私は21歳以上です。

第3日目  2/2(金)  バンコク泊


10時近くに目が覚めた。そのままジェップとイチャイチャしているうちに、起きぬけの1発。
シャワーを浴びて、出かける準備をする。彼女が「今日はどこへ行くの?」と聞くので、本当は昼間何も予定が無かったのだが、「今日は、友達が東京から来るから、空港に迎えに行かないといけないんだ」と答えた。「じゃあ、私は帰るわね」と、彼女は少し寂しそうに言った。
ジェップとは、値段交渉をしていなかったのだが、タクシー代込みで1,600B渡すと「コップンカー」と言ってそのまま受け取った。下まで一緒に降りて、ホテル入口で別れた。

昨日と同じく、そのままホテルのレストランに入り朝食をとる。今日はトーストのセットにしたのだが、量がちょっと少ないか・・・。
ホテルを出て、まずは両替をしようとスクンビットにある何軒かの両替屋をチェックしてみるが、テルメのあるルアムチットプラザの両替所が1番レートが良かったので、ここで2万円両替。ちなみにレートは1円=0.3599Bであった。
アンバサダー前のインターネットサービスでメールと掲示板をチェックする。この辺りのネット屋は1分1.3Bが標準価格のようである。

マーブンクロンセンター(MBK)に行こうと思い、バスに乗り込むが、どういう訳かMBKとワールドトレードセンター(WTC)を勘違いしていて、WTC前に着いてから、大きな間違いに気付く・・・。ナーラーイ・パン・パビリオンをちょっと覗いた後、MBKまで10分ほどブラブラ歩く。
食券式食堂に行き、タピオカが入ったデザートと、よく分からない甘いジュースを飲む。冷たい物ばかり口にしたので、後でお腹を壊しそうだ・・・。
一休みした後、店内を一通りブラブラと見て回る。それにしても携帯電話のお店が目に付く。VCDも店によっては1枚90Bで売っていて、パンティーププラザよりも安かったりする。とりあえずお土産用にTシャツを購入。


新規OPENのMP 「EVITA」
帰りはBTSのナショナルスタジアムからサイアムで乗換え、アソークで降車する。一度ホテルに戻り荷物の整理をしてから、再度出かける。
アソークから38番の青バスに乗りペプリを目指す。この38番はペプリを左折してしまうので、バスが左折しようと徐行した瞬間を見計らって、周りを確認してバスから飛び降りる。そのままモナリザ前のバス停まで歩き、60番のミニバスに乗る。
しかし、このバスには途中からどんどん人が乗ってきて、バスの中は大渋滞。どこを走っているのか周りの様子も分からなくなってきた。降口まで移動するのも一苦労である。だいたい見当を付けて降車してみると、エカマイの手前であった・・・。
   

19歳、良い仕事します
そのまま歩道橋を渡り「メリー」に向かう。メリーの向い側には新規OPENした「EVITA」が見えた。メリーに入店し、雛壇の近くに行く。タマダーの一番手前の列に好みの娘がいたので、この娘を指名。キャッシャーに行き、1,300B支払う。
指名した娘は19歳とのこと。靴を脱ぐと一気に背が小さくなる。自分では145センチと言っていた。ソファーに腰掛け、片言のタイ語、英語、指差し会話集でお話し。お風呂の中では、特にサービスは無し。ただしベッドに移ってからは、かなり濃厚なサービス。なかなか良い仕事をしてくれる。
彼女は早くイカせて2回戦させようと思っていたようだが、私は2回する元気は残っていなかったので、ゆっくり時間をかけて1回戦終了。小さな体でいろんな体位で頑張ってくれました・・・。
チップ200B渡し、メリーを後にする。

メリーの前でタクシーを拾い、スクンビットのロビンソン前まで行ってもらう。運チャンに「メリーに行って来たのか?」と聞かれ、さらに「どうだった? いくらだった?」と聞いてくる。「値段は1,300B、若い女が沢山いるし、良い店だよ」と答えておいた。ロビンソンまでは約70Bで到着。
地下の食券式食堂へ行き、ダックの照り焼き、ソムタム、水で夕食をとる。全部で85Bと格安。ソムタムは、店員の娘に「ソムタムタイ」と頼むと、「ペットマイ?」と聞かれる。『辛くしますか?』という意味だと思ったので、「ニットノーイ」(少し)」と答えたのだが、出てきたソムタムは激辛であった。このお姉ちゃんはイサーン星人なのか? 激辛のソムタムを涙を流しながら食べた・・・。


客足も盛り返してきた最近のCOWBOY
食事の後、徒歩でソイカウボーイへ向かう。お約束の「RAWHIDE」へ入店。特に可愛い娘がいる訳ではないのだが、店内の広さや適度な場末さが気に入って、いつも入ってしまうお店である。生ビールを飲みながら、ステージを眺めるが、可愛い娘は、向かい側のソファーに座っている娘1人だけであった。ステージでは、ちょうどショーが始まったところだったが、ビールを飲み終えたところで出る。
クリントンプラザにでも行こうと足を進めると、目の前には、在タイのSさん、NAさん、NUさんの3人組がいた・・・。軽く世間話をした後、「旧ブルーバードクラブの所のGOGOが面白い」とのことなので、話のネタにと、急遽予定を変更して、ここに行くことにする。後でナナで落ち合うことを約束し、在タイト3人衆はRAWHIDEへ、私は旧ブルーバードクラブのGOGOへ行く。

