美雪のこと、レイハのこと・・気にすることはいくらでもあったが
・・・美咲が死んでいたという心の傷はなかなか癒せず
そのまま、授業を受け持ち・・・大作と涼子の視線が気にはなったが、それほど問題もなく授業の方は終わり
「・・・」
鬱憤晴らしを見つける
「彼女は?・・私服のようですけど」
職員室で好調と談笑する女を眺めながら・・南雲は眼を細め
「あぁ。OGですよ・・華道部の様子でも見に来たんでしょう」
・・華道部・・格闘家のように隙がなかったのだが、気のせい・・だったろうか
まぁ、ともかく・・・獲物は見つけた
後は・・自分の好きにすれば・・・・・この、暗澹たる気持ちも晴れるだろう
・・・資料はすぐに手に入った。その資料を手渡した少年は苦笑いのような笑みを浮かべるばかりだ
神矢大作・・以前知り合った少年だ、涼子の不調を見抜き・・雰囲気からその原因が南雲にあると看破した彼はその涼子の淫らな様と引き替えに南雲に迫り
・・・共犯の罪を着せることで告発を縛り付けている
自分に逆らう恐ろしさは教えて置いた。そのせいで数人の組員が命を落とすことになったが、どうせ他人・・南雲には気にもならず
「はい」
霧林あずみ・・・と言うらしい、OGの資料を見せて貰う、既に卒業したらしいが
・・・・御剣とのkファイトでは負けではあるが・・健闘、もしくは見方を変えれば勝利と言った。女子の中では無類の強さを誇っていたと記されている
古武術で薙刀を収めているようだが
「なるほど・・」
それに眼を通し・・
「・・神矢」
「はい?」
カメラ小僧に声をかける・・また、面白いことになりそうで
「いい物を撮らせてやろう」
悪鬼がそこへ君臨する
整然と敷き詰められた床板を踏みしめながら2mは在ろうかという巨漢が旋回し
・・・一気に周囲の男達が吹き飛ばされる
その様を、男は信じられない物を見るように眺め
「では、看板を貰っていく」
看板を手に立ち上がる男に殴りかかる・・が、軽々とカウンターを喰らい吹っ飛び
「馬鹿な・・アンパ○マン如きに・・」
・・・無骨な姿に子供が被るようなお面を被った巨漢の武闘家は、ふらりと現れたかと思ったら門下生全員を打ちのめし看板を手に悠然と去り
男達はその背を眺めることしかできなかった
アプローチは早かった
古流武術にとって看板を奪われることは最大の屈辱と言える。落ち目で精神修養を基軸に置き直した霧林流は、それでも古流派にかわりない
特に、その一人娘は精神修養へと落ちた霧林流を憂い。自己特訓によって薙刀の免許皆伝位を得ていると言う、かの御剣涼子と対等に渡り合ったとも
おそらくその実力は道場にいた男達よりも数段上のはずで、だからこそ・・・道場ではそれなりに手加減して戦ってやったのだが
「早かったな」
「こんな所へ呼び出すとは、何のつもりです?」
・・・大門高校のグラウンド、夜風に吹かれながら立つ奇天烈な仮面を被った男は鍛え上げられた体躯を揺らしながら女と相対し
・・・巫女装束を思わせる袴姿に明らかに刃の落とされていない薙刀
どうやら本気で相手をしてくれるらしい、それに満足しながらアンパ○マン・・もとい南雲は周囲の気配を探り
「以前、ここでお前が戦ったと聞いてな・・・それを再現したくなった」
怪訝そうになる女・・霧林あずみを前にしながら、南雲は看板を取り出すと
「この板きれを賭けての勝負・・と言って、こちらに利がないからな・・負けたときは1つ言うことを聞いてもらおうか」
呟く、何か言おうとするあずみの目の前で看板をへし折ろうとし
「・・・・いいでしょう」
「勝敗はどちらかが負けを認めた際にのみ決着、それ以外では・・死をもってのみ決着する」
以前この高校で行われたという彼女達の決闘のルールをそのまま引っ張ってきてやる
頷くあずみに、南雲は看板をグラウンドに置くことで示し
「始めだ」
一気にあずみにむかって間合いを詰めた
深夜のグラウンド、そこで相対する2人
かたやお面を被った巨漢の男・・かたや薙刀を手にした巫女風の女
