真昼の情事/官能小説


  循環病棟

                        蛭野譲二

   10.魅惑の姉妹


  
 その翌朝。

 竜一を眠りから引き戻したのは、弓子の妹の景子であった。

 検査のときとは異なり超ミニの白衣を着ている。しかも、Vゾーンの胸の谷間の下にはブラジャーが覗いている。

 検温と血圧測定が終わると、景子は「検尿です」と言って、ベッドの前に跪いた。

 竜一は「引き継ぎは、しっかりされているな」と思いながら、景子の前に立ち上がった。

 景子は、ジャージのパンツを引き下ろす。

 「まだ、あまりうまくないので、なるべく少しずつお願いします」。

 景子が咥え竜一が放尿すると、景子は、ややむせながらも、懸命に飲み干してゆく。

 その姿を見ながら竜一は「景子も悪くないな」などと淫らな事を思いを浮かべていた。


 朝の食事を用意していた。

 「あの、ミルクは?」。

 景子は竜一に訊ねてきた。

 「いつもは、搾り立てをもらっています」。

 平然と答える。

 「はい、わかりました」。

 景子は少し俯いてと返事をし、ゆっくりと白衣に前をはだけ始めた。

 袷から姿を現わしたブラジャーは淡いピンクだったが大人し目のデザインだった。

 剥き出しになった景子の乳房は、姉に負けずかなりの大きさだ。

 グラスを当てて乳房を搾りだすと、噴き出したミルクは三、四本の筋になってコップに注がれていた。

 コップの中に泡立ちながら水位を上げる景子のミルクは、少し濃い目の感じで、やや緑がかっていた。


 朝食が終わると景子をベッドに座らせ、また乳房を剥き出しにさせた。

 「いつも食後には、直接飲ませてもらっているんです」。

 竜一が言うと、景子はやや顔を赤くする。

 「お乳は一月くらい前から出るようになったんですけれど、男の方に直接吸ってもらうのは、初めてなんです」。

 竜一が乳房を持ち上げると、景子はやや顔を強張らせながらも健気に乳房を突き出してくる。

 この初々しさが竜一のすけべ心をくすぐる。

 にやけ顔を悟られないよう早速に赤みを帯びた乳首に吸い付く。

 景子の母乳は、弓子のより甘味が低く、代わりに僅かに酸味がした。

 産後間もない母親のようなオッパイを吸い終わると、竜一は座ったままの脚を大きく開かせ、白衣の裾を捲り上げようとした。景子の呼吸音だけが妙に大きく聞こえてきた。

 裾が徐々に上がり、ついに秘部が白昼の下に晒される。

 景子も下には何も穿いておらず、やはり股間には陰毛が一本も生えていなかった。外側の唇は、弓子よりふっくらした感じで、その分、内側の唇の食み出しは、控え目だった。

 「ここの人は皆きれいに剃ってるね」。

 「いえ、ここでは、ほとんどの人が永久脱毛してるんです」。

 言われてみれば、弓子同様、景子も恥丘に毛根の跡が全く感じられないほどすべすべである。

 指で内側の花弁を広げてみると、中は既にドロドロになっていた。

 「お姉さんと同じように淫乱なんだ」。

 からかうと、景子は頬を真っ赤に染めて恥かしがる。しかし、秘洞の奥からは透き通った液体がさらに溢れ出してくる。

 竜一が指を二本差し込み、中をこね回すと、景子は感じ始め、喘ぎ声とともに少し濁りを帯びた愛液をドクドクと垂れ流していた。

 竜一は、景子に覆い被さり、まだ少し母乳の滴る巨乳を揉み上げる。そして、蜜壷めがけて肉棒を突き刺した。

 景子の締め付け力は相当なもので、腰を引くと肉が絡み付いてくるような感じだった。

 長くこの感触を味わいたいのは山々だったが早くも限界が近付いている。

 「やっぱり、中に出してもいいのかな」。

 「ど、どうぞ」。

 問いに、喘ぎの中にかすかな返事が聞こえた。

 竜一は、姉妹を揃ってものにした感動とともに男の性を景子の体内に放出した。

 結局、弓子が居ない二日間に、竜一は景子を五回も抱いていた。


 二日後の朝、目を覚ますと弓子がそこに居た。

 「お早ようございます。景子のお味はいかがでしたか?」。

 悪戯っぽく弓子が挨拶をした。

 「やあー、違うテイストのオッパイは勿論良かったですが、下の方もとても新鮮なものをいただけました。何回もおかわりをもらいましたよ」。

 竜一は負けじと嫌味を言ってみた。

 すると弓子はわざとらしく怒ったような顔をし、ぷっと頬を膨らませる。

 「もうオバサンで悪かったですね。そんなことを言うと無理やり食べさせますよ」。

 弓子は、竜一の掛布団を跳ね除けた。そして男のパンツを一気に引き下ろすと、ベッドに這い上がり、寝そべったままの胴の上に跨がった。

 竜一は朝立ちしていたし、弓子はいつもの様に白衣の下に何も穿いていない。

 看護婦は、男の分身を強く握ると、そのまま腰を下げをスッポリ呑みこんでしまった。そして腰を上下に動かしながら、竜一をものすごい圧力で締め付ける。

 これには竜一もお手上げである。

 「ま、まいった。もう変なことは言わないから、優しくしてよ」。

 「それじゃ、私に朝食をください」。

 弓子は、締め付けをほんの少し緩め、腰の運動を徐々に速めていった。

 すぐに男は彼女の中に放出し「厳しい締め付け」から開放された。

 若干頭がクラクラしながらも竜一は立ち上がり、看護婦の口に放尿した。


 景子を抱いてからというもの、弓子のサービスはいよいよ濃厚になっていった。

 日中のスケジュールをこなしているとき以外は、ほとんど付きっ切りである。

 竜一は、毎晩弓子の中に精を放出して、そのまま寝るのが日課になっていた。

 弓子の方も竜一の要求には、何でも応えるようにもなっていた。

 異物挿入なども拒むことはなく、竜一が言えば医療器具なども病室に持ち込み、自らの身体をオモチャにさせるのである。

 弓子にクスコを挿入し、泉の源をじっくり観賞もした。女の部分にビー玉をいくつも押し込み、鉗子を突っ込んで玉を穿くり出す遊びも何度となくしていた。

 しかし、弓子は馴れ馴れしい態度をとることはなく、男心をくすぐる「恥らい」を薄れさすことはなかった。



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