「さて・・・行くか」

相も変わらず石版が並ぶ遺跡で、アルスとキーファは大きく欠伸をする

今の今までそれぞれが自分達の愛する女の隣で寝ていたのだ、珍しくも長い休息・・・全ては1つの目的のために

「似合ってるよ、マリベル」

「くっ・・・」

まず長い休息を強いられた理由の1つとしてこれの完成に少なからぬ時間が必要だったことがある

マリベル専用に用意された防具

・・・防具、だろう・・・たぶん

涙を流し恥辱に耐えるマリベル、その身には申し訳程度の布が付けられている

下着・・・当然の如くぎりぎりの面積しか覆わないリボンのような物だ、TバックTフロントで、布は完全に秘裂に食い込むようかなり小さい物が使われている、恥毛はもちろん秘唇も角度によってはよく見える

胸は乳首の所にただリボンを巻き付けただけだ・・・ただ、さすがにそれだけでは可哀想なので水の羽衣の装備を許している

それでも、間近から見れば恥毛や乳首の突起くらいはよく見えるが

そして・・・何より変わった装備として首輪がある、その首輪の先はアルスによって握られていた

「ほら、行くぞ、その布の手配は手間取ったんだから」

下着用に使われた布は秘裂が傷付かないよう摩擦の少ない物が特別に使われ、信用がおけ口の堅い者によって創られた

それは歩くたびに秘裂に食い込むようになっている

「先は長いんだから」

首輪を引っ張るキーファ

「さぁ、次の世界へれっつごーーっ」

そろそろこいつ等も魔王化するかな・・・
 

「変な所だよな・・・」

井戸水の美味しい水を争うようにして飲む村人、それを不満そうに見るキーファ

せっかくマリベルにこんな格好までさせたというのにほとんど誰も見ようとしないのだ

そして辺り一面に漂う不気味な霧

「まぁいい、村長さんの所に・・・うん?」

ふと、アルスの視界を何かが横切る・・・霧の彼方に見える大きな影

「樹?」

それは大きな、巨大な樹木天を刺す世界樹

「・・・行ってみようぜ、アルス」

「ああ」

村人をほっぽいて世界樹へ歩き出す2人

「ん・・んふぁっ」

その後をマリベルが続いた
 

「でかい樹だな、本当に」

それを見上げ、感嘆する2人・・・1人はもう喋る元気はない

「ん?・・・この匂い・・・」

ひくひくと鼻を動かすアルス、その目が輝き

「マリベル、これを着ておけ」

マリベルにマントを着させる

「女の匂いだ」

・・・やはりだんだん魔王化してるらしい

「あの小屋からか」

大きな樹の傍らにひっそりと建てられた小屋がある、そこにふらふらと近寄っていくアルス

そこへ、街の方から幾人もの村人が向かってくる

「あん?何だ?あいつ等」

見れば全員が何らかの武器や鈍器を持っている、そして揃って狂ったような眼

「さぁ、木を倒すんだ」

「おお」

「ええ」

「はい」

1人の叫びと共に巨大な木を倒そうと歩み寄る村人達・・・それはまぁ、どうでもいいが

小屋から少女が飛び出してきたのにはさすがに反応する2人、即座にランクを確認する2人

「顔は・・・気は強そうだけど、まぁ十分だな」

茶色がかった髪に青みがかった眼、歳は・・かなり若そうだ、たぶん15程度、紅い髪飾りのような物を2つ付け、後に流してる

「胸は薄いか・・まぁ、あの歳なら大した物か」

体型の方は・・・15にすれば確かにいい物を持ってるだろう、くびれた腰は逸品だし

「変わった服だが・・ああいうのも楽しいかもな」

・・・説明後述、と言うか、必要ですか?これ以上

どうやら押し問答になってるようだが、それに何気なく近寄っていく2人、ひょこひょことマリベルが続き

「お前等、何やってる」

キーファが剣を振るう、それに慌てて腰を引き

「な、何だ?お前等」

「お節介な冒険者だよ」

純朴そうな田舎人の顔でアルスが言う、それにマリベルが怪訝そうな顔をしているのが気になったが

「ふーん、いいとこに、あんた達、やっちゃいなさい」

言ってのける女

(・・・好感度−1)

(同感)

