私は21歳以上です。

第5日目  8月1日(水)・・・プノンペン泊


朝8時頃目が覚めたので、トイレに行き、水を飲む。ケーウもシャワーを浴びて帰り支度を始めた。彼女に幾ら渡したらよいかと考えていたが、結局カラオケの相場50$とバイタク代として1$を渡した。彼女は「バイバイ」といって、笑顔で帰っていった。ホテルの窓から彼女がバイタクの後ろに乗って行くのを眺めていた。
彼女が帰った後、何気にシーツをめくって見ると、真ん中あたりに血がベットリと付いていた。そういえば、彼女は、しきりにお腹を痛がっていたので、おそらく生理中だったのだろう・・・。

シャワーを浴びてから外へと出る。63st沿いの文房具屋でメモ帳を800Rで購入する。そのまま、食事をとろうと、モニボン通りまで歩き、パイリンホテルの向かいに中華屋があったので、ここに入ってみる。牛すじが入ったクィッティオとアイスティーで1.9$だった。
それから、「餃子館」向かいのインターネットサービスで1時間情報収集をする。ここの料金は1時間2$。
次にセントラルマーケットに向けてブラブラ歩く。手持ちのドルが足りなくなりそうだったので、日本円の両替できる所を探す。昨日のPARADAICE HOTEL斜め向かいの両替屋が並んでいるところでは、各国通貨のレートも出ていて、\10,000=79$の表示だったので、ここで1万円両替する。


広い・暑い・臭い・・・。
そのまま、セントラルマーケットの中を散策する。マーケットの中の金工でも両替が可能のようで、各国の通貨が並べてあった。その他時計やカバン、衣料品、日用品など、様々な店が軒を連ねる。マーケットの中はとにかく暑く、しかも風通しが悪いので、汗が止まらない。食料品売り場では、生魚から果物まで、所狭しと並べてあり、それらが交じり合った独特な臭いが鼻をつく。
マーケットは放射状に広がっているので、外に出たものの、一度ホテルに戻りたいのだが、自分がどこにいるのか、分からなくなってしまった。1台のバイタクを拾い、ホテルまで送ってもらう。運ちゃんには、1,000R渡す。
   

村入口の有名な看板
出かける準備をして、村へと出発することにする。SORIYAの前で1台のバイタクを捕まえ、「スワイパー、1$、ワンウェイ」と告げるが、「ワンウェイ」が通じないようだ。運チャンが「ノット、ゴー、バックか?」と聞くので、「Yes」と答えると、「それは出来ない。往復で2$だ」と言う。「だったらいいよ」と言って、他のバイタクのところへ行こうとすると、「OK、OK乗ってくれ」と言う。これで交渉成立。
トレサップ川沿いを、ひたすら真っ直ぐ走る。サングラスをしていたが、それでもホコリが目に入ってきて、ハードコンタクト使用の私にとっては、かなりキツイ。約20分強で、これまで写真等で何度も見かけた、村入口の看板のところへ到着する。運チャンに1$渡すと、彼が「ここで待っているから、何時に戻ってくる?」と聞いてくる。今がちょうど12時半なので、「2時くらいかな」と言って、彼と別れ、中へと足を進めた。

正面には、有名な1番館がそびえ立つ。その横を抜けると、両端に置屋と茶屋が並んでいた。ゆっくり辺りを観察しながら、歩いていると、女の子達に声を掛けられる。確かに若い娘が多い。奥まで進むと1人の男が付いてくる。「ここで休んでいけ」というので、12番の斜め前の茶屋に腰を下ろし、コーラを頼む。缶コーラ1本は2,000R。男の名前は、ドルモンドといい12番の主人らしい。彼は、日本語を少し話し、「日本人の友達がたくさんいる」と言っていた。「ウチの店は、エアコンとシャワーが付いていて、女も50人いるから、見に来てくれ」と営業熱心であった。
隣には14番の女の子が座り、ちょっかいを出してくる。彼女は私のクロノメーターの時計がお気に入りのようで、ケラケラ笑いながら遊んでいる。彼女はターオといい、1●歳と言っていたが、あと3歳は若いだろう。しかし、彼女はかなり上手に英語を話すことができる。
今度は、14番の従業員らしい男が正面に座り、私の『指差し会話帳』を使っての日本語教室が始まった。彼が、単語を指差し、「これは日本語で何というんだ」と聞いてくるので、発音してあげると、それを熱心にメモしていた。
こんなことをしながら、2時間近くダラダラと過ごしていた。

「じゃあ、帰るよ」といった素振りで、その場を離れ、入口の方へと戻る。どこに入ろうかと考えていると、10番の娘達が元気だったので、中に入ってみる。ピンクの薄暗い照明の待合室に連れて行かれ、カーテンが閉められる。女の子がドカドカと入ってきて、「どの娘にするの?」と聞かれる。正面にいた丸顔の娘を指名。「ムイムーン(1万)リエルな!」と値段について、確認すると、帽子を被った小柄なママさんがやって来た。もう一度「ムイムーンリエル!」というと、なぜか大爆笑され「OK、OK」と言われる。「何で日本人が、そんな単語知っているの?」といった感じなのだろうか?

