眼前では面白い余興が始まった

・・・トーマスはユリアンを誘うと最後列のテーブルからそれを眺め、失笑する

顔は覆面で隠している。今のカタリナに周りを見渡す余裕もないだろうが、これで間近で凝視されようがばれることはなく

傍らにはモニカ、意識のない彼女は薬で眠らされている・・蹂躙された身体は綺麗に清められ姫君としての美しさを取り戻したが、やはりカタリナに見つからないように覆面を被してある

・・・清らかな美しさを持つモニカ、けれどその身体には確かに肉欲が刻まれ・・・この後彼女を本格的に堕とすためのイベントが控えている。麗しい姫君を傍らにトーマス達は口元を歪め

そしてカタリナ、お堅い騎士様はマスカレードという餌につられてわざわざ地獄へ飛び込んできた

この店はトーマスの経営する非合法な店の1つだ、訪れるのは国家の要人ばかりなので何処も手の出しようがない

ここは俗世の法は意味を為さず、金を持つ者、力を持つ者のみが享楽をむさぼれる地獄で

・・・今日のメインディッシュは既に皿に盛られた、後はそれが料理されるのを眺めるだけだ

眺めるしかないと言うのが残念な点だが、まだまだ下ごしらえの段階だ。素材にも鮮度が必要で

「魔力によって産まれた特殊な魔物、巨大な原生生物ジェル・・・その中へ数時間男を溶け込ませ。取り出したモノです」

男は連続暴行魔だった男だ、既に人間としての意識など無いが。死んだ後まで女を犯せるのだからさぞ幸せだろう

「それから溶解機能の一部を取り払い。特殊な毒を用いました・・処女を破ることは出来ませんが・・・その愛撫は、娼婦ですら悲鳴をあげるもの」

柔らかな身体では膜を敗れない、代わりに毒を身体に染みこませた・・・媚薬と呼ばれる種の物を、モニカが悶え喘いだ物を大量に。あの溶解人間は身体に含み

「では・・試していただきましょう」

身体が既に融解しているモンスターには鉄の格子など意味を為さない

溶解人間はゆっくりと身を前に乗り出し・・鉄格子の隙間から中へ侵入する、鎧姿のカタリナは拳を構えながらそれを睨み付け

「徒手空拳の心得もありそうだな」

構えを見ながら呟く、さすがにカタリナは手強そうで

「・・何処まで戦えるのか」

奮戦するカタリナを眺めながら、トーマスは酒を煽った
 
 
 
 
 
 

「くぅ・・」

べとべとした腕が振るわれるのを避ける・・

戦場は狭く、鉄格子に囲まれたままで・・・鉄格子の隙間をくぐってきた溶解人間はゲル状の身体を歪ませながら近付いてくる

それに生理的嫌悪を抱きながら

「はっ・・」

ボグゥッ

・・腕で溶解人間の胸に大穴を開ける、武器を無くした戦いも不得意ではない、突き出した拳は溶解人間の背中まで突き破り

「なっ・・離しなさいっ」

そのまま腕が溶解人間にくわえ込まれる、肘までめり込んだまま抜けないそれに歯を噛みしめ、抜こうと力を込めるが・・にじり寄ってくる溶解人間にバランスを崩され後に倒れ込む

