私は21歳以上です。

第3日目  4月29日(火)  バンコク泊


12時近くに起床。Sは、一度アパートに帰るとのことなので、一緒に下まで降りていき、「また、あとで電話するから」と言って別れた。
部屋に戻り、昨晩タニヤのNからメールが来ていたことを思い出したので、返信しておく。すると、またすぐにNからメールが(笑)。数回やり取りしているうちに、これから一緒に食事をすることになった。2時半にWTCで会う約束をし、BTSでチットロムへ向かう。BTSで移動の最中、Nから電話が掛かってきて、20分ほど遅れるとのこと。その間CD屋を覗いたりしてプラプラと時間を潰す。しかし、実際に彼女が到着したのは、3時20分頃だった・・・。
さらに、Nちゃんの他に、ronさん&オキニいられのPちゃんも一緒だった!途中で、だいたい予想は付いていましたが(笑)。
まずは食事ということで、WTCの上にある「S&P」に行く。昨日に引き続きガイヤーン、その他カオパットタレー、カレー味?のスープなどを頼む。味はまあまあかな。ガイヤーンは、やはり昨日の店の方が、ずっと美味しかったけど・・・。ronさんと、昨夜の報告などをしながらウダウダと4人で過ごす。お会計は4人で830Bほど。
今度は、Nがプリクラ撮りたいというので、さらに上階へ。1回100B。
続いて2Fのお土産屋「ABC」へ行き、乾燥マンゴ、インスタントスープ、お香、お箸など、いつも購入しているお土産の定番メニューを購入。買い物も終わったところで、一度解散することに。BTSの駅で皆とお別れする。
ホテルに荷物を置き、再度BTSでアソークへ向かう。まずは「B−52」へ。久々にKとも再会したが、なんと彼女はノーメイク!(汗)。Lちゃんは「shimaはどうした!?」と言っている(爆)。Lちゃんには「今回は来てないんじゃない?」と誤魔化しておきました・・・。
ドリンクを奢り、K&Lとビリヤードをする。しかし、2人ともかなり上手い!完敗です(泣)。
今度は、ソイ23側のバービア群へ。とりあえず、昨日電話をもらっていたので、Jちゃんのいるバーに顔を出しておく。しかし、Jちゃんますます太ったような・・・。ここでもビリヤードを1ゲーム、ビール1本飲んだところで出る。
タクシーで、ソイ33へ移動。どこに入ろうかと迷ったあげく、前回印象の良かった「GOYA」へ入店。今回はカウボーイルックではなく、普通のドレス姿であった。
前回話をしたLちゃんも覚えていてくれた!ドリンクを奢り、少し話をする。ここでronさんから電話があり、ここで合流することに。隣に座っている娘もいろいろと話掛けてくるのだが、よく見たら、前回私が飯田香に似てると言っていた娘だった。しかし、髪型も変わり、色も黒くなって、えらいワイルドになっている。しばらく気が付かなかった・・・。もう飯田香には全然似ていないね(笑)。
ronさんが合流したところで、本日の探索スポットであるウドムスックにタクシーで向かう。やっぱり、ちょっと遠いかな・・・。ソイを入り両脇に屋台が並んでいる通りを1kmほど進んだところに、Niran Grand Hotelがあり、この先が怪しいローカルカラオケ街との事前情報であった。足を進めると確かにポツポツとオープンエアのいかにもローカルなカラオケ食堂があった。しかし決定的に違うのは、見た目はカラオケ食堂であるのに関わらず、店の前には、椅子に座った私服の女の子が不自然に座っている。しかし、決して客引きをしたりはしていない・・・。

