抗できなくなった。
私は、ほとんど、敦士君にされるままで、
敦士君は容赦なく、ズボンを私の足首から抜き取り、
それから、シャツとTシャツも脱がせたの。
そして、私は、本当に下着だけの姿になってしまったの。
しかも女の子、「香奈」の下着姿。
私は、恥ずかしくて両手で身体を抱え込むようにして身体を丸めた。

(もちろん、続きます。続きはまた今度)




アニト(11月22日(水)23時57分23秒)
柏木彩さん、こんばんは。
>自分が書きたいって思うことを書いてます。
そう、それでいいのですよ。
なによりそれが『空想デート』の原点なのですから。
プロローグ部分に自己紹介と経過を書かれていますが、
これもりっぱな物語になっています。
今回の書きこみは「家庭教師のアルバイト」1話2話ということにして、
続きを3話にしたらどうでしょう?。




柏木彩(11月24日(金)08時20分03秒)
アニト様、みな様、こんばんは。
大学生になった香奈の物語の続きです。
私の中でイメージがぼやけないうちに形にしておきたいのです。
ずっと、こればかり書いていられたらいいのに、そう思います。
〜 家庭教師のアルバイト(承前) 〜
私は、ベッドの上で、スリップとパンティだけの姿でふるえていた。
「先生、やっぱり女の子だったんだ。」
敦士君は私の姿を眺めながら言った。
声がうわずっていて、興奮しているのが分かる。
「先生は、いつもこんな格好してるんだね。」
そう言われて、私は、ますます顔が赤くなった。
敦士君は、もう何もかもお見通しみたい。
すっかり、私のことを女の子を見る目で見ている。
そんな目で見られたら、私のほうまで、女の子の気分になっちゃう。
さっきまで男として敦士君と接していたのに、
今度は、女の子として振る舞うなんて。
恥ずかしい
「先生、立ってみて。もっとよく見せてよ。」
そんな、だめ、恥ずかしい。
ためらっている私の腕を、敦士君は、掴んで無理矢理ひっぱった。
部屋の真ん中でスリップ姿で立っている私。
すごく情けない、惨めな気持ち。
「すごく可愛いよ。」
「スリップからのびてる足が綺麗。そのお尻に触ってもいい?」
敦士君は、正面から私に迫ってきて、私のお尻に手を伸ばそうとする。
「だめ。やめて。」
両手で敦士君を押しのけようとするんだけど、
自分が今こんな姿なんだって思うと力が出ない。
敦士君は、簡単に私の手を払いのけて、お尻に手を回した。
スリップの上から、敦士君の手が私のお尻を優しく撫でる。
「アァン」
私は、思わず小さく声を上げた。
一瞬、ゾクッとするような快感が、私の全身に流れた。
まるで、敦士君の指先から私の全身に電流が走ったみたい。
男の人の手に触られるのって、どれだけぶりだろう。
「感じたの?」
敦士君に聞かれて、私は、耳まで真っ赤になる。
「本当に女の子なんだ。」
「名前はなんていうの?」
一瞬なんのことか分からなかった。
「女の子なんだから、ちゃんと女の子らしい名前があるでしょ?
