「さて・・・」

揺れる船の上、もうだいたい操作は覚えた。元々器用な2人だ、サクリの手際からコツを盗み取ることも早く

サマルとロトさえいれば、船を動かせる程度には習熟し

・・・サクリの助けも不要になる

もうサクリが居なくても問題ない。その程度にはなったのだ・・・最悪彼女が失われても問題なく。肉付きのいいあの身体。加えて出航して以来ムーンにすら手を出していない2人のフラストレーションは溜まりに溜まり

先日のサクリの痴態でそれは破綻を迎えた。あれで2人の我慢などすぐに立ち消え

買い求め、わざわざ特注したブツを手に・・・2人は甲板へと向かった
 
 
 
 
 
 

・・・陽の光の下で横たわるロト達

風も安定し、しばらくは進路に手を加える必要も無さそうだ・・・ロト達3人は陽の光を全身に浴びながらゆったりと時を過ごす

ここ数日の船旅で彼等の肌もすっかり小麦色に染まり

「遅いですね・・ムーンさん」

呟きに苦笑する。何も分かっていないのはもうサクリだけだ・・・自分に振りかかる不幸も分からず横たわるサクリを笑いながらロトは肩を竦め

「着替えに手間がかかっているんだろう」

着替えると言って船室へ向かったまま。戻ってこないムーンに笑みを零す

今頃は確かに、着替えているはずだろう・・・着替えに時間がかかっているのは覚悟を決めているのかサクリに謝っているのか

ともかく。既にサクリを見捨てたムーンが今更どうかするはずもなく・・・

「ほら、来た」

着替えが終わったようだ、足音が聞こえてくる。躊躇いがちにゆっくりこちらへ近付いてくる足音にロト達は手近に置いて置いた武器を引き寄せ

船室へ続く扉が開き、ムーンが・・その姿を露わにし・・・サクリの表情が一変した

「・・・む・・ムーンさん?」

ピンク色の髪と綺麗な瞳を持つムーンを前にサクリが止まる、思考が停止したのか・・しばしムーンを眺めたまま止まり

「似合わない・・かな・・」

返事は返らない

実際、ムーンだって似合っているなどとは思っていない。けれど・・これを着なければサクリの命も、サクリの生まれた村の命も失われると脅され

・・ムーンは逆らうことが出来ず

「・・そんな・・恰好」

肌も露わなムーンの姿を前にサクリがしばし戸惑う・・小柄な身体、小振りな胸、小さなお尻

・・そして、小さな水着

危ない水着からさらに布地を奪い取ったそれは、身体に引っかかるための部位以外はほとんどカットされ。水着と言うよりは紐に近く、肩から股間にかけて紐が走り・・そこで折り返してもう一つの肩に走る紐。その中途でかろうじて乳首に引っかかっているが

