私は21歳以上です。

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〜お知らせ〜
この小説には、後日、Lighten様(サイト「ELECTRIC VIBRATION」管理人)から投稿して頂く、「挿絵」が入る予定です。


ホワイト・ルーズ 第3話

カラオケBOXで必殺シュート〜!


▼活動報告者 日向 茜 
 (・・・本当は”舞”が報告する筈だったのにぃ〜! なんで、いっつも私なの〜?)


(1)制服替えて気分転換?


久しぶり〜。茜で〜す♪ (えっ? キャラ変わったって? ・・気のせいでしょ。)

ねぇ〜? ・・そんなことより・・。
どう? この制服、似合う?

白いブラウスにエンジのリボン。ベストとプリスカは、チェック柄のお揃い・・。これね、山本女子の制服なのぉ。なんか、違う学校の制服って気分転換になるよね。

実はね・・。
最近、麗撃天使たちの存在が某写真週刊誌に載っちゃったみたくて〜、ど〜もさんが大慌て・・。(あの人、周囲に敏感だから・・。)
急遽、鳳華女学館との関連性を”誤魔化す”為に、活動する時は”別の学校の制服”を着る事になったの。
まあ、私らも派手に暴れちゃったからね〜、鳳華の制服を着て・・。
(ちなみに鳳華の制服は、上下焦げ茶一色。冬はブレザーで夏はセーラー。赤いリボンがワンポイントだったりする)

だからね・・、今日は、他のみんなも別の学校の制服着てるよ。(そういう、新方針になったから・・。)
奈々と百合はウチのライバル校の”浦和明星”だし、舞は”星井女子”だし・・。

茜の制服 奈々と百合の制服 舞の制服

( ↑ 元ネタを知ってても内緒だよ〜。)


・・っていうか、これって凄く戦略っぽいよ・・。ど〜もさんが言ってたけど・・、「憎きライバル高校の制服なんだから、制服をアピールするように大暴れしろよぉ!」だって・・。少子化で”生き残り競争”が激化する私立高校の”蹴落とし合い”だよね・・・まさに。

え? 読者が付いていけない”地元ネタ”は止めろって?
じゃ〜、話を本題に戻すけど・・。



今ね・・。南越谷のカラオケBOXにいるの。・・って、もちろん、ホワイトルーズの活動だけどね。

なんでも、越谷近辺で、援助交際に見せかけた女子高生の連続レイプ事件が起こっててえ〜、ウチの学校の子も被害に遭ったって事で、私らに出動命令が出たってわけ。
ほんと・・、物騒な世の中だよね・・。


ピルルルル・・・♪ ピルルルル・・・♪

「あっ、茜ぇ。茜の携帯鳴ってるよ。たぶん、舞からじゃ〜ん?」

奈々に言われて電話に気付いた私・・。
折りたたんである携帯電話を”パカッ”っと開く。型遅れだけど、なかなか使い勝手のいいJ−PHONEの携帯電話。
実は、最近、着信音を変えたばかりで、まだ不慣れだったりもする・・。

「もしもし! もしもし! 茜だけど・・。 あれ・・・?」 

あっ! これメールの着信音だった・・。うっかり、うっかり・・。
・・で、横にいた奈々と百合に恥ずかしいトコを見られて少し顔が赤い私・・。ホントにドジだね・・私って。

そんな事はど〜でもいいの! ・・・でぇ〜、携帯電話のメールを確認したよぉ。

もちろん、舞からだったよ。
内容はねぇ〜、
「ターゲットの男を誘き寄せるのに成功っ! チョロいチョロいっ! 超楽勝♪ これからみんなのトコに連れてくね (^_^)v maiより。」って書いてある。ご丁寧に顔文字入りだし・・。

さすが、ロリロリ童顔の舞・・。変態男を誘き寄せるプロだね・・、この娘。(この前なんて、ランドセルしょってたし・・。)

・・とその横では、百合が”電気按摩用のローファー”に履き替えてるし・・。

さ〜て、私も・・。今のうちにソックタッチでも塗っとくかな? ルーズって金蹴り連発するとズルズル下がってくるんだよねぇ〜。

そうそう。今日は4人とも黒いローファーに”白いルーズ”で合わせてみたよ!(ホワイトルーズって言う位だから・・。)
これで苛められたいマゾって結構多いみたいだからね〜。


(なんで5足あるの? ・・っていうヤボな質問はしちゃだめよぉ〜。あくまでも「イメージ画像」なんだから〜。)


どう? いい具合に汚れてるでしょ? だって、汚いチンコ踏むんだから、ボロ靴で十分だよ。

ん? 蹴られたい?
・・でもね、ローファーって痛いよ〜。見た目以上に爪先が硬いんだから〜。チアやってる舞なんかが本気で蹴ったら”即終了”って感じだよ・・・、たぶん。


(2)靴で踏んだら痛いかなぁ?


トントン!

ん? 舞が男を連れてきたみたい・・。 
そして、奈々や百合の視線もドアの方に向けられる。

ガチャ、ギ〜。

「やっほ〜★ みんな〜っ! 男の子連れてきたよ〜っ♪」


防音設備の整った室内に舞の黄色い声が響いてる。

・・で、舞に背中を押せれながら入ってきた男だけど・・、声も出せずに唖然としてるよ・・。
さすがに4人も居たことに驚いたかな?

