破られた封印

(6)


「うーーん、やはりたまらんな」
早苗の涙を一通り味わうと淫魔は感嘆の声を出した。
「おっ、いつの間にかこっちの方も大量に溢れているではないか。もったいないのう」
そう言うと
ベロリッ!!!
淫魔の舌が空振りしながら早苗の後ろまで達すると一気に早苗の股間を抉るように前に戻る。
舌は尾蹄骨のあたりから前に進む。
肛門を通った舌が、陰唇を通る。
そして陰核も…。
「はあぁぁっ!!!」
油断していた早苗は突然の舌の来襲に驚き、大きな叫び声をあげた。
もちろんその声は驚きだけから来たものではない。
その舌のザラザラした感触は一時の休息で覚めつつあった早苗の疼きを再び沸き起こすのに十分だった。
「おぉーー、美味い。いい味出しとるな、こりゃああの時の血の味もたまらんだろうな」
淫魔は先ほど以上に悦びの声を出す。
(しかし生娘の割には汁の出が激しいのう。これならかなりの補給が出来そうだ)
「お前は生娘の割には汁の分泌が多いのう。一人で楽しんでいるのではないか?」
「…」
自分の問いを無視した早苗に
「ちゃんと答えぬか!!!」
ベロンッ!!!
再び舌が早苗の股間を通り、さらに溢れ出た愛液を拭い去る。
「い…、いえ…、そんな…、事…、し、し、ませ…、ん」
早苗が必死に答える。
「本当か?私を騙すと後で痛い目に遭わせるぞ」
「い、いえ、ほ、ほんとうです」
「ふむ、嘘では無さそうじゃな。ならばそう言う体質なのかもしれぬな」
早苗の必死の答えに淫魔は納得したようだ。
「よし、さっきの続きじゃ」
そう言うと
スー
ウナジを乾いたものが通る。
「はぁぅっ」
思わず早苗は声を出して大きく腰をのけぞらせた。
「やはりここは弱いようだな。ここはどうじゃ」
乳房がヌルヌルした長い舌の様な物で巻かれた。
「くぅっ」
早苗はうめく。
その舌はその巻き加減を強めたり弱めたりしながら早苗の乳房を揉む。
そのヌルヌル感と揉み加減が絶妙に早苗を刺激する。
「いっ、いひっ、いひぃっ」
早苗は声にならない声を出しそれに応える。
「これはどうじゃ」
細長い舌に巻かれている乳房の頂にある乳首がさらに紐の様に細い舌で巻かれた。
「はぁぅっ」
乳首から電流が走り抜ける。
さらにその紐の様な舌がきつく乳首を絞める。
「ひいぃぃぃぃぃっっっ」
ものすごい快感が乳首を襲い、早苗は悲鳴の様な喘ぎをあげる。
「あぁっ、いっ、いいぃっ…」
股間がとてつもなく熱かった。
(だめ…、もう限界かも…)
早苗は自らの限界を悟ろうとしていた。
しかし淫魔はそれを見透かして絶妙な所で責めを休める。
(これほどの娘、一思いに操を奪うのは詰まらぬ。心から私に服従させてやろう)
淫魔は疼きが鎮まった所でさらに責めを続ける。
胸への刺激を止めると
「ここはどうだ?」
ツンツンツン
今度はコヨリの様に細い舌で肛門を突付かれる。
「ひぃっ」
気持ち良さと言うよりむず痒さが先に来る。
ツンツンツンツンツンツンツンツン
さらに何度も何度も突付かれる。
すると徐々にそのむず痒さが疼きに変わる。
そしてそれらが徐々に蓄積される。
「くぅ、くふぅっ、はぁ、も、もう、だめ…」
早苗は顔を激しく振りながら、眉毛を八の字にして苦悶の表情を浮かべる。
「ふふふ、もう駄目なのか?我慢できないのならその疼きを鎮めてやろうか?」
そんな淫魔の問い掛けに対し、
「い、いやっ、や、やめて…」
早苗は操を保とうと必死に拒む。
(ここらへんで一度位絶頂を味あわせてやるか)
淫魔はそう考えた。
「そうか、まだか。ならばもう少し楽しませてもらおう」
口ではそう言いつつも
ツツツツツツツツツツツツツツツツツツ
さらに激しく肛門を責める。
(あっ、駄目、こんな所で感じちゃうなんて…)
それが淫魔の狙いでもあった。
肛門と言う排泄器官で昇天させる事によって、早苗に恥辱を与え、羞恥心を高ぶらせ、より大きな快感を与えようとしているのだ。
そしてそれが早苗の操と言う「砦」を破る事にもなるのだ。
(いくら気持ち良くてもこんな所でイッちゃうわけないわ)
もちろん早苗自身は絶頂を味わった事は無かったが、友人や本でそれがどういうものか知識を得ていた。
そしてその知識の中では肛門でイク事など考えられなかった。
(あれっ、でも何か変?)
いつの間にか肛門を責める舌の本数が増えていた。
ツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツ
無数のコヨリの様な舌が肛門の襞の一本一本を丹念にそして素早く突付いているのである。
(そ、そんな…)
ものすごい痒みと疼きと快感が肛門から湧き上がり、激流となって脳天に突き抜ける。
「ひぃっぇっ、あっ、あぁひぃっ、かぁはぁぁっ」
処女とは言え我慢できるものでは無かった。
(あっ、もう、駄目、イッちゃう…)
淫魔に求める暇は無かった。それが淫魔の狙いなので当然の事ではあるが。
「あへぇっ、ひぃっ、いっ、いくぅっ」
早苗の腰がビクビクッと痙攣し、股間からの液体の分泌が少し激しくなった。
早苗は処女のまま生まれて初めての絶頂を迎えた。


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