なんていうの?」
「・・・・・・香奈・・」
「香奈ちゃん。先生の本当の名前は、香奈ちゃんっていうんだ。」
「香奈ちゃんは男に触られて感じるの?」
さっきのことを思い出して、私は赤くなってうつむいた。
「ねえ、もっと触っていい?」
「だめ、許して。」
「でも香奈ちゃんだって気持ちいいんでしょう。
それに、俺だって、ほら。」
敦士君は、私の手を取って、自分のズボンの前にあてがった。
大きくなってる。
私を見て、私に触って、敦士君のが大きくなってる。
「俺、女の子としたことないんだ。
香奈ちゃんとやりたい。それがだめだったら、せめて口でやってよ。
ずっと想像してたんだ。香奈ちゃんが俺の足下にひざまずいて
俺のを一生懸命しゃぶってくれるところ。
いいでしょう?」
だめ。いくらなんでも、そこまではできない。 
年下で、私の生徒だった敦士君の前で、そんな姿見せられない。
私が黙っていたら
「香奈ちゃんだって、興奮してるんじゃないか。」
敦士君が、私の前に手を伸ばしながら言った。
スリップ越しでもはっきり分かるくらい、私の方も興奮していた。
「香奈ちゃんだってやりたいんだ。」 
敦士君は、私の前の方をスリップ越しにさすった。
ますます、私のあそこが大きくなる。
私は、腰をくねらせながら後ろに引いて、
敦士君の手から逃げようとした。
そしたら、今度は、敦士君は、私のお尻に手を回してきた。
最初は、周辺のほうを、それからだんだん、割れ目の方に指が伸びる。
私はまるで敦士君の手の中で踊る操り人形のようだった。
どんなにもがいても逃げることはできない。
そして、ますます、身体は興奮し、感じやすくなる。
ちょっと触られただけで、大きく腰をくねらせ、声が漏れそうになる。
「ねえ、いいでしょう。
嫌だっていうんだったら、今ここに、お母さん呼ぶよ。
先生がこんな格好してるってばらす。  
だから、いいでしょう?」
こんな姿になっているところを
敦士君のお母さんにまで見せるわけにはいかない。 
私は、とうとう黙ったまま首を縦に振った。
敦士君はベッドに腰掛け、私は、その前の床にしゃがんだ。
敦士君のズボンのファスナーを下げ、
トランクスの中から、敦士君のものを取り出す。
もうすっかり大きくなってる。
私は右手で竿を掴み、先の方を舌で舐めた。
もう滴があふれてる。
私の唾液と敦士君の滴を混ぜながら、
敦士君のもの全体にそれを塗るようにして、私は舌を動かした。
敦士君は激しく反応してる。
そう思っただけで私の身体も反応する。
触られてもいないのに、ますます前の方が張りつめていく。
ゆっくりと竿全体をなめ回した後、
私は、敦士君の先っぽを、口に含んだ。
今度は、口の中全体で、敦士君をなめ回す。
それから、私は、ゆっくりとピストン運動を始めた。
根元を手でもって、最初はゆっくり、だんだん速度を上げながら、
敦士君のものを出し入れする。
今、敦士君のものに私の口が犯されてる。
私は、ほとんど爆発寸前だった。
自然にもう片方の手が、自分で自分の身体をまさぐる。
敦士君もすぐに昇り詰めた。
そして、それまで、私がするのに任せていた敦士君が、
突然、両手で私の後頭部を掴み、
それを支えにして、自分で腰を動かし始めた。
そして、あっという間に、敦士君は、私の口の中に精液をあふれさせた。
精液の味が口の中に残る。
「香奈ちゃんもちゃんといかせてあげるよ。」
敦士君は、私をベッドの上に抱え上げた。
私はもう抵抗できない。すっかり敦士君に身体を任せてしまう。
私も感じさせて、いかせてほしい、そんな思いで頭は一杯だった。
敦士君は、自分の前に私を座らせた。
そして、手を伸ばし、スリップをまくり上げて、
パンティから、私のものを取り出し、
手で包み込むようにしながら、その手を大きく動かし始めた。
私は、もう恥ずかしいとか、そんなことを考えられる状態じゃなかった。
敦士君に身を任せ、快感に身をゆだねた。
「もう香奈ちゃんは俺の女だね。」
