焦ることなく周囲の気配を確認する、こんな修羅場は何度もくぐってきた
他人の息遣いと足音を頼りに距離を取り
「ウソップ・・パウンド!」
振り上げられたハンマーを避け、相手の肩に手を生やすと首を引っかける
幼少時、物心付かぬ時から覚えた関節技は得意中の得意だ、すぐに・・鼻の長い狙撃手は床に屈し
「・・・ニクヨクの実を食べたのね・・」
大きく股間にそそり立つ肉棒・・鼻が大きい者はそれも立派という俗説もあるが。確かに大きい・・子供の手首ほどある
ニコ・ロビンは嘆息しながら、女を抱かずにはいられなくなる実を思い出す。悪魔の実ではないが希少種で
確か、解毒の方法もあったはずだ・・・早くしないと残る女性クルーが危険で
「鬼・・斬り!」
「ちっ・・」
刀を振り回しながら駆けてくる男を避ける、その足首を引っかけ
「アンチマナー・・キック」
天井を蹴り抜いて跳んでくる男がさらに回し蹴りを放ち・・背後の壁を破る
「このっ」
視界には2人の男、それらに腕を生やそうとするロビン、けれど
「あっ・・・」
足首を引っかけられた、ウソップは・・いつの間にか目を覚ましていたのだ。そしてチャンスを待って寝たふりを続け
「くっ・・・」
腕を生やして切り抜けようとした身体を、金髪の男の蹴りが胸板を叩く。一瞬眼を逸らした隙に一気に踏み込まれ
(そんな・・この海賊達がこんな頭脳プレーを?)
実を食べたことで却って頭脳明晰になったのか、男達は股間を膨らませながらロビンを穴へ放り出し
バシャアアァァァァァンン
冷たい海に身体が包まれる、急激に力が抜けていく
悪魔の実の能力が封じられる・・・超常の力を得たこの身体はそれと引き替えに海の中ではあらゆる力が封じられ
・・・その身体が、男達によって支えられた
「・・く・・・」
悪魔の実の副作用、海の中にいる限り能力は発揮されず満足に動くことも出来ない
今もその状態にある、身体の一部を外に生やす能力。それが封じられ・・関節技をかけようのも身体が動かない
絶体絶命という奴である・・・ウソップとサンジは眼の色を変えながらロビンに抱きつき
「服を着たままじゃ溺れちまうぜ」
ベルトが外される、サンジは慣れた手つきでロビンを抱いたまま泳ぎながらベルトを外し
普段にない血走った眼でロビンを覗き込む
「はぁ・・はぁっ」
鼻息の荒いウソップが胸を鷲塚にしてくる、普段からはかけ離れた行為だが・・今の彼等に理性など存在せず
「落ちつきなさい、すぐに解毒すれば・・・」
唇はサンジに塞がれた。唇の中に舌が入ってくる・・その感触に身が強ばり
・・・最初に覚えたのは関節技だった、近付く男は誰で有れ倒し・・これまで、男に襲われることもなく、愛されることもなく
ただ、考古学にのめり込んだ彼女は・・・こう言ったことも知識でしか知らず
「んぐっ・・むっ」
最初のキスは煙草の味がする、舌を絡め取ってくるそれを噛むが・・その程度の力も今は入らず。甘噛みのような抵抗・・・
ウソップの腕が腰回りを這い回ると背中から抱きつきながら直接胸を掴んでくる、下着が剥がされ乳首が潰され
「くっ・・や・・めっ」
突き放そうとするが・・悪魔の実の能力者は海に落ちた時点で無力だ、今彼等を突き放せば溺れ死ぬだけで
サンジの手がパンツを太腿まで下ろす、ショーツの上から尻を撫でてくる指に身震いし・・・けれど、抵抗も出来ず
「くっ、落ちついて・・解毒は」
言いかけた唇は今度はウソップに塞がれた、鼻が頬に当たり・・無遠慮に歯から喉まで舌が這い回り
