「へぇ・・・不便な生活をしてるんだな、マイリーの神官は」

言いながら腰を突き上げる

肉棒はきつく怒張しながら秘裂をかき回し、秘裂は確かな締め付けでリウイに答えてくる、女を抱くことも気付けば覚えていたが、筆下ろしの相手であった彼女には未だに歯が立たず

「ウーくん、あんまり虐めちゃ駄目よ」

年齢的には既に初老と言っていい歳のはずだ、だが・・目元にはしわができはじめているがその容姿は剣の姫と呼ばれた頃の美しさを保ち

何より、リウイの乱暴な抱き方にあっても表情1つ変えず腰を絡めてくる、これが大神官の地位にある者とはとても思えず

「しかしな、迫ってきたのはあっちだぜ?」

・・・勇者としての神託が下ったとリウイに告げた女神官、メリッサと言うらしいが

訳の分からぬ言葉に、その場をはぐらかして逃れ・・・一番親しいマイリー神官の元へ来たのだが・・・その場でベッドに引きずり込まれた

今は奉仕の真っ最中だ、大神官の地位にあっては不満も溜まるらしい、見かけ三十路過ぎ辺りなので抱く事への抵抗はないのだが

「っく・・・」

「ウーくん、早すぎ」

・・・昔、父リジャールの相手をさせられても居たという彼女は、あまりにも性技に長け

「勇者に仕える神官としては、確かに伽もあるでしょうけどね」

ベッドに腰掛けながらリウイの回復を待つジェニ、メリッサの顔を思い浮かべ

「ただ、冒険者だから・・結構強いわよ、神官としての徳も高いし・・・夜の方は皆無だろうけど」

「けど、親父はあんたを屈服できたんだろう?」

昔の話だ、父親は剣の姫を従者として、女として扱い・・・

「無理矢理ね」

肩を竦めるも、嫌な思い出というわけでは無さそうだ

また、乗り越える壁が見つかり・・とりあえずは、リウイは目の前の壁にぶつかっていった
 
 
 
 
 
 

「・・・・で・・俺は何をしてるんだ?」

呟いても、女達に聞こえはしないだろう

ピクニック気分で先を行く3人の女達、その後を大量の荷物を持たされて歩んでいる

女戦士、盗賊、神官のパーティだったようだが

それぞれの意見を統合すると

素人を連れて行くのは嫌、邪魔、不本意だが仕方ない

・・・自分が勇者である啓示を受けたはずの神官ですら連れて行くことに批判的なのだ

今すぐその勇者とか言う物をやめたいところだが。冒険の機会とこの女達を逃がすことがしゃくで

現在彼等は遺跡へと向かっている

かつて栄えた古代文明の名残、様々なマジックアイテムや財宝が眠るはずのそこへ脚を速める

盗賊の少女が仕入れてきた情報らしい、中身はともかく・・そこに遺跡があることは確実で

様子見をかねてリウイも参加したのだが、人間関係・・と言うか、性格はだいたい掴めてきた

理想の勇者に巡り逢うことが夢で。リウイでは不満な高慢で夢見がちな女神官

男嫌いで自らの強さを追求する、自尊心溢れる女戦士

神官に憧れ、リウイをはっきり邪魔だと言ってのける幼い盗賊

・・・冒険者としての実力は確かなようだが、男性関係の経験はほとんど皆無な面子と言っていいだろう

・・・女戦士は手こずるかも知れないが

ジェニの話では、女神官は強制するだけで言うことも聞くと言うことだし

まずは様子見という気分で3人の後を付けている・・やがて、彼等の前に大量に石が積み重なる

瓦礫の山・・そう呼ぶべき物、盗賊の少女はこの下に未探索の遺跡があるのだと告げる

「では、この瓦礫をどかしていただけますか」

・・・神官はあっさりと告げてくる、どうにも従者の態度とは思えない

これでもし、自分がかの英雄の息子だと証せばどうなるだろうか・・ふと想う

常々不本意だと呟くこの女神官は、それを告げればそれこそ神の啓示だと喜び勇んで仕えてくれるだろう

平民の恰好をしているにしろ、体格的には十分な素質を持つリウイを失望の眼で見るこの女には、一生伝える気など無いが

「・・・わかった・・・」

不満を言えばこいつ等も不承不承手伝ってはくれるだろうが、またぶちぶちと文句を言われる気もする

幸い筋力には自信がある、杖を傍らに置くと手近にあった岩に手を置き・・・少し考えた後両手で持つ

片手でももてそうだったが、自分の膂力が異常に近いものだと思い出したのだ

鎧を着込んだままほいほいと瓦礫をどけていくリウイの後方で、女達は食事を始めたらしい

・・その仕草1つ1つが癇に障る、リウイはその憤りを瓦礫にぶつけるように眼前の巨岩に向きあい

「・・・・・・万能なるマナの力もて・・」

呟き、発動体である指輪をもって物体から重さを奪う、十人がかりでも持ち上がりそうにない巨岩はリウイが力を込めれば浮き上がり

・・・リウイはしばし肉体労働へ従事した
 
 
 
 
 
 

・・途中から女戦士が手助けに来たが、嫌味を言って追い返した

神官が差し出した食事も疲れてるからと断る、意地のようなものだ・・こいつ等が心許さないのなら自分から近付くつもりもない

盗賊はぎろっと睨んできたが、事実全力で動いたすぐ後に喉を食事が通るはずもなく

「胃もたれを起こしたくないからな」

「・・・手伝おうと言ったのを断っておいてよく言えたものだな」

「あんたは戦士なんだろう?・・なら力は温存しておけ」

軽口を叩くと、盗賊の指示でアンロックの魔法をかける

石扉が複雑な形を描いて開き・・闇の底が覗き見える、リウイは杖を握ると腰の剣を確かめ、周りの様子をうかがい

・・・盗賊が入っていくのを確認すると、一番後を続く

入ってすぐ感じたのは腐敗臭、目を慣らすため数回瞬きすると・・石壁を見渡し

(・・なるほど・・)

実習で何度か遺跡を見たことはあったが・・・やはり、生きた遺跡は違うようだ

周りが無言なので言葉を発することもなく、リウイは歩を進め

そして・・・・
 
 
 
 
 
 

「・・・・」

嘆息する、足下にはゴブリン共の死骸

この遺跡は下級妖魔ゴブリンの巣になっていたらしい、襲いかかってきたそれらとの乱戦になり、リウイも参戦したのだが

・・・剣でなく杖を持っていたのが間違いだった、力の入れ具合が違えば余計な負荷もかかる、そしてリウイの膂力は化け物じみていた

結果として・・・杖は半ばから折れ

「やれやれ・・・」

何の成果も無しに街へ戻ることになる

ぶちぶちと文句を垂れる盗賊に耳を貸さず、リウイは・・大きく溜息を付いた
 
 
 
 
 

動画 アダルト動画 ライブチャット