周りの男達は喜んでいる…可憐は椅子に深く座らせられたまま脚の指先で鍵盤を叩く
1つ1つゆっくりと弾いている、同時に複数の鍵盤を叩くことは少なく。それだけが可憐にとっては有り難く
…けれど、スカートはめくれる
脚を1つの鍵盤を叩くために何度も動かしているのだ。自然と布はめくれ
「くっ…」
既に太腿は半ば露わになっている。男達はソックスに覆われた可憐の足首や太腿を舐めるように見回しながら荒い息を付き
「も。もっとこうした方がきっと萌えるんだな」
「きゃぁっ」
スカートが一気に引っ張られた…けれど、引っ込めようとした脚は脂ぎった腕に掴まれ…
ショーツが露わになる
…ショーツを覗き込みながら…男達は続きを促してくる
兄の生命が危険に晒されている、恥辱に耐えながら可憐は脚での演奏を続ける…生脚も男達にはたまらないようだ。白く細い足を凝視しながら男達はどんどんと鼻息を荒くし
ショーツに覆われた股間にも視線は集まる…めくりあげれたスカート、しれを直すための腕は可憐には無く
「た、たまらないんだな…こうするんだな、この曲を10回弾かせるんだな。間違えるたびに服を一枚自分で脱がせるんだな」
可憐がぞっとするような言葉を吐く男…周りは素晴らしいと絶賛している
脚の親指だけを使ってかろうじて演奏しているのだ。間違えて当然で…
「あぁ、でも脱がせるのも悪くないんだな…よしっ、脱ぎ終わった後は僕達で特別な衣裳を着せてあげるんだな」
…名案を思いついたとばかりに胸を這っている、その中で…
ポロン
親指に引きずられた脚の人差し指が間違って隣の鍵盤まで叩き
「間違えたんだな」
即座に周りが叫び出す…些細な間違いなのに、音程の狂いを全ての男達が察し可憐を責め立て
背中の手錠が外されりる。そのまま立たされ
「さぁ…一枚服を脱ぐんだな」
手が自由になる…けれど、周りを取り囲む男達の肉に逃げ出す死角など無く…人質に取られた兄はナイフを突きつけられたままで
「…ぅっ」
ゆっくりと、ブラウスのボタンに手をかける
兄に呼ばれたと言うことで着てきたお気に入りのそれから、ゆっくりと腕を抜き
……白いほっそりとした腕が露わにされる。肩から肘まで晒し腕を止める可憐に…脱ぎかけのブラウスの隙間から覗く胸元、下着の上に纏うシャツに視線が集中し
「いいんだな…素晴らしいんだな」
周りの男達が驚喜している、その様に怯えながら…可憐はブラウスを脱ぎ落とし、そのブラウスが男達に掴まれる
「ああ、温もりが…」
「いい匂いなんだな」
生理的嫌悪すら覚える。ブラウスは奪われ…男達によって引っ張り回される。臭いを嗅ぎ肌触りを感じ温もりを味わい…変態じみた男達はそのブラウスの纏った可憐の気配に欲情し
「うぅぅっっ…」
…冬の最中、何とか長袖だけは着ていた…薄手のシャツが腕までは覆っている、けれど…残る衣服はそれとブラ、ショーツ…スカートだけ
どれを失っても、羞恥はほとんど変わらず
「つ…続きを弾くんだな」
…震えながら伸ばす足は、ソックスに覆われたまま…当然のように別の鍵盤を叩く
一度目で、失敗を冒し
「二枚目なんだな…こ、今度は僕が脱がせてあげるんだな」
「ひっ…」
男の1人が進み出てくる…周りが文句を言っているが、何かのカードと引き替えに男は周りの了承を得…
「し…しっかり止めておくんだな」
…手錠を椅子の後でしっかりと嵌められている。腕を動かすことは出来ず
「ほぉら…この方がきっと萌えるんだな」
…男の指がシャツの下へ、へその方から一気に入り込んできた
「きっ…きゃぁぁぁぁぁっぁぁっっ」
ばたばたと暴れる足、それが何度も男を叩くが…むしろ嬉しそうにする男は蹴りつけてくるソックスをその身に受けながらにへらと笑い
「すべすべなんだな…」
へその辺りを這い回った指は動くと…ブラに指を引っかけそれを引きちぎり
「あっ…あぁぁぁっ」
ピンク色のブラが男に指に引っ張り出される…薄くまだ硬い乳房はシャツだけに覆われ視姦され…引きちぎられたブラの臭いを嗅ぎながら男は不気味に笑っている
「さ…さぁ、次なんだな…弾かなきゃあの男の股間を潰すんだな」
興奮しながら言ってくる男達は可憐を急かすと…突然なにやら会議を始める。翻る細い足に興味を無くしたようにぼそぼそと話し始め
「あ…ぅぅっ」