でもさ〜、男よりも私の方がビックリだよ・・。

だって〜、男が凄〜い貧弱そうなんだもん。
身長だって、たぶん160cm無いんじゃないの〜? 
明らかに百合の方が身長高いし。

だから、男が少し怯え気味。
まあ、奈々は見るからにコギャルだし・・、私は色黒のスポーツ少女系だし・・、絶対にレイプ出来そうなタイプではないよね・・。


・・って、言ってるそばから、舞がドアの鍵閉めちゃうし・・。
(私たち、鍵の掛かるカラオケBOXしか使わないの・・。)


ガチャ!

「えっ?」 当然、キョロキョロと動揺する男・・。


でも、そんな事はど〜でもいい。私たちは、さっさと金玉を潰すだけだし。


・・と、その時。
舞が大きな胸を突き出しながら、深い深呼吸を吐いた。

「ふ〜ぅ。は〜ぁ!」

そして、舞は続けてこう言った。
「茜ちゃん、奈々ちゃん、百合ちゃん〜。もう演技しなくても良いよ〜。さっさとボコっちゃお〜、こんなレイプ魔。」

当然、私らはニヤニヤと笑って返す。

そしたらね。
男が、
「えっ? レ、レイプ魔・・。・・って、ま、まさかっ!」だって〜。

気付くの遅いよね〜。
まさか、本当に舞に逆ナンされたとでも思ってたのかね〜? ブ男のクセに。笑っちゃうね・・フフッ。

・・でもね、男って馬鹿だから、相手が女の子だと喧嘩して勝てるって思いこんじゃうんだよね〜。
だから、逃げようともしない。

そんな馬鹿な男の直ぐ後ろでは舞が手錠を持ってニヤニヤしてる。

そして・・、男の両腕が後ろに回ってきた瞬間っ! 

カチャッ。 

・・舞が空かさず手錠を掛けたよ。

しかもこの手錠、防犯グッツ店で買ってきた本物だから、絶対に外れないんだよね。


「ん? お、おいっ! こらっ! 何するんだよ! 手錠なんか掛けやがって〜、一体、何のつもりだぁ〜!」 ・・て、コイツ、本当にトロいし・・。なんか、凄〜く弱そ〜。

・・でも、口答えだけは人一倍煩い。(ムカムカ。) 


だから、蹴っちゃったよ〜、私っ! 
正面から思いっきり男の股間を蹴り上げた! 

ザクッ! 

「うっ! うぅあぁ・・あ! うっ、い、いきなり何しやがるぅ・・・。このガキぃ・・。」
私の、サッカー仕込みの強烈な金蹴りをモロに喰らった男が、言い返すのも苦しそうな表情で床に崩れていく。両手を手錠で繋がれてるから、押さえることも出来ないのね〜。無様な奴ぅ・・。

そこで私がカッコよく決める!

「証拠は揃ってるのよっ! 三浦 律男っ! 女子高生連続レイプの罪、この場で清算してもらうわよっ!」

「しょ、証拠? レ、レイプだぁ〜、俺、そんなことしてねぇ〜よぉ!」

「うるさいわね! さっき驚いたクセに・・。 あんたの意見なんて聞いてないのぉ! だって、私ら警察じゃないんだから。」

「じゃぁ〜、何様のつも・・、ま、まっ、まさか! お前ら、麗撃天使か?」
・・男の表情が一転した瞬間だね。(・・って、私らって変態さんの間では有名みたい・・。)


「今頃、気付いたの? まあ、気付けただけ幸せかな? じゃ、もう、この後、どうされるか・・知ってるよね?」
ニヤ付きながら言い迫る私・・。
もちろん、既に右足が男の股間に乗っている。
そして、その右足をジリジリと、男の股間へ沈めていく。
男の顔がどんどん青ざめていく。
・・って当たり前だよね。業とローファーの踵で金玉を押し潰してるんだから・・。

「うぅぅあぁ・・、や、やめて・・」 
男が額に冷や汗を溜めながら、私を見上げて命乞いをしてくる。

そんな惨めな男を見下ろす私。
凄い優越感を感じちゃう。

「ねぇ、私の脚、結構逞しいでしょ? 小麦色に日焼けしてるし。」

「うぅ・・・、あぁ・・・」

「私たちね、みんなサッカー部なんだぁ〜。お前みたいな汚い男の金玉を蹴り飛ばす為に、毎日、サッカーボール蹴って練習してるの〜♪ ・・今日は、お前の汚い金玉を、蹴って、蹴って、蹴りまくってアゲルね〜★ ・・フフッ。」

「ゆ、ゆるし、ゆるして・・・。」

「うるせ〜んだよっ! 変態がぁ! え〜いっ!」
私は、一旦、踵を40〜50cm持ち上げてから、思いっきり男の金玉目掛けて振り落としたの!

ごりっ!

「ぎゃぁあああ! ハァハァ・・! か、勘弁してくれ・・。」

私はもう一度、男をきつく見下ろしたよ!
「絶〜対っ! 許さないからね〜っ!!」

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