「くっ…」

意識を集中させる、ぼんやりとした霊気が集中されるが…まだ結晶化には届かず

…煩悩だけを満たされたまま放置される横島

食欲も睡眠欲も満たされ、性欲だけが制限される地獄…

その中で横島は横たわり

「乳、尻、太腿ぉ」

…叫びながら妄想へと耽り始めた

ただ純粋に欲望のみに集中する横島、その中で…霊気は手に集中すると確かな形を持ち始め

「栄光の掌」

…眼前に置いてあった机が粉々にひしゃげ吹き飛んだ…

それは具現化し、確かな武器の形を取り…

「よっしゃぁぁっ」

叫ぶ横島の額でバンダナが満足そうに頷いた
 
 
 
 

「ちち、しり…ふとももぉぉ……」

…美神の事務所に女子校での霊障が持ち込まれた。それ自体は問題ないのだが…

更衣室の調査に向かった横島は蹴り出され殴られ放り出された…

「バンダナ、てめぇ、女子高生はどうした?」

女子校の調査と聞いてバンダナからの褒美だと思いこんでいた横島は額に巻き付けたバンダナに怒鳴り

『…私が何を言う間もなく走り出したんだろうが』

溜息を付かれる、その後で

『心配しなくともちゃんとくれてやる…そのためには、まず古井戸を覗き込め』

?…古井戸、確かに…視界の片隅に古井戸が存在する、それを覗き込み

『では次だな…』

何やら黙り込むバンダナ、その直後。横島の携帯が鳴り響き

「はい」

『横島?悪いけど急用が入ったからここの件は任せたわ』

雇い主である美神がそれだけ言って携帯を切る、しばらく呆然とした後で

「…は?」

ようやくそれだけを呟き

『テレサに命じて億単位での依頼をふっかけたが、成功だったな』

…より金になる方につられたらしい。分かってはいたことだが…金の亡者の雇い主に溜息を付き、横島は女子校に1人取り残され

『では最後だ…この古井戸に私の霊力を注ぎ込み、そこに封じられた妄執を解き放ち…そして、結界でこの学園を封鎖する…そうすれば、ここはお前のための世界になる』

「妄執?」

「幸いにして、校長は急用が出来たらしい…今、校内にいる男はお前だけだしな」

…美神が去るのを待っていたのか、僅かな時間差を残し…強力な霊力を古井戸へ注ぎ込むバンダナ

…その中で、何かが拍動したようで

『おっと…』

横島の腕が古井戸から飛び出してきた人影のようなものを鷲掴みにする…バンダナは、奇声を放つそれを離さず

『このまま放ってはただ暴れられるだけだからな…お前の妄執、積年積み重なった強力な性欲と衝動をそのまま貰うぞ』

異性を求め、本能のままに蠢く…言うなれば、人間らしいその塊に…バンダナはゆっくりと方向性を与え

『さて…アンテナとしてせいぜい働いてくれ』

…それを中心として強力な霊波が放たれた…その妄執を全ての者に授ける形で、波は学園を埋め尽くし

『そして…結界だ』

学園全体を埋め尽くすほどの強力な結界が展開される。霊的のみならず物理的にも外と内を隔絶するその結界は校門から壁に沿って拡がり

『そら…始まったぞ』

ゆっくりと、淫靡な空間は拡がっていった
 
 
 
 

「ほっ…ほっ…ほっ」

軽快なリズムでグラウンドを駆ける少女達。今時珍しいブルマで駆ける彼等は…陸上部だろうか、若々しい健康的な肢体をリズミカルに動かす少女達は…けれど、何故か頬を紅潮させ

