桃春歌ヨーコ様

 

 むかーしむかし、あるところに、一人寂しく暮らしていた兄君様がおりました。

 ある日のことでした。兄君様が「誰か洗濯してくれる人が欲しいなぁ」などと思いながら川で洗濯していると、川上からどんぶらこ、どんぶらことそれは大きな桃が流れてきました。

「やぁ、これはたいそう大きな桃だなぁ」

 兄君様はその桃を拾いあげると持って帰り、デザートとして頂くことにしたのです。早速包丁を桃にめがけて振り下ろす兄君様!

ズバッ・・・パシィ!

 なんとなんと、桃の中からはそれは可愛い女のコが入っていたじゃありませんか! 長い黒髪に綺麗な髪飾り、白い裸体が眩しい女のコが包丁を両手で受けとめていたのです。

「兄君様っ、春歌、参上いたしました

 桃を食べるつもりだった兄君様、それはもうびっくりしました。けれど兄君様、食べるのをやめようとはしません。

「いっただきまーすっ!」

 兄君様、春歌ちゃんのお胸にいきなりしゃぶりついてしまいました。

「あっ、あぁん! 兄君様ぁ・・・」

ちぱっ、ちぷっ!

 おくちをめいっぱい広げて、春歌ちゃんのお胸を呑みこもうとします。そうしながら兄君様は両手をまわし、春歌ちゃんのお尻を掴んでしまいました。

「あんっ!」

 急にお尻を触られた春歌ちゃんがぴくん、と跳ねました。兄君様はそのまま体重をかけ、春歌ちゃんをまっぷたつになった桃の間に倒しちゃいました。

「やぁん兄君様、優しくして・・・」

 春歌ちゃん、兄君様に触ってといわんばかりに、下半身を上に持ち上げました。

「はぁー、もうガマンできないよっ!」

 兄君様は春歌ちゃんの身体をひっくりかえすと、おチOポを取り出しました。桃のお汁ですっかりヌルヌルの春歌ちゃんを両手で抑えつけながら、春歌ちゃんの下半身の桃の割れ目におチOポを入れてゆきます。

ぬりゅりゅりゅっ!

「あっ、あぁ―――ん!」

 春歌ちゃんは脚をびーんと伸ばし、挿入の刺激に耐えようとしました。ぷるぷる震える脚の先がやがて落ち着いた頃には、おチOポは一番奥まで届いていました。おや? ピンク色の桃に、赤い液体が混ざっています。

「はぁ、はぁ、美味しいなあ、この桃〜!」

 下半身の舌をめいっぱい動かして、春歌ちゃんのお膣の壁を丹念に味わう兄君様。おチOポのさきっちょを、お膣のあらゆる壁にこすりつけました。

「あん、あん、兄君様ぁ もっとぉ

 春歌ちゃん、桃の上にうなだれながら甘い吐息を漏らしていました。兄君様があんまり上手に動くので、春歌ちゃんもすぐに気持ちよくなっちゃったのです。兄君様は桃のお汁でよく滑る春歌ちゃんのお尻を懸命におさえながら、更に動きを速めていきました。

たぷったぷったぷったぷっ

「わっ、で、でちゃうっ・・・! で、でちゃったぁ〜♪」

 兄君様、おもいっきりおチOポを春歌ちゃんのお尻に沈めて、一番奥で射精しちゃいました。

「あん、熱ぅい、兄君様ぁ!」

 春歌ちゃんもおなかの中で出てるのがわかるみたいです。

 こうして兄君様に食べられちゃった春歌ちゃんは、兄君様と一緒に暮らすことになったのです。

   ・

 大変なことが起こりました。ある日、近くの村が悪い鬼たちに襲撃されてしまったのです。正義感のとっても強い春歌ちゃんは決心しました。

「兄君様、わたくし、鬼退治に行ってまいります!」

「よし、気をつけて行ってくるんだぞっ。」

 春歌ちゃんは鬼退治に行っている間兄君様が困らないように履いていたパンティを脱いで渡すと、早速旅支度を始めました。

 そしていよいよ出発です。兄君様が狂王の試練場で発見した刀・村正を腰に携え、巫女服に身を包んだ春歌ちゃん、兄君様にしばしの別れを告げ、大冒険へと出発したのです!