私をまさぐりながら敦士君は言った。
「ねえ、今度は、スカートも履いて見せてよ。」
そんなの無理、私はそう思った。
「鍵かけるから、この部屋にいる間だけ、着替えてればいいじゃない。
ちゃんと女の子らしい格好した香奈ちゃんじゃないと、
勉強教えてもらう気にならないよ。」 
言いながら、敦士君の手が止まる。
「やめないで」 
敦士君を見上げる私の目がそう訴える。
再び手を動かし出し、今度は、激しく私を責めながら、
敦士君は、もう一度尋ねた。
快感の波に何も考えられない状態で、私は、頷いた。
そして、決して小さくはない声を上げながら、
敦士君の手の中で私はいった。





アニト(11月24日(金)23時44分35秒)
柏木彩さん、こんばんは。
>ずっと、こればかり書いていられたらいいのに、
そうあれば楽しいのかもしれませんが、
日常があればこそ空想が生き生きしてくるのではないでしょうか?。
それに、わたしのレスが追いつかなくなってしまいますよ、あはは。
エッチな先生になってしまいましたね。
ブラの透ける白いブラウスにタイトミニスカートなんて
わたしは好きですよ。
行頭の空白と物語の終わりにも数行の空白行がありますが、
これらを無しにして書き込みをすることはできますか?。




柏木彩(11月25日(土)01時05分16秒)
アニト様、みなさま、こんばんは。
時々、私の物語についても、みなさまが感想を書いてくださっており、
とても嬉しいです。
やっぱり、読んでくれる人がいると思うと励みになります。
さて、舞台設定が終わって、ようやく本番(?)です。
香奈という女の子のキャラクターを作るために、
この物語を書いているような気がします。
今書いているのは、香奈の回想。
現在の香奈は、この物語が終わった後の人生を生きているのです。
最初にも書いたのですが、
この物語は、チャットルームでの会話がきっかけで生まれたものです。
その時にできた設定に、細部を書き込んで、ここまで来ましたが、
まだ、道半ばです。
後少し物語を進めて、最初にあった設定を全て語り終えた時に、
香奈という女の子が、ようやく私の中で完成する、
というか、自由に生きられるようになる気がします。
香奈の設定が終わったら、彩についても書きたいです。
なんと言っても、彩が本体、香奈は彩の分身ですから。
(上司に犯される予定の分身もいます。聡子と言います。
最近できた名前じゃなくて、
私の中に、もう何年も前からいるキャラクターです。)
彩やその分身は、私自身の分身ですから、
こうやって、時間をかけてキャラクター設定しているのですが、
そのうちに、もう少し、自由な物語を書けたらと思っています。
〜 家庭教師のアルバイト(承前) 〜
その日は、もう、授業どころじゃなかった。
私は、予定の時間が過ぎるまで敦士君の部屋で休んで、
気持ちを落ち着かせようとしたけれど、
帰り際、敦士君のお母さんに挨拶したとき、
変だと思われなかったかな。
こんなことになるなんて。
最後に敦士君に見せてしまった、私の痴態を思い出すだけでも、
顔が火照ってしまった。
敦士君は、私を玄関の外まで見送って
「来週を楽しみにしてるからね。香奈ちゃん。」
と耳元でささやいた。
自宅に帰り、シャワーを浴びると、私は、再び香奈になった。
今日、あんなことがあったばかりなのに、やめられない。
いいえ、あんなことがあった後だからこそ、香奈でいたい。
もう寝る時間なのに、私は、お気に入りのワンピースを身につけ、
ウイッグもつけて、念入りにお化粧までした。
鏡の中には、すっかり女の子になった香奈がいる。
来週、どうしたらいいか分からない。
このアルバイトをすぐに辞めるわけにはいかない。
お父さんの紹介だから、辞めたらすぐにお父さんにも知られてしまう。
何故辞めたのか、本当の理由を知られるわけにはいかない。
それに、辞めてしまったら、新しいお洋服も買えない。
まだまだ、欲しい服とか、いろいろあるのに。
