大きな変化が出れば毒が盛られたことに気付かれ。内通者の存在にも気付かれるだろう、そのため・・盛るべき毒は細心の注意をもって扱われた
まず興奮剤や精神高揚剤・・戦闘寸前に服用し、理性を奪い戦闘へ駆りたてる新兵に用いられる薬を貯水槽へ盛ったのだ
麻薬の類にも属するそれは兵士から死への恐怖を奪う、ヴァリスで使われることは少ないが傭兵にとっては必需品とも言え
ヴァリスの王城へ詰めている兵士は明朝早くに大挙して戦場を目指す、今夜はゆっくりと休むべき時で・・・食事もしっかり摂ってくれるだろう
戦闘前の意識の高揚はよくあることだ、薬によってもたらされた物と実際の昂揚を本人が判断することは難しく
・・・翌朝は睡眠不足の兵士ばかりになることだろう
他にも様々な形で兵士の安眠を妨害する罠や毒が盛られている。誤情報も錯綜し、どこからか流れ込んだダークエルフの暗殺者が場内に進入したという情報に不寝番も増えている
パーン達は自分達の休息そっちのけでヴァリス中を気付かれない程度に駆け回り
スエインもヴァリスの兵力を落とすために城内を駆け回ている・・・幻影で亡霊を作ったり。骸骨兵を城に特攻させたりと精神力をほとんど使いきった彼は疲労した身体を引きずりながらディードを連れると兵舎の前へ訪れる
興奮剤は既に行き渡っている、兵舎の者達も今頃は眠れぬ夜を過ごしているはずで
「ほら・・」
・・・多くの兵士が眠る兵舎
そこを全裸で引きずられるディード、スレインによって全ての衣服を奪われた彼女は兵舎前の木にもたれかかるように・・全裸の白い身体を傾け
「まずは?・・」
言われたままに・・行動する
逆らえない・・・ここ数日の間にそれは嫌という程身体に刻み込まれた。手慣れた様子の彼等はディードの心を壊さないよう細心の注意を払いながら身体に悦楽を教え
「・・・風の精霊よ、力を貸して・・私を取り巻く風を運んで、波を壊さぬままに・・声、音、全てが届くように」
精霊に呼びかける・・風の精霊はすぐに彼女の言葉に従い、彼女の声を・・兵舎の方にまで送る
風のない室内に送ることは出来ないが、窓を震わせるには十分だ。風を運ぶシルフに頼んだディードは全裸のままで兵舎を見つめ
「では・・始めなさい」
言われるままに、離れていくスエインを視界に捉えながら・・・兵舎から少し離れるようにしながら木を背にし、自分の陰部に手を伸ばす
革袋からどろどろした液体を取り出すとそれを身体に塗りながら自慰を始める
・・・興奮剤のようなものだ、すぐに身体に染みこむそれは女性には効果が薄いが男性に対して効果が高く。よく娼婦が使う物をディードが身体に染みこませ
「んっ・・ぅぅっ」
白い肌がくねる・・ここまで全裸で歩いてきた・・・
その緊張と羞恥、誰かに見られるかも知れないと言う意識が・・既に恥毛を露で濡らし
汗とは違う滑る汁が指をうまく動かす。ぬるぬると滑る汁で股間は濡れ
ピンク色の割れ目に添えられる白い指は割れ目を拡げるようにして動く
・・・木に背を付けたままで座り込むようにしながら足を拡げるディード、白い肌を紅潮させながら指を動かし
ちゅくっ・・にゅちゅちっ
「んっ・・んぁっ。あぁ・・・気持ちいぃ・・」
声を漏らす・・漏れる声に一切我慢をしないこと、それをスレインに命じられ
思ったままのことを口にする・・その声は風に乗って兵舎まで届き。窓を震わせる・・・
「んっ・・はぁ」
くちゅっ・・ずにゅちゅっ
パーン達が居ない間もスエイン達によって淫虐は受け続けた、むしろパーン達の足が遅々とした物だったためその時間は増えたとも言える
様々な呪術を使うスエインと人には有り得ぬ力で責め続けるギムの相手をすることは華奢なディードには難しく、何度も意識を失うほどの調教で
・・・けれどそのたびに新しい感覚が芽生える、それほどに彼等の調教の技術は熟達し
「んっ・・んはっ・・」
性感は高められていった
白い柔肌が闇夜でくねる、兵舎から少し離れて木々の間。視界の通らぬその場所に座り込んだディードは細く長い四肢を揺らしながら全裸で蠢き
くちゅっちゅぷっ
「んっんんっ・・っんぁ・・・はんっ」
ピンク色の肉弁を白い指が開く、漏れる荒い息はディードが驚くほどに辺りに響き渡り