 

 おや? 春歌ちゃんが歩いていると、おさるの尻尾のアクセサリーをつけた小さな女のコが向こうからやってきました。雛子ちゃんです。

「桃春歌ちゃん、どこ行くのー?」

 春歌ちゃんとは大の仲良しの、自称おさるさんです。こないだも春歌ちゃんについていって、兄君様に可愛がってもらったばかりです。

「鬼退治に行くのよ。雛子ちゃんも一緒に行きましょう!」

「わーい! ヒナも行くー!」

 雛子ちゃんがパーティーに加わりました。小さな旗に桃のマークを書き込み、それをぶんぶん振りまわしながら春歌ちゃんの後ろをついてゆきます。

 あらあら、今度は地面に落ちたキャンディーを這いつくばってペロペロ舐めている女のコをみつけました。頭に犬耳のアクセサリーをつけた、自称犬の亞里亞ちゃんです。このあいだも、春歌ちゃんと兄君様に羞恥プレーで散々可愛がられたばっかりです。

「あ〜! 春歌ちゃん、また可愛がってくれるの〜?」

「はい、鬼退治が終わったらまた可愛がってあげますわ。」

「じゃあ、亞里亞も手伝うの〜」

 こうして亞里亞ちゃんもパーティーに加わりました。

 ところが、春歌ちゃんも雛子ちゃんも亞里亞ちゃんも、作戦を立てるのは苦手です。そこで3人は、有名な賢者の庵を尋ねました。

「鞠絵ちゃーん、一緒に鬼退治にまいりませんかー?」

「はい、喜んでおともします

 庵から顔を出した眼鏡っコの鞠絵ちゃんは、快くOKしてくれました。鳥さんの羽飾りを頭につけて、なんだかとってもオシャレです。

 

 春歌ちゃんたちは魔法屋さんにやってきました。鞠絵ちゃんが、セックスしか能のない雛子ちゃんと亞里亞ちゃんに魔法を覚えさせようと言ったのです。春歌ちゃんもすぐに賛成し、こうして魔法屋さんを訪れたのです。

「オッケー、魔法が使いたいんだね?」

 店の鈴凛おねえさんはそう言うと、雛子ちゃんと亞里亞ちゃんを奥に連れていきました。

「じゃあ、早速始めるよー!」

 雛子ちゃんと亞里亞ちゃんを寝かせ、凛々ちゃんが鼻歌を歌いながら準備をしてゆきます。数分して、二本の管が用意されました。赤ちゃんの飲む哺乳ビンをちょっと小さくしたようなモノが先端についています。

「さあ、行くよー!」

ズブブッ!

 なんと鈴凛ちゃん、雛子ちゃんと亞里亞ちゃんのおまんこにその先端を沈めていったのです!

「えっ、入れるの!? あっ、あっ!」

 雛子ちゃん、驚きながらもイヤがってません。

「あんー、あんー」

 亞里亞ちゃんは既に自分から腰を動かしています。

「振動させるよ。」

 鈴凛ちゃんがスイッチを入れると、まるで管が二人の膣から抜け出ようとするかのように暴れ出しました。雛子ちゃんと亞里亞ちゃんが、必死に管を抜けないように抑え込みます。

「イク・・・雛子、イッちゃうのぉ〜!」

「亞里亞の、イクって、するの〜!」

 二人の身体が大きく跳ねました。その瞬間を逃さず、鈴凛ちゃんが別のスイッチを押します。

ドクッ、ドクッ、ドクッ!

「あ、熱いのが、熱いのが出てるよぉ!?」

「あん、亞里亞も、熱ぅい

 どうやら、管の先から熱い液体が注入されたようです。雛子ちゃんも亞里亞ちゃんも、すっかりウットリしています。

「雛子、こう一回して欲しいの・・・」

「亞里亞も、亞里亞もぉ〜!」

 おやおや、二人とも、魔力注入の儀式にすっかりぞっこんになってしまったようです。

「ちゃんと料金、払うんだよ☆」

 鈴凛ちゃんったら、商売上手ですね。こうやって普通の何倍ものお金を稼いでいたのです。

 

 いよいよ鬼が島に到着しました! そう、鬼たちの本拠地です。桃春歌ちゃんは正面から戦いを挑みました。鞠絵ちゃんが、策を練ったところで同じだと言っちゃったからです。

「ウオオオオ―――!」

「ギャアアア―――!」

 桃春歌ちゃんたちは優勢のようです。迫り来る鬼たちを鞠絵ちゃんがベギラマで焼き払い、傷ついた仲間は雛子ちゃんがホイミで回復させます。更に亞里亞ちゃんがスクルトを唱え、桃春歌ちゃんの物理攻撃に対する守備力をUPさせます。勝利はもう、目前でした。ところがボス鬼は、ちょっと手強ごわかったのです。

「死ねー、桃春歌ー!」

 ベギラマをはじき、スクルトでも防ぎきれない攻撃を繰り出して来るボス鬼に、桃春歌ちゃんたちは大苦戦! そしてボス鬼の巨大な棍棒が桃春歌ちゃんを押し潰そうとした、その時でした。

カッ!

「ぐわあああ!」

 バラの花が、ボス鬼の腕に突き刺さりました! 桃春歌ちゃんは助かったのです。

「誰だ!?」

 眼を真っ赤にした鬼が上を見上げてそういいます。おや、岩山の上に誰かが立っているようですね。その姿を、桃春歌ちゃんは何度かみたことがありました。

「タキシード千影様!」

 タキシードに身を包んだ女のコでした。実は彼女、これまでにも幾度となく桃春歌ちゃんたちの窮地にあらわれては、みんなを救っていたのです。

「今だよ・・・桃春歌くん・・・」

「はい!」

 桃春歌ちゃんが村正を構え、奥義を放ちます!

