「大丈夫?」
「え・・ええ、ユウナは気にしなくていいわ」
自分の言動に気付いていないのか、妙な言葉を残すルールー・・当然、ユウナは首を捻っているが、憔悴しきったルールーはそれに気付くことは出来ず
・・・ポルト=キーリカの地を踏みしめるティーダ達、多くの人々が駆け回るそこは・・・シンによって破壊された廃墟・・・
それを・・見回す彼等はひどく儚げで・・・
「・・シンが来たのね」
荒れ果てた村をユウナが怯えたような瞳で眺める・・自分も同じように、村を見回した後で・・・異界送りへと向かうユウナ・・・それを、ティーダはぼんやりと眺め
・・ルールーとの約束・・ユウナには手を出さないを思いだし・・・
・・・約束とは破るためにあるべき事だと思いだし
「まずは・・ルールーを本格的に壊すかな」
彼等は寺院への道を上り始めた
・・・シンのコケラを倒し、寺院へと参った彼等・・・ガードとして登録もされていたティーダは当然、ユウナと共に炎の祀られた試練の間へと赴き・・
キマリ達は残された、話は少し前に遡る
「大丈夫?ルールー」
「ええ・・大丈夫よ」
疲れた様子のルールーにユウナが声をかけている・・道中の魔物は全てティーダが高分子ブレードで斬り裂いていたが、淫虐を受けたばかりの身ではきつかったようだ
そのルールーにユウナが心配そうにし・・・
ティーダがユウナに近付く
「・・ルールーは身体の調子が悪そうだし、次の試練の間ではキマリと待っていてもらおう」
「・・そうね、その方がいいかも知れない」
・・・ティーダの強さをまざまざと見せられたユウナはティーダの言葉に同意し
・・・ドナとか言う名の、褐色の肌を持つ女召還士と話し始めたユウナを前に、ティーダは・・キマリを呼び・・それを確かめる
・・・マシンドール、脳の一部を冒し対象を忠実な機械として運用する、戦争末期の狂気の一品、それを・・既に、キマリには備え付けてある
今のキマリを運用するAIに幾つか指示を与えると・・・ティーダは、ルールーに睡眠薬を注射する
・・・シェルターから、こういう物は大量に持ち込んである
疲れたんだろうとユウナに言いながら、ルールーの肢体をキマリに手渡し・・・
2人は試練の間へと下っていく
・・・それを、キマリは見送り・・・
「・・第一戦術目標・・ドナを捕獲、捕虜に拷問を与えよ」
寺院のベッドにルールーを寝かせると、走り出した・・もう、止まらない
「あんなのが大召還士ブラスカの娘とはね」
含み笑いを零しながら、階段を下りていくドナ・・それに、恋人でもあるバルテロが頷き・・その身体が弾け跳んだ
「バルテロ?」
突然視界からかき消えたバルテロ、それを追ってドナも眼を向け
・・・意識が途絶えた、身体が弾け跳ばされ・・・・口元に布を突きつけられた瞬間、意識が飛んだ
全ては・・闇に消え、彼女の身体は、再び寺院への道を登っていった
「何のつもり?・・こんなことして、ただで済むと思ってるの?」
樹が軋む、ドナを縛り付けた大樹は樹齢いくば在ろうか、少なくともドナの力程度でどうにかなる物ではない
太い枝に縄で吊され、縄の結び目は腕に結わえられた・・脚も左右を合わせられ結ばれ、褐色の肢体が森の中でくねる、逃れようと腰を捻る様は滑稽で
キマリはともかく、周りに配置されたビデオカメラはその様を記録に残す
豊かな肢体がキマリの眼前でくねり・・・静かに、キマリが手元に置いてあって注射器で中の液体を彼女に流し込む
抵抗はキマリの腕一本で塞がれ、罵詈雑言をがなりたてる口は、やがて彼女の中からの欲求にそれを止め
・・しばし、静寂が流れる
変化を待つキマリと、身体の変化に耐えるドナの・・
褐色の肌に汗の珠が浮かび、息が不規則になる・・・その様を、キマリは観察し
「ぐっ」
一瞬ドナが苦痛の声を上げる、それを待って二本目の注射・・先より微かに薄いそれを打ちこまれた瞬間、ドナの身体が跳ね
「あひっ」
・・・股間を覆い太腿を露わにするドナ・・・その内股を液が伝う
小便とは微かに色が違うそれ・・・絶頂、それに零れた液を無視し、一瞬で最高の快楽を得た女は脱力した身体でキマリを睨み
・・・3本目
「あひっぃぃっ」
・・・・・麻薬、高純度の習慣性が高く効果も高く・・けれど常用している限りは副作用は抑えられる、高度機械文明期末期のドラッグ、けれどそれが最も効果を発揮するのは拷問においてだ、苦痛に対する耐性を得られた者でも快楽に抗しきることは出来ない
濃度の高いそれを三度も注ぎ込まれたドナはしばし、身体の発する快楽に身をよがらせ
・・・すぐに中毒衝動が襲い来る、快楽に比して身をやつす極度の苦悶、苦痛と快楽の奔流の中で、ドナの拘束は解かれ・・・自由になった肢体がキマリを見上げる
最高の悦楽と、考えたくもない苦悶の狭間で・・目の前で注射針を振るキマリに、彼女は涎を垂らしながら服従を誓い
自尊心など残っていない、理性も何も壊された
「・・次のが欲しければ尻を向けてマ○コを開け」
餌を与えられる家畜のように、ただそれを求めるだけの本能だけ・・
「ああ・・」
快楽への期待と苦痛への恐怖に従う彼女は、四つん這いになるとキマリに尻を向け、股間を覆う布地を剥ぐと、褐色の肌で熟れる秘裂、幾度もの絶頂に潤んだそこを指で開き
・・・キマリが肉棒を取り出し、ゴムを当てる・・ゴムの表面に、ドラッグを塗り込み
「従うかぎり、最高の快楽を与えよう」
毛に覆われた、キマリの強靱な指がドナの尻を掴む、爪が食い込み褐色の肌に血が滲み、けれど・・ドラッグへの期待に震える彼女はそれすら気に留めず、挿入の瞬間を待ち
ずぶにゅっずにゅぶっずぶっ
「あああぁぁぁぁぁっっ」
ドナの嬌声が響き渡る、粘膜から注ぎ込まれたドラッグに叫びを上げる彼女を、キマリの体躯が貫き
「あひっ・・ひぃっ」
獣のように背後から犯されるドナ・・・それにもう、抵抗の気概は存在せず
「・・・ユウナに教えてやれ、牝の性を」
キマリは彼女に命令を与えると、ルールーの元へ戻る・・・ルールーの約束は違えるわけにはいかないからだ・・・
だから・・・ティーダは手を出さない・・絶対に
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・・・飽田は反応が少ないとつくづく更新が遅れますので
ちなみに、レスはとことん遅いです
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