身体にぴったりフィットする服・・・どうやら大木の皮をそのまま使ってるようだが、それに身を包んだ少女が言う

「こいつ等おかしいのよ、あんた達、構わないわ、吹っ飛ばしちゃって」

「はぁ・・・」

言われて

「イオラ」

本気で吹っ飛ばすアルス、それに慌てて散り散りに逃げ

「はい、ご苦労様、もう帰っていいわよ」

そのまま小屋に帰ろうとする少女

「ま、待って、事情くらい聞かせてよ」

「ええ?面倒な・・・ま、仕方ないかな、来なさいよ」

・・・この時点で、マリベルは少女の冥福を祈った
 
 
 

「村人がおかしくね・・・」

ソーリュー・アスカ・ラングレーと名乗った少女から事情を聞き

「そ、ああ、長い話したらもう暗いじゃない、あんた達、男は外で寝なさいね」

言われて追い出される2人

「じゃ、お休み」

すぐに静かになり

「・・・殺すか」

「そうだね、でも・・・出来れば遊んでからね」

・・・この時点でマリベルはしばらく自分に被害が及ばないだろうと思い、喜んだ
 
 
 

さて、朝・・・2人は小声で相談していたが

「う・・」

アスカが身震いする

「あ・・」

そこに2人が入ってくる、マリベルはじっとしたままだ・・・

「あんた達、ちょうどいいわ・・・神木の朝露汲んできて、あたしそれがないとまともに身体が動かないの」

言って、ケトルを渡すアスカ・・・昨日と同じプラグスーツ(そう言う名前の服らしい)だが

「・・・マリベル、外に出て汲んでこい」

「はい」

素直に頷くマリベル、キーファの顔つきが変わったことに気付いたのだろう

「キーファ?どうしたの?怖い顔して」

それを無視し、アスカの顔を踏みしめるキーファ

「な?あ、あんたっ」

「頼み方がなってないな、アスカ」

布団をはぎ、地面に転がすと

「どうせなら頭くらい下げて見ろよ」

胸を踏みしめる

「なっ、あんたっ」

顔以外はぴくりとも動かないのか、ぎろりと睨み付けるアスカ、それを無視し

「汲んできました」

アルスがマリベルから朝露を受け取る、それをアスカのそばまで運び

「欲しいかい?」

「・・・え、ええ・・・それがないと生きてけ無いから」

「そっか」

躊躇無く、それに足を入れるアルス

「なっ」

朝露に濡れた脚を差し出しながら

「じゃあ飲ませてあげるよ、ほら」

その脚をアスカの眼前に晒す

「あ、あんた、何を・・」

アルスの脚から零れる朝露、それを眼で追い

「あ・・く」

顔を背けるアスカ

「・・・飲みたくないのか、じゃあ仕方ないな」

朝露のたまったケトルを迷わず外に投げ捨てるアルス

「ああ・・」

それにアスカが悔やみ声を上げ

「さて、動けないんだっけか?」

芋虫のように蠢くアスカに近付き

ドスン

耳のすぐ横に剣を突き刺す

ドス、ドス

同じように首や手の横に次々とナイフを突き刺し

「よく斬れるから、動かない方がいいよ」

アルスが、アスカの股間に剣を突き刺す・・・太腿の間ぎりぎりに突き刺さり

「ひっ・・あ、あんた達、何を」

「ゲームさ」

全身を刃物で挟まれるアスカ、アスカの視線では剣が周りに乱立しているようだが

ダーツのようにナイフを構え、距離を取るキーファ、そのまま投げ

ヒュッ、トン

「ひぃ」

アスカの頬を掠めて床に刺さる

「まず謝ってアルスの脚を舐めさせて欲しいと泣いて頼むか、もしくはナイフが当たったらゲームは終了だ」

ヒュッ、トン

・・・今度は胸を掠める

「そ、そんなのどっちもやよ」

「あ、それと、だんだん掠めるだけじゃなくなるから」

ヒュッ、トン

太腿を掠めたナイフ、そこから微かに血が零れ

「あ・・あんたたち・・」

「じょぶじょぶ、アルスたしかザオリク使えたから、なんべんでも死ねるって、ほら、次はマリベル、お前が投げろ」

「わ、私?」

「ひっ」

アスカが一気に青ざめ

「・・・さて、選択は?」
 
 
 
 
 
 

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・・・飽田は反応が少ないとつくづく更新が遅れますので
ちなみに、レスはとことん遅いです
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