次のアルバイトなんて、すぐには見つからない。
来週、敦士君の部屋に行ったらどうなるんだろう。
すっかり女の子になった、この姿を見せることになるのかな。
鏡に映った私の姿をぼんやり眺めながら、そんなことを思った。
可愛いピンク色のワンピース。
ジャケットを脱げば、細い肩ひもがあるだけだから、肩がむき出しになる。
「敦士君は、なんて言うだろう?」
「可愛いって言ってくれるかな?」
気がつくとそんなことを考えていた。
まるで楽しみにしているみたい。
あんなに恥ずかしかったのに。
来週は、また、あんなことになるんだろうか。
敦士君の手が香奈の身体を這い、ファスナーを降ろして服を脱がせ、
香奈の身体をまさぐるのだろうか。
いつの間にか、私は、敦士君の愛撫を思い出していた。
なんてイヤらしい、恥ずかしい子、香奈って。
でも、たまらない。
「一度ばれちゃったんだから、もう、いいじゃない。
香奈として、思いっきり甘えれば。」
私の心の中でそんな声がささやく。
「だめ、そんな恥ずかしいこと自分から求めるようなことをしては。
これっきりで終わりにしなきゃ。
第一、敦士君は、お父さんのお友達の息子さんなんだから、
こんな関係を続けたら、そのうちお父さんの耳にも入るかもしれない。」
そんな風にも思う。
結局、私の心は定まらないまま、
ただ、久しぶりの男の人の手の感触を思いだしていた。
月曜日、大学の授業の後、
いったん自宅に帰ってから、敦士君の家に出かけた。
どうしようか迷ったけど、
結局、香奈のお洋服とメイク道具なんかも持っていくことにした。
「もし、約束を破ったら、
先週のことを、敦士君が親にばらしちゃうかもしれない。」
なんて、自分で自分に言い訳したけど、本心は違う。
本当は、敦士君に見てもらいたい。
綺麗だって言って欲しい。
そして、もう一度、敦士君の手で、愛されたい。
自分の中のそんな願望に気づかない振りをして、
私は、着替えの支度を整えた。
部屋に入ると、敦士君は、入り口のドアのロックをかけた。
「ちゃんと、用意してきた、先生?」
呼び方が先生に戻っている。
私はだまってうなずいた。
「じゃ、早く着替えてよ。」
「目の前で着替えるのはちょっと恥ずかしいんだけど。」
軽い調子で言おうと思ったんだけど、声がかすれる。
緊張して、胸がドキドキしている。
敦士君は、ついたての陰で着替えたらいいと言って、
自分は、勉強机に向かった。
私は荷物を解いて、衣装やメイク道具を取り出した。
それから、服を脱いで下着姿になった。
今日の私は、先週と違ってスリップの下にブラジャーを身につけていた。
やっぱり、お洋服も全て着るんだったら、胸のふくらみが欲しいから。
そうじゃないと、格好がきまらない。
ブラジャーの下にパッドを入れてふくらみを持たせる。
ストッキングは白。
それから、ベージュのブラウスに袖を通し、
白のラップスカートを履いて、右脇のホックをかけてファスナーをあげた。
軽く、腰を締め付けるような感じ。
立ったまま、その場で一回転してみた。
スカートの裾がフワッと広がり、
それから、太股を撫でながら、下に落ちていく。
太股を撫でられる感触が気持ちいい。
自分が女の子になろうとしているのを感じる。
それから、メイク道具を取り出した。
帰る前に落とさなきゃいけないから、簡単にしかできないけど、
それでも、軽くファンデーションを塗って、
ビューラーを使って、アイラインも描いた。
最後は、口紅。
おとなしめの、赤。
はみ出さないように丁寧に塗る。
手鏡を見ながらだから、いつもより時間がかかる。
最後に、セミロングのウイッグをつけた。
濃いめの茶色で、サラサラのストレートヘア。
手鏡をのぞいてみる。
普段どおりの香奈だ。
お化粧はばっちりってわけにはいかないけど、
最近何ヶ月かで、かなり上達した。
変じゃない、っていう程度にはできるようになった。
それから、マニキュアを塗った。
乾かすのに時間がかかる。
そこまでしなくてもいいと思う?
