「あぅ・・・」

静寂・・サーシャ、その背後にケイト・・

リュナン、そしてナロン・・四人は今山肌を下っている・・全裸にマントを纏い、スカートを履かせただけというサーシャと、普通に鎧を着込んだ三人

・・サーシャは手を背中で縛られ、肩からかけることしかできないからだ・・下着を履かせなかったのはケイトの故意であるが

そして・・ギグを噛まされたままのサーシャ、不自由な身に涙が浮かび・・そのまま森に潜む四人・・試行錯誤の末、ギグを外すことに成功し

「あ・・くぁ?」

慌ててケイトから離れようとするサーシャ・・けれど、今まで護衛だった彼女をさしたる理由もなく引き離すことも出来ず

・・・彼女の狂気をリュナンに語ろうとするサーシャ・・その口は、けれど震えるだけで

「・・」

言葉が出ない・・・

・・・・

・・・盗賊団はラフィンが駆逐した、けれどその損害も大きく

・・・サーシャ、言語障害、筋力低下・・ケイトに常時保護されることになる、結局手錠は外れなかった

ラフィン・・同様に言語障害、及び知覚低下

エステル・・・ラフィンの様に意気消沈(?)戦闘後、気付けば家に寝かされていた

獲得物(?)

斧の馬鹿一匹

エンテ、プラム、ジュリア・・・

・・・新たな仲間を得・・彼等は帰路へと・・付いた
 
 
 
 

「薬・・ですか?」

「あぁ、盗賊団で出回ってる物だよ、思考力を奪って傀儡にする」

森の中、野営・・そこで、エステルはラフィンの状態をリュナンに訪ねる、知将と名高いリュナンならばと言う期待もあったろうが

「治せませんか?」

エステルのその言葉に沈黙を返すリュナン・・考える素振りをしながら

「エステルは・・ナイトメアを知ってる?」

「・・・それは・・まぁ」

世界で最も有名だろう盗賊団の名を出すリュナン・・有名な物だ、金銀財宝に目もくれず、ただ女だけを目的とする盗賊団、顧客のほとんどが貴族や王族、圧倒的な戦力で一国すら滅ぼす・・最悪の組織

・・・党首は「針」と「縄」と「薬」を使う若い男らしい・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「そこの薬だよ・・」

さっと、青ざめるエステル・・

恥辱と陵辱を尊び、性を道具とする奴ら・・・その薬には、党首の趣味が実によく反映されている

「解毒剤は作れる・・ただ、その材料は・・・」

言い淀むリュナンに、唇を噛みしめながら先を促し

「・・女性の膣分泌液、それも新鮮な」

大きく俯いた
 
 
 
 

「いいんだね?」

「はい」

目の前で、眼を震わせながら俯くエステル・・

「四つん這いになって、尻を高く上げるんだ」

「うくっ」

言われたとおりにするエステル・・スカートに包まれた尻が突き上げられ

・・リュナンの手によってスカートがめくられる

「くっ」

数日前盗賊に、そして今リュナンに見られる秘部・・それはどちらも、愛する義兄のため

「股を開いて」

紫の髪が地面に触れ、リュナンの手で下着が下ろされる・・次第に、頬が紅潮し

「・・もう濡れてるからよけいなことはいいかな?」

リュナンの言葉にさらに頬を染める・・盗賊から受けた仕打ちは、彼女の身体を疼かせた

・・そして、彼女は未だ気付かないが・・あの時と同じ位置に、再び針は突き立っている

・・奴隷を次々に生み出し、貴族の未亡人を籠絡させる、リュナンの針が

・・薄ら笑いを浮かべながら恥毛を撫でるリュナン・・それだけにもエステルは過敏に反応する・・自分が作った薬だ、治し方なんて無いことは分かっている、そもそもすでに針で脳は破壊されている、一生あのままだ・・けれど、希望をちらつかせれば、これからこの女は自分から股を開くだろう、快楽のためでも、金のためでもなく・・まやかしの希望にすがって、悲痛な表情で

(面白い余興だ)

事によれば、あの時の乗馬よりも面白い

リュナンはその指で秘裂を開くとそこをゆっくりと愛撫する

「んくっ・・ふぁ」

びくびくと震えるエステル・・高められた性感はそう簡単に許してはくれない、すぐに乳首を勃起させ、悶えるエステル・・リュナンはその開かれた股間の下に容器を置くと

(・・軽いのでいいか)

