私は21歳以上です。



 命がけのサバイバル   その3

                          作:サスガ

突然生き残りを賭けたサバイバルに放り出されてからどれくらい経っただろうか
おそらく一週間、いやもしかしたらそれ以上の時間ここに隠れているかもしれない

50人近い参加者たちがいきなり島全土の女たちの餌食になって
生き残った僕達は人気の少ない森の中にこもっていた

ここに着くまでにも10人近い参加者の人たちが捕まった
女たちの一部は囲まれた参加者がここへ逃げてくるのを先読みしていたのだろう
茂みの中から突然細い腕が何本も出てきたかと思うと、あっという間にそこにいた人が引きずりこまれた
その後彼らがどうなったのかはいうまでもない

最初に捕まったみんなのように女に集団で襲われたんだ!
できればこれ以上被害者が出ないでほしい、少しでも多くの人とこの巨大な「狩り場」となったこの島から脱出したい
あいつらがここを絶対気づかないとは限らない、みんなで協力して次の隠れ場を見つけておかないと

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

サバイバル会場島・中央街

一週間前から街の女達は随分露出の多い服装になってきた
というより、街の女達のほとんどが下着姿で街中を普通に歩いているのだ
毎年この時期はいつもそうなのである

そしてその街の中で二人の若い女が話している
彼女達もまた、下着姿であり、一人は黒、もう一人は赤い下着姿である

「もうあれから5日過ぎたよ、他の男は見つからないの?」

「最初に捕まえた男達もあっという間にイっちゃったからね、早く次の男を犯したいわ」

「まだ島の全員まで男は行き渡ってないよね?最初の男達もできるだけ欲求が長く保たれるように工夫してみたりしたけど
 みんな簡単にイっちゃうしさ、順番待ち2時間なんて長すぎだよ」

「うんうん、犯してるとこには行列ができちゃってたもんね、同時に20人がかりでやっても全然まわってこなかったー」

「私の順番直前に死んだのには頭にきたわ!せめて死んでもいいからチンポだけでもおったててくれてればいいのに」

「あっはは!でも死んでからしばらくはカチカチだったみたいだよ??」

「私の前にそいつに跨った人の力が強すぎたのよ、2〜3回死んだ男の上で腰振っただけであっというまに全部搾り取ってたし・・・」

「あ〜でもねー私が犯したおじさんはあの中では結構長持ちした方だったよー」

「そうらしいわね、ほとんどの男が立て続けに犯されて10分もしないうちに音をあげているのにその人は15分くらいまで
 大丈夫だったとか・・」

「そうそう!でもみんなに吸われてもうミイラになっちゃったけどね」

「それにしても中途半端に欲求をはきだしたせいで街のみんなこれまで以上に欲求が強くなっているわ。残りは40人くらい
 らしいけどそいつらを徹底的にやってもこのままじゃ全然足りないかも」

「犯し続けてもずっとチンポをビンビンにできるように工夫しないとね!」

ここまで話したところで誰かが大声で話し出した
彼女は街の外から走ってきたらしく、はぁはぁと荒い息遣いだ

「みんなぁーーーーー!!!男連れてきたよーー!!森の方で待ち伏せしてた班が捕まえたんだってーーー!!」

この声を聞いて街中の女達が彼女に注目する

「もう彼女達がかなり犯しちゃったんだけどー!もう鮮度が落ちたってことでいただいてきちゃいましたぁーーー!!!」

街中が黄色い悲鳴のようなもので包まれる
当然これは悲鳴ではなく、歓喜の叫びであるのだが・・・

すっかり盛り上がった街にゴトゴトと荷馬車が運ばれてきた
哀れその荷馬車の上には両手両足を縛られた状態の男が4人ゴロリと横たわっていた
口にはしっかりと猿轡がはめられ必死に何かを伝えようとしているが
女達には全く伝わらない

