私は21歳以上です。

第2日目 8/29(日)・・・バンコク泊


朝は9時頃に目が覚める。まだ眠たかったので、そのままベッドでまどろんでいると、9時半位から、ベッドメイクの人の声や、ドアの開け閉めの音がうるさくなり、結局起きることにした。
友人と11時頃外へ出て、隣のフードランドのミニバーで食事をする。85Bの魚のセットを注文し、お腹一杯になる。


今日の昼間は、寺院見学とトラディショナルマッサージへ行くことに決めていたので、まずはタクシーでワットプラケオへ行く。入場料が125Bもする。高くてびっくりした。
その後、歩いてワットポーへ向かう。ワットポーへ向かって歩いていると、1人の男が我々に近づいてきて、「今日は日曜日で特別な日だから、ワットポーやワットアルンはセレモニーをやっていて、一般の人は午後3時にならないと入れない」と言う。そこで、「トゥクトゥクを紹介してやるから、それで開いている寺院と工場を回らないか」と誘ってくる。「値段は2人で20Bで良い」と言う。「今日は特別な日でガソリンチケットがタダで貰えるから、この値段で良いのだ」と言っている。
どうせトゥクトゥクで、どこか宝石店あたりを回るのだろうと予想がついたので、「他に用事があるから」とその場を後にする。さらに歩いてワットポーへ行ってみると、案の定開いていた。あのウソつきめ!
さらに渡し舟(2B)を使って、ワットアルンへ行く。


予定の3つの寺院を見ることができたので、今度はマッサージ屋を探しにプラピンクラオ通りへ向かう。時間があるので、エクスプレスボートで行くことにする。エクスプレスボート(8B)と渡し舟を乗り継いで、無事プラピンクラオへ到着。
通り沿いをアルンアマリン通りとの交差点に向かって歩く。しかしマッサージ店らしき店は見当たらない。
途中、麺の屋台があり、小腹が空いていたので入ってみる。指を2本立てて、「2つくれ」とゼスチャーすると、何とか通じたようだ。1つは春雨のようなもの、もう1つはカップラーメンの麺みたいなものが出てきた。どちらもまあまあイケる。この辺りは外国人が珍しいのか、我々が食事をしていると、お店の人や他の客がこっちをじろじろ見ている。上野動物園のパンダにでもなった気分だ。会計は水を1本たのんで、計50Bだった。


改めてマッサージ屋を探そうと、もう一度よく通り沿いを見てみると、ネオンが点いていなくて、ドアも窓も黒いガラスで覆われているので、さっきは気が付かなかったが、マッサージ店らしきものが何軒かあった。見た目はかなり怪しい。
歩道橋で反対側に渡り、先に進むと美楽健診院2というお店があった。ここはかなり大きな店で、外観はマッサージパーラーのようだ。しかし、ここも店の前は真っ暗で、営業しているかどうかも判らない状態である。
意を決して、階段を上り入り口のドアを開けると、照明は暗いが間違い無く営業中だということが判る。右手に雛壇があり14、5名の女性が暇そうに座っている。左手にキャッシャーがあり、こちらに進んで値段を尋ねる。1時間80B、2時間160Bということだ。格安である。2時間コースを頼み、雛壇で女性を選ぶ。やはり年増が多いが、その中で、まあまあの女がいたので指名する。
部屋は、会話が続かないと間が持たないと思ったので、友人と1つの部屋にしてもらう。2時間しっかりとマッサージしてもらい、腕も確かで充分満足できるものだった。チップ100Bを女に渡し、店を後にする。「また来たい!」と思った。
タクシーでホテルに戻る。89Bだったが、100B渡すとお釣りは戻ってこなかった。


ホテルで一休みした後、夕食をとるためスクンビットをテルメの方へ散歩がてらに歩く。そうすると、ちょうどテルメの辺りでスコールに襲われる。雷も鳴っている。テルメ前のルアムチットの入り口で、しばらく雨宿りをする。しかし30分ほど待っても、雨は少し小降りにはなったが、全然止む気配がない。
お腹も減ってきたので、ルアムチット横の屋台で食事をとることにする。ここの屋台は雨が当たらないようになっているので、時間つぶしにはちょうど良い。ぶっかけご飯のようなものを2つ、つみれやワンタンの皮みたいなものが入ったスープを頼み、ビール3本飲んで300B位だった。


雨が止みそうもないので、タクシーを拾いソイカウボーイへ向かう。まずは、TILACへ入る。店内はガラガラだ。カウンターへ座りビールを頼む。女の質はまあまあだろう。30分ほどで出て、LONGGUNへ入る。