・・・葉擦れの音が聞こえてくる。誰かが足音を殺して近付き
ちゅぷっにゅちゅにゅっ
「んぁぁっ・・はんっ、きもち・・・・・いいのぉっ」
金色の髪を汗に濡らしながら、美麗な顔立ちのエルフが淫らによがる・・・人間の街に出てきてそれほど経ってはいない。けれどハイエルフである自分の容姿がどれほど整い。男を欲情させるかはスエイン達に教え込まれている
エルフ族に対し幻想を抱く彼等は淫乱な姿を見せるディードに視線を向けることしか出来ず
・・・暗視能力を持つ彼女の目には幾つもの人影が近付いてきているのが分かる。けれどそのどれもが声をかけることなくディードの自慰を黙って見つめ
つぷっぬぷっ
「んひうっっ・・はんっ・・・外で・・こんなっ、恥ずかしい・・誰かにみられたり・・かんっ、がえるだけで・・・イっちゃう・・」
スエインに教え込まれた言葉を漏らす
露出狂・・・今晩だけはそうなれと、漏らす言葉もそれに準じた物にしろと
ハイエルフの瞳は闇夜を見通す、その視界の中で・・・男達は自分達の股間に触れるようにしながらディードの痴態を眺め
「はぁっ・・んぁっ」
金色の艶やかな髪、同色の恥毛が汗と・・淫らな汁に濡れる。頬や額に髪を絡みつかせ
恥丘に恥毛を貼り付かせながら、ディードは野外で淫らな自慰に耽り
ガサッ
見覚え有る影に・・・身体を竦ませる。せめて演じるべきだろう
ヴァリスの兵士の鎧を纏ったスエイン、それが近付いてくる・・・教えられてはいないが
「・・・見て・・」
「全部見ていましたよ、寂しいのでしょう?・・・私で良ければお相手しましょう」
知らない振りをして兵士の姿をしたスエインを受け入れる
じゅぷっずにゅぶぶっずちゅっずにゅぷっずぶにゅぶっ
闇夜の中、射し込む月明かりに照らされていたディード・・その肢体に影が覆い被さる。水音が響き渡り
「ひぁっ・・・・んっ、あぁぁぁあっ」
ディードの嬌声が響き、スエインの身体に押し倒されるディードの身体が跳ねる
周りによく見えるようにと、体位を変え・・ディードを背後から抱きしめるようにするスエインは
ずぽっずにゅぽっ
「んはっ・・あひぃっ」
秘裂に肉棒を行き来させ。濡れそぼった割れ目をかき回しながらディードの胸を揉み潰す・・・悦楽に悶えるディードは多くの隠れた眼の中で犯されながら。自分の恥毛の辺りに手を這わせ
「ひぃっ・・あんっ」
にゅちゅっ・・ちゅにゅっ
秘唇を左右に拡げピンク色に震える肉壁を露わにし。肉真珠を自らの手で潰す・・背を反らすようにしてスエインの側に身体を傾けながら、ディードは水からの胸と股間をまさぐり・・・
「・・・木々の精霊よ・・んぁっ・・私への心を・・重ねさせて・・」
周囲の数人を魔法で魅了する・・近付いてくる足音は、魅了された彼等が近付いてくる音で。太腿を大きく拡げるディードは指で秘裂も拡げたまま・・・それらを招き
ベルトを外しディードの胸へ貪り突いてくる
ずにゅっずちゅにゅぶっずぶっずぶぶにゅぶっ
「んぁっ・・あぁぁっ」
それほど豊かではない胸にしゃぶり付いてくる男達に、スエインは秘裂から肉棒を引き抜き菊門へねじ込み・・・男の腰にディードが脚を絡みつかせる
ずぷっぬぷぶにゅぶぷっ
「はっ・・んぁっ」
菊門を捻られるようにしながら二穴をかき回されるディード、その胸が掴まれるようにして握り潰され
「んぎうっ・・ぐむっ」
髪を掴まれたディードの喉に肉棒がねじ込まれる・・それに舌を絡めながら。薄暗い中でどんどんと現れる男達にディードは身を震わせる
・・・これら全てを朝まで相手することがディードへの命令で
身体に帯びた薬が男達を冒していく、自らも薬の効果に襲われ抗う力を失いながら。ディードの身体に幾つもの手が差し伸ばされ
「ふぁっ・・・んぁぁっ」
ハイエルフの肢体が荒々しく嬲られる、男達に囲まれた肢体が掴みかかられる・・調教による高揚、男達に嬲られるという状況にディードの身体はけれど興奮し
「だ・・だめぇぇ・・」
悦楽へ落ちようとする意識を止めることすら出来ず、調教によって実際に・・異常性癖を与えられたディードは多くの眼に晒されながらその股間を濡らし
・・・男達に紛れ離れていくスエインの背で饗宴は静かに、けれど黙々と続けられる
・・・日が昇る、その瞬間まで