私は21歳以上です。


        
            HP作品 一部公開
    (仮題)セックスジム 

                        作:テンちゃん  
   
 (そんな見るなよ、、、アンタも鍛えりゃなるって、、)

 始めは気にもしてなかったが、ロッカールームで俺を見
るまわりのオトコ共の好奇に満ちた顔。

 筋肉をつけようと近所のジムに通って丸三年。はじめの
ひと月で体に変化が現れ、みるみるうちに肩、腹、腕に筋
肉がつきはじめた。それと同時に無駄な肉はそげ落ち全体
が締まってきた。
 そこまでくればこっちのもの。あとは暴飲暴食を避け、
定期的に運動するうちに勝手にカロリーを燃やしてくれる
ようになる。
 昔の俺は燃費のイイ軽の日本車だった。だが、今の俺は
ガソリンをまき散らして走る大型のアメ車だな。
 食っても食ってもまったく太らず、鍛えれば鍛えるほど
筋肉がついていく。

 「カワイイねぇ、、今日が初めて?、なんなら俺が教え
てあげようか?、、、」

 「え?、、あ、、す、すいません、、これの使い方わか
んなくて、、、それにしてもスゴイからだですね、、ヤダ
わたしったら、、、、、失礼なこと言って、、ふふ」

 いやいやイイんだよ、、かっこイイ俺を見て緊張してん
だろう?、、俺を見るオンナの目も来た頃とは全然違う。
インストラクターと間違われたことだってある。悪い気は
しない。

 このジムはある時間になると8割がた女の子に占有され
る。となりでエアロ体操をしてるせいもあるが、最近評判
のヨガが人気のようだ。
 オマケにへだてる壁もなにもなく、俺にとっちゃ目の保
養になりイイことこの上ない。

 「ハァ〜イ、、集合!、、、それでは始めま〜す!、、
ワン、ツ〜!、、ワン、ツ〜!、、ワンツ〜、スリ〜!」

 最近ではオトコでもする奴がいるらしいが、ここは女子
専用。オトコのダンスなど誰も見たかあない。
 エアロビの先生も日替わりで飽きがこない。若いネエち
ゃんの時や食べ頃のおねえさんの時。
 今日みたいに生徒が多い時だと3〜4人で教えることも
ある。

 にしても、、、オトコは俺だけか、、、さすがに恥ずか
しくなってきやがった、、、今日は帰るとするか、、、
 鉄アレイを置き、タオルで汗をぬぐいながら帰ろうとす
る俺に一人の先生が声をかけてくる。

 「ワン、ツ〜!、、ン?、、もう帰るの佐竹さん?、、
たまにはエアロビでもしていかない?、、それともヨガの
方が好きかしら、、、?」

 クスクスクス、、、、、、、、、アハハ、、クスクス、

 全員の目が一気に俺をとらえ、クチに手を当て小笑いす
るオンナ達。

 「い、いやぁ、、したことないもんで、、ハハ、、、」

 「大丈夫よ、、すぐ出来るようになるワ、、さ、こっち
来て、、ほら、、みんな待ってるから、、」

 ここで逃げるように帰ってはなんとも忍びない。もうひ
とりの若い先生が追い打ちをかけてくる。

 「佐竹さ〜ん!、いっつもオンナの子のお尻ばっか見て
たらダメですよ〜!、、たまにはエクセサイズしないと」
  
 キャ、、やだぁ、、、クスクス、、、クス、、キャッ、

 (うるせんだよ、余計なこと言いやがって、、このアマ)

「い、いやだなぁ先生、、そんなこと言われたら、ハハ
、、、じゃ、、ちょっとだけですよ、、おてやわらかに」

 (おいおいカンベンしてくれ、、一番前かよ、、、、)

「ワン、ツ〜!、、ワン、、??、、ストッ〜プ!、、
、ダメねぇ、体がコチコチじゃないの、、わたしの横に来
て、ほら!、、はやぁ〜く!、、モタモタしないの!!」

 前のステージで踊るって、おそろしく恥ずかしいんだな
。よくよく見りゃ全員こっち見てるじゃねえか!

 (ちくしょう、、なんだってんだ?、、ものすごい恥ず
かしいことになってるぞ、、みんな笑ってやがる、、こん
なもん出来なくて当然だろ!)

「いいですかぁ!、、みなさん!、、このようにオトコ
の体というのはカタいのですがァ、、佐竹さん、ちょっと
足伸ばして座ってみて、、わたしが後ろから体重かけるか
ら曲がるとこまで曲げてみて、、」

 (イテッ!、、イテテテテ!、、そんな体重かけられた
ら、、こしがぁぁ!!、、な、なんだ?、、ムネか?、、
、おいっ!、、ムネが当たってるぞぉ、、、)

 「、、!、、ぅんぁ!、、んぅぅ、、、クゥぁ!、、」

 情けない吐息を出す俺。しかも両手を誰か引っ張ってや
がる、、、あの若い先生だ、、、、っくそ!、このアマ、
イテッ!、、そんなグイグイ引っ張るな! 

 「ナニィ?、、これしか曲がんないのぉ?、、ホラァ」

 俺の背中にはりつくように乗る先生のふくらみがモロに
伝わってきやがる!、、し、しかも前のネエちゃん、、、
おまえの胸の谷間モロ見えだぜ、、ウワッ!、ま、まずい
、、大きくなってきやがった、、こんな時に、、トレーニ
ング用のパンツなんて掃いてくるんじゃなかった!

 「こうするともっと柔らかくなるワ、、ヨイショ、と」

 「や、やめ、、イテデ、、カゥうは!、、んぅグ、、」

 なんてこった!、、後ろの先生、俺の両足かかえやがっ
た!、、まるで<赤ちゃんのオシッコスタイル>みていじゃ
ねえか!、、、それにしても後頭部に伝わるムネの大きさ
ときたら、、それよりも息がぁ、、、
 そうかぁ、俺って今気づいたけど『身長140センチ』
しかないんだっけぇ!しかも人より筋肉あるから余計、、
ンッぐ、、むふぅ、、、ぁ、、、、くる、、クルぴぃ、、
 前のネエちゃん先生、、どこ見てんだ、、バレたか?

 「やだァ、、なに大きくしてるのぉ?、、プ!、キャハ
ハハ!、、佐竹さんエッチぃ!、、、プハハハ!」

 うるせい!、、テメエ!、、お前だけはアトで絶対、、

 「ハァ〜イ!、みなさんこっちに集合してぇ!、にして
も、、まるで子供ね、何歳から成長止まったのかしら?筋
肉つけると余計オカシクなるってご自分でわからない?」

 (グスン、、そ、そこまで言わなくたって、、、、世の
中には背の低い人だって偉い人いっぱい、、、いんだぞ、
、ぐすすん)

 「い、いやぁ、、やはり女性にはかなわないなァ、ハハ
、僕はそろそろ帰るとしますよ、、いや、今日はいい勉強
になった!、、、そしたら、、と」

 「なに言ってるの?、佐竹さん、、これからですのよ、
ねぇ?、、みなさ〜ん!?、、ほら、みんなも佐竹さんに
居てほしいって、、、まさか帰らないわよネ、、、」

 ロッカールームでのオトコ共の好奇な目。初めてジムに
来たオネエちゃんの含み笑い。そうだよな、、、140セ
ンチじゃな、、これからどうなるんだろう、、、俺
 
 続きは新HPで!  お楽しみに!    

 テンちゃんは、まもなく新しいHPを公開の予定です。
 この作品のつづきは、その新HPにて公開される予定。
 新HPに是非ご期待ください!!!


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