ここは、かなりの客で埋まっていた。しかも日本人ばかりなのである。客の7割近くが日本人のようだった。女の質はTILACといい勝負だ。また、ここのショータイムは結構面白かった。ビール1杯でのんびりショーを楽しむには良いかもしれない。


続いてはBLACK&WHITEへ。ここは、店は新しくて綺麗なのだが女が少ない。女も、どうしようもない田舎娘ばかりである。ウェートレスの娘の方が全然可愛い。


最後はCowboy Barへ。席へ座ると、すぐに色っぽい女が隣へやってくる。コイツは色が白くてキレイなのだが、顔がでかくて、どう見てもオカマである。まあ話をするだけなら面白いだろうと、コーラおごってやり、しばらくお話し。
いい加減、飽きてきたのでチップ40Bやって出る。しかし、このオカマは店の外まで付いて来て、「どうして連れ出さないのか。お前はオカマか!」と言っているみたいだ。「オカマはお前のことだろう!」と思いながら、手を振ってカウボーイを後にする。


外は相変わらずの雨だが、タクシーで本日の最終目的地テルメへ向かう。テルメに入ったのは12時15分過ぎであった。入り口を入って左奥にあるカウンターで、ビールを買う。この人数と熱気に圧倒されてしまうが、2時、3時を過ぎると、もっとすごい人数になるのだろう。
とりあえず奥のテーブルで、一休みしようと友人と腰をかける。男はファランが9割を占めている。日本人らしい人は我々の他に2,3人いるだけだ。女は若い子から、こんなの客が付くのかと思われる40過ぎのオバちゃんまで様々だ。
友人がトイレに行くと言うので、1人でボーとしていると、自分の斜め前の席に、女が、ぽつんと1人で座った。1,2分しても友達が来るような気配は無い。私の許容範囲のルックスだったので、とりあえず一緒に飲もうと思い、目が合った時に微笑みかける。向こうも笑ってこっちを見ている。手招きして「こっちへおいで」と合図すると、やって来た。
そうこうしているうちに友人が戻ってきたので、3人で話をする。彼女の名前はエイ。「アルファベット1文字の『A』で、日本名は『愛ちゃん』なの」とおもしろいことを言う。年齢は23歳で、昼間はECCで日本語の勉強をしていると言う。「日本語で会話したいから、英語じゃなくて、日本語で話して」と向こうから言ってくる。そんなに上手ではないが、彼女の日本語は、だいたい理解できる。
「ここには、よく来るの?」と聞くと、「週に2,3回だ」という。「1人で来たのか?」と聞くと、「友達と一緒よ」と指をさす。その方向を見てみると、サイドにあるカウンターで、ファランと親しげに話している女がいた。
エイが私とばかり話をしているので、友人は気を利かしてくれたのかどうかは定かではないが、「疲れたから今日は帰る」と言い出す。「他にも良い女がたくさんいるからナンパして来い!」と言っても、「帰る」と言って聞かない。どうやら本当に疲れているみたいなので、彼とはここで別れる。
私とエイの二人っきりで、さらに話をしていると、なかなか良い雰囲気になってきた。エイも私にもたれかかって甘えてくる。頃合を見計らって、彼女に「これから私のホテルに来ないか」と誘ってみる。そうすると彼女は「1,500Bプラス、タクシー代100B欲しい」と言う。「明日は学校が休みなので、朝まで居られる」と言っている。
「1,200Bプラス、100Bでどうか」と聞いてみるが、全然取り合ってくれない。「まあ混み込みでオールナイト1,600Bだったら、MPやGOGOより全然安いからいいや!」と自分を納得させて交渉成立。
その後、彼女の友達がこちらへやってきて、タイ語で何やら話している。もちろん私には全然理解できないが、なにやらエイは怒っている様だ。私が値引き交渉したのがまずかったのか?
彼女の友達が戻ると、エイは私の腕を引っぱって外へ連れだし、タクシーに乗り込む。彼女はエラく機嫌が悪いようで、タクシーの中でも、ずっとタイ語でブツブツと何か言って怒っている。「今日はハズレを引いたか」と、その時は思った。


ホテルの部屋に入っても、彼女の機嫌は悪いままだ。何とか、なだめようと、いろいろ声を掛けてみるが、彼女は早くシャワーを浴びるように言っている。仕方がないので、言われた通りシャワーを浴び、続いて彼女もシャワーを浴びて何とかベッドイン。
ベッドの中での彼女は、相変わらずクレイジーだったが、彼女は翌日の1時半ぐらいまで、私をベッドの中から解放してくれなかった。ウトウトしていると体をまさぐられ、私は合計4発(うち2発は不発)やるはめになった。
あー疲れた…。


fc