比較的低濃度の媚薬をすり込んでやる・・

「あふっ・・くんっ」

拳を握り、快楽に抗おうとするエステルを笑うと

「さぁ・・これでいい」

愛液を布で拭い、下着とスカートを戻してやる・・垂れた愛液を急いでラフィンに与え・・梢に目配せすると

「あ・・・あぅ」

ラフィンが一瞬震える・・
「に・・兄様?」

けれどすぐにまた、人形へと戻り

「何度も与えるしかないだろうね・・恥ずかしい思いをさせたね、もういいよ」

言いながらも、エステルをじっと眺めるリュナン・・エステルはその身を小刻みに震わせると

「は・・はい」

そのまま森に帰ろうとする・・内股で、歩きながら・・それをくすくすと笑うリュナン

すぐに前のめりに倒れ込み

「エステル?」

白地らしく駆け寄る・・そこには、下着を愛液でびしょびしょに濡らしたエステルの姿があり

「・・エステル・・?」

「み・・見ないで」

羞恥に震えるエステルを笑うリュナン、じゅくじゅくと染み出る愛液をじっくり眺めながら

「君も薬を?」

適当な事を言っておく

「見せて」

エステルの下着を再び引き下ろす
「やぁっ・・」

じゅぷぷっ

そこに指を突き入れ、かき混ぜるリュナン

「あふっ・・んくぅ」

ぴちゃっじゅぶっ

悶えるエステルの背中を撫で、秘裂に突き入れた指を鍵状に曲げる・・かき出される愛液を掬い取り

「あひっ・・ふぅんっ」

肉棒を突き出すとそれを眼前に晒す・・再度眼にする醜悪なそれ、顔を逸らそうとするが・・ひどく、愛おしい物に思え

「すぐに楽になる」

じゅぶぶぶっじゅびびっ

「あひぃぃっ」

叫びを上げるエステルの口を押さえ、腰を叩きつけるリュナン・・愛液を垂れ流す秘裂に肉棒をねじ込み、引き抜く・・そのたびに熟れるエステルの秘唇

「媚薬だ・・習慣性のある」

「あひっ・・ひぁぁ」

快楽に溺れるエステルに無駄と知りながら講釈を垂れるリュナン・・もう、肉奴隷に直進するだけだろう

「あつい・・いいよぉ」

仲間、信頼すべき者と言うことが枷を無くしたか、よがるエステル・・声が漏れないようその喉を押さえながら

「我慢できなくなったら来るといい・・また、相手をしよう」

「あひぃぃぃぃぃっ」

・・その晩は、エステルの嬌声が響き渡った

・・・
 
 
 
 
 

「やぁ、シュラムの死神」

裏路地に響く声・・それにゆっくりと男が振り向き・・そこには人の良さそうな童顔の青年が立っている

「・・お前か、仕事か?」

「半分はね・・今、どんな仕事を受けてる?」

「ジュリアという女の始末だ」

一瞬肩を竦める青年、聞き覚えある名に驚いたのか・・或いはすでに知り得ていたのか

「・・・ちょうどいい、うちの仕事に便乗しないかい?そいつを壊してうちに売る、もちろん、都合がいいならだけど」

「・・悪いなら?」

「こっちで手を回して君の仕事主と交渉する」

「大事だな・・重要人物か?」

少し興味を引かれたのか振り向く死神、今まで男を殺す仕事は何度か受けたが・・こいつのこんな依頼は珍しい

「違うよ・・・うちの頭が動き出した、悪夢が表に飛び出すんだ、僕も頭も君の剣の腕と仕事に対するプライドをよく知っている・・だから契約だ、一年、ナイトメアに所属して欲しい・・報酬は、女と金、そして君の一番欲しい・・・強い敵」

・・・闇社会が蠢く・・・表とは違う、より激しく静かな戦争が始まる・・その兵集め

「・・敵は?」

「世界さ・・ナイトメアに所属する以上女を殺されては困る、うちの美意識に反する」

「・・・断れば・・お前と戦えるのか?」

一瞬、殺気が辺りを包む・・死神の知る中で、彼が最もナイトメアで位が高い・・自分はまだ、頭にあったことはないのだ・・そして、その剣の実力は自分のそれより上

「・・・ナイトメアに所属すれば、僕より強い頭と戦える」

だから、その言葉に心引かれた

「シュラムの死神・・僕は君を過小評価しない、けれど僕は君より強い男を知っている、頭・・その友人・・剣じゃないけど、僕では勝てない2人だ・・会ってみたくはないか?僕と同等に戦える男、けして負けない少女・・悪夢には、そんなのがごろごろ居る」

・・静寂

そして

「頭の名はリュナン・・それで分かるだろう?」

金貨の袋を受け取った死神・・ヴェガに言う

「グラナダの英雄?」

「そして、闇社会の半分を占めるナイトメアの頭だ・・面白くなるよ・・これから」

「・・一つ、いいか?」

「なに?」

聞いてくるヴェガに人懐こそうな笑みを返し

「貴様の名は?」
あぁと一礼する

「失礼・・表の肩書きはウエルトの騎士ナロン、裏での通り名は闇騎士ロン、これからよろしく」

・・・裏路地で、契約は交わされた
 
 

[ホームズ・・客人だ」

「ん?」

海賊船を次々に潰し、資金を集めていたホームズ、それにシゲンが言う

「・・悪夢からのな・・ま、要にあいつ等だが」

「通せ」

・・・リュナンの親友・・それは同時に、戦友でもある・・闇の中での

シゲンも同じだ・・そして通された顔は、よく見知った2人

「しばらく見なかったな・・」

「ガロおじさんの死に様を見てましたから」

「しぶとかったよね」

言い合う2人に笑みを返し・・ゼノとユニから書状を受け取る

「・・・表だけじゃなく、裏でも騒ぎ始めるか」

海賊船シーライオン・・だがそれが、ナイトメアの本拠であることを知る者は少ない

「・・ようやく、暴れられるか・・親父の残した船員を始末しないとな」

・・・動乱は、表と裏・・共に広がっていく
 
 
 
 

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・・・飽田は反応が少ないとつくづく更新が遅れますので
ちなみに、レスはとことん遅いです
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