LBの強烈な客引きを振りほどいて、ソイ23近くまで進むと、左手にひときわ派手なオレンジ色の電飾の店があった。中に入って右手奥のソファー席に腰掛ける。目の前にはステージがあり、さらに2Fにも床が鏡張りのステージが・・・。「うーん、これは圧巻だ! 誰がこんなこと考えたのだろう」と妙に感心しながら、店内の様子を眺めていた。目の前のカウンター席では、ファランが鼻の下を伸ばしながら2Fのステージを見上げていた・・・。
隣に日本の女子高生のような制服を着た女の子が座る。だがよく見るとノーブラ・ノーパン! マニアの人はタマらないでしょう・・・。彼女の名前はインちゃん、歳は18歳、典型的なイサーン顔。英語もまずまず話せて、明るくて楽しい娘であった。お姉さんも一緒に働いているらしく、2Fを指差し「あの人がお姉さんよ」と教えてくれた。
彼女は私のサングラスがお気に入りのようで、それを掛けると、「ちょっと待っててね」といって2Fへ上がっていった。そしてそのままステージに乱入! 周りのダンサーに見せびらかし、はしゃいでいる。そして鏡ばりの床から、こっちに向かって手を振っていた。
しばらくソファーでまったりと過ごしていると、インが「2Fへ行きましょう」と言う。言われるままに彼女と2Fに上がる。そこには例の鏡ばりのステージと広くてゆったりとしたソファーが数席、さらにステージのすぐ横にはVIP用の個室があった。こっちのソファーの方がゆったりしていて、くつろげる。
彼女はダンスの順番になったので、目の前のステージで私のサングラスを掛けたまま踊り始めた。さっきは、全員水着姿の娘が踊っていたが、今回の娘は全員、例の制服姿である。床は鏡ばり、ミニスカートの中はノーパン! 「なるほどねぇ・・・」と感心させられた。

ボーとステージを眺めていると、隣のファランに「お元気ですか?」と日本語で話し掛けられた。彼は日本語を3年ほど勉強していたらしく、今はバンコクで働いているとのこと。彼は親切に、「女を持ち帰ったら、シャワー中の盗難に気をつけた方がいい」とか、「乳首に睡眠薬を塗っている女もいるぞ」とか日本語と英語のチャンポンで教えてくれるが、酔っ払っていて目が座っている・・・。悪い人じゃないんだけど、これってカラまれているうちに入るんだろうなぁ・・・。
ダンスを終えた彼女が汗だくで戻ってきた。ソファーに腰掛けると、再びディープキスの嵐・・・。周りの目もあるし、ちょっと恥ずかしいぞ!

なかなか楽しい時間を過ごしていたが、今日は12時半に友人のKさんとナナでの待合わせがあった。さらに、先ほどの在タイ3人衆も合流するであろう。
時間が迫ってきたので、インに「今日は、これから日本人の友達と待合わせがあるから、もう行かないといけないんだ」と告げる。彼女は「私も一緒に行く!」と言い出すが、私は「メダイ」としか言えない。彼女の表情を見ていると、さすがにちょっと可哀想になって、「明日は友達と一緒に来るから」と当ての無い約束をしてしまう。しかし途端に彼女は表情はパッと明るくなった。
ドリンク代200Bを払い、お釣りは彼女に渡す。最後は入口まで送ってくれた。良い娘だったな・・・。


SUGERの残骸・・・現在は新規営業中
徒歩でナナへ向かい12時過ぎに到着。「まだ来てないだろう」と待合わせ場所の「SUGER BEAT」へ行くが、なんと店が無くなっている・・・。確かに昨日は営業していたはずだが・・・。ちょうどSさんも、その場にやってきたので、とりあえず、どこかで飲んでいて、12時半になったら、もう1度見に行くことにする。Sさんは、NAさん、NUさんがいる某2FのGOGOへ、私は1Fのボトムアップへ入る。店内は超満員。
ここの店は、狭いストゥール席しかなく、しかもステージが2つに別れているので、全部のダンサーが見渡せない。店内のテレビには、趣味の悪いエロアニメが流れていた。BGMはHR/HM系が中心でドイツのSINNERが掛っているあたり、選曲がマニアック&渋すぎる・・・。入口近くのスピーカー側に座っていたので、音圧に耐え切れず店を出る。

