磁石で方向を確認し、地図と照らし合わせると街に見向きもせず、深い森へ入っていくレオナ・・・
・・・その様子を、道化師が笑いながら見ていた
「・・・居るわね・・」
小声で呟くレオナ、先から周りで何かが蠢く気配がする
「・・ゴブリンか何かかしら」
言葉も終わらぬ内に、ひょこり顔を出すゴブリン、それはレオナを見ると舌なめずりしながら近付き
「はいはい、メラ」
レオナの指から放たれた炎に焼かれ、ぎゃーぎゃー叫びながら森の奥に消え去る
「全く・・街の近くなのにあんなのが出るなんて」
「きゃーーーー」
そして、ゴブリンが消えた方から響く少女の声
「大変」
慌てて走り出すレオナ、腰のレイピアを抜き、華麗な剣さばきで途中のツタや枝を切り払いながら進む
・・・声のした辺りに近付くが・・・
「何処?・・」
何処にも、ゴブリンの姿、形すらない
「いやっ、はなしてぇ」
そして、また聞こえてくる少女の悲鳴・・それを追ってレオナは走り・・
「ああ、もう・・どこなのよっ」
辺りを探る・・やがて、大人数が踏みならした跡を見つけ
「こっちね」
急ぎ森の奥まで消える・・・
・・・レオナが踏みつけたキノコが、胞子を1つ振りまいた
「どこよ、もう・・」
靄のような物が漂うそこで、レオナは再び声を見失う・・・その頃にはさすがにおかしいことに気付き、幾つかの補助魔法で能力を上げるレオナ
がさっがささっ
森をかき分け、レオナを囲むようにして現れる数十匹のゴブリン
「・・おびき出されたのかしら」
その様にいささか憤慨を受けるレオナ、獣じみた知能しかないゴブリンの罠にはまるなど、人として恥ずかしいのだろう
「ああもう、全部吹っ飛ばしてあげる、イオナ」
レオナが全体攻撃魔法を使おうとしたその時、ゴブリン達が麻袋を構える・・・盾として使う気だろう・・
「いやっ、いやぁ」
「お願い、家に帰してよぉ」
それから聞こえてくる少女達の声
「あんたたち・・」
怒りと共にレイピアを抜くレオナ、ゴブリン相手なら百匹だろうと相手にする自身があった・・・そして、ゴブリン達が飛びかかる
「このっ」
それを切り払おうとして・・へろへろっと、剣が流れる
普段の流れるような剣さばきは出ることがなかった・・・まるで力が出ない、足腰にも力が入らず、容易く押さえ込まれるレオナ
「なんで?」
・・とある筋弛緩系の胞子を蒔くキノコのせいだが、レオナに分かるわけもない、醜悪な外見のゴブリンに地面に押さえつけられる
「う・・臭い」
何年も絶対身体を洗ってない獣の饐えた匂い、それに耐えられず、逃げようとするが・・
押さえられた手足を振り払うことも出来ない、腰の道具袋はすぐに奪われ、口に何かがねじ込まれる・・薬のようだが
「ルーラ」
それが何かを考えるより早く、レオナは叫ぶ・・しかし、何も起こらなかった
「う、うそ・・なんで」
力の全てを奪われたレオナ・・その身に数十匹のゴブリンが迫る
「くっ・」
焼けこげた一匹のゴブリンが前に出る・・・レオナが焼いた奴だろう、げへげへ笑いながらレオナの脚を掴み
「さ、触らないで」
叫ぶレオナを無視し、ハイソックスを破くと白い脚に舌を這わせる
「ひっ、いやっ」
最後の力を振り絞り、後へ逃れるレオナ・・けれどすぐに別のゴブリンにぶつかり
「ベギラマ」
無駄な声と共に、そのゴブリンがレオナの胸を鷲掴みにする
「いやぁ」
衣服越しに揉まれたことと、革の鎧に残された白い液に悲鳴を上げるレオナ・・よく見れば、何匹かは肉棒を手にし、先走り汁を零している
「あ・・ああ・あ・・・」
これから先、自分の身に降りかかることに恐怖し、自害も頭の隅に掠める・・・が
げへげへと笑うゴブリンがレオナの道具袋から世界樹の葉を何枚か取り出す、死者を蘇らせる魔法のアイテムだ
がしっと、2匹に両手を掴まれるレオナ