でも、これは、香奈の大切な儀式なの。
中途半端じゃなくて、完璧に女の子になってから、
敦士君の前に登場しなければならないの。
男の子だか女の子だか分からない、中途半端な存在じゃなくて、
ちゃんとした女の子として。
これは、香奈のデビューなんだもの。
最後はアクセサリー。
腕にチェーンのブレスレットをつけ、両耳にイヤリングをつける。
完成。いよいよ香奈のデビューの瞬間だ。
メイクに没頭している間は、落ち着いていた。
普段、自分の部屋でしているときと変わらないウキウキするような気持ち。
自分が誰の部屋にいるのかなんて、忘れていた。
でも、イヤリングをつける瞬間、
自分が、今からやろうとしていることを思いだした。
下着だけ女装していた先週とは違う。
今日は、完璧に女の子になった姿を、敦士君の前にさらそうとしている。
女の子として敦士君と会うんだ。
そう心に決めて、完璧に女の子になったけれど、私の心は揺れ動いていた。
まるで、ゆらゆら揺れるイヤリングのよう。
私は、ついたての陰から出て、部屋の中央へ向かって足を進めた。
足がすくんでふるえる。
気配に気づいて敦士君が振り返る。
瞬間的に、私は、視線を床に落とした。
敦士君と目を合わせることができない。
敦士君も、私を見て、一瞬驚いたみたい。
それから、敦士君は、すくんで動けないでいる私のそばまで、
ゆっくりと歩いてきた。
私の全身を、眺め回している。
「先生、綺麗だよ。これが、先生の本当の姿だったんだ。」
敦士君がささやいた。
私は、うつむいたまま、小さな声で「ありがとう」と言った。
「先生、おいで。」
敦士君は、私の手を取った。
私を抱き寄せると、突然、自分の唇で私の唇をふさいだ。
荒々しく、激しいキス。
私の口をこじ開け、舌が中に忍び込んでくる。
私は敦士君にしがみついて、激しいキスに答えた。
身体がとろけそう。
ようやく敦士君が長いキスを終えて唇をはなした。
「お勉強しなきゃ。」
そう言ったのは、本心じゃない。
「こっちが先。」
敦士君は、私を抱きかかえるとベッドの上に軽々と放り投げた。
「あん..」
これから始まることへの期待に体が震える。
敦士君は、自分でシャツを脱ぎながら、私の上に覆い被さってきた。
たくましい腕。
「先生、すごく綺麗だ。」
上からのぞき込むようにしながら敦士君がささやいた。
それからもう一度、激しいキス。
そうしながら、敦士君の右手は、私の足をなぞっている。
膝から脛へ下り、ふくらはぎから膝の方へ上がってくる。
スカートの上から太股を撫で、左のお尻へ。
それから、また、太股を下って膝の方へ。
ぴったりと閉じた私の膝がゆるみそうになる。
そこに、敦士君の指先が侵入してきた。
スカートを少しずつ、たくし上げながら、
敦士君の右手が、私の内股をなでる。
私の唇は敦士君の唇でふさがれたまま。
よかった。
もし、そうでなかったら、声を上げていたはず。
敦士君の指になぞられている、
そう思うだけで、びりびり感じちゃう。
スカートへの侵入を途中で辞め、
敦士君の右手は、上半身の方へ上がってきた。
キスしていた唇がはなれ、私の首筋に向かった。
「うん...」
吐息が漏れた。
敦士君が、ブラウスのボタンをはずしている。
前を大きくはだけて、肩まで露出した。
敦士君の唇も、耳たぶから、首筋をはって、
大きくはだけられた胸元まで下りてくる。
指先が、私のあそこに触れながら、足の方に向かっていった。
ホックをはずしてブラジャーをずらし、
ピンと立った乳首が、あらわになった。
いきなり、敦士君の口が、乳首を吸う。
舌の先で転がすようにして、しゃぶる。
手は、今度は、大胆にスカートを持ち上げながら、
太股の奥へと侵入していく。
私は、両手でシーツをつかみ、
腰をくねらせながら、敦士君の愛撫に耐えた。
体中が性感帯になったみたい。
全身が感じている。 
唇が、耳が、首筋が、敦士君の舌の余韻に浸っている。
乳首は、今も優しく責められ、
全身が総毛立つような快感を与えてくれる。
あそこがうずき、
そして、お尻も、ヒクヒクして敦士君の愛撫を待っている。
