私は21歳以上です。



  そしてボクはトホーに暮れる

                                  作:トホホ
                                 

「近頃の女の子は怖い。」なんて年寄りじみた言い方をするが、まだボクは中学2年生だ。
でも、本当に怖いことがあったんだ。
ある日の放課後、クラスメートの知佳に誘われた。もしかして告白か!とドキドキしながら
ついて行った先の茶道部の部室には茶道部の部長の弥生のほか、久美、涼子の
同じくクラスメートの3人が待っていた。
ボクは普段はふざけて彼女たちのスカートをまくったりしていたのだが、
その仕返しをしようと呼びつけられたみたいだ。
心の中ではブルブル震えながらも「何の用だよ、こんなところまで呼び出して。」とボクは
強気の姿勢で立ち向かった。
そんなボクの心の中を知ってか知らずか、リーダー格の知佳が口を開いた。
「何の用って、わからないの?本当に?」
弥生も聞き返す「自分の胸に聞いてみれば、すぐにわかるはずなのにねえ」
ボクは「スカートめくりの事ならちょっとした悪戯じゃないか。
そんなに目くじら立てて怒るようなことでもないだろう」と
サラッと受け流すことにしたが、事態はそんなことで済むはずも無かった。
「全然反省の色がないようね。女の子がスカートをまくられるってことが
どんなに恥ずかしいことか、あんたに教えてあげるわ。」
「そろそろやっちゃおうか」と知佳が言う。
「そうね、はやくお楽しみに突入しようよ。」と久美。
「何だ、お楽しみって!何をこそこそと話してるんだよ」とボク。
「何って、これから楽しいことをしようって言うのよ。」と涼子。
「そうそう、一対四なんだからどうとでも出来そうだしね。」と弥生。
「馬鹿言うなよ。いくら一対四だって言っても俺は男だぞ。
おまえらの好きにさせるはずないじゃないか。」と強気のボク。
「え〜、本当に男なのかな、マサルって。」と知佳。
「あたりまえじゃんか。何言ってんだよ。」と少し憤慨するボク。
「じゃあ確かめようか。本当にマサルが男なのか、それとも男の子なのか、
もしかして赤ちゃんだったりして。」と笑いながら知佳が言う。
「何だ、男の子?それに赤ちゃんて。」何を言っているのかわからず、聞き返すボク。
「フフフ。それは確かめてみればはっきりするわよ。じゃあみんな用意はいい?」
と他の三人に確認する知佳。
「OKよ。準備万端、やっちゃおう。」と、いつのまにか何やら紐らしきものを手にしている
久美とカメラを手にした弥生。
それに知佳の手には物差しらしきものが・・・
「これは何だかやばそうだぞ。」と直感したボクはおもむろに振り返り、
脱兎のごとく出口に向かってダッシュした。
しかし、すぐに何かにつまずいて激しく横転してしまった。
それは涼子がサッと突き出した足で、これにつまずいてしまったのだ。
「どこ行こうって言うのよ。逃げられるはず無いじゃない。」
と馬鹿にした笑い声で涼子が言う。
「さあ、今のうちに手足を縛っちゃって。あの柱がいいかな。」と知佳。
ボクは勢いよく転んだおかげで、少し意識朦朧となりながら4人の女の子のされるがままに、
柱に縛られてしまった。
「どうする気だ。いい加減にしろよ。」と、意識も戻ってきてまだまだ強気のボク。
「どうする気って、さっきから言っているじゃない。あんたが男なのか、男の子なのか、
それとも赤ちゃんなのか確かめるって。」と知佳。
「確かめるって、何を確かめるって言うんだよ。」
と今度はビビっているのが表情に出てしまっているボク。
「何をビビっているの。でもようやく察しがついてきたみたいね。」と弥生。
「あんたのオチンチンを見せてもらうのよ。ハハハ。」と涼子。
やっぱり、悪い予感が当たったみたいだ。
クラスメートの女の子にオチンチンを見られるなんてこと、絶対に嫌だ。
「馬鹿なこと言うなよ。嘘だろ。やめろよ。」と抵抗をはじめるボク。
ボクの声が聞こえないかのように無視をして
「さてとどんなオチンチンをしているのかな、マサルは。楽しみ〜」と盛り上がる4人。
そしてとうとう知佳の手がボクのズボンのベルトをはずしにかかった。
カチャカチャという乾いた金属音のあと
「やっとはずせた。他人のベルトをはずすのって案外難しいのね。」と知佳の安堵した声がした。
「それじゃあいよいよご対面よ。」という知佳の声に続いて、
残りの3人がボクのズボンとパンツを一緒に引きおろした。
ボクのちっちゃなまだしっかりと皮を被ったオチンチンが、女の子の目に晒されてしまった。
「やった〜、ちっちゃ〜い。それに先っぽまでしっかり皮を被っているよ。
やっぱり赤ちゃんだったね。」と知佳。
「本当だ、知佳の言う通りだったね。赤ちゃんみたいにちっちゃなオチンチンしてる。」と弥生。
