私は21歳以上です。



      私立姫ノ美学園 

                        作:テンちゃん  
  その1

   
  「ホラァ!、おとなしくしろよナァ、、なにナヨナヨし
てんだョ!、、俊彦ぉ!」
 
 この学園に編入してからの僕は毎日が地獄だ。完全な女
子高校なのに理事の叔母に進められ転校してきて半年。
 はじめこそ女の子らしい優しい空気が流れていた教室内
も、今では男の子イジメの場と化している。

 「絵美子ぉ!、そっち抑えてて!、、由紀、こっちの方
シバッて!、、そうそう!、、」

 この学園は『制服』というものがなく、みんな思い思い
の好きな高校の制服を着ている。
 セーラー服だけでも色々あるのか、白がまぶしいのや薄
い茶色、クリーム色ぽいものまである。胸もとのリボンも
大きいのや小さいの、ヒラヒラしたのや細いもの、さらに
ブレザーの子やセーターの子など。
 多分『同じ』格好をした子はいないと思う。

 「や、やめて!、、お、おねがいだから!、、イタ!」

 「いいからオトなしくしてろって!、、キモチいいこと
してあげっからさぁ、、、ハハハ!」

 3年C組、僕を抜いて総勢42名がみんな女子。成績が
良かった僕は<とび級>でホントはまだ1年。
 そのせいか寄ってたかって僕を食いものにする女子。初
めは今、指示している夏美から5〜6人の<イタズラチー
ム>で始まった遊びが今ではみんなが参加している。

 「いいからズボン下ろしちゃいなヨ!、、うぁ、ハズカ
シイ、、、ハズカシクないの?、俊彦、、、ンふふ」

 ひと月前まで止めに入っていた学級委員の香織まで腕組
みしながら僕を見下ろす。
 イスに足と手をくくられ、ズボンを下ろされる僕。

 「音菜のリボンかわいいね〜!、、それでコイツのクチ
もシバッちゃおう!、ハ〜イ、ア〜ンして、、アハ!、、
かわいいジャ〜ン!」

 獲物をしとめ、ソノ匂いに集まるメスライオンのように
方々から女子が集まってくる。
 夏美、絵美子、由紀、香織、音菜、どの子も名前のイメ
ージどおりカワイイし、ファッションや化粧法からも今時
の高校生という感じがした。
 
 「なにおっきくしちゃってんの?、、エッチ〜!、、」

 さらに舞香、優美、雪代、茜、留奈が加わり、隣のクラ
スからも麻紀、千恵を筆頭に名前の解らない数人が外周を
囲む。
 今やひとつの山となった女子高生の群れからは、大人に
なりきる直前のミルク臭い豊潤な香りが揮発している。
 あちらこちらから伸びる小さい手で、一枚一枚はがれて
いく俊彦の衣服。バーゲン売り場の商品のような彼の肉体
はモミクチャにされる。

 「ンッ!、、ング!、、ヤ、、ャメテ!、、、んぐぐ」

 縛られたイス自体が大きく揺れ、彼を襲う乱雑さを助長
した。

 「キャハハハ、、泣いちゃってんの?、、サイテー!」

 ズボンはかろうじて残っているが、上半身なナニもなく
乱暴にしたためか所々、彼のナマッチョロイ背中にミミズ
腫れが出来ている。
 教室の中、俊彦を哀れに思い無関心を装う女子も数人い
たが、大半はその場のノリが楽しくてクスクスと笑いなが
ら人垣の間から覗き見ている。

 「あ〜ぁ、、今日もボロボロだね〜、、なんでこんなん
で大っきくしてんの?、、じぶん変態ジャン?、、」
 
 とりわけ夏美の言う一言一言がキツく、恥ずかしさに涙
を溜める俊彦。
 栗色のショートカットの夏美は、胸のふくらみも他の女
子に比べると遥かにふくよかでスポーツもできた。
 最近テレビに出てくる胸が売りのアイドル。癒し系では
ない<威圧系>を連想させズボンの中のモノはますます大き
くなる。

 「今日はどこまでガマンできんのかなぁ?、、トシヒコ
ちゃん、、みんな〜!、、時間見ててネ!」

 夏美は当たり前のように彼をまたぐと、さきほどまであ
った力強いイメージではなく、しなだれるように俊彦の首
に両手を絡める。
 このギャップ。男と体が密着した瞬間、彼女は『勝ち気
な女子高生』から『色気を漂わせた女性』になる。

 「アタシもチュ〜したいなぁ、、、チュ、、チュッ」

 麻紀が横槍を入れるよう後ろから彼の首すじにキスして
くる。周りにいる子もジュン、、と体が熱くなる。

 「ほらぁ、、見える?、、コスってんの、、、んぁ、」

 夏美は制服のスカートをめくり彼に見せつけるが、ソレ
が周りにいる女子にはたまらない起爆剤になる。
 ピンクのパンティにはこんもりとした肉のふくらみがあ
り、そのワレメを中心にズボンの中のモノをヒワイにコス
られる。

 「ン、ホラ、、またズボンなか出しちゃうのぉ?、、、
また汚くしちゃうんだぁ、、ほら、んぁあ、、ン」

 「や、やめて!、、、だ、だめだっ、て、、、んぁ、」
 
 夏美は彼に抱っこされるように首に両手を回し、執よう
に腰を使ってくる。
 夏服から発散される独特の甘い香りと共に、彼女の体も
火照るように熱くなる。
 オレンジ色のリボンの中心に、ほどよく見える白い肌に
顔面を押し付けられると、若いキメ細やかな質感が顔を通
して伝わってきた。

 「なにフガフガ言ってんの?俊彦ちゃん!、、あー!、
こいつ震えちゃってぇ、、んふ、、カワイイ、、」

 「ねぇねぇ夏美ぃ!、俊彦のおっきくなんのわかる?」

 「うん、わかる、もぅ、すっんごい、、ムクムクぅって
、、わたしのアソコでコスられて、ほぅら、、キモチいい
でしょ、、俊彦ぉ、、なんか、わたしも、イイかんじ、」

 ちょうど彼の真後ろから見ていた優美がクチに手を当て
笑いころげる。

 「ハハハ!、、見て見て、手バタバタさせちゃてんの!
なんかさぁ、、ホントに犯してナイ?、、夏美ぃ」
 
 縛るのに使ったストッキングはかなりの耐久性がありビ
クともしない。
 ニガイものでも噛んだ時のような苦痛の表情で必死に耐
える俊彦だったが、大きくなった彼のモノは、青竹のごと
く『型どり』し、クッキリとズボンに浮き立っていった、
、、、、

                    つづく 

てんちゃんの目次へ   その2へすすむ

fc