「あうん....」
敦士君の指が、とうとう奥まで達した。
パンティストッキング越しに、私のあそこを撫でる。
ゆっくりと何度もなでさする。
私は、大きく息をし、動きにあわせて腰が動く。
敦士君は、スカートをまくり上げると、
私のストッキングを両手で脱がせ始めた。
すぐには脱がせられない。
私は、息を弾ませ、さっきまでの愛撫の余韻にひたる。
身体がとろけそう。
そう思うまもなく、敦士君が、ストッキングと一緒に、
一気に膝までパンティをおろした。
いきなり、衣服をはぎ取られ、あらわになる私のからだ。
無防備に下半身をさらけ出し、
敦士君に征服されるというゾクゾクするような歓びを感じた。
敦士君は、ゆっくり、ストッキングを足首から抜き取り、
それから、あらわになった私のあそこを責め始めた。
責められる歓びに、ヒクヒクふるえ、
イヤらしくよだれを垂らしている、私のあそこ。
敦士君の指は、あそこをなで、下におり、お尻の方に回ってきた。
指先が、お尻の穴に触れる。
頭の先までしびれるような快感がおそう。
敦士君は、触るか触らないくらいの微妙さで、お尻の穴の周りに触れる。
私は、たまらず、左右に腰を振る。
敦士君の下が、再び、私の首筋を這い始める。
私はうめき声を漏らしながら首をのけぞらせる。
乳首をつまむ。優しく撫でる。
全身を愛撫されて、私は、陶酔の境地にいたる。
私は、全身を敦士君にゆだねて、快感の波におぼれていた。
快感以外、頭の中には何もない。
「入れていい?」
敦士君が、私の目をのぞき込みながら尋ねた。
私は、うっとりとした目で、敦士君を見つめ、小さく頷いた。
「口で、しゃぶって。入りやすいように。」
敦士君にいわれて、私は、けだるく体を起こした。
そして、裸になって、
ベッドに仰向けになっている敦士君の股間に顔を埋めた。
マニキュアを塗った私の指が、敦士君のものをなでる。
それから、私の口の中に運ぶ。
口紅を塗った赤い唇が、敦士君のものをくわえる。
私は、ゆっくりと舌を動かし、
敦士君のもの全体に、たっぷりと唾液を塗りつけた。
これが、私のお尻を貫いてくれるんだ、と思いながら。
それを想像しながら。
想像しただけで、お尻がむずむずする。
敦士君は、口にくわえたまま、
お尻を敦士君の頭の方に向けて向きを変えるように言った。
シックスナインの体勢だ。
私は、四つん這いの姿勢で、お尻を敦士君の顔の前につきだした。
突然、お尻にひやっとした感触を感じる。
ローションか何かを塗っているみたい。
敦士君は、たんねんに、お尻の穴の周りをもみほぐす。
私は、敦士君のものをくわえながら、腰を振る。
指が入ってくる。
ローションのおかげで、ツルリと。
「ヒッ」
私は、一瞬、息をのんだ。
久しぶりの感触。
指が、お尻の中をかき混ぜるようにして動く。
耐えられなくなって、敦士君の股間から顔を離し、
大きく体をのけぞらせながら、指の動きにあわせて腰も円を描く。
敦士君は、指を二本に増やして、穴を広げだした。
そうしながら、お尻の穴の外にも中にも、
たっぷりローションを塗り混む。
「もういいかな。」
敦士君はそう言って、
再び、私を、ベッドの上に仰向けに寝かせた。
私の足を広げさせ、両膝の間に陣取ると、
両手で、私の足を抱え上げた。
仰向けに寝たまま、天井にお尻を突き出すような格好。
そして、敦士君は、自分のものを私のお尻の穴にあてがった。
敦士君のものが私のお尻を撫でる。
全身に鳥肌が立つ。快感が走る。
敦士君は、手で、お尻を広げるようにしながら、
一気に、自分のものを突いた。
「はああ・・」
ローションのおかげで簡単に入る。けど、衝撃は大きい。
私の体の中に、違うものが入っている。
えぐるようにして、前後に動く。
痛い。でも、気持ちいい。
身体よりも、心で感じる。
敦士君に身体を捧げる歓び。
敦士君に征服され、全身を明け渡して、体の中をえぐられる歓び。
敦士君は、入れたまま、私を抱えてベッドの上に起こし、
自分は、仰向けに身体を横たえた。
私が、敦士君の上にまたがる体勢。