ウドムスックのローカルCafe?「Yada」
そのままronさんと足を進めると、左手にcafeのような建物があった。店の前にいる女の子に聞いてみると、カラオケは出来ないけど、食事はできるとのこと。店の中をちょっと覗いてみると、ステージがあり、そこで女の子が歌っている。やはりcafeらしい。面白そうなので、中に入ってみることに。ステージ正面後方のテーブルに腰掛け、まずはビールをオーダー。お腹も空いていたので、トムヤムクンとパックブーンファイデーン、カオパオをオーダー。トムヤムクンはかなり辛い!隣には、いつの間にか勝手に女の子が座り、一緒にビールを飲んでいる。もちろん会話はタイ語のみ。しかも早口でいろいろ聞いてくるので、全然理解できないぞ!(泣)。もっと、ゆっくりしゃべって・・・(汗)。しかしronさんは、さすが!タイ人のように、全く普通に会話していた。
ステージでは、店の女の子が順番にステージに上がり歌っている。やはりカフェと同じように、オヒネリの100Bの花輪を首に掛けたりしている。私の隣の女の子もステージの順番が周ってきたようで、別のもう1人の女の子と一緒にステージに上がった。さっき話をしていた中で、私が「ボーラックシーダム」が好きと言っていたせいか、なんとステージで掛かった曲は「ボーラックシーダム」!(爆)。いちおうリクエストにも応えてくれるようだ。しかし、例の早口のところは歌えてないね・・・(笑)。1時間ほどでチェックする。お会計は660B。飲んで、食べて、この値段なら安いでしょう。ronさんも満足している様子。次回は、他のローカルカラオケも探索してみたい。
タクシーに乗り込み、ソイ・カウボーイへと向かう。ronさんは、いつものShark前のBarへ。私は、「COWBOYU」をちょっと覗いてみるが、ダンサーも少なく終わっている感じだったので、向かいの「SHEBA'S」へ入店。席に付くと、通路を挟んで隣の席に座っている私服の娘と目があう。ファラン2人&女の子2人で来ており、女の子は私服であることから、ここの店の娘ではないようだ。ここの店は最近OPENしたようで、ダンサーのコスチュームがエジプトの民族衣装風?なのがミソである。
しかし、隣の彼女は、どこかで見覚えがあるのだ。向こうもこちらをチラチラと見ている。「もしかして・・・」

彼女の隣に座っていたファランがトイレに席を立った隙に、「どこかで会ったことある?」と聞いてみる。すると、彼女は「テルメ!」と一言だけ笑顔で答えた。やはり、そうだったか・・・。もう3年近く前のことであるが、私は彼女を一度だけ連れ帰ったことがあったのだ(旅行記PART3、1日目を参照願います。)しかし、彼女とはそれ以上、言葉を交わすことは無かった。
ここで、Sから電話が掛ってきて、私が「今どこにいるの?」と聞くと、「サイアムの近くにいる」とか「友達が具合が悪くて、病院に・・・」とか言っているが、よくわからん!サイアム近くの病院にいるのかな???とりあえず、「まだ友達と一緒でまだホテルには戻れないから、たぶん1時過ぎになるよ」と伝える。この後、ronさんもSHEBA'Sに合流し、暫し過ごしたところでタイムアップ!ronさんと別れて、ホテルへと帰る。
部屋に戻り、Sに電話すると、すでに下にいるとのこと!?あれ?さっき通りかかった時は気付かなかったけど・・・。下に降りると、ロビーの奥の電気が消えたソファのところにSが座っていた。テーブルの上には、紙袋やビールの缶、ビニール袋が散乱している?「どうしたの?」と聞くと、「ここで2時間待っていた!」と言っている?だって、さっき電話した時は、「サイアムにいる」って言ってたはずだが。そのことを聞いても、「友達の具合が悪くて、病院に行って・・・」という話と「あなたが友達と一緒にいるって言うから・・・」といった感じで、私の語学力ではさっぱり分らない。
と、やりとりをしているうちに泣かれてしまった・・・(泣)
とりあえず平謝りし、ご機嫌をとり部屋へと連れていく。何とか収まりそうな雰囲気になってきた。彼女は持っていたロビンソンの紙袋2つを私に渡し、「ランに買ってきたのよ!」と言う。中には箱に入ってきっちり包装されたシャツが2枚あった。1枚は水色の半袖ポロシャツ、もう1枚はストライプ柄の長袖シャツ。そういえば、今朝彼女が部屋から出るとき、私の襟を引っ張って、シャツのサイズをチェックしていたのだった!
さらに彼女は、バックの中から1枚のTシャツとハンカチを出した。そう、それは紛れもなく私のものだった。2年前に彼女が私から借りて着ていたTシャツと、タクシーの中で流した涙を拭ったハンカチであった。それをずっと大事に持っていたとのことである。ちょっとジーンとしてしまう。それに比べて、自分は何をやっていたのだろう・・・。
また、彼女は家の都合で1日にはチェンマイに戻らなければならないとのことだった。「一緒に行こうよ!」と言われるが、「今回は友達といろいろと約束があるから、ちょっと無理だよ」としか言えなかった。そう、今の私はSと過ごすよりも、友達と遊ぶ方を選択してしまう。残念ながら2年前の私とは違う。Sに対する気持ちとも変わってしまった・・・。もっと時間が沢山あれば、彼女のためにも時間を割いてあげたいのだけど・・・。
いろいろと冗談を言いながら話しているうちに、何とかSの機嫌も直り、3時過ぎに就寝する。

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