……朝。顔を合わせたウェスタの頬はやはり赤かった

シーツを愛液に濡らし、服をはだけ手をショーツの中に突っ込んで目覚めたのだ。自分がどんな寝姿をしていたかは想像したくもないだろう

ウェスタは若い男が家に泊まった途端にそんな有様で目覚め…一応確かめたが鍵は確かに施錠されていた。どんな寝言を呟いていたか不安にもなり

……出来れば夢だと信じたいのだろうが

「そう言えばウェスタさん、昨晩部屋の方から苦しそうな呻きが聞こえましたがどうかしたんですか?」

思わず皿を取り落とすウェスタ……朝食の席が途端に妙な雰囲気に包まれ

「な…なんでもないのよ」

赤い顔を眺めながら……クロードは用意された朝食を綺麗に平らげた
 
 
 
 
 
 

……未開惑星とは言えそれなりに楽しい想いは出来るようだ

クロードはそれを喜びながら装備の点検をする。ほとんどの物は壊れることなく長い間を眠っていたようだ

エネルギーの予備も問題ない。戦時中に投入された戦艦のため条約に引っかかりそうな武器までごろごろと転がっている

世界征服すら容易いだろう武力を抱えながら、クロードはレナに宛われた部屋で武器の確認をし……

「クロード君っ」

ウェスタが飛び込んでくる……見られても理解は出来ないだろうとフェイズガン等を手に抱えたまま、クロードはそちらへ顔を向け

「レナが…さらわれたわ」
 
 
 
 

隣街までの移動のために自動歩兵を改造するクロード、幸い車輪駆動の戦車があったためそれを流用して移動用のバギーは出来た

自動歩兵の人工知能を流用して運転の手間もかからない、襲いかかってくる魔物を灼き殺しながらバギーを走らせる

……レナをさらったのはアレンという男らしい。昔からレナに好意を持っていた彼は突然強硬手段に出たらしいが

……苦悩しながらバギーを走らせるクロード

……その後で、ウェスタが祈るように手を合わせている

クロードは出がけにウェスタに着いてくるかを聞いたのだ。着いていくと言ったウェスタをバギーに乗せたクロードは……最初ウェスタはバギーに恐怖を感じていた様子だったが、その速度にむしろ期待を寄せてきた……頭を悩ませながら走り続ける

(さて……どうするか)

難しい問題ではある……けれど、男としてやはり一度は経験したいことでもあり

(親子丼……どうやって喰うか)

……苦悩している

(無理矢理よりもやっぱり本気でサービスしてもらいたいし)

……何はともあれ、バギーは一路サルバの街を目指して突き進み

それぞれの思惑を乗せたまま、クロードはサルバの街へ飛び込み

……ウェスタに通信機を渡すとアレンの屋敷を強襲した
 
 
 
 
 
 

「坑道か…」

フェイズガンのカートリッジを交換しながら道を進むクロード

暗く湿った道は歩きにくいが。その分モンスターの動きも制限される…威力を絞ったフェイズガンや実弾装備のみでも十分相手をすることは可能で

光学兵器のみならず炸薬式の拳銃まで手にするクロード、どうやらモンスターのタイプによってはこちらの方が効果的な場合もあるようだ

坑道をてくてくと歩くクロードは魔物に気を付けながら……やがて奥へと辿り着き

「レナ…」

「クロードっ」

台座のような物に縛り付けられたレナを眼にする……安堵する、着衣に乱れはない、どうやら何もされていないようだ

独占欲のような物だ、レナに誰か他人が触れることが許せそうになく

「貴様……」

ぎらぎらと危ない目つきをする男を前に、迷うことなく手にしていた瓶を地面に叩きつけた

「大変だ…レナがっ」

それだけを言って通信を切る、これで母親としてウェスタは飛び込んでくるだろう

……瓶からは不思議な煙が巻き起こり、それを吸い込んだレナとアレンの眼の色が変わっていく、自分はあらかじめ中和剤を服用しているため問題ないが

……高純度の催淫剤をわざわざ調合したのだ。レナに最も効果を発揮するように作成されたそれはほとんどナノマシン兵器に近い、台座に縛り付けられたレナが身を捩り始め

……アレンとやらの肉体をフェイズガンで消し飛ばす、灰すら残さず消えたそれを無視して、喘ぎ呻くレナを覗き込み

「んぁっ…はぁっ」

四肢が縛り付けられている、解くのは簡単だが……

服の上からでも乳首が押し上げるのが見える、スカートをめくり上げればショーツは露に濡れ始め

……襲いかかりたくなる衝動を必死で押さえ、カメラを設置すると部屋から出る

坑道の、部屋のすぐ側で背をもたれさせると、レナの喘ぎを耳にウェスタを待ち……やがて訪れるそれに焦燥した様子を見せてやる

「レナが……妙な薬を飲まされていたらしくて、様子が変なんです」

飲ませた…と言うより嗅がせたのはクロードだが。それほど気にすることではない

もうレナしか居ない部屋に飛び込むウェスタは、確かにその部屋に充満する煙を吸い込み

冒されていく……親子だ、ほどんど体組成は変わらないだろう。仮にレナの遺伝子に対応して作り上げたその薬がウェスタに対して効果が薄いとしても、それなりの柔軟性を持つナノマシン群はウェスタの脳を刺激し、興奮を促す

逆にレナよりも経験が豊富なウェスタの方がその効果は高いだろう

「レナ…レナっ」

必死でレナを繋ぎ止める鎖に掴みかかるウェスタ、けれど鉄の鎖はウェスタの細い指では歯が立たないほどに固く。近くに鍵らしき物も無い。クロードの持つ光の剣を思い出すだけの思考力すら奪われたウェスタは必死で鎖に掴みかかり

拘束されたままのレナを何とか助けようとし、レナの顔を覗き込み…

「んは……はぁっ」

頬を赤く染め、身を捩るレナに嫌な予兆を感じる。同性と言うことで感じられる発情の兆候……傍らに転がる薬瓶が嫌に目立ち

それをつまみ。ラベルを見る……持ち出し厳禁の文字と、その効果を示すだろう単語

【『媚薬』濃度を薄めて再検査の必要在り】

独特の臭いのするそれは、レナの身体からも漂ってくる

……実際には、瓶の中のものが溢れ出ているせいで部屋全体から漂っているだろうが

彼女もまた薬に支配され始め

「レナ……」

「んぁっ……や、身体が…熱い」

太股をすり合わせながら必死で発情した身体を冷まそうとするレナを前に戸惑う…鎖は硬く解けそうにない。荒く息を付くレナは苦しそうで…

同性であっても、娘であっても。それでも…同じ感覚を共有する相手は潤んだ瞳を向けてくる

股間の疼きを感じる。昨晩見た夢…夫が帰ってきたような感覚。若い男に発情した自分…

身体が疼き

「レナ…」

「んっ……うん」

レナの唇に自分のそれを重ねる。レナが繋ぎ止められる石の祭壇に乗り上がりながら…苦しそうに呻くレナの肌に指を這わせ

「今…楽にしてあげますからね」

そっと、小振りな胸に触れ…

クロードが覗きに興じる中で、淫らな饗宴は始まった
 

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