・・・乳首はその突起も、色も水着の端から覗く。先端だけならともかく乳輪までは隠しようもない

股間では・・乳房を僅かに隠す紐がそこで合わさかかっているが。ほとんど布地の太さを変えることなく。桃色の恥毛を露わなままに割れ目に食い込み

正面から見ても背中から見てもVの形に紐が通ってるだけのその痴態に。サクリはしばらく動きを止め

「俺達が作ってやったんだ、似合ってるだろう?」

ロト達に信じられないと言うような眼を向ける・・・肩を竦めるロトは、サクリの足下に布地を放ると

「心配しなくてもサクリの分もある。着替えろよ」

冷たい眼で言い放つ・・甲羅干しで熱くなっていた肢体が急激に冷える、褐色の肌に汗を滴らせながらサクリは震え

ロトとサマルが立ち上がる、武器を引き寄せた2人は今まで見せたことのない冷たい眼光でサクリを睨み付け

「・・・嫌だというなら・・無理矢理だ」

「バギ」

サマルの腕から何かが伸びる、白い形をもって吹き寄せたそれは風

刃となって吹き寄せる風はサクリの乳房と腰回りを覆っていた水着を切り裂き、吹き散らし・・肌には傷1つ付けることなくサクリを全裸にひん剥く

「きゃぁぁぁっっ」

可愛い声を上げながらしゃがみこむサクリ、水着を着込んでいたせいでそこだけ白いお尻も露わになり、水着の切れ端は風が吹き飛ばし

しゃがみ込み、両手で股間と胸を隠す・・・背中にも一筋、日に焼けていない白い部位がある。乳房も白いままだろう

全裸に剥かれてがたがた震えるサクリにロト達はにじり寄り

慌てて辺りを捜すが・・・身を隠せそうなモノはロト達に放られた水着もどきだけで

「な・・・何でこんな事」

突然豹変した彼等の態度に戸惑う・・・舐め回すように自分の裸身を眺めてくる2人に座り込んだまま膝を揃え、お尻と胸に手を当て震える

一定距離を取ってそれ以上は近付いてこない2人は、水着をサクリの方へ投げると肩を竦め

「着るか着ないか早く決めた方がいいよ・・どっちもあまり気は長くないからね」

その声は・・・普段と変わらない口調なのに、ひどくサクリの全身を凍えさせる

背筋に氷柱を突き込まれたような寒気を感じながら。サクリは彼等が本気だと悟る・・・普段モンスター相手に向け怯ませる殺気が向けられたのだ。サクリに耐えきれるものではなく

「・・・ぅっ・」

全裸のまま紐水着に手を伸ばす、拡げてみて・・ワンピースのようでありながら全く違うその水着に戸惑いながら、2人の目を気にしながら隙間に足を入れると股間までそれを通す・・・何処か隠れて着替えたいが2人はそれすら許さないだろう

開かれた太腿にロト達が口笛を吹く音を聞きながら・・股間まで、本来そこを覆うべきだろう生地を持ち上げたサクリは、ゆっくりと絶望を噛み締め

Vの字にきわどくカットされた生地、水着のはずなのに・・ショーツなどと全く変わらぬ肌触りのそれは恥毛を覆うことすら出来ず。割れ目すら満足に隠せない

恥丘から左右に向かって紐だけを伸ばすそれに、紐を肩に引っかけるサクリは・・乳首に引っ掛けても乳輪を隠せない紐に涙を流し

「よく似合うよサクリ・・・・」

ロトが尻を撫でてくる・・・恥毛を露わにし、秘裂に布を食い込ませるサクリの白いお尻を撫で回し

・・日焼けの痕が水着の形にだけ白く削られている、その白い部分をほとんど晒しながらサクリは前後共にVの形に走る紐を食い込ませながら。指から逃れ

「よく焼けるようにオイルを塗ってあげるよ」

サマルの腕に掴まれ、甲板に叩き伏せられる

「あうっ」

胸を潰しながら俯せになるサクリは、お尻に水着を食い込ませながら背中を向け・・・ロトとサマルがオイルとは名ばかりのローションを手に塗りたくる

以前サクリの身体を這い回った物と同じ液体を両手に塗りたくる

「ほら・・」

背中を撫で回す・・ぬるぬると滑る液体を擦りつけるようにしながら、サクリの日に焼けた背中を撫で回し

「全身に塗っておこうね」

「きゃぁっ・・やめっ」

そのまま胸の方へ手を伸ばす、わきを覆う物は何も無い・・乳首に引っかかる紐の下に手を挿し入れながらロトの手は豊満なサクリの胸を鷲掴みにし

ぬるぬると滑る指を胸に絡ませながら紐の下で乳首を潰しながら乳房を転がせる

「そ・・・そんなこと、やめてくださいっ・・・やだっ」

すぐにサマルの指も伸びてくる、腹をしばらく撫で回したと思えばすぐにその指は恥毛を覆うようにして紐の下に滑り込み

・・乳首のそれも股間のそれもすぐにずらされ陰部を露わにするサクリ、その場所をぬるぬると滑る2人の指が責め立て

「やめて・・触らないでっ」

全身にぬるぬると滑る液体を塗りつけられる、それは・・以前のウミウシによる愛撫を彷彿とさせ

「嫌なのか?」

「いや・・嫌ですっ」

全身で拒絶を露わにする、その身体を抱きしめるようにしながら

「モンスター相手の時にはあれだけ悦んでたのに・・残念だ」

つぷっ

菊門に指を突き入れる・・ぬるぬる滑るその指は容易く直腸をかき回し。青ざめた顔のサクリを抱きしめ

「な・・何で・・」

ムーンは忘れてくれると言い。彼等と共に船室に籠もっていたのだ・・サクリのあの姿を見ていた者は誰も居ないはずで・・・

菊門の中をかき回されながら、混乱する思考の中でサクリが慌てふためき

じゅにゅっ

「んぁっ・・」

割れ目を指で押し広げられたことで言葉も無くす

ロトの指は秘裂に突き込まれたまま左右に秘唇を開き、中で蠢き・・・

「楽しむ時間はたくさんあって、逃げる場所はない・・・心配しなくても何度でも悦ばせてあげるよ」

そして・・サマルはサクリの首に獣がするような首輪を付けた
 
 
 
 
 

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