「・・・・」
家が焼かれ、帰るべき場所もなくし・・しばらくはひかるの屋敷に逗留する事になった
自分が皆本の家にいるというのもおかしな物だが。まさか野宿する気にもなれず
「・・・佐藤さん?」
背後からかかる声に気配を探る・・・・間違えようもない、声でも分かる、由里だ・・・
だからこそ、声を無視して屋敷の庭へ出る
広々とした庭だ、奥へ歩んでいけば・・屋敷の灯りも満足に見えなくなり
「・・・・」
心配性と言うべきか、らしいと言うべきか
由里はその後を黙ってついてくる。慰めようとでも言うのだろうが・・・なら、じっくりと慰めて貰うことにする
楓は側にいない、憤りをぶつけられる獲物はひかるかこいつしか居なくて
「・・・・・・・佐藤さん」
声をかけてきた由里の身体をきつく抱きしめ、その唇を奪った
「んっぐっ・・・」
自らの唇を噛みきり、自分の血を唾液に混ぜてやる。そのまま由里の中へ唾液を流し込み・・・これで抵抗は十分ゆるむはずで
押しのけようとする由里が悲鳴をあげるより早く
「何でだよ・・何で俺の家族が・・・」
弱音を吐いてやればさらに抵抗は減る・・単純な性格だ。肩を掴んだままで由里を引き寄せながら、純は由里を覗き込み
悲鳴を飲み込んだ由里は抱きしめる腕の中で力を抜いてこちらを見つめ
・・・血は既に喉は下った、由里の身体の中に・・純の血が溶け込み
そして、その効能を発揮する。紅潮する頬は・・羞恥だけではないだろう
「佐藤さん・・」
その身体をきつく抱きしめながら自分達の特性を発揮してやる
人間の男などとは比べようもない強力な力と魅力、異性はその血を飲んだだけで既に籠絡され
「・・・」
抱きしめる純に由里も腕を背に回してくる・・・闇夜の中で抱きしめ合う2人。今度は優しいキス・・由里は拒むことなくそれを受け入れ・・
・・・そのまま舌を絡め合う、由里の柔らかな肢体を抱きしめながら。身体をすり寄せてやる
純の身体は体臭すら女を堕落させる・・・まさか皆本の本家で本性を出す気もないが、抱きしめる相手に効果を及ぼすことくらいなら容易く
「んっ・・んふぁっ・・」
唇が絡み合う、貪るように求めてくる由里に血を流し込みながら。腰をまさぐる純
強ばりそうになる身体をキスで繋ぎ止め、尻の肉をスカートの上から掴む。足首まで覆うロングスカートを・・めくり上げていく
「あぁ・・駄目です」
正面から由里を抱きしめたまま、腋の下に手を入れ・・腰に回した手でスカートを引っ張る。露わになっていく足首に由里が恥じ入り
・・・純の腕を掴んでくる
細い指が手首を押し返そうとしてくるが、抵抗らしい抵抗にもならず
「み・・見ないで・・」
薄明かりの中で由里のお尻とそれを覆うショーツが露わになる、スカートを腰までめくり上げた純はそれをまとめると、露わなお尻を撫で回し
腕の中で僅かに震える由里を抱きしめる・・・柔らかな肢体は強ばってはいるが、必死での抵抗はしていない
・・・それでも鋼辺りに見つかれば止められるだろう、純は親指の爪で人差し指の腹を切ると。血の零れる指を・・・ショーツの隙間から割れ目へ伸ばし
「あぁっ・・そ、そこは・・」
さすがに身を強ばらせる由里、ショーツの隙間から指を入れた純は割れ目に血を擦りつけながら触れ
・・秘裂の内側へ血を擦りつける
自分の血が異性をひどく惹きつけるのは先刻承知の上だ、既に飲み下したそれで興奮する由里は純の指に抵抗することなく秘裂を弄られ
ショーツを汗で濡らす姿に微笑を浮かべながら、抱き合ったままの純は胸に顔を埋める由里の顎を掴んで上を向かせてやる
・・・泣いていたわけではないようだ、眼を潤ませるそれに何度目かも忘れた口づけを交わしながら、純は由里の腰を抱き
「・・・怖いんだ・・1人になるのが」
弱音を漏らしながら膝を曲げて由里の胸に顔を埋めてやる・・それなりの大きさがある胸はやはり柔らかく。
ショーツに巻き込まれたスカートを直すでもなく太腿を露わにしたままの由里は純の頭を抱きしめてくる・・・その心にどんな感情が浮かんでいるかは関係ない
ただ、余り無理強いしては鋼に見つかったとき厄介だ。純は由里を籠絡し、ショーツの中で純の指が動く
由里に抱きしめられながら股間で小刻みにその指が動き・・
「んっ・・ぁぁ」
声を漏らす身体をきつく抱きしめてやる・・・・女を誰しも惹きつける純の魔力。その血は既に目覚め
「んっ・・・ぐんっ」
唇を交わしてやる・・・潤んだ瞳をする由里の服の下へ手を入れブラを落とす・・・地面に零れるブラに服の下から突き上げる双丘が際立った突起を目立たせ
スカートのホックを外してやる。腰に纏めておいたそれは簡単に地面に落ち
「佐藤さん・・」
ブラウスとショーツだけという恰好で由里が震える、抱きしめたまま純はブラウスをめくり上げると