あまりにおかしな光景にそれを見た者は眼を疑うだろう・・・けれど、校舎の屋上から超望遠レンズを覗く眼は少なくとも疑いの目はなく
・・・大作は少ない光量に苦心しながら何とかあずみの顔が認識できるまでには暗視カメラの精度を調節し
南雲が動く・・・一瞬で間合いを詰めるとあずみの腕を掴むようにして手を這わせ
・・すぐに薙刀で反撃される・・けれど。以前の涼子との戦いに比べるとその速度は緩く
・・・痺れる腕に苦心しながら。一瞬で点穴を押して腕に力を入れづらくした男に薙刀を振るあずみ
今度は逆の腕に力が入れづらくなり・・・
「このっ」
薙刀を振り切ってそのまま肘から南雲に飛び込む・・・そのあずみの跳躍を片手で受け止める南雲は掌をあずみの胸に当て肺を叩き
「けほっ・・」
息を詰まらせるあずみの胸元を掴んで一気に引っ張る
ビリッ・・ビリリリィィッ
「なっ・・何をっ」
南雲の腕に掴まれる白い布・・・あずみが胸に巻き付けたさらしだ。胴着の隙間から手を突っ込んだ南雲は一瞬でそのさらしを引きちぎり
下着に覆われた胸が胴着の中で揺れる、あずみの問に答えることなく南雲はその腹を蹴り・・吹き飛ぶままにグラウンドを転がるあずみを眺めながらさらしを捨てる
さらしの下に下着は着けていなかったようだ、胸の谷間を露わにするあずみは胸元を抱え込み
「くっ、不埒な・・」
怒声を浴びせようとする前に横殴りに吹き飛ばされ。グラウンドに勢いよく身を打ち据える・・・土に汚れる肌を惜しく思いながら南雲は転がる薙刀を持ち上げ
「ついでだから俺が勝ったときの命令を教えてやろうか・・・俺の奴隷になれだ」
薙刀が閃光となってあずみへ降り注ぐ、疾風を伴って剣先が全身を駆け巡り・・衣服が数条斬り裂かれる。肌に傷1つ付けることなく胴着や袴に切れ目が産まれ。肌を僅かに晒し
「まぁ、早めに負けを認めてくれよ」
膝裏を蹴って転がすと、そのまま両足を掴む・・・袴に覆われた足首を掴み。グラウンドに横たわるあずみを引きずると
「くっ・・・きゃっ、な・・何をっ」
股間に脚を当て、そのままぐりぐりと股間を足裏で踏みにじる
「男にやると効果的なんだがな、電気アンマは気持ちいいか?」
おどけるように笑ってやる・・・胴着がはだけ、胸の谷間を覗かせるあずみの股間を踏みしめ、掴みかかってくるそれを無視し
「薙刀がなければどうにもならないだろう」
器用に指先で袴の上から恥丘を押し潰す、割れ目を圧迫されながらあずみが呻き・・その脚に両腕で掴みかかるが
「あ・・脚をどけなさいっ」
びくともしない、袴の上から踏みしめながら南雲の脚は緩まず、そのまま秘裂を踏みにじり、腰で胴着を締め付ける帯を掴むとそれも引きちぎる
「っ・・・このっ」
砂をかけてくるが、仮面を叩くだけの砂利に効果など無く・・はだけようとする胴着を慌てて押さえつけるあずみ、袴は紐で結んであるようだが。帯で纏められていた胴着は手を離せば肌を晒し
「もう終わりか?」
肩を掴むとそのままさば折りに持っていく。ベアハッグのように抱え込むようにしながら肋骨と背骨を締め上げてやり
「あくぅぅぅ・・くっっ」
整った顔立ちがお面で覆われた南雲の顔のすぐ前まで締め上げられる。肺を絞られて苦悶に歪む顔を眺めながら南雲は腕の力を緩めず。柔らかな四肢を掴むようにしながら抱きしめる
南雲の尋常じゃない膂力に締め上げられるあずみはそれだけで悶え苦しみ。胴着がはだけて胸が南雲の胸板に当たり
ぎりぎりと締め上げられる肢体を抱きしめながらその尻を撫で回してやる。袴の上を這い回る指にあずみがきつく睨み付け。それを無視して袴の隙間から柔肌に手を這わせる
尻の肉を直に鷲掴みにしながら布きれに指を引っかけ
「あ・・やめっ・・ぐっ」
息も出来ずに喘ぐあずみのショーツを引きちぎる。袴の隙間からショーツのなれの果てを引きずり出し・・・捨てながら。南雲はあずみを解放し
「けほっ・・く」
へそから乳房の谷間まで完全にはだけて咽ぶあずみ。それの髪を掴むとなぐもは軽々と持ち上げ
「もう少し、遊んでもらおうか」
・・・あずみの身体が数十m、空を舞い
バシャアァァァンン
大きな水音が響き渡った