私は21歳以上です。



      KOBITO   (1) 

                        作:テンちゃん  
     
       舞台 その1

 ここはゼクトア共和国、システィール城。絵本に出てく
るようなお菓子みたいなお城なの。
 そしてここは姫のお部屋。ピンク調でおんなの子の部屋
っていうのがすぐわかるでしょ?
 ちょっとワガママでオテンバな姫。フワッとした金髪に
カールがかかり、パッチリとしたオメメは澄んだブルー。
女のワタシから見てもお美しい・・・・
 あ・・・・そうそう今日はアン姫の20回目の誕生日。
 こうしちゃいられないワ!王様にしかられる!

 「ソフィはまだか!、、今日はアンの誕生日なのだぞ!
、、、おぉ、、きたか、、なにをしておった!」

 「もうしわけございません!、、、おくれました、、」

 私の名はソフィ。姫さまの教育係というか、お守り役と
いうか・・・・盛大なパーティが終わりホッとしたところ
に王様からの呼び出し。

 「これがプレゼントじゃ、どうじゃ?、、、アンのやつ
コレを前から欲しがってのぅ、、、そろそろ『女』になっ
てきたということかの、、、、フォフォフォ!」

 「こ、これは、、、、、」

 「じつはのぅ、、、ちょうどイイ囚人がおったんで魔法
使いのババに頼んだんじゃ、、、どうじゃ?、、なかなか
イイ仕上がりじゃろう?、、にぎりつぶさぬようにな」

 <!!',,@@?<>_ht??tp%://@;:_~~_"""%@/ww.~~!'>

 身長15センチの人間がワタシの手にわたされる。ヒゲ
面の囚人がキィキィとなにか言ってるみたいね。でも声が
小さくでナニを言ってるかわかないワ・・・・
 そうね・・・アン姫にもそろそろ『コレ』を教える時期
なのね・・・・

 「王様!、、たしかに受け取りました、、」

 「では、よろしくたのんだぞソフィよ、、、、」

 アン姫の部屋にもどる。はじめは驚いていたようネ。で
もキラキラした目が興味をもってるのはスグわかったワ。
 姫の小さな手に包まれた『コビト』は抜けだそうと賢明
にもがいているの。

 「カワイイ〜!、、今日からアナタ、アタシのペットよ
、、、ソフィ!なんか『家』になるものないかしら?」

 「姫さま、、お言葉ではございますが『それ』はそのよ
うにお使いになるのではありません、、、姫さまが『大人
』になるための道具でこざいます、、、」

 「えっ!?、、ナニナニ?、、どうやって使うの?」

 ワタシは姫から『コビト』をもらうとジタバタできぬよ
う彼の両腕を指でくるむの。
 そして『頭』だけ出た囚人を・・・チロッとナメてやる
の・・・にしても久しぶり・・・・教えるワタシの方がゾ
クゾクしてきちゃう・・・・・
 舌の先を使ってチロチロチロ・・デロデロの『コビト』
の顔・・フフフ・・キィキィとまたナニか言ってるワ。 

 そして・・ンフフ・・姫ったらトロ〜ンとした顔で見て
るわネ・・・・イイわ・・そのお顔・・・このソフィ、た
っぷりと教えてあげますワ・・・・
 姫・・・いいですか?・・頭からゆっくり・・・どう?
ことさらゆっくり・・『コビト』の恐怖におののく顔を見
ながら・・・テュッポッ!!とくわえてやるのよ。
 ちょうど、この国にもあるチュッパチャップスぐらいで
しょうか。そしてクチの中でまた舌を使ってあげるの。あ
まり力をいれると『首』が折れてしまうのでご注意を。

 クチの中でキュウぇと鳴き声が聞こえます。そんな時は
クチビルをクゥっと締めてあげるとおとなしくなるの・・
   
 説明を聞いていたアン姫・・・ホラァ・・・我慢できな
くなったのでしょう。ワタシから横取りすると愛しそうに
コビトを見つめてます。
 そう・・・はじめはゆっくりナメナメしてあげて・・・
ンフ・・アン姫のオクチったら・・・ピンク色で・・・・
プリプリしてて・・・あぁ、ワタシも食べられたい・・・

 「チッぅぱ、、ぷぷぅ、、、ぴゅゥパッ、、、プゥ」

 そう・・・もっといい音を出して・・・なかなかお上手
ですワ・・アラアラ・・やだ、アン姫ったら・・そんな『
よだれ』が出るほどオイシイのかしら?・・・ンゥ・・・
ソフィがすすってアゲますワ・・・・

 「じゅるるぅ、、姫さま、、あんまり長時間おしゃぶり
されると、ジュルゥ、コビトの息が続きませんワよ、、」

 「テッぷぅ、、ぷぷぅ、、ぽっ!、、そ、そうね、、、
でも、だいじょうぶみたい、、まだピクピクしているワ」

 アン姫のポッテリとした唇から離されたコビトは・・・
フフフ・・・息もたえだえねぇ・・
 囚人の服を『指』で破いてあげます・・・ビリビリっ!

 「キャッ!、、かっわいい〜!、、、ちゃんとアレも付
いてるのね、、ソフィ」

 「当然でございます、、姫さま、、、そして、、次は、
そこのベッドに横になってもらえますか?、姫さまも今日
をもちまして二十歳でございます、、、このソフィめが姫
さまを『女』にしてあげますワ」

 「ね、、ね?、、ソフィ?、、も、もしかして、、」

 「さようでございます、、コレはそのための道具でござ
いますので、、、安心してくださいまし、、、痛くはござ
いません、、、みなコノ『儀式』を通っていくのですよ」

 「で、でも、、そんなことしたら、、この子、、」

 なんとお優しいのでしょう、、、このようなコビトまで
気遣うなど、、、このソフィ、、アン姫にお仕えさせて頂
き、嬉しゅうございます、、、、

 「それも、、、それもアン姫の<チカラ加減>ひとつでご
ざいます、、、」

 「そ、そうなの?、、うん、、わかりました、、ソフィ
に任せます、、、」

 「<コビト>よ!、聞こえたか!?、、ただいまよりゼク
トア国第16代、、アン王女の『なりそめの儀』を開始す
る!、、その身を捧げること、、幸せに思わん!」

 舞台2へ      目次へ    

fc