「あっ・・・」
露わになる乳房に抱きつき、乳首を啜る・・・突起となってピンと勃つピンク色のそれを舌先で遊びながら
尖った犬歯で挟み込み
「痛っ・・・
零れる血を舐める・・背中を撫でてやるだけで震える由里の身体は火照り。半裸のそれを抱きしめながら
首筋を舐める純は、荒く息を付く由里を抱き寄せ
「んっ・・・はぁ、だ・・駄目です。こんな事・・・」
紅潮し、潤んだ瞳の由里が呟く。純の手は由里の柔肌の上を這い回り
ブラウスは肩まで引き上げられ、乳房を晒す・・・闇夜の中、白い柔肌を晒す由里を抱きしめながら純は肉棒を晒し
「・・・・妹の犯された姿を前に・・ずっとこんなだったって言ったら、軽蔑するか?・・」
抱きしめながら、また弱音を吐いてやる・・・
由里はそう言った者を見捨てるのが本当に苦手なようだ、また力が抜けた身体に・・一気にショーツの中へ指を入れ
くちゅっにゅちゅちゅっ
「んんっ」
唇を塞いでやる・・血に興奮したのだろう、ショーツを濡らすほどに熟れた割れ目を弄りながら純は高揚した様子の由里の口内を舐め回す
・・・舌を絡めてくる由里は潤んだ瞳で純の愛撫に応え
「ああ・・・」
ショーツをずり下ろしてやる・・・友人宅の庭で淫らな恰好をする由里は既に布に覆われた部分の方が少なく
・・・その眼は勃起した純の肉棒に注がれる
貞淑な彼女もその血の前には淫らな本能が露わになる、男のそれを前に息を荒くする由里は剛直に指を絡め。脈動するそれに白い指を触れさせると
「んっ・・・んふぁっ、あふっ・・」
涙すら零しながら互いの性器に指を絡みつける、純の指が由里の秘裂をかき分け・・由里の指が赤黒い肉棒を擦る
闇夜の中、間近でなければ顔も見えない暗闇で・・純と由里は貪るように互いの唇を奪い合いながら抱きしめあい
露わになっている恥毛を撫で回しながら、腰を前に突き出してやる・・何をされるか。自分が何をされたいか既に分かっているのだろう、抱きついてくる由里は脚を開きながら・・・純の肉棒を受け入れ
「あ・・あの・・・・初めてですので・・優しく・・」
拒む気はないようだ、知らなかった感覚・・・目を背けていた感情に支配される由里は抱きしめられながら内の衝動に喘ぎ
・・その脚の間に肉棒を挟み込む。熱く脈動する感触は由里に感じられただろう。微かに身を竦めるそれに尻の谷間からはみ出るように太腿に挟み込みながら
・・・純はゆっくりと腰を引き
「あっ・・・」
股間を拡げる由里。達ながら抱きしめ合う2人は互いの性器を擦れ合わせ、純の亀頭が菊門を伝う
・・へそまでそそり立つほどの力で勃起する肉棒は由里の股間に沿って割れ目に近付き、由里を押し上げながら濡れた割れ目に当たる
そのまま、由里を抱きしめるようにしながら純は肉棒を割れ目に彷徨わせ
ぬちゅっ
「んっ・・・ぁ」
零れるほどに汁を湛える肉壺に先端が当たる、純はそのまま力を込めるようにしながら肉棒を突き上げ
じゅにゅっずぶにゅつっずぶっずにゅにゅっにゅぶにゅちゅっ
「あっ・・あぁ、んんんっっっ」
声を漏らしながら由里が悶え、熱い息を零す
初めてだった証が内股を伝うが、火照った由里の肢体には悦楽が満ちるばかりで・・破瓜の痛みは感じられず
自分の中を満たす肉棒が熱く、とろけるような悦楽の中で感じられる
抱きしめられているだけで絶頂しそうな底知れぬ快楽・・・人相手ではけして得られぬ快楽に壊れてしまいそうで
ずぶっずにゅっ
「んはっ・・あっ」
大きく嬌声を漏らしそうになる唇がまた塞がれる
・・・由里を突き上げながら、純は唇を重ね合わせ・・舌を絡ませ貪るようにして抱き合う。血を流し込み・・由里の唇を切って血を啜る
交わし合う逢瀬に由里が秘裂を締め付け愛液を吹きだし・・・それを無視して突き上げる
「んはっ・・あふっ」
「かなり汁が多いんだな」
ずにゅっにゅちゅにゅっ
とろけ潤んだ由里の瞳を覗き込みながら肉棒を膣中で動かす。肉壁を震わせる割れ目からは溢れるようにして愛液が零れ・・・内股を伝う血を洗い流す
ピュッピュッと吹き出る潮は由里の絶頂の数を数えるには楽で
「ひんっ・・・あひ」
「俺が膣中に出すまでに・・二桁はイけそうだな」
自分から腰をすり寄せてくる由里に。もう理性の光はない・・・少なくとも純が抱いているうちは本能を満たすためだけによがる獣のような物で
その首筋に噛みつく純・・・血が溢れ出ないように気を付けながらそれを啜り。由里の肉を噛みちぎりながら
「はんっ・・はぁんっ」
ずぶっずにゅぶっ
陶酔する由里を突き上げる・・その様は獣が絡みつくようで・・水音の漏れる股間を突き上げ、由里の脚が宙に浮くほどに子宮を突き上げながら。純の肉棒は由里を満たし
・・・朝方まで、その享楽は休むことなく続けられた