私は21歳以上です。

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      〜御転婆天使後援会の「クリスマス緊急企画」〜
活動報告12(短編小説)
  
 サンタ娘とハンバーガー?                    

 ※写真については、引用元が特定出来ないように、「3次使用」しています。
              しかし、不都合が生じた場合は撤去しますので、予めご了承下さい。

 ※緊急企画につき、小説の公開の順番が変更になりますことをお許し下さい。





「今度は茜ちゃんの番だよぉ!」

舞が、黒いショートブーツの爪先に付着した、男の我慢汁をウエットティッシュで拭き取りながら、私を見上げてくる。
舞みたいなロリっぽい女の子が、真っ赤なサンタの衣装を纏うと、よりロリっぽく見えて、同性ながら抱きしめたくなっちゃうぅ。やっぱ、色白って得だよね〜。

そんな私も、舞とお揃いのサンタ衣装だけど・・・。色黒の私が着ると、ちょっとアンバランスかな?(しかも、私はブーツまでサンタ衣装なんだけど。)

・・って、この衣装、本当は綾乃さんのバイト先のクリスマス衣装なんだけど・・・。って、一体、どんなバイトしてんだぁ?

・・・・。まあ、それはさておき。
私は、これから4度目のゴールシュートを男の股間に喰らわす為、クシュクシュの赤いサンタブーツを膝へと持ち上げた。こんな事なら、ソックスタッチ持ってくるんだった・・・。(商品名出して何が悪い? ←今日は逆ギレモードな私。)

そんなこんなで、準備は完了っ。
私は、床に大の字で寝かされて両手足をロープで繋がれた、哀れな男を見下ろして”ニヤニヤ”と笑って見せた。もちろん、男は素っ裸だよ。床、凄く冷たいんだけどね。

さ〜て、4発目、決めちゃおっかな〜♪
すると、男が尋常ではない形相で怯えている。舞の電気按摩の時とは180度違う、男の命乞い。

「お、お、お願いだっ! もうっ、なにも悪いことしないからっ!お願いだから、そのブーツで蹴るのだけは、ゆ、許してっ、許してくれぇ!」

そんな男に、業とブーツの爪先を見せびらかすように近づけちゃう。

私のブーツに怯えてるみたいね。
それもそのはず、このブーツ、一見すると柔らかそうに見えるけど・・・、爪先には鉄板が仕込んであるの。

どう? 効きそうでしょ?
・・って、痛いじゃ済まないくらい効くんだけどね。
それは、事務局の新人”セリカさん”で実験済み。 ふふ〜ん♪ だって、3発蹴ったら、胃液を吐いちゃったんだよぉ〜。私は軽く蹴ったつもりだけどねっ。

で〜も、今日は変態男退治の実践でしょ。
だから、さっきは、思いっきり蹴ってやったの。もちろん、ゴールシュートの蹴り方で。
舞が小刻みな電気按摩を喰らわせた後で、チンチンが勃起してたから、相当痛かったんじゃないの〜?
まっ、そんな痛み、私には分かんないけど・・・。


「い、嫌っ!も、もう蹴らないで・・・。」

私が、男の目の前に立つと、男は先ほど以上に情けない声で命乞いを続けている。

だから、言ってやったよ。
「何〜ぃ?そんなに怯えちゃってぇ〜。私にキックされんの、そんなに怖いの〜? ・・・でもさ〜。小学生の女の子レイプしたお前が悪いんだからねっ。おとなしく、私たちにお仕置きされちゃいなさいっ!」・・って。

そしたらさ〜。男の奴、泣いちゃったよ・・・。凄く気持ち悪い顔。
でも、チンチンが勃起してるのはなぜ?

本当はガンガン蹴ってほしい癖に・・・。
そんな嘘つき男には、助走を付けて、キツイ一撃を・・・なんちゃって。

じゃあ、ご希望通り、ガンガン蹴っちゃおかな〜。汚い男が蹲るのって、見てて面白いし。

そして、私は男から一歩下がる。もちろん、適度に助走を付けるため。だって、そろそろ、玉を潰しとかないと、ネバネバした精液でブーツ汚されちゃうし・・・。お遊びはここまでね。

私は、もう一度、涙でグチョグチョになった男の酷顔を睨み付けてから、助走の第一歩を踏み出した。


私の体が”フゥア”と軽く浮いた瞬間! 私は力一杯、右足を撓らせた。

ビュンッ! あまりの速さに右足が風を切る。

「ほらっ!今度こそ、潰れちゃいなっ!! 喰らえっ!球殺シュートっ!!!」

最後の軸足が着地する。よしっ、ここだっ!!