舌から敦士君が突き上げる。
私は、たまらず、腰を上下に動かす。
私は敦士君の上で踊る人形。
ブラウスはすっかりはだけて、スリップの肩ひもも落ちている。
スカートはまくれあがり、私のあそこが、あらわな姿をさらしている。
そんな、あられもない格好で、快感に酔い、上下に揺れる私の身体。
最後は、バック。
敦士君は、私を四つん這いにさせ、後ろから、再び、私の身体を貫いた。
激しく突き動かしながら、時々、指先が、私の乳首を責める。
腕の力が抜けて、私はベッドの上に崩れ落ちてしまう。
ベッドに顔を埋め、あえぎ声をこらえながら、
私は、敦士君の動きにあわせて腰を振った。
敦士君は、私のあそこに手を伸ばした。
そして、指先で包み込み、さすり、優しく、激しく、ゆっくり、
そして性急に、愛撫を続けた。
私は、シーツにしがみつき、ベッドの上で声を殺し、
敦士君に動かされるままに、身体を動かした。
敦士君の動きは次第に激しさを増し、私も限界に向かっていった。
そして、私と敦士君は、同時に頂点に上り詰め、そして、果てた。
私は、体の中に、敦士君の精液のほとばしりを感じながら、
自分も大量の白い液を流した。
そして、ベッドの上に倒れ伏した。
*****************************
「痛くなかった?」
敦士君は、乱れた私の服を整えながら優しく聞いた。
「ううん」
私は、首を横に振った。
「良かった?
だいぶ、感じてたみたい。
ねえ、先生。」
問われて、私は、真っ赤になって顔を伏せた。
快感の余韻が、まだ全身に残っている。
「可愛かったよ。香奈ちゃん。」
「お勉強しないと。」
ベッドに横たわったまま私はそう言った。
まだ、身体がふらふらで起きあがることもできない。
「後で、ちゃんとやるから。
それより、先生、着替えないと。
すぐに帰る時間。」
言われて時計を見る。
もう、こんな時間。
あれから1時間もたっている。
あっという間だったような、永遠に続くくらい長い時間だったような。
「そうね。」
私は、ゆっくりと身体を起こした。
早くメイクを落として着替えないと。
でも、けだるい。
このまま、朝まで、ここに横たわって、快感の余韻に浸っていたい。
私は、ゆっくりと服を着替えた。
どうせ、こうなるのは分かっていたから、
替えのパンティも持ってきてある。
スリップとパンティだけ身につけて、メイクを落とした。
メイク落としとティッシュでだいたい落として、
後は、お母さんに見つからないよう、
こっそりと洗面所へ行って顔を洗わせてもらおう。
マニキュアも簡単に落とせばいい。
丁寧に落としている時間はない。
ウイッグやお洋服を片づけて、
私は、下着の上から男物の衣服を身につけた。
香奈と別れるようで、何だか、さみしい感じする。
敦士君に先導してもらって、
お母さんに見つからないように、洗面所で顔を洗った。
これで、とりあえずは大丈夫。
お母さんに別れを告げて、敦士君の家を後にした。
    *
    *
それからは、いつも、敦士君の部屋では、私は、香奈だった。
時には、家中留守で、敦士君の部屋から出て、
リビングで一緒にくつろいだり、お食事したりすることもあった。
家庭教師の時間は減ったけれど、
その分、敦士君は、別の日に一生懸命勉強してくれた。
私と過ごす時間のために。
おかげで、家庭教師としての私の株も上がり、
特別ボーナスをもらったりもした。
私は、敦士君に見てもらいたくて、
稼いだお金をつぎ込んで、香奈を磨いた。

(続く)




アニト(11月25日(土)23時45分34秒)
柏木彩さん、こんばんは。
>私の物語についても、みなさまが感想を書いてくださっており、
>とても嬉しいです。
>やっぱり、読んでくれる人がいると思うと励みになります。
そうですね。とすれば逆に
わたしの物語を彩さんは読んでくれているだろうか?、
と思っている人もいるでしょう。
彩さんもみんなを励ましてあげてくださいね。


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