実は "森で待ち伏せしていた班" は、10人近い男を捕まえたのだが
彼女達だけで4人ほど既に犯し殺してしまったのである
そしてここまで来る途中に荷馬車を動かしていた女達が我慢できなくなり2人貪り尽くしてしまったらしい

残された彼らも待ち伏せ班と移動班のそれぞれの女達に二度にわたって随分犯され、ようやく息がある程度だ

荷馬車は街中の女達の視線を集めながら中央の広場へと移動していく
街のしきたりで、街の中へ連れ込まれた男は例外なく中央広場の十字架に張りつけられ
これまで以上にじっくりと時間をかけて犯されるのだ

彼女たちが持っている非常に強力な強精剤を投与され一人の女が跨る
それが終わると再び薬を投与され入れ替わりに次の女が跨る
薬には性器を勃起させるための十分な栄養が含まれていて
男の体がいかにやつれようとも性器の勃起だけは終わる事はないのだ

それをいい事に女達は動けない男を日昼夜通して犯し続ける
このサバイバルで一番不運なのは街に連れ込まれた男達だとすら言われるほどである


広場に荷馬車が到着し、載せられていた男達が女達によって十字架に運ばれていく
男は懸命にそれを逃れようと体を動かすが手足を縛られている上、彼女達に持ち上げられている状態になっているから
ほとんど無意味な抵抗になっている

女達は慣れた手つきで4人の男を十字架に押さえつけ、あっというまに体を拘束してしまった

拘束が終わると女達はあっという間に静まり返った
これから男を存分に犯せることを幸せに思い、幸福に浸っているのである

代表と思われる身なりをした女が拘束された彼らの前に立ち、一人一人の表情を楽しむようにして
見回すとその中の一人の猿轡を取り外した

「ゲホっゲホっ・・・いやだ・・もう逃がして・・・」
その声に反応するように他の男達も猿轡をはめられたまま必死に哀願の声をあげる

「何いっているの?本番はこれからなのよ?あなたたちにはこれからこの街にいる全ての女の子達の欲求に応えてあげなきゃいけないんだから始まる前から弱音はかないでよね」

そうよそうよと周囲から同意の声があがる

「大丈夫よ、あなたたちは私達みんなで優しく犯してあげるから。きっと気持ちいいわ」

「嘘だ!さっきだって同じ事いって・・・!」

男が言い終わる前に女がバっと手を振り上げた
それはまさに儀式の始まりを告げる合図であり、男達の地獄の始まりなのだ

あらかじめ4列に並んだ女達がそれぞれの男に集まりだす

そして手足の動かない男の頭と腰に女が跨る
その様子は確かにこれまでに捕まった男達がされてきたような荒っぽい逆レイプではない
男の方にも十分に快楽を味わう余地が残されているようにも見える

しかし彼らはここに来る前に既に半端じゃないレイプを受けてきたのだ
普通の若い男がこの様子を見たらうらやましがるかもしれないが当人達にとっては最初から地獄なのである

「あっああああぁぁぁぁぁぁぁぁああん!!」

どうやら男の頭を跨いでいた女が早くも絶頂に達したようだった
女は快感の余韻が残るその体をゆっくりと持ち上げ
男の頭を次の女に譲る。
どいた彼女はと今並んでいる列の最高峰へ向かっていく

そう、男が仮にずっと性欲を保ち続けたまま生き続けていたとしてもこの儀式には終わりないのだ
列の一番最後の女が終わった頃には最初にセックスをした女の性欲はとっくに回復し
再び男を犯す、セックスが終わった女はまた列の最後に並ぶから
たった4人の男でこの4万人の女達全員を同時に満足させる事は不可能なのだ
セックスに興味がない女が相手ならともかく
彼女達は1年間近く禁欲生活を強いられるゆえ一回や二回では満足しない

この4人の地獄は始まったばかりである
4名脱落確定


 その2へもどる     投稿の目次    その4へつづく

fc