私は21歳以上です。



 夕陽に染まる
     
エピソード3(その3)
                                  作:放射朗
                                 

  何とか遅い夕食を取って、みんな食欲は満足です。
 これから、いよいよ新入生歓迎の逆レイプ大会です。
 私は期待で胸がドキドキでした。

「沢渡さん、まだ処女なんでしょ。覚悟は出来てるの?」
 斎藤さんが聞いてきました。
 私たちは道場に来て、マットを引いたりして準備をしていました。
「覚悟というか、どうにでもなれって感じかな」
 私は正直に言いました。

「はい、皆さん。それじゃあお楽しみの逆レイプ大会でーす。今
回は新入生歓迎だから、二回生は準備係ね。始めましょうか」
 増田先輩がそう言って合図すると、縛られたままのさっきの
獲物が連れられてきました。
 彼はすっかりおびえていて、すぐにでも泣きそうになってました。
「許してください。ひどい事しないでください」
 震えた声で、許しを乞う彼は足も震えてるみたいでした。
「怖がらなくてもいいわよ。君はみんなで可愛がってあげるんだ
から。他の子達みたいに手荒な事はしないから」
 由美子先輩が彼の縄を解きながら言います。
 彼は縄を解かれ、服を全部脱がされて、仰向けに寝かされました。
「可愛いわね。さあ、元気になりましょうね」
 今回は準備係の2回生の一人が、彼の股間のまだふにゃふにゃ
な物を口に含みました。
 う、ううー。彼がうめき声をあげています。
 怖いけど気持ちいい、変な表情をしていました。
 両手、両足は2回生の先輩が一人づつ押さえていました。
 あそこをしゃぶられ、別の先輩に乳首を刺激されたりして、
彼のペニスはぐんぐん元気になっていきました。
 
「いいわよ、最初は斎藤かな。こっちにきなさい」
 2回生の先輩達の手で、ギンギンになってゴムも装着された
彼の上に、斎藤さんは下着を脱いで立ちました。
 下から斎藤さんのツルツルの股間を凝視して、彼は怖さも忘
れ、すっかり興奮状態でした。
「じゃあ、一回生はひとり一回づつ、この子がいくまでね」
 増田先輩が言いました。
「あまり早くいかないでよね。少しは楽しませてくれないと
蹴るからね」
 斎藤さんが一言釘を指して、彼のペニスをつかみました。
 それを無造作に自分の股間にあてがいます。
 前技もまったくなしですが、斎藤さんのあそこは既に潤ってる
のでしょう。すんなり根元まで収めてしまいました。
 彼の腰の上で、斎藤さんは気持ちよさそうに動いています。
 斎藤さんのあそこに締め上げられた彼のものが弾けるのにあま
り時間はかかりませんでした。
 多分5分も持っていません。
 ううっとうめき、腰を突き上げるようにして彼はいきました。

「何よ。もう少しだったのに。早すぎたら蹴るっていったでしょ」
 斎藤さんは不満を爆発させていましたが、蹴る事はしませんでした。
 まだ後が待ってるからです。
 新入生は私と斎藤さんを含めて、8人います。
 私は順番は6番目でした。
 みんな逆レイプは初めてですが、実際に処女なのは私と、
もう一人だけでした。
 2人目、3人目が続けて腰に乗りました。
 若いだけあって、先日のサラリーマンより回復が早いみたいで
した。
 やっぱり最初より、2回目、2回目より3回目のほうが長持ち
します。
 斎藤さんはくじ引きで最初に当たったのを、悔しがっていました。
 
「今年の娘はみんな素直にやってるわね。あんた達の時は泣き出
す娘がいたのにね」
 由美子先輩が、押さえ係の2回生の人たちに言いました。
 言われた2回生は照れ笑いしています。

 5人目がまたがり、私の番が近づいて来ました。
 私はとっくに興奮状態で、早く跨りたいくらいでした。
「先輩。やわらかくなっちゃって、入りません」
 5人目の木下恵さんが不満の声をあげました。
 4回いった時点で、彼は弱音をはきだしていました。

「もう無理だ−。いいかげんにしてくれ」
 3回目くらいまでは気持ちよく発射していた彼ですが、とうと
う我慢できなくなったみたいで、暴れだしました。
 2回生が体重をかけて、両手両足を押さえつけます。
「勘弁してくれよ。もう嫌だよ」
「何言ってるの。まだ始まったばかりじゃない。これからが本番
だからね。無理やりでも立たせてあげるから」
 由美子先輩は二回生に命じて、お尻用のバイブレーターを
もって来させました。
 それにゴムをかぶせてゼリーをぬり、彼のお知りに持っていき
ました。

