目覚めればアパートだった

その過程がごっそりと抜け落ちているが、額に巻き付けられたバンダナに触れればその答えはすぐに返ってくる

あの後、改めておキヌに取り憑かれて帰った横島に、おキヌは自分が幽霊として400年存在する大ベテランであることを示し

……美神は日給10円での契約を提示した。それを承諾したおキヌは東京へ一緒に帰ったと……

「……よく誤魔化せたな」

嘘の下手そうな純朴な少女…その喘ぎ顔を思い出して呟く横島。また股間が膨らんでくる。それに……

『記憶を封印した、鍵を使わない限りあのことは思い出さない』

疑似記憶を植え付けた張本人は悪びれもせずに言う。霊体であったがために記憶操作は容易かったようだ

いつもの部屋……貧乏学生らしい小汚い部屋に横たわりながら横島は息を吐き

「……で、次は何をすればいいんだ?」

飼われ犬として飼い主に伺いを立てる。尋常でない霊力を持つバンダナだ、それに従ってさえいれば極楽に等しい生活が出来

『変わらない、まだ準備が終わっていないのだ……しばらくは美神の助手としてこき使われろ。その間、煩悩を溜め込むために本番と自慰、射精行為を禁止しようか。舐めさせるだけならおキヌ、ほたる、テレサ誰を使っても良いが……出すな』

拷問に等しい言葉を述べてくれる

『その代わり、これが自力で出来るようになったら……そうだな、女子校貸し切りというのはどうだ』

鼻先にニンジンをぶら下げてやる、さすがに横島のことは分かっているようだ

「……貸し切り?」

『量は減ったかも知れないが、今時でも処女は多いだろうし……1000人近い女子高生を学内の何処ででも何をしても良いというのはどうだ?』

その言葉で鼻息を荒くする横島……その身体を使い。バンダナは横島の霊力を操作すると

『お前の霊力は型に捕らわれず非常に汎用性が高い。両親ともに神がかった第六感と実力……特殊な才能を持っていたが、それを巧く引き継いだのだろう。今はまだ使い方を知らないだけだ』

掌の上に霊力が個体となってこびりついていく、それは自在に形となって

『栄光の掌……まずはコレを自在に操れるまでになれ』

剣を象ってみせる……

霊力の集め方も最低限だけ教え、後は我流に任せる

……自分がそうやって強くなったのだ、後は後から力の使い方を導いてやるだけで

『……心眼……なかなか辛いことをしていたんだな』

バンダナがひとりごちる

今は無き、彼の最初の師匠……それは自分と同じバンダナ姿で現れ、そして彼の道を開いて消えていった

『霊力に必要なのは強い意思……』

「じょしこうせぇ……じょぉしこうせええぇぇ……」

必死になって霊力の操作に集中する横島は確かに尋常ではない意思の強さを見せ

……美神の下僕として働き回った。彼がそれらの仕事の中で美神の霊力の強さと流れを感じ自らの経験へと変えていくことに気付いたのは。バンダナだけだった
 
 
 
 

「じゃあ、お札買いに行ってくるから留守番よろしく」

ひらひらと手を振って去っていく美神、それを見送りながら……

「あのアマ……」

ぼこぼこになった横島が呻きを漏らす……

バンダナの口車に乗って……煩悩を増やせば霊力が上がるらしい……風呂を覗いたはいいが見つかってぼろ雑巾のような様だ

いつか犯し抜いてやらないと気が済まないが。まだその時期ではなく……不満そうに美神の椅子に腰掛ける

柔らかな皮は横島の体重を容易く受け止め

「はい、横島さんお茶です」

無垢な笑顔でおキヌがお茶を出してくれる……それを眺めながら、携帯でメールを打つ横島は、おキヌに眼を向け

「……瓶の中の種は元気だ」

顔色がゆっくり青ざめていく様を眺める。彼女の記憶を取り戻させるための合い言葉

それと引き替えにおキヌは全てを思い出し、横島に服従する。今自分がここで働いていることも…横島がその気になれば故郷を中心として世界が滅びることも全て思い出し

「舐めるんだ」

……僅かな躊躇の後で、ベルトに指をかける

物に触れることも出来るベテランの幽霊だ、バンダナの濃密な霊気に触れなくても奉仕くらいなら可能で

美神の椅子に座る横島のズボンを下ろし、擡げる肉棒に指をかける

小さな唇から漏れた舌は先端を亀頭に触れさせ、肉棒を包み込む唇は熱く絡んでくる……毎日のように相手をさせているのだ、多少は熟達し

睾丸からサオまで舌を這わせて奉仕してくる。それをそのままに続けさせ……窓から入ってくる気配は金髪を震わせながらおキヌの傍らに舞い降りる

おキヌとも何度か面識がある、おキヌにとっては自分と同じ、横島に脅迫されている可哀想な人、テレサ

テレサは慣れた手つきでおキヌの衣服を剥いでいく、バンダナほどではないが霊気の扱いには熟達している。内蔵されている霊力でおキヌに実体を与えるとその尻を撫で回し、背後から小振りな胸に手の平を当て

「んぐうっ…」

肉棒をくわえ込みながらおキヌが悶える、その秘裂を弄り回し……テレサは乳首を乳房に押し込むようにして潰すとそれをこねくり回す

次第に固くなってくる反応を確かめながら。秘裂に指を押し当て……

「少し遅れましたか」

空間転移、時空を歪めて少女が舞い降りる……ほたるはおキヌの顎を押さえるようにしながらストロークを止めさせ。おキヌの唇を肉棒から離してやる

「ああ……んっ」

テレサに弄られ喘ぎを漏らし始めるおキヌはそのまま、ほたるの指で乳首を弄られて悶え

「生殺しか…」

「これでも舐めててください」

ぎんぎんに滾ったままの肉棒を抱え、呻く横島にほたるがおキヌの尻を向けてやる。座り込む横島の膝に足を置くようにしたおキヌは、尻を突き出すポーズを強要されながら秘裂を震わせ

テレサに指で開かれた秘裂に吸い付きながら。横島は愛液を啜る

まだ一度しか貫かれていない、生娘同然の秘裂だ、ぴちゃぴちゃと音を立てながら啜る横島は滾ったままの肉棒を抱えながら半ば苦しみ

「こちらの穴も使えるようにしておきましょうね」

つぷっ

「んはっ……あぁぁっ、そ…そこは…」

菊門にほたるの細い指がねじ込まれる、ゆっくり中をかき回しながら拡張を続け。秘裂を舌に、菊門を指に、胸を爪に弄り回されるおキヌ…特に胸と菊門はひどく手慣れた仕草で絶頂へ導いていく

全身を震わせながら、おキヌは何度も身を震わせ

「ひぁっ…あっ、あぁぁぁぁぁぁぁっっ…」

絶頂を迎え、股間から盛大に汁と滴とを吹き出しながら倒れ込む…その肢体を引きずりながら。横島は身を起こし

「…練習してくる」

滾ったままの肉棒を抱えながら自室へ帰っていく、後には…霊体が故に、すぐに普段の姿を取り戻したおキヌが怪訝そうな顔をしながら立ち…

御神の椅子を汚す何かの汁を掃除し始めた…
 
 
 

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