私は21歳以上です。

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ホワイトルーズ 第2話 
 手加減なしだね。小学生キック!


〜注意〜
小説の情景を想像しやすくする為、「女子小学生サッカー」の写真を貼りました。
また、この写真使用については、特定の個人を特定できないように、プライバシー保護策を施しました。
それでも、万が一、不都合がある場合は、ただちに写真を取り下げますので、その際はご了承下さい。

■活動報告を読む前にココをチェック! 第2話の「背景設定」です。
▼今回、ホワイトルーズと一緒に、変態男を懲らしめる女子小学生のサッカーチーム
このチームの名前は、「東浦和キャンディーガールズ」。
茜と舞が小学生の頃に所属し、親友になるキッカケとなった少女サッカーチーム。
現在、小学3年生から6年生まで25人のメンバーが所属する。
チームの実力は高く、県内では常にトップクラスに君臨する。
このチーム出身の女子サッカーLリーグ選手も数名いる。

1.前回の戦いの後、男達は・・・。


「おい、なんでもニンゼさんが酷い目に遭わされたらしいぞ。」

「あ〜、BBSで読んだよ。埼玉で鳳華の女子高生に金玉潰されたんだろ。」

「そうだよぉ。そのニンゼさんの金玉を潰した女っていうのが3人組で、金玉が潰れた後も許さず、チンポまでミンチにしたらしいよ。」

「マジかよ・・・。そりゃ、酷いな。」

「そうそう、それで、その時にニンゼさんが、俺たちの組織までバラしたらしい。」

「余計なことを・・。」

「それで、奴らが、俺達のことを片っ端から潰しに掛かってるらしいよ。”レイプ集団狩り”とか言って。」

「・・・でも、相手は女子高生なんだろ?」

「馬鹿言え〜!女子高生って言ってもサッカー部のレギュラーらしいぞ。下手な男より強いよ。実際、ニンゼさんも金玉を一撃で”蹴り潰された”みたいだし。」

「大丈夫だろ? それより、そんな危険な女、さっさと犯して俺らの怖さを思い知らせてやった方がいい。」

「そ、そうだよな。相手は所詮、女子高生だもんな。ニンゼさんが油断してただけだ。俺達が負ける訳がねえよ。」

「そうと決まれば、さっそく決行だろ? そんな女、早く喰ってみて〜よ。」

「そう来ると思ってた。奴らの情報はもう検索済みだよ。」

「さすが、行動が早いな。」

「実は、今度の日曜日。奴らを犯せる絶好のチャンスがある。あいつら、日曜日に小学生のサッカー指導をしに、浦和のグランドに行くんだよ。浦和って言っても、町の外れで、大草原のど真ん中。大人の監督とかも同行しないから、多少、乱暴に扱っても問題なしだよ。」

「そいつはグットタイミング!俺もスポーツウーマンの引き締まった身体を嘗め回してみたいよ。」



・・・そして、男達は行動を起こす。人生を左右する災難が待つとも知らずに・・・。



2.奴ら、やっぱり変態だね。小学生のソックスで・・・・。



日曜日の昼下がり。
私と奈々と百合は、U12の女子小学生サッカーチームの指導のために、ユニホーム姿でグランドに立っている。

そう、向こうで元気にサッカーをする小学生達を眺めてる。



”私も、小学生の頃は休みなんて関係なしに燃えてたっけ・・・。サッカーに。”
そんなことに耽りながら、少女達の黄色いが逞しい声を耳で追う。時折、頬を撫でる秋の風が心地よい。


私たち3人が所属している鳳華女学館の女子サッカー部は、月に1度、地域の少女サッカーチーム(小学生女子)と交流を図っている。

まあ、”地域の”って言っても、全国を狙えるような強いチームだから、殆ど、戦術を指導しに行くようなもんだけど・・・。(ちなみに、私と舞が小学3〜6年生の頃に所属していたチーム。だから、余計に熱が入る)

毎月、順番制でサッカー部から3〜5人が出張してるんだよ。丁度、今日は私たちの順番。だから、今、こんな所にいるんだよ。



「あ、あの〜。」
いつもの癖で、私が一人で耽っていると、小学4年生の、まりんちゃん(←本名だよ。)が、困ったような表情で、私の顔を見上げてくる。

「何? どうかしたの?」
私は、まりんちゃんの色白の可愛らしい顔を優しく見下ろした。(身長差が15センチしかないんだけど・・・)