 うぎゃー。ちょっと大げさなんじゃないのと思うくらいの声を
彼は上げました。
 そんなに痛いのかしら。
 それを始めて、少しずつ彼のペニスが元気を取り戻しました。
 ゆっくり時間をかけて、彼の乳首を刺激したり、玉を握って
ちょっと圧迫したり、そんなテクニックで彼は再びビンビンに
なりました。
 そして5人目の木下さんが終わり、私の番になりました。

 私は既に下着も脱いでいました。
 私のあそこからは触りもしないのに、太腿に伝うくらい愛液が
垂れていました。
 自分がこんなに淫乱だなんて初めて知りました。
 
 私はゴムをつけた彼のペニスを握りました。
 思ったほど硬くなくて、弾力に富んでいました。
 初めて男の人のものを握ったんです。
 そして、それを自分の割れ目にあてがいました。
 みんなが注目する中、体重をかけて、一気に押し込みました。
 ズキンとする痛みがありました。
 自分の中で、何かが避けて、押し広げられます。串刺しにされ
るような感覚に私の心臓が高鳴りました。
 
 そのまま、みようみまねで腰を動かしますが、うまくいきませ
んでした。
 すぐにヌルンと外れてしまいました。
「許してくれよー。もう痛いよ」
 彼はか細い声でつぶやいていました。
 そんな彼の情けない声を聞くと、もっといじめてやりたくなり
ます。
 さっきはアベックを襲ってやりたい放題をやっていた不良なん
です。たっぷり懲らしめてやらなきゃ。
 私も最初は痛かっただけですが、慣れるにしたがって気持ちよ
くなって来ました。
 男の腰にまたがって自分の股間を男の物に擦りつけると、だん
だん気分が高まってきます。
 自分で自分の乳首をつねったりして、絶頂を迎えるのにそれ
ほど時間はかかりませんでした。
 私は、彼の腰の上で大きく反り返り、絶頂を迎えました。
 脱力して彼にもたれかかると、彼の疲れた顔が目の前にありま
した。
 愛などまったく感じない彼の顔を見て、セックスって愛が無く
ても気持ちいいものだと改めて思いました。

 この子はただの道具なんだと思いました。
 バイブレーターと同じく、女を喜ばせるだけのために生きてる
奴隷。そんな感じがしました。
 私はいっちゃいましたが、彼はまだ発射していません。
 ルール上私はまだ彼から下りる事はできないんです。
 一人一回づつ彼が発射するまで跨る、というルールだったから
です。
 私は、半ばやわらかくなっている彼の物を、はさみつけて擦り
あげてやりました。
「腰をまわすようにして擦り付けるのよ」
「沢渡さんがんばって」
 周りの声にも励まされて、やっと6回目を発射させる事が出来
ました。
 彼も疲れたでしょうが、私もくたくたになってしまいました。

「許してください。もう痛いです。お尻ももう勘弁してください」
 無駄とは分かっていても彼は懇願を続けていました。
 そして絶望感からか、涙を流して泣き出してしまいました。

 痛々しい彼のペニスは赤く腫れ上がり、所々擦れて血がにじん
でるみたいでした。
「あと2回で許してあげるから、もう少しがんばってね」
 由美子先輩はいつになく優しく言いました。


 最近インターネットのいろんなサイトで逆レイプされたいとい
う男の人が目に付きますが、たった2時間くらいの間に10回も
いかされる苦しさを分かってるんでしょうか。
 男は溜まってくるととにかく何回でも発射したいと思うのかも
知れませんが、実際には気持ちいいのは3回まで、それ以上は地
獄の強制射精が続くんです。

 腰はがくがく、あそこは真っ赤に腫れ上がり、精液には血が混
じるほどの拷問なんです。
 仮に拷問が好きなマゾの人でも、多分泣き出して二度とやって
欲しいなんて思わなくなると断言できます。

 彼はその後、約束どおり残りの2回を終わって解放されました。
 一人で歩けない彼をみんなで抱えて、車に乗せ、彼の言う場所
まで送りました。
 いつもならまだ4〜5回はやってるところですが、今回は新入
部員の歓迎会ということで、上級生達のお楽しみはまた今度、
早々とお開きになりました。
 
 処女を失った事はやっぱりショックでした。
 でも、それ以上にショックだったのは、いつの日か愛する人に
それをささげようと思っていた以前の自分をすっかり子ども扱い
し、否定してしまう新しい自分が完全に確立してしまった事。
 
 自分がすっかり変わってしまった事に改めて気付いた私が、そ
れをまったく後悔していないという事実でした。


      夕陽に染まる  エピソード3  終わり
 
   
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