私は21歳以上です。



    愛は闇の中に   @

                       苦 例自慰


○深夜の高級住宅街
   人も車も通らず、風が草木をゆする音だけがしている。

○三階建ての大きく立派な洋館
   広い玄関、いくつもの部屋、
   
○そのひとつの部屋のドア。
   そのドアが開き中へ入っていくと、下へ降りていく階段。
   その突き当り(地下室)のドアが開き、中へ入っていく。
   天井から少し離れて日本の鎖が下がっている。
   その鎖が激しく揺れ、ガチャ、ガチャとなり響き、
苦 例自慰(53歳)「(正面をにらみつけて)な、何だ、これは何のまねだ!」
   鎖でくくられ、万歳をする形で高くつるされた苦 例自慰の両手。
   パンツ一枚の胴体。
   開かされ、左右それぞれ鎖で床のフックにくくられている苦例自慰の足。
 
○地下室
   部屋の中央に拘束されもがいている苦 例自慰。
   その前で、もがく苦 例自慰を見つめてニヤニヤしている悦子(46歳)。
    ギー(地下室のドアが開く音)
   妻の明海(47歳)、その連れ子の百恵(22歳)が入ってくる。
苦 例自慰の声「き、貴様らっ!」
明海「ふふふ、ようやくお目覚めのようね。あなた」
苦 例自慰「もがき、鎖をガチャガチャ鳴らしながら)こねこれは何のまねだっ。悪ふざけはやめろっ」
百恵「まあ、大きな声! 元気がいいこと。くくくっ」
  三人の女は少し筒、苦 例自慰に近づいていく。
  苦 例自慰の目の前に立つ明海。
  背後にまわる悦子。
  横に立つ百恵。
  くれいじいをみつめ、ふふふ、と含み笑う明美。くくくっと笑う百恵。ホホホホと笑う悦子。
苦 例自慰「な、なんだ。こんなことをして、俺をどうするつもりだ」
 
   しかし女たちは答えず、苦例自慰の惨めな姿を見つめ、それぞれに含み笑っている
苦 例自慰「何かの悪ふざけだったらもういいかげんにして、ほどいてくれよ」
   女たちは答えない。
苦 例自慰「こ、こんなことをして、ただで済むと思ってるのかッ!。ほどけー!。 早くほどけッ!」
   わめき、もがく。
百恵「だめ。苦労して縛ったと言うのに、私たちがほどく訳ないでしょ お父様。ふふふ、それにただじゃすまないわ。
だって今日からこの屋敷と財産を全部私たちがいただくんですもの。ねぇ、お母様。ククッ」
苦 例自慰「なに―ッ!」
百恵「そしてお父様は、今日から誰にも知られず、ペット、奴隷として一生ここで私たちに飼われるのよ。クククッ」
苦 例自慰「(百恵をにらみ)…………」
明海「あなたには死んでもらいますわ。といっても棺に入ってもらうの はあの男よ」
   部屋の隅を指差す。
   その方角を見る苦例自慰の顔。
   部屋の隅の壁際の床。毛布で巻かれた克上蔵(50歳)の死体が置かれている。
苦 例自慰「だ……誰だ!」
明海「いやらしい、ゴキブリのような男よ」
苦 例自慰「なぜだ……」
明海「昔、ちょっと一緒に暮らしたことのある。口先だけのだめ男よ。そのとき私に散々苦労をかけた上に、
   今度はあのころの私がやった色々の悪さを種にねちねちとゆすってきたのよ」
苦 例自慰「こ、殺したのか……」
明海「バカなこと聞かないで、私にへばりついて金を巻き上げ、体まで好きにしてこれから一生いい思いをしようと
思っている男が自殺なんかする訳ないでしょ」
苦 例自慰「…………」
悦子の声「あのゴキブリ! 私の過去も調べ上げて、私にもお金と体を要求してきましたのよ。
   殺しても当然の男なんですわ」
明海「あなたが、病気で急死したことにして、あなたの代わりにあの男を棺に入れてあなたとして火葬するの」
苦 例自慰「……」
明海「あら心配しないで、本当にあなたを殺したりはしないから……あの男に苦例自慰として死んでもらうのよ」
百恵「そして、遺産として、この屋敷と全財産を私たちが頂くと言うわけ。お父様には身寄りや親疎せくが少ないし、
   皆に嫌われているし。何よりも遺言状を書き換え、全部私たち親子に残すと書いたばかりですものね。
   お父様って本当にいい人だわ。ククククッ」
  「ふふふふ」
  「ほほほほほ」
   明海、悦子も苦 例自慰を笑いものにする。
苦 例自慰「ふざけるなっ。そんなバカ話うまくいくわけがない。たわ言もほどほどにしろっ!」