「あぁ」

普段にあるまじきミスに動転していた自分を実感し・・けれど、それだけの時間が有れば溶解人間の唇が自分のそれの中に入ってくるのは容易かった

「んっ・・ぐぅっ」

視界いっぱいを満たす溶解人間の不気味な顔

ゼリーを唇に付けたような不快な感触、それに身悶えしながら・・けれど抗う腕は突き刺さったまま・・空いている手で押しても相手の身体にめり込むだけで

柔らかく形を変える舌がカタリナの唇の中で蠢く、右腕を掴まれたカタリナは必死になって残った腕で引き剥がそうとするが

倒れ込んだカタリナにのし掛かろうとする溶解人間の動きは止まらず、深くまで舌が入り、頬が溶解人間の顔に埋もれる

鼻で息をしながら口の中を蠢く不快な感触に耐え、その腰に足を当てて何とか引き剥がそうと力を込める・・・

ずぶっ・・ずぶぶっ

「んぅっ・・・ぐ」

その足すら溶解人間の身体に埋もれる、足首まで不気味な色合いのそれに包まれるカタリナは・・・唇と右手、右足を拘束され

満足に力を入れることも動くことも難しくされる

「んぐぅぅっ・・ぐむっ・・ぷはっ、はな・・しなさいっ」

けれど、唇を覆う感触が消える・・口の中を蠢く感触も消え、声を取り戻したカタリナは大声で叫び

口だけは自由にされた、何を考えているかはカタリナには分からないが・・・悲鳴や嬌声を聞き逃すまい等と言う理由はさすがに思いつかないらしい・・・腕と脚は拘束されたままで、タイツに覆われた両足がくねり・・・

・・・そのタイツに手が伸ばされる

「くっ・・やめなさいっ」

掴み所のない腕がカタリナの腰をまさぐってくる、そのままタイツに手をかけ引き下ろそうと力を込め

・・・自由になる腕でそれを叩き斬るが。すぐに再生してしまう

掴めばその腕も身体に飲み込まれて動きを封じられそうで、叩くくらいしかできないカタリナは必死で不定形の腕の塊に拳を叩きつけ

・・けれど相手のでは二本ある、一本を叩き割っている間にもう一本がじわじわとカタリナのタイツを引き落とし

「あぁっ・・くっ」

ショーツが露わになる、汗に濡れた三角形の生地は微かに恥毛を透かしながら股間を覆い

そのままタイツは足首まで落とされる、肢体を隠すことはおろか身動きすら制限させるタイツにカタリナが身悶えし

今度は革鎧の紐を器用に解いてくる

「はなしてっ・・・くっ、何で抜けないの」

彼女自身気付かぬ事だが既に溶解人間の毒・・先程の強制キスで流し込まれた媚薬の効果が回り始めているのだ。同時にそれは筋弛緩の効果もあるらしく。カタリナは荒く息を付きながらモンスターの拘束に捕らわれ

革鎧が解かれる、ウエストからバストにかけて締め付けるようにして彼女の身体を護っていた革鎧が左右にはだけ

シャツのみとされたカタリナの胸が弾ける。締め付けられていたそれは途端に形のいい乳房となってシャツを内側から押し上げ

そのシャツを溶解人間がめくり上げる

「くぅっ・・・」

腕を締め付けてシャツが脱げないようにするが

人体に影響を及ぼすことなく生地のみを腐食させる。そんな能力もあるようだ。触れた端から繊維が崩れ引き裂かれていく

片手でどんなにシャツを守ろうとしても崩れ落ちていくシャツを引き止めることは出来ず、ぼろ切れが牢獄の床に落ちる

「あああぁ・・」

ブラが晒される、充満する熱気と恐怖とに濡れたブラは内側から突起を際立たせながら豊かな胸を覆い・・・ぼろ切れになっていくそれに下着姿をさらし

足首はタイツで纏められ動かすことが難しい

白い簡素で動きやすそうなショーツとブラ、汗とに濡れたそれを人目に晒しながら、カタリナの片手片足は溶解人間に捕らわれ

下着姿のカタリナに周りのボルテージが上がる、騎士の痴態を期待して声が上がり始め

下着に吸い付くようにして溶解人間の腕が這う、乳房を掴むように・・股間を擦るようにして蠢く不定形の塊はカタリナの肢体の上を這い回り

・・・溶解人間の腕が増える、抗おうとしたカタリナの腕などを掴みながら。信じられない力で掴みかかり

「・・こんなこと・・」

そのまま、増えた腕でカタリナを担ぎ上げた
 

動画 アダルト動画 ライブチャット