さっきのゴブリンが再び脚を舐め・・指の間からふくらはぎまで念入りに舐める
「いやぁ」
そのおぞましさに悲鳴を上げるレオナ・・別の一匹が彼女の短い髪を掴み、自分の方を向かせる
「きゃっ」
そして・・目の前には先走り迸る肉の棒・・異様な臭気を発するそれを前にし
「イヤ・・・いやぁぁぁぁ」
唇をこじ開け、それが口を蹂躙する、口いっぱいに広がる不気味な感触
「んぐ・・んんぐぅ」
薄い唇がゴブリンの肉棒に満たされる、それに悲鳴を上げながら・・けれど、喉を振るわせるだけしかできないレオナ
(いや・・こんなの、いやぁ)
じゅぶっ、ぐじゅっ
先走り汁とレオナの唾液を潤滑剤に喉まで届く亀頭・・・醜悪なそれにレオナは嗚咽を漏らし、口を限界まで開かれたせいで呼吸が困難になる
「んっ・・・んんくぅ」
脚を舐める一匹は指の間から膝まで、念入りに舐めるとゆっくりレオナの股を開いていく
「んっ、んゃあ・・」
まだソックスに護られた脚を別のゴブリンが持ち、唾液に濡れる脚を高く、折れるほどに開く・・スカートが腰までたくし上げられ、白い下着が姿を現す
「や・・むんぐぅ」
暴れようとするレオナの口に剛直をねじ込み、真白い太腿に全身をこすりつける焼け焦げゴブリン、その肉棒を太腿に擦りつけ、足裏に舌を這わせる
「はむ・・ん・・・んぅ」
ぺちゃ、ぴちゅ・・じゅぶ、ちゅぶ
ゴブリンと、レオナの発する舌の音だけが響き・・・
「んむ・・んぐ、んぐ、んんん」
じゅぶ、ぼじゅ、じゅじゅ
レオナの顔を掴み、腰を振るゴブリンの動きが早まり
どびゅっ、どじゅっ、どくっどくっどぴゅ・・・
「んむぁあああああああああ」
その喉に粘つく黄色い汁が放たれる、直接喉に放たれた異臭を放つそれを吐き出そうとし
「んむぐっ」
ゴブリンに顎を掴まれ、上を向けられる・・・そのまま口を塞がれ
「ん・・・げぼっ・・けほっ」
嘔吐の中、無理矢理それを喉に流し込まれる、その様にゴブリン達はげらげら笑い
四肢を固定したレオナに手足の細い一匹が近付く、それぞれは両手両脚の指を舐め上げながら、一匹はレオナの目の前に肉棒をさらけ出す・・それから顔を背けるレオナ
ゴブリンはレオナの道具袋からナイフを取り出す・・・高品質と分かる綺麗なそれを首筋に合わせ
(やっと殺すのね・・そしてわたしは肉になって・・・生き返ったら絶対殺してやる)
それを少し下げ、胸のちょうど膨らみ始めたところに付ける・・・そして切っ先を下げ、ずずっと胸の斜面を上がっていく
「あ・・」
痛みを与えず切り裂いていくナイフ・・それは頂に達し、そのまま胸を下っていく
「う・・・」
ナイフを離し、レオナから距離を取るゴブリン・・やがて、切られた隙間をこじ開けて櫻色の突起が飛び出してくる
「ああああ」
それに悲観にくれるレオナ・・・ゴブリンは鎧と下着に一本線だけを入れた、それをこじ開けたのはレオナの乳首が勃起し、固くなっていたからだ、その突起に長い舌を伸ばすゴブリン・・必要以上に舐めることはせず、鎧から零れた乳首だけを舐めている
「ひ・・いやぁ」
言葉と裏腹に次第に姿を見せ始める乳首・・・ゴブリンは薄汚れたナイフを取り出すとその切っ先で乳首をつつき、横腹で撫でる・・その感触に身震いし、少しずつ突起を際立たせるレオナ
(こ、こいつ等・・私を陵辱して楽しんでる)
人並みの知識など無いゴブリンにそんな知恵もないと信じたいが、今自分が受けてる行為は紛れもなく現実だ
「コレハゲームダ」
頭のでかい一匹のゴブリンが人間語を解する、そのことに驚きながら
「ワレワレヲオマエガマンゾクサセルカ、ソレトモオマエデワレワレガマンゾクスルカ、ゼンシャナラジユウヲ、コウシャニハソクバクヲ」
四肢の拘束が剥がされ・・・目の前に屈強な3匹のゴブリンが立つ、その腰には総じて醜悪な外性器が巨立し
「さあ、選べ」
>奉仕する
>この隙に逃げ出す