「がっかり、皮は剥けていなくても、もうちょっと大きくて男の子ぐらいかと思っていたのに。
こんなにちっちゃいなんて。」と久美が馬鹿にする。
「こんなオチンチンしてて、今まで威張っていたなんてお笑いね。」と涼子。
クラスメートの女の子に今まで男の友達にも隠していた最大の秘密を知られ、
散々にけなされてボクは泣き出してしまった。
「あ〜あ、泣いちゃった。赤ちゃんはすぐに泣くから困るよね。」となおも馬鹿にする久美。
「そんなこと言っちゃ可愛そうでしょ。赤ちゃんは泣くのが仕事なんだから。クスクス。」
とさらに馬鹿にする知佳。
「それにしてもちっちゃなオチンチンね。小2の弟より小さいわ。これで本当に中2なのかしら。」
と弥生。
やっとの思いでグズりながら「もういいでしょ、お願いだから止めてよ。」とボクが必死に言う。
「あら、急にしおらしくなっちゃったわね。
まあ、こんなちっちゃな皮かむりのオチンチンを見られちゃったんだからしょうがないか。」
「でもこれからが本番よ。マサルも中2なんだからそれらしいオチンチンしてないと恥ずかしいでしょ。
あたしたちが手伝ってあげる。」
「そうそう、今は赤ちゃんでもそろそろ大人のオチンチンにならなくちゃね。」
とかわるがわる女の子たちが言う。
「大人にするって、どうやって ハッ!まさか・・・」と後ずさろうとするが動けないボク。
「やっとわかったみたいね。そうよ、そのまさか。オチンチンの皮を剥いてあげようって言うのよ。」
と涼子。
「いやだ。やめてよ、そんなこと」恐怖でボクの顔がゆがむ。
「だ〜め。こんな楽しそうなことやめられませ〜ん」と知佳。
「じゃあ行くわよ。」と知佳が言いながらボクのオチンチンをつまんだ。
そして、思いっきり皮を下方へ引きおろした。
「痛い、やめて、痛い イタイ」と泣き叫ぶボク。
「我慢しなさいよ。こんなちっちゃくて可愛いオチンチンしてても一応は男でしょ。」と知佳。
クニュと知佳の指がボクの皮を剥いた。「やった〜剥けた。これで大人になれるかな。」と弥生。
「でもすぐに戻っちゃうよ。やっぱり大人になるのはまだまだ先みたいね。」と涼子。
「じゃあ次はせっかく物差しを持ってきたんだから長さを計ろうよ。」と知佳。
「OK。ちん長ね。でも計らなくてもあたしの小指の半分ぐらいしかないからわかる気がするけど。」
と久美。
「せっかくなんだから計ってみようよ。フフフ。
え〜と、3cm?そんなに無いか。まあおまけして3cmにしておいてあげる。」
と恩を着せるように知佳が言う。
「え〜、おまけしても3cmしかないの。赤ちゃんよりもちっちゃいんじゃない?」と驚いたように涼子。
「じゃあ、勃起させたらどのくらいかな?」と久美。
「勃起するかな?こんなオチンチンで。でも立たしてみようか。」と知佳。
「やめて〜、それだけはやめて〜 許して〜」と哀願するボク。
「今更あんたに発言権はありません。」ときっぱり弥生に否定された。
知佳の指が再びボクのオチンチンに伸びてきて、今度はゆっくりと上下に擦り始めた。
だんだんボクのオチンチンが変形してくるのにあわせるように、知佳の指も加速し始めた。
「だいぶ硬くなってきたみたいね。そろそろ計ろうか。」と知佳。
「え〜、これで大きくなったの?あまり変わっていないみたいだけど。」と不思議そうに久美が言う。
「でもかなり硬いよ。これで精一杯じゃないの?」と知佳。
「まあ、計ってみようよ。え〜と」大きくなった(たぶん)ボクのオチンチンを計ろうとしたそのとき。
ピュッ、ピュッとボクのオチンチンの先から白い液体が飛び出した。
「え〜 これって射精?早過ぎない?いくらなんでも」と弥生が驚く。
「たぶんそうじゃないの。でもこれじゃあ短小・包茎・早漏の三拍子、揃い踏みじゃない。」と涼子。
「今までのところ、ちゃんと写真に撮れた、弥生?」と知佳が尋ねる。
「決定的瞬間がうまく撮れたかわからないけど。たぶん大丈夫でしょ。」と胸を張る弥生。
「まあ、今日はこんなところで勘弁してやろうかな。」と知佳が言いながらボクを縛っていた紐をはずした。
「こんな恥ずかしい思いを自分からしゃべらないと思うけど、もし先生にでもしゃべったら
この写真を学校中の女の子にばらまいちゃうからね。」
「こんなにちゃちゃくて可愛い包茎のオチンチンをマサルがぶら下げてるなんて他の女の子に知られたら、
恥ずかしいぞ〜。」
「わかったら、また明日の放課後もここへ来てね。楽しいことの続きをしようよ。」
と女の子たちが好き勝手に言い放ちながらボクを置き去りにして帰って行ってしまった。
ボクは放心状態のままトホーに暮れていた。どうなっちゃうんだ、これからボクは・・・
                                           
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