気持ちを何とか切り替える…下着がないのはひどく心許ないが、まだかろうじて胸を晒すことだけは免れたのだ…ゆっくり、キーを確かめながら可憐は鍵盤を叩き…
辿々しくはあってもメロディが流れる中で、緊張と慣れぬ形での演奏で可憐の額に汗が浮かび
…胸の形に少しずつシャツが貼り付いてきていると気付いたときに…
「っ……」
「「「「間違えたんだなぁ…」」」」
ぐるっと男達が突然こちらを向く…にやにやと笑う男達は失敗をした可憐を見つめながら楽しそうに笑い
「では…次はショーツを自分で、脱いでもらうんだな」
「ひっ…」
ぴたぴたと音がする…愛する兄の首筋をナイフの平が叩く音
躊躇う、躊躇し…それでも、男達は周りで笑うばかり…可憐が椅子から解放され、立つ彼女に…けれど、望まれるのは羞恥の地獄
「うっ…うぅっ」
スカートの中に指を入れる、スカートがめくれ上がらないよう気を付けながら…可憐はショーツを引っ張り
…ゆっくりと、ピンクの布きれが引っ張り出されてくる
不自然なほど静かにその様子を見続ける男達、下着を脱いでいく可憐の姿を克明にその瞳に焼き付け
…下着から足を抜き取った
「そ、それをよこすんだな」
「い、いやっ」
寸前まで可憐の下半身を覆っていた小さな布きれが男達に奪われる、その温もりを感じるようにショーツに頬ずりをする男は…躊躇いもせずに、それを口に含み
「あ…あぁぁ、可憐ちゃんの汗とおしっこの味がするんだな」
羞恥心を煽る言葉を吐いてくる
全身が震える、周囲から集まる視線が可憐の全身を這い回る
羞恥と緊張、恐怖…そして、慣れぬ足での演奏に全身が汗ばんできている、シャツはゆっくりと双丘の形に胸に貼り付き。スカートの中は嫌になるくらいにすーすーしている
何より、ショーツもないような恰好で先程のような演奏をすれば…汗ばみ脚に絡みついてくるスカートとは言え激しい演奏をすればすぐにめくれてしまう
太腿までめくれてしまえば、可憐の割れ目はすぐに露わになり
「い…いや…やっ」
兄の視線が気になる、周りの男達に眼が気になる…けれど、ショーツに群がる男達以外は演奏の続きを要求してくる
兄に突き立てられた刃はゆっくりと、血に染まり…
「ひっ…」
「さぁ…可憐ちゃん、お兄ちゃんを助けたかったら演奏を続けるんだ」
…兄の命が奪われる。その恐怖に。羞恥を振り切る可憐
椅子の感触を鮮明に感じながら座り込む可憐は、脚を突き出すと…白い太腿を露わにしながら爪先を鍵盤に伸ばし
手でスカートを押さえようとするが、その手はすぐに後手に捻り上げられる
「くっ…」
鍵盤のキーをゆっくり叩きながら。可憐はスカートがこれ以上まくれ上がらないように天に祈る気持ちで
既に曲は終盤まで来ている、ゆっくりと弾き続ければ何とかミスもなく弾けそうで
…涼しい風が股間を抜ける、ショーツを脱ぎ捨てたときよりなお肌寒い感覚が…秘裂まで届き
「きっ…きゃぁぁぁっぁぁぁぁっっ。いやぁぁぁっっ」
思わず弾くのをやめ、脚を閉ざして太腿を硬く締め付ける
薄く、生えたての恥毛が…股間で僅かに白い肌を染める。髪と同色の黒い恥毛…まだ生え揃っていないそれが多くの男達の視線に晒され
シャツがへそまで、風でめくれ上がる…双丘の麓も露わにされ
咄嗟に太腿を閉ざしても。それでも数瞬。割れ目は…多くの眼に晒されたはずで
「ちゃ。ちゃんと弾かなきゃ駄目なんだな」
「やぁっ、どかしてぇっ…その、その扇風機をどかしてぇぇっ」
スカートが風を孕んでぱたぱたとなびく、シャツがへそまでめくれ上がる
いつの間にかピアノの下に置かれた扇風機が下から可憐に風を送り…
恥毛を露わにした可憐は涙ながらに言うが
「汗をかいて暑そうだから涼しくしてあげたんだな…サービスだから受け取って…頑張って弾くんだな、あんまり時間がかかるようなら…」
兄の命をまた引き合いに出される
悩む時間すら許されず…可憐は閉ざし、下ろしていた脚を持ち上げ
「うぅっ…」
太腿を擦り合わせたまま持ち上げても。すぐにお尻が露わになり…割れ目が視姦される…男達がそれを覗き込むのが分かり、弾くためにはさらに脚を拡げないといけない
風の塊がお尻に当たる、視線に直接撫でられたような嫌悪が沸き上がる
それでも…兄の命には変えがたく
…可憐はゆっくりと脚を拡げた