すると、まりんちゃんが、少し安心したような表情を見せ、私に縋るように説明し始める。
「更衣室に忘れ物を取りにドアの前まで行ったんですけど・・・、中で男の人の声がするんです。何だか、怖くて・・・。」

その言葉に、私のすぐ近くに居た百合も反応する。

私は、百合の顔を一度見てから・・・
「男の声? 分かったわ。大丈夫よ。お姉さん達が見てくるから。心配しないでね。」・・・と、まりんちゃんに笑顔で答えた。


とりあえず、見てこないとね・・・。
私は百合を誘い、サッカー指導を奈々に任せて、更衣室へ向かうことに・・・。(奈々が、”え〜っ、ずるい!私も現行犯逮捕しないな〜。” ・・・なんて言ってたけど。)

更衣室はグランドの端にある。今いる所から200m位。
まりんちゃんの話が本当だとすれば、変態男はまだ更衣室に居るはず。こういうのは現行犯逮捕が命だからね。・・・でも、声がしたということは、2〜3人いるのかな?

そんなことを考えているうちに更衣室の前に到着した私と百合。
まりんちゃんの証言通り、確かに人の気配がある。

私は百合と一緒に、気づかれないように忍び足で更衣室に近づく。
百合なんか、どこからもってきたのか? 竹ホウキなんて持ってる・・・。
私も、戦闘の前にスパイクシューズの靴紐をきつく締め直した。

私は、少し開いているドアの隙間から、細眼で更衣室の中を覗き見る。



すると・・・、男の陰が2つ確認できた。
どうやら、女の子たちの持ち物を物色している様子。

こりゃ〜、間違えなく現行犯だねっ。
私は、いつもの”武者震い”を感じながら、百合にアイコンタクトをとった。



いよいよ、突入の瞬間!



私は、スパイクシューズでドアを蹴り開け、変態男たちに、いきなり跳び蹴りを喰らわす!

「テメ〜!ここで何してんだよっ!この変態っ!」 
                            (・・・わ〜い、台詞もカッコよく言えた★)

ドカッァ!

私は更衣室に入って手前にいるリーダーっぽい男に跳び蹴りを喰らわした。
男は小学生の赤いハイソックスの臭いを嗅いでいる最中で、隙だらけだった。
しかも、助走が上手に付けれたから、男の横腹にスパイクの牙を食い込ますことが出来た。
(イエ〜イ!気分爽快〜!)

「うわぁ〜っ!痛てぇ〜!何するんだよ!」
男が私に蹴られた所を手で覆いながら、静かに体勢を落とす。

「え〜っ! もうダウン? つまんな〜い! 今度は顔面よ!」
私のテンションがどんどん上がっていく。
 
「ちょ、ちょっと待ってく・・・・」

バキッ!

「待つわけないでしょ。この変態が。」

・・・っていうか、私って本当に容赦ないからね・・・。小学生の靴下でオナニーする男なんて。

2発目は顔面に回し蹴りを決めてやった。丁度、靴底の凹凸で鼻を押し潰すように。

「うっ・・・、は、はながぁ!うっ・・・」
鼻を押さえて完全に床に蹲ってしまった男。こいつは早くも鼻血を出したようで、私が見下ろした時には、既に床は血の海になっていた。(・・って、ちょっと表現がオーバーかな?)

それもそのはず。こんな至近距離で、しかもスパイクシューズで顔面蹴られたら痛いじゃ済まないもんね。

・・・と、その時!
「このアマ〜!」

さっきまで、いきなりの展開で空気が読めなかったもう一人のザコ男が、我に返り、私に向かって殴りかかってきた。

私は、その動きの遅い男を鼻で笑ってから、パンチを避けようと体を反らした・・・その瞬間! 

おっ!百合が飛び出してきた!