海の中という不安定な状態で、ウソップとサンジに挟まれる・・2人は命綱でもしているのか、かなり器用に海の中でも活動でき
(この人達、頭が侵されてる方が知略的に行動している)
・・海の中で動くこともままならない彼女では命綱があってもどうしようもない
2人の指がショーツの上から秘裂を嬲ってくる、触れてくる指に身悶えし・・下着がずらされ
「くっ・・うっ」
海水に濡れたショーツが2人の手によって引っ張り上げられる、股間に食い込んでくるショーツに苦悶の声を漏らし
・・・ウソップが海に潜った、サンジに支えられながら・・その脚が大きく開かれ
「ひっ、や・・やめなさっ」
潜ったウソップが脚の間に身体をこじ入れてくる、食い込んだショーツを直接覗き込みながら指で触れてくるそれ・・けれど、すぐにそれが違うのだと分かる
「くっ・・うぁっ」
太腿の内側を舐められる不快な感触、ウソップは鼻を恥毛辺りに擦りつけながらショーツの上から秘裂を舐め
・・何度も息継ぎをしながらまた潜っていく、けれどサンジとゾロ、彼は海賊だけあってかなり泳ぎが達者なはずだ・・・かなりの肺活量があるはずで
「っく・・」
胸が揉み潰される、サンジの掌の中でロビンの胸はたわわに揺れ
海の中、最も苦手な環境の中で襲われる・・・砂漠の国で暮らしていた頃は想像だにしなかった
グランドラインへ出るときは単独行動が当然で誰も信用せず
「あっ」
ウソップとサンジにパンツとショーツを切り裂かれた、海の中に恥毛が拡がり・・白い太腿を無遠慮に指が這い。食い込んでいたショーツから解放された割れ目は。男達の手の中にあり
・・脚が開かされる、サンジの脚が太腿の間へ分け入り・・太腿の上に座らされるように抱きしめられ
「くっ・・だ、だめ・・だから」
衣服が切り裂かれていく、ウソップが色々な備品を持ち歩いていることもサンジが包丁を懐に入れていることも知っている・・・けれど、こんな使われ方をするとは想像も出来ず
全裸で海に漂うロビン、前後から抱きしめられたその身体を無遠慮に2人が撫で
「ひっ・・」
海に身体を漂わせながら、脚が左右に拡がる・・太腿の間に何かが入ってくる
それがサンジの腰だと気付くのに少し時間がかかり
・・・最後の抵抗をするより早く、ロビンの身体はサンジに抱きしめられた
にゅちゅっじゅぶにゅぶっっ
染みるような痛み・・・苦痛と呻きを漏らしながら。ロビンは鋭い痛みに耐え
「あぁっ・・くっ、だ・・めっ」
海中を一筋血が流れる・・けれどそれも、溢れる愛液も海に溶けていく
犯されながら、ロビンは冷めた眼で自分を見ることしか出来ず
「ひっ・・ひぃっ」
腰が動かされる、背後から抱きしめてくるウソップが参事を押しのけるように股間を押し
・・・サンジのが引き抜かれたと思えばウソップのそれが入ってくる、実の効果か固く勃起した剛直は肉の抵抗など物ともせず貫き
ずぶっっ・・ずにゅぶっ
貫かれる・・それでも、愛液が流されきつく
・・・初めての性行為は、ロビンに痛みしかもたらさず
バシャッ
「あぁ・・・」
きついのが不満だったのか、ボートに引き上げられる・・海から解放され、能力が戻り・・
「フル・・」
手を咲かせるよりも早く菊門が指に貫かれた・・悶絶する身体を海という不安定な状況から開放されたウソップが勢いよく突き上げ
・・・もう、ロビンに抵抗する気力など無く
「あ・・・お・・腹・・」
どぷっどぴゅぴゅっどぷぷっどぴゅぴぴゅっどぷぷっ
・・腹に精液を吐き出され悶絶する・・しばらく、そのまま意識を失い・・・
朦朧とするロビンの身体に2人が再び襲いかかった