「えいっ!」

フォグゥ!


硬いブーツを履いた私の右足が、男の汚い股間に突き刺さった瞬間。

「うぅぁああ! あがっ、がぁ!」
男は、息をするのも苦しそうな表情で、身を揺すり、腰をピクピクさせながら悶えている。

でも、キンタマはまだ無傷みたい。
男が痛さでさすっているのは、チンチンだけだし・・・。

「あれ〜? 思ったより、コイツのキンタマ強いな〜。」
私は、少しガッカリだったけど、そこは前向きに気持ちを取り戻す。

ならば・・・。もう一発! 私は、再び右足を撓らせた。

「・・・これでどう!? エイッ!」

ぐちゅぅ!



「うっ、あぁぁあ!」
あ! この喘ぎかたは・・・。まさか。

ドピュッ!ダラァ〜、ドロドロ〜。

「あっちゃ〜。キックが反れちゃった。・・・って、こいつ、私に蹴られただけで逝きやがった。やだ〜っ、もう、ブーツがドロドロ〜。」

そう。キンタマを狙って蹴ったつもりが、いつもの悪い癖で、反れてチンチンに直撃しちゃったの。
・・・って、私って本当にコントロール悪いよね・・・。

それにしても、いっぱい出したわね〜。ほらっ、ブーツもベトベトだけど、膝小僧まで飛び散ってるよ・・・。汚い。

でも、私以上に、ガッカリしたのは、舞だった。

「茜ちゃ〜んっ!だ・か・ら、そこはチ・ン・チ・ンっ! ・・・っも〜う!せっかく、ブーツ拭いたのにぃ〜、また、舞の番じゃ〜ん!」

私のキックで潰れると確信していた舞は、帰り支度を済ませた後だったみたく、白い頬をふくらませてプンプンしてる。

「ごめ〜んっ! 今度、ドムドムでハンバーガー奢るからさ〜。」
私は、猫のように機嫌が変わる舞を軽く腕で包みながら、その様子を伺った。

そしたらね・・・。
「ほんと〜っ!だったら、舞がトドメ射しちゃう! ・・そうそう。できれば北越のドムドムがいいな。舞んち、松伏だし。」

「・・・って、怒ってたの演技〜?」

「あ〜あ、バレちゃった〜。」
舞が白い歯を見せて微笑んでいる。”私って、やっぱお人好しだよね・・・。”とか、思ちゃう瞬間でもある。

でも、もう手遅れみたいね。
・・・だって、ほらっ!舞を見てみな? あんなに高く、足を振り上げてる・・・。もしかして、あのまま、振り落としちゃうのかなぁ?

・・って、本当みたいね。(やることが私以上にエグイ・・・。)

「悪いけど、ハンバーガーの為に、お前のキンタマ潰すからっ★」
舞が涙で汚れる男の顔を見下ろしながら、そんな事を言っていた・・・。

「えっ!? ハ、ハンバーガー?」
そのセリフに、状況すら飲み込めない男。そりゃ〜そうだよね。

でも、男に理解させる時間なんて無い。
すぐさま、舞が力一杯右足を振り落とした。

「それっ!」

グチャッ!

「ぎゃぁぁあああ!」

それは一瞬の出来事だった。
舞のショートブーツが風を切った瞬間、宙にはキンタマから飛び散った血痕が、水飛沫みたいに舞い上がっていた。
さすが・・・、改造ブーツ。破壊力が桁違いだね・・・。

でもさ〜。その後が舞らしかったよ。
男の血痕や精液でベトベトになったブーツを私に見せながら・・・。

「やった〜!2個いっぺんに潰したから、”ダブルバーガー”だよっ。 いい? 茜ちゃん♪」・・だって。

・・・って、
おいっ!

(おわり)


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