私は21歳以上です。

第13日目  8月16日(金)  バンコク→札幌


ほぼ定刻通りにKE654便はバンコクを出発。しかし席の左隣は、デブのファラン女、右隣はコリアンのうるさいガキんちょに挟まれ、狭いわウザイわ、もう最悪・・・。機内食の時間となり、スッチーに「ライスorヌードル?」と聞かれたので、ヌードルを選ぶと、出てきたのはカップラーメン!?(汗)伸びててマズイっす・・・。
ソウル到着後、約1時間のトランジット待ちで千歳へ出発。こちらも、ほぼ定刻通りに千歳に到着した。検疫で黄色い紙を提出し再入国。手荷物を受け取り、毎回恐怖の税関へと向かう。今日は、麻薬犬も出動しており、いつもより物々しい雰囲気。自分の番となり、パスポートを係員に提出する。

係員A「よくタイに行ってますね。仕事ですか?」
私  「旅行です。親戚がタイに住んでるので、よく遊びに行くんです」
係員A「スーツケースの中を、見せてもらってイイですか?」
私  「・・・。」

自分でスーツケースを開けて、係員Aが中をチェックする。係員Aの手が、エロVCDの入った10枚収納のCDケースに手がいく。いつもは触るだけで、細かく中身まで見ないのだが・・・。

「開けるなよー、開けないでくれー」

しかし無常にもCDケースは開けられ、中を1枚1枚出して見ている・・・。
CDのジャケットには、卑猥な画像がプリントされているのです・・・(汗)

係員A「これ何ですか?」
私  「フォトCDです・・・」
係員A「中身見ましたか?」
私  「いえ、見てません・・・」
係員A「ちょっと中身チェックさせてもらいますから」

と言って、別の係員Bが別室にVCDを持っていってしまった・・・。その間も荷物検査は続く。

「最悪だ・・・」

別室でVCDのチェックをしていた係員Bが戻ってくると

係員B「6枚中4枚は、日本に持ち込めないものですよ〜。全部写っちゃってますから」
私  「知りませんでした。中身見てないもので・・・」
係員B「ちょっと別室で検査させてもらいますから」

一度荷物をタタみ、奥の別室へと連行される(泣)そこは窓も無く、テレビで見る警察の取調室のようだった。

係員C「もう一度確認します。人から預ったもの、日本に持ち込んではいけないものは、ありませんか?」
私  「ありません!」(断言)

まずはボディーチェックが始まり、靴を脱がされ、細かく中敷をめくってチェック。さらに靴下も脱がされる・・・。それが終わると、調書を取るということで、「どこで買ったのか」「いくらで買ったのか」「本当に中身を知らないで買ったのか」など聞かれる。その間、もう1人の係員Dが、細かくスーツケースの中をチェックしている。「あー、ロレックスがぁ」と気が気でない。お土産に買ってきたインスタントラーメンもX線検査されてるし(笑)
服も1枚1枚広げられ、細かくポケットの中までチェックされている。「もうダメだ・・・」案の上、ROLEXも見つかってしまい、目の前に2個並べられる・・・。

係員D「これ本物?」
私  「偽物です・・・」(泣)

こちらも買った場所、値段等詳しく調べられ、最後は誓約書に、「外国製ワイセツVCD4枚、コピー時計(ROLEX)2個」と書かされ、その誓約書に書いてある文面、「私は・・・を持ち込みましたが、もう2度と、このような行為は致しませんので、今回は寛大な措置をお願いします」というようなことを声を出して読まされ、その後もちょっと説教されて終了・・・。
かなりブルーな気分での帰宅となった(大泣)
今回掛かった費用は、札幌−バンコク間の航空券が88,260円、バンコク−チェンマイ間の航空券が10,760円、滞在費が約16万円、合計約259千円であった。かなり節約したつもりだったが、何だかんだと結構浪費してしまった・・・。
ちなみに、次回の訪タイは、12月29日から1月5日の予定です。
最後に、今回現地で合流させていただいた皆様方に、心からお礼申し上げます。


おしまい

fc