個室に入ると、かなり狭く、大型の扇風機が回っている。服を脱ぎ、彼女と交代でシャワーへ行く。コンクリート槽に水が貯めてあるのは、來來と一緒だが、ここの水は茶色く濁っていた・・・。彼女から手渡されたボディーソープで下半身を洗い、茶色い水で流す。そして、クレヨンしんちゃんの絵柄のボロボロのバスタオルで体を拭く。
指名した彼女は20歳とのこと。横たわると彼女の舌が上半身から下半身へ、この娘もすばらしいニャムニャムテクニック! 大満足で終了。再度、茶色い水で下半身を洗って終了。チップとして3,000R渡そうとすると、彼女は「ママに払って」と言ったが、「For you」と言うと、意味が通じたようで、受け取った。最後にママさんに10,000R払い、店を出る。

10番向かいの茶屋で、2,000Rのファンタオレンジを飲みながら一休み。時間は3時近くになっていたので、そろそろ帰ることにする。行きのバイタクには、2時に戻ると言っており、1時間もオーバーしているので、当然彼はいない・・・。村の入口にタムロしている別のバイタクを捕まえて、「SORIYA Hotel」と告げ出発する。帰りは25分ほどで到着。

ホテルの1階奥にあるマッサージに行ってみることにする。中に入るとベルが鳴り、女の子がドカドカと入ってきた。20人ぐらいだろうか。赤い番号札がクメール人で、緑の番号札がベトナム人らしい。赤の11番を指名する。彼女はちょっとハーフぽい顔立ちをしている。ママさんが、「部屋が無い」と言っていたが、結局ホテル3階の客室に連れていかれる。
指名した彼女は22歳と言っていたが、もっと若く見えた。ここで、みっちり1時間マッサージしてもらう。以外にも、かなり本格的なマッサージで、充分満足することができた。終了後、彼女にチップ1$渡し、下に降りてママさんに4$払う。ここのマッサージはお勧め!


餃子が絶品!
徒歩でモニボン通りまで出て、昨日も入った「餃子館」で夕食をとる。今日は焼き餃子にチャーハン、アンコールビールを頼む。かなりのボリュームである。また焼き餃子も美味い! 餃子とビールの組み合わせはクセになりそうだ。会計は4.5$だった。
店内にカンボジアのタバコがあったので、値段を聞くと1個2,000Rとのこと。お土産に2個購入する。

ホテルに戻り、出かける準備をして、63stの置屋探索に出かける。まずは泥棒置屋で有名な「999」に入ってみる。店内に雛壇は無く、女の子が椅子に座って並んでいた。1人可愛い娘がいたので、彼女を指名する。
服を脱ぎ、壁のホックに掛ける。彼女も、私の服をドアに近い方にずらし、自分の服を掛けていた。シャワーは無いのだろうか? そのまま「マッサージするからうつ伏せで寝ろ」と言われる。「なかなか気合の入ったマッサージだな」と思っていたが、何かイヤな予感がした。その時、パッと後ろを振り返ると、彼女は「見るな!」と言って、手で私の顔を覆ったが、ドアが開いて、私のズボンに手が掛けられているところだった・・・。「ヘイ!」と大声をあげると、ドアが閉まり、泥棒は逃げて行った。
彼女は何事もなかったように、マッサージを続けていた。私は、一度起きあがって、ズボンのポケットを確認してみる。取られても良いように最低限のドルしか持っていなかったが、被害はなかったようだ。
その後、彼女のサービスの方も「ノー・ニャムニャム」とか言って全然ダメ・・・。ゴムを2枚重ねにされ、またしても彼女は冷凍本マグロ状態に・・・。こっちを睨むような目付きで、表情一つ変えない。暑いし後ろの泥棒も気になって、結局イケず、「もう止めよう」とさっさと服を着る。彼女が服を着終わる前に、部屋を出て、従業員に5$払い、店を出る。


安心して入れる1軒
このままでは帰れないので、斜め向かいの「來來」へ入る。昨日に比べると、女の子のお行儀は良い。ソファーに座ると、早速従業員の男が「どの娘にする?」と聞いてくる。昨日の中山エミリがチラっとこっちを見た。その隣の美形の3番の娘は、私の顔をじーと見ている。隣の男に3番の彼女を指名する。昨日と同じく、彼女の後について、3階の個室へと向かう。彼女は20歳とのこと。色白の肌に長い黒髪が色っぽい。
一緒に水浴びに行き、個室に戻ってサービス開始。ニャムニャムも単調であるが、無いよりはマシ。彼女からボンボンと言われ、「ゴムは1枚にする? それとも2枚?」と聞かれるが、当然1枚を選択。上になって攻めるが、さっきの後遺症か、再び中折れ・・・。
ゴムを一度はずし、再度ニャムニャム。今度は彼女に上になってもらい、ようやくフィニッシュ。何とかリベンジ成功である。彼女にチップ1$を渡し、下に降りて、従業員に5$を支払う。

そのまま徒歩でホテルに戻るが、異常に体がダルイ。「今夜こそDISCOに行かねば」と思っていたが、そのまま寝てしまう。次に目が覚めると午前4時半・・・。探索は諦めて、再び眠る。


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