そして、百合は、手に持っていた竹ぼうきの先(ゴミをはく方。細かい竹の部分)を、殴りかかってくる男の顔面に突き刺したんだよ。(百合って、結構、豪快・・・。)

・・・で、男だけど、どうなったと思う?・・・大体想像つくよね。

「うぎゃ〜ぁ! 目、目がぁ〜!」
竹の細かい部分が”目つぶし”になったみたいね。
でも、大丈夫、失明はしてないから。

百合の竹ぼうきで顔面を嘗めるように引っかかれた男の顔は、そこら中に細かい縦線が入ってる。見るに痛々しい姿だったよ。

それにしても、百合ったら残酷・・・。

そんな男の真っ赤に晴れ上がった顔を見て・・・、「どう?効いたでしょ? もう一人居るのよ。残念でした〜。」だって・・・。

でも、この男、弱いくせに戦闘意識は強いんだよ。
顔全体に細かい引っ掻き傷を付けられても、すぐに立ち上がり、百合に襲いかかって行った。そのファイト魂だけは評価したいね。

まあ、でも〜、そんな弱っちい男、襲い掛かったところで、百合の金蹴りで即KOだけど・・・。

「こいつ!刃向かってくるなんて生意気〜ぃ! えいっ!蹴っちゃうよ!」

・・・百合の顔に笑みが浮かべられた瞬間!

ザクッ!

「う、う、う・・・・・ガクッ!」
男が声にもならない掠れた呻き声を上げて、そのまま、床に膝を付き、崩れるように倒れた。

ほらね。
あ〜あ、金蹴り一発で気絶しちゃったよ。

・・・百合のキック力は半端じゃないからね。
しかも、百合の金蹴りは足の甲で睾丸を掬い上げるように蹴り上げるから、私の金蹴りより破壊力が強いんだよね。
ほらっ、その証拠に、男のズボンに足の甲の跡が砂埃になってクッキリ写ってるでしょ?
・・・あれは相当痛いはずだよ。


・・・で、そうそう、私が最初にKOした男だけど・・・、向こうの方で怯えて壁に張り付いてるよ。情けない姿・・・。

もちろん、そんな変態ロリ男は、私が金玉を蹴り上げといたけど。
私の場合、蹴るって言うか、踏むっていう感じかな?

スパイクで”キック数”を数えながら、何度も股間を踏み付けてやった。
・・・男が気絶するまでね。
たしか、13回でダウンだったかな?


結局、こいつらを静かにするまで、3分も掛からなかった。
本当にあっけない奴らだよ。

でもね・・・このまま、見逃すわけには行かないんだよね・・・。

私見つけちゃったんだよ。
あいつらの所持品の中に、”エレファントの会”のバッチがあった。

・・・ってことは、金玉もキチンと潰してあげないとね。
何しろ、日本中の”女子高生”の敵なんだからっ。奈々に言ったら喜びそう。きっと、張り切ってチンチンまでミンチにするだろうね。

あっ!そうだ!
この時、私はこいつらを去勢する凄い方法を思いついたの!
さっそく、百合に言わなくちゃ!

「ね〜ぇ!百合〜!私、面白いこと思いついちゃった・・・。」

そしたらさ〜、偶然ってあるもんだよね。百合も方法を思いついたらしい。

「えっ?実は私も思いついたんだけど・・・。」

「もしかして、同じこと考えてるのかなぁ〜?」 ・・・そんなことを素朴に言ってみる私。

「じゃ〜、”せ〜の”で言ってみる?」

「いいよ。」

「せ〜の!」
2人の声が混じった、次の言葉!

「みんなで集団リンチぃ〜!」 ・・・って、語尾まで一緒だったよ・・・。

「あっ・・・! 同じこと考えてる・・・。」

「そうと決まれば、話は早いよ。さっそく、奈々に言ってくるね!」
感情を顔に隠せない百合は、ワクワク感を表情に表しながら、奈々が居るグランドの方へ走っていった。

それじゃ〜、私は・・・っと。
更衣室の床に仰向けになって気絶している男の両手に手錠を掛け、更に外にあるリアカーの荷台に、男2人を担ぎ乗せた。(あ〜、重い。・・・でも、一人で乗せれちゃう私って凄いでしょ?)

さ〜て、みんなが待つグランドに向けて出発進行〜っ!


そして、麗撃天使の活動史上、類の見ない”集団去勢”が始まるのであった!(超楽しみ〜ぃ!)


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