ユグドラシルが砂漠を行く
マルーを軽く叱りつけた後、フェイ達はニサンへと針路を向ける
マルーを送り届けるという理由もあるし、砂漠から海へと出たいという思惑もあった
チュチュを発見したり、ギアの整備をしたりをくり返しながら着々とユグドラシルを自分の玩具へと変えていく
・・・やがて彼等はニサンを訪れ・・・
「・・・・」
見覚え有る絵を前にして眼を細める
ニサンの大聖堂、その教祖であるソフィアの絵・・・
見間違えようもない、フェイが書いた絵だ・・・椅子に座し、頬を茜色に染めて微笑む姿・・・
確かこの時は人前で下着を剥ぎ、張り型を突っ込んでの羞恥プレイをしていた気もするが
それを肖像画として飾っているのだ、全てを知る者にとっては思わず笑みもこぼれ
・・・結局、やってることは転生しても変わらないと言うことか
まぁ、ココにも長居する気はない・・・ひとまずは情報を得ることが最優先だ、それにはニサンの知識など無駄でしかない
・・・ソラリス、そこへ至ることが最優先で
アヴェの奪還を求めるユグドラシルの勢いに乗ることにした、一国の後ろ盾が有れば・・・捨て駒が増える
ソラリスとアヴェをぶつかり合わせれば、フェイが乗り込む隙も生まれるだろう
結果としてフェイはバルトを補佐する立場に立ち
ヴァンダーカム艦隊への襲撃を引き受ける、その程度ならば容易く制圧できる
システムによって乗っ取られたバルトはフェイの都合のいいように操作され
・・・そして、ニサンの夜が更けていく・・・・
「さて・・・」
ユグドラシルの指針を決めるべき2人、バルトとその副官、その洗脳は完了した。既にユグドラシルはフェイの自由に動かすことが可能で
もうすぐアヴェも彼の自由となる・・・
「・・・ニサンとアヴェをうまく使えるようにしないとな」
欲しいのは情報だ、ニサンやアヴェのような不確実な情報は必要ない。ニサンやアヴェを引き替えにしてソラリスから情報を引っ張らないと
アヴェは簡単だ、バルトを使えばいい・・・そしてニサンは・・・大教母がいるのだから、それを使えばいい・・・簡単なこと
「バルト、行くぞ」
既に、下準備は済んでいる
「マルーの調教だ」
ニサンの大聖堂・・・
寝静まった世界を2人で行く
マルーは最上層の部屋で寝ているはずだ
薬を盛ったおかげでここに暮らす者達が起きてくる気配もなく
・・・バルトを連れると、フェイはその部屋へ階段をゆっくり上がっていく
あの性格でも、大教母などと言われているのだ・・さぞかし大切にされているだろう
それを汚すことが、フェイには何より楽しく
鍵を開けると中へはいる、広々とした部屋の中心で・・マルーは健やかに眠り
一応顔を隠す・・・晒しても良いのだが、ショックはもっと追いつめてから与えた方が効果的だろう
バルトも顔を隠すと、薄暗い部屋では一見分からないようにし・・・鞭を振り上げると、それをマルーへ振り下ろした
バシィッ
「・・・っきゃぁぁっ」
寝ていたマルーの布団が引き裂かれる・・突然鞭で叩かれたマルーはベッドから転がり落ちるように床を転がり
・・そのまま、寝惚け眼に侵入者を眼にし
「・・何だ?お前等」
顔を隠した2人は答えることなく近付く
「若っ!みんなぁっ!」
叫ぶマルーは助けを求め・・けれど、誰も来る気配はない
皆が皆、深い眠りに落ち・・・誰も、マルーを助けには来られず
「誰も来ないさ・・さて」
鞭が振り下ろされる、鋭い一撃が背中やお尻を叩き
「きゃぁっ・・いたっ・・あぁぁっ」
激痛に身を震わせるマルーの全身に赤い痕を残す・・服の端々は抉られ、白い肌をも晒し
・・・マルーの頭に浮かぶのは犯されたエリィの姿
鞭に叩かれることすら悦んだ彼女はフェイの腕に抱かれ・・けれど今の彼女にそれは苦痛としか感じられず
「碧玉は何処だ?」
腕を掴んでベッドへ退き戻る・・・肩から足首まで覆う寝間着、その太腿の間にナイフを突き立て
・・・引き裂かれ、鞭の痕を残すように抉られたわきに、鞭の柄を押しつける
白い肌に食い込む柄に、がくがくと震えながらマルーは目を背け
「知らないっ」
ビビッ
「っきゃぁっ・・・やめろぉ」
マルーが後退りする、それにつられてナイフが布地を引き裂き。絹が引き裂かれる音と共に・・・太腿の内股が露わになり
「っ・・・くぅ」
涙眼になりながら恐怖に震える身体に鞭を振り上げる・・
無垢な少女だ、痛みを快楽に返る術など知らないだろう・・鞭に恐怖し転がり悶えるそれに、フェイ達は苦笑し
「言え」
夜着としていた衣服を剥ぎ取る・・小さな下着のみを纏ってがたがた震えるマルーは、多くの民を統べる大教母等には見えず
・・痛みだけでは可哀想なので快楽も与えてやる
小動物のように小さくなって震えるマルー・・その尻を掴む。逃げようとする身体を押さえつけ
ショーツの上から・・フェイは気で秘裂を犯す
物的感覚は与えることなく刺激させ、膜を破る必要もなく奥まで犯す・・・痛みは一切感じられず、ただ犯される感触だけが残るそれ
経験が多いほど効果は高いが、処女でも十分な効果はある
ついでに性的刺激に反応しやすくなるようつぼを打ってやれば、マルーの頬を恐怖から上気した物へ変えることは難しくなく
「やっ、な・・何だよこれ・・・こんなの違うっ」
襲われながら快楽を感じそうになる自分を叱咤するマルー・・笑えるほどに滑稽な姿にフェイが苦笑し
だから・・また痛みを与える
振り上げられる鞭に恐怖するマルーに、敢えて皮をかすめるようにして鞭を振り下ろし・・裂ける皮に零れる血を舐める
フェイの指はショーツの上を離れることなく
「んっ・・・・・んんんっっ」
・・じっとりしたシミを作る、苦痛と悦楽を交互に与える・・
それほど苛めても意味はないが、不遜な態度をとっていた大教母が堕落していく様もフェイには面白く
「早く答えるんだ・・」
「しっ・・知らないっ」
何とか逃れようとする肩を掴んでやる、既に覆う物もない素肌はフェイが掴んだだけでびくっと震え
・・・苦笑しながらブラを取ってやる
「や・・やだぁ・・見るなっ、見るなぁぁぁっ」
まだ子供だが、僅かにふくらみかけた青い果実は嫌いではない
フェイはバルトに鞭を振り上げさせると・・・痕が残る程度にその背中を叩かせ
「ぃうぅっっ・・・ぁぁっ」
傷む痕に気を流し込んでやる・・・心地よく感じられる手の感触に、マルーは首を振って耐え
「仕方ない・・少し荒療治でもして話しやすくしてあげよう」
・・・フェイは、マルーのそのショーツを剥ぎ取った