2Fの「TYTY TWISTER」へ入店。ダンサーもウェイトレスも随分顔ぶれが変わったなぁと思っていると、Sさんが再び登場。行動パターンが似ているなぁ・・・。
Sさんの話だと、ママさんをはじめ、従業員がほとんど入替わったらしい。そのせいか、以前ほどの活気が無くなったような気がする。BGMだけは変わっていない。これはオーナーの趣味か・・・。
Kさんとの約束の12時半を過ぎたので、Sさんに待っていてもらい、私は再びSUGER BEAT跡へと向かう。すると、いました!Kさん、隣のBARに。
そのままKさんとTYTYに戻る。しばし談笑の後、ビール飲み終えたところで出る。

1階に降りて、私とKさんは「RAINBOWT」へ、Sさんは「RAINBOWU」へとそれぞれ入店。個人的には日本人に1番人気のRUよりも、お姉さんっぽい雰囲気の娘が多いRTの方が好みかなぁ。ここで再びNUさんと会う。
しばし鑑賞の後、「HOLLYWOOD ROCK」へ。チャイナ服のオヒキの娘に案内されて奥のソファー席へ座るが、ここからだとステージがあまり良く見えない。そのままオヒキが隣に座ろうとするので、「ダメダメ」と言って向こうへ行かせる。全体的なレベルとしては、可もなく不可もなくといったところか。

閉店の2時近くになったので、Kさんとテルメへ行くことにする。徒歩でテルメへ。いつものように裏のトイレ横から入っていくと、金曜日の夜だけあって、凄い人数であった。歩くスペースも無いくらいだ。しかし女の子の顔ぶれは、あまり変わっていないか・・・。テーブル席には、いつものようにNAさんが座っていた。貫禄あるなぁ・・・。
初日に持ち帰ったオーンもこっちを指差し笑っていた。オーンの友達が「私はどう?」という感じで誘ってくるが、イマイチ好みじゃない。
ドリンクカウンターの近くでは、Sさんが馴染みの娘と話していた。実はこの娘は、私も去年の7月にお世話になっていた。英語も流暢に話せて、気立ても良い娘であった。私のことも覚えていると言う。本当かどうか分からないけど、覚えている言われて悪い気はしない。彼女の友達も「私と一緒に行こう」とアプローチしてくるが、今日はどうもピンとくる娘がいない。

と思ったら、左側のカウンター席の2人組のうちの1人がなかなか可愛い。NAさんも「見たことないな」と言っていた。しかしファランの太ったオヤジがピッタリとマークしていて、声を掛けることができない。
Kさんは、ロビンソンのデパガをGETしたようで、先に出て行った。時間も3時半を超えて、そろそろ決めないと・・・。
NAさんが「タニヤの娘だよ」と言っていた娘が1人で暇そうにしていたので、声を掛けてみる。さすがにタニヤ嬢だけあって日本語はそこそこ話せる。歳は23歳と言っていたが、もう少し上では・・・?
好みのタイプとはちょっと違っていたが、他の娘を探す気力もなく、1回位カラオケ嬢を持ち帰るのも良いだろうと自分を納得させて、「一緒に出よう」と彼女を誘う。


冗談がキツイ現役タニヤ嬢
タクシーで一緒にホテルへと向かう。ビールを飲みながら少し話をする。彼女はタニヤの「G」というお店で働いているとのこと。私の持っていた「G−DIARY」を見せると、「ここのお店よ」と店の広告を指差した。彼女は「私はマイスワイだから、お客があまり付かないの」と寂しそうに言っていた。テルメには、たまに顔を出すらしい。アパートは伊勢丹の側で1人で住んでいるとのこと。普通、GOGOやテルメの娘は、友達や兄弟と一緒に住んでいるという娘がほとんどだから、この辺はさすがにタニヤ嬢といった感じか。

彼女がシャワーから出てくると、なぜか下着を着けたままでバスタオルを巻いている。そのままベッドに入り、アメリカのテレビドラマを熱心に見ていた。テレビも一段落したのか、彼女はテレビを消すと、そのまま持たれかかってきた。「いよいよ戦闘開始か」と思ったところで、彼女から思いがけない言葉が・・・。

「あなたオカマ好きか? 私はオカマだけど良いか?」

私は心の中で『ハハハ、悪い冗談を』と思いながら、口では「全然OKだよ。マイペンライ」と答えていた。彼女の下着を全て脱がせて、下半身に手を伸ばし愛撫を続ける。しかし全然濡れてこない・・・。しかも、そう言われれば形もちょっと違うような・・・。
そこで、彼女の一言が脳裏をよぎる。「私はオカマ・・・」
「いやそんなはずは無い。現にタニヤで働いている訳だし、NAさんも知っている娘なんだから」と自分に言い聞かせるが、「私はオカマ・・・」のフレーズがどうしても頭の中を離れない。そして大事な部分が言うことを聞かないのであった・・・。

彼女は「どうしたの? 私のこと嫌い?」と言うが、私は「ゴメン、ちょっと疲れているみたいだから」と言って、そのまま抱き合って眠るしかなかった。今さら「本当にオカマなの?」とも聞けず、結局真実を確かめることはできなかった。

「私はオカマ・・・」  この一言さえなければ・・・。


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