   三女は動じず苦 例自慰を笑う。
明海「あら、ご心配なく。あなたが日ごろ『あの淫乱女医』『やぶ医者』『こんな女医にかかったら元気で健康な人間でも
   病気になる』なんて悪口を言ってらっしゃる女医の朝子さんが協力して下さる事になっていますのよ。
   あの死体をあなたということで適当な病名をつけて 急死したと言う死亡診断書を書いてくれることになっていますの」
苦 例自慰ウー、や、やめろっ!」
  後ろを振り向く苦例自慰。
  苦例自慰の両乳首。それをつまむ悦子の手、指。
悦子「私もだんな様には、『役に立たないばばぁだ』とか『ろくに掃除もできない、あれで女かね』なんて陰口をたたかれ……」
苦 例自慰『や、やめろっッ!は、はなせっ」
   苦 例自慰の両乳首、それをつまみ弄ぶ悦子の指。
悦子『そのくせ、まるで奴隷のようにこき使ってくださって、今日から毎日たっぷりとそのお礼をだんな様の体に
   させていただきますわ。ふふ ふふ。ほーら、」
   苦例自慰の両乳首をねじり転がしいたぶる悦子。

苦 例自慰「うふっ。や、やめろっ……うふっ……」
百恵「いやらしい! 鼻声なんか出して……ふふふふ」
明海「さあ、あなた……ふふふふ……朝子さんは急患ができてはこれなくなってしまったけれど、今日はあなたが
   私たちのペット奴隷として新しい人生が始まる記念の日。これから三人でたっぷりお祝いをして上げるわね。ふふふふふ」
苦 例自慰「だ、たまればいた! うふっ、うー。だ、誰が貴様らなんかに……うくっ……」
   苦 例自慰の両乳首、それをつまみ弄ぶ悦火の手。
   百恵が手を伸ばし万歳にされている苦例自慰の両脇の下をくすぐり始める。
   身をよじりも百恵の顔をにらみ、
苦 例自慰「クク……や、やめろっ」
百恵「(くすぐり、苦例自慰を見つめて)3人の美女によってたかってかわいがられるなんて幸せねお父様。くくくくっ」
苦 例自慰「ば、ばいた! う、くく……やめろーっ。やめてくれっうふっ……ククク……」
   身をくねらせ、女らのなぶりに絶えようとする苦例自慰。
   明海、苦例自慰の前から離れ、地下室の一方の壁にある物置小部屋のドアをあけ入っていくが、
   すぐにダンボールの小箱を抱えて出てくる。
   悦子に両乳首を責められ、百恵にくすぐり責めにされている苦例自慰。
百恵「ほーら。フフフ、ここはどおうお父様。くくくっ」
   わきの下ばかりでなく、背筋やのと゜筋、などをくすぐって、苦例自慰のもがきあえぐ姿を笑いものにする。
悦子「フフフどおうだんな様……だんだん感じてきたでしょう。フフフ……」
   一方のてを下へと撫で下ろし、股間のものをバンツの上からつつく。
苦 例自慰「うっ……やめろ……うっ、クククッ、うふっ……」
   身をくねらせあえぐ苦例自慰。 
   その苦 例自慰の足元に持ってきたダンボールの箱を置く明美。
   ふたを開き、中のものを取り出そうとする明海の手。
   取り出したものをかざし、苦例自慰の顔を見上げにやっと笑う明美の顔。
苦 例自慰「(それを見つめ)いやだっ。や、やめてくれっ!」
   頭を左右に振ってもがく苦 例自慰。

百恵「あらいやだ! まだ何もしてないのに、フフフ何をされるのかわかっているのかしらクククッ」
  矩形自慰の足元の箱から腰につけるためのベルトのついたそのものを型どった太いバイブを取り床に置く明美の手。
  まず黒のバイブでク黒皮のベルト。次に赤で亀頭が花のつぼみのようになっているもの。
  次に白のいぼいぼのついた黒皮ベルトのバイブ。
苦 例自慰「い、いやだ。やめろっ!……やめてくれっ」
  鎖をガチャガチャ鳴らし激しくもがきわめく苦例自慰。
  苦 例自慰を見上げゆっくり立ち上がりながら、
明海「あらあら、元気がいいことフフフ…………」
悦子「腰をくねくねはしたないですわよだんな様。ほほほほほ」
   苦 例自慰がどんなに暴れても乳首から指を離ず、もがくことで自分で自分の乳首をいたぶる形になる苦例自慰。
   百恵も再び手を伸ばし、くねくねといやらしくもがく苦 例自慰を楽しみながらその両脇の下をくすぐり始める。
苦 例自慰「や、やめろー! や、やめて……フフーン、ウ、クク ク……いや……フフフ…………」
   くすぐり責めと乳首攻めに語尾がかすれはっきり言えなくなってしまう苦例自慰。

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