汗ばむその少女達をじっと横島が睨む

グラウンド、最も人目に付く場所を必死出かける彼女等、横島には…その内股がひどくてかって見え

「…な、何をしてもいいんだよな?」

『やれやれ…少しだけ手本を見せてやろう』

バンダナが横島の問に答える。今の状況を教えるに…最も最適だろう方法で

バンダナは横島から身体の自由を奪い去ると。突然その服を脱ぎ出すと全裸になり…へそまでそそり立つ剛直を勃起させながらグラウンドに分け入る

当然、バンダナが横島の身体でやったことだ…頭の中で逮捕されるなどと騒ぐ横島を無視し。バンダナは当たり前のようにグラウンドを走る少女達の輪の中に入っていく

『お、おい…』

頭の中で騒ぐ横島とは裏腹にバンダナは平静で

突然、全裸の男が走り寄ってきた状況に驚く少女達は…その股間のイチモツを前に息を飲み、走るペースを落としながらじっとそれを見る

騒ぎもせず、ただ走りながらそれを見つめる少女達。突然…バンダナが横を走る少女の尻をブルマの上から撫で

「んっんんっ」

呻きを漏らす少女の柔肉を掴み、揉みほぐす…脚を止めようとする少女の尻を押し

「ほら、ランニングの途中だろう?」

もう一つの手で別の少女の腰を抱き。そのまま胸を掴む

「あぁっ…や、やめっ」

一応、拒むように呟くが…掴んだ胸は下着と体操服越しにでも、はっきりと乳首の突起が感じられ

「やめていいのか?」

「んふぅっ」

唇から漏れる息はひどく艶っぽい

走るたびにぶらぶらと揺れる肉棒。それに…好色に満ちた眼で、少女達はじっと見つめ

『もう、こいつ等はヤる事しか頭にない。発情して居るんだ…発情した獣は相手を求めて争いあう…牝が少ないなら牡が牝を巡って争い、逆なら…牡を巡って争いあう』

ランニングを続ける横島。走りにくそうに…内股でついてくる少女達…その中から。ショーツカットの、健康的な美少女と…今にも倒れてしまいそうなほど辛そうな、清純そうな美少女を引き寄せると。両脇に抱き

『獣は発情したら場所を選ばない…安全に交尾できる場所でさえ有れば。牡を拒むこともせず』

発情した身体を震わせながらも、必死で走るショートカットの少女の胸を鷲掴みにする…柔らかな乳房を揉みほぐし

…清純そうな少女の尻を押してやる…汗と、何かで濡れたブルマを押し上げ…

走る少女達はあからさまな痴漢行為…全裸で走り、女子校の体育に混じるその行為に悲鳴もあげず…ただ、生殖器である肉棒をじっと見つめ

「はぁっ……はぁッッ」

横島は、今にも倒れそうな清純そうな少女に肩を貸してあげる…華奢で小柄な少女だ。その腕を横島の肩にかけさせ…ショートカットの方から、こちらへ完全に愛撫を移動させる

体操服の上から小振りな…けれど、はっきりと乳首を尖らせる乳房を撫で。こちらも控え目なお尻を撫で回し…

「んはぁっ…や…やめて…」

ようやく少女が言葉を吐き出すが…その視線は、弱々しく。今にも泣き出しそうなその瞳は肉棒をじっと見つめている

横島は、前後に振られる少女の小さな手を掴むと…小さな指で、肉棒を掴ませてやる

一瞬強ばった指は…けれど、割れ物を扱うように優しく肉棒を包み込み…紅潮した頬で、宝物を見つめるように肉棒を握る少女

その少女に肩を貸したまま、逆側の腕を握る…わきの下を掴むと。少女の身体を抱え上げ

「あっ…」

走っていた脚が宙を浮き。横島の首に手を回すようにして抱きついてくる少女

…薄い胸が裸体の横島の胸板に当たり。ツンと尖った乳首の感触が感じられる…汗をいっぱいにかいた体操服から甘酸っぱい匂いが漂い

…少女に首に抱きつかせたまま走り。肉棒をぶらぶらと揺する横島はそのままブルマに包まれたお尻を抱えると。小さなお尻を揉みほぐし…

秘裂を隠すブルマとショーツを横にずらす

「だ、駄目です…こんな所で…こんな」

少女の口から拒絶の言葉が漏れるが…ぎゅっと抱きついてくる腕は胸を胸板に押しつけ。コアラのように脚を横島の腰に絡ませてくる

ぎゅぅっと抱きついてくるそれに、そそり立つ肉棒を…ブルマと下着をずらした股間に触れさせ

にゅゆっ…

「あぅんっっ」

耳元で甘い喘ぎを漏らす少女は、濡れた秘裂と肉棒との接触に震え…

ランニング程度の速度で走る横島、周りから。秘裂に入ろうとする肉棒に恍惚と…物欲しそうな眼が集まってくる

そのまま、ブルマを鷲掴みにしながら横島は走るリズムに合わせ肉棒を突き入れ

ずっ…ずぶっ…ずっ…ずにゅぶっ

やがて、肉棒を一筋血が零れるが

「はふっ…あうんっ、はぁんっ…あふっ」

喘ぎ後を漏らす少女は痛みすら感じて無さそうで…

バンダナは…横島に身体のコントロールを返した
 

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