「超必殺! 龍王破山剣・逆鱗断!!!」

「うわらば―――!!!」

 ボス鬼は桃春歌ちゃんの奥義をまともにくらい、奇声を上げて倒れました。今、桃春歌ちゃんたちは勝利をおさめたのです!

 

「この中に財宝があるのですね。」

 桃春歌ちゃんたちは、鬼が島の中枢付近で豪華な扉を発見しました。村々から奪った金銀財宝がどこかにある筈だったので、みんなで手分けして探したのです。そしてみつけたのが、この扉でした。

ギイイイイ・・・

 中は暗いようです。桃春歌ちゃんたちは慎重に奥へと進んでゆきます。そこで桃春歌ちゃんたちを待ち受けていたものは・・・!

「ぐふっ、よく来たねぇ、桃春歌くぅ〜ん。」

 真の鬼、でした。

「まずはお前からだよ、ぐふっ!」

 一体、誰を始めに攻撃するのでしょう? ・・・え、あの、ちょっと待・・・

 ぎゃああああ!

   ・

 暗闇の中、玉座に座るその男は邪悪な眼力によって物語の読み手を葬った。もう物語、などという生易しいものでは済まされない。真の鬼、コードネームGはその視線を春歌に向けた。

ガシャーン!

 突然、頭上から鉄格子が落ちてきた。鉄格子は春歌と仲間たちを分断し、春歌はGと一対一の勝負を挑まねばならなかった。先ほどまでいたタキシード千影は、身の危険を感じたのか、既にその場にはいなかった。

「春歌ちゃん、気をつけてぇ〜!」

「その鬼は、今までの鬼とは違う気がします!」

 鉄格子を挟んでの、仲間のアドバイス。春歌は村正を抜き、その切っ先をGへと向けた。

「ぐふっ。春歌くん、僕に勝てるかなぁ?」

「勝負!」

 春歌の斬撃が、地と水平にして放たれる! その軌道は、確実にGの胴を捉えていた。しかしGはそれをかわそうとせず、玉座から勃ちあがっただけだった。

バキイィン!

 一瞬の出来事。Gは胴を割らんとする春歌の村正を、両肘・右膝を使うことで折ってしまったのだ!

「て、天地割り・・・!」

 使い手がいなくなって久しくなったその技を、春歌は知っていた。両肘を天、膝を地とし両者を合わせることで間に挟んだ世界を崩壊させる、己の身体を武器とした究極の奥義である。この時春歌には、驚きのあまり隙が生じてしまった。

ビシシッ!

 突然、無数の縄が春歌の身体を打ち、巻きついた!

「あうぅ!」

 一瞬にして、春歌の動きは封じられてしまった。間接の曲がる方向とは逆に大きな力がかかってゆく。

「ぐふっ、今度は僕が責める番だよぉ〜。」

ビリリ! ググイッ!

 力まかせに春歌の装束を剥ぎ、別の縄を重ねてゆくG。わずか数十秒の間に、見事な縛り姫が完成した。

「くぅ・・・はぁ・・・!」

 縄は随分古く、目がすっかり粗くなっていた。そんな縄が春歌の白い肌を直接縛り上げる。胸の膨らみは両端へと引っ張られ、両腕は後ろに廻され胴ごと縛られた上に両手首を結ばれた。更にその結び目から伸びた縄が、両脚首を上に引っ張り上げて結ぶ。まるで海老のように、春歌の身体は大きな円を描いていた。

「春歌ちゃ・・・きゃああ!」

 突然の、雛子の絶叫。先ほど倒した筈の鬼たちはところどころもげた身体で、雛子たちを背後から襲い、抑えこんだのだ。

「な、なに・・・あれは・・・」

 生ける屍。春歌はその光景に、眼を疑った。しかし現実、雛子、亞里亞、鞠絵の3人は妙な唾液で服を溶かされ、今や鬼の屍たちの慰みものにされようとしていた。

「いやあああ―――! 痛い―――!」

 先端から膿を漏らした鬼のペニスが雛子の柔肉を貫いてゆく。

「助けてぇ、助けてぇ―――!」

 亞里亞も絶叫する。信じられない生き物が、今亞里亞の膣に侵入したのだ。

「ごぶっ、んぶぷっ!」

 そして鞠絵、彼女は複数の鬼に持ち上げられ、膣だけでなく口までもペニスを受け止める器となっていた。

「あ・・・いや・・・」

 がたがたと震える春歌。無理もない、彼女も女の子なのだ。

「恐怖こそ、我が愛する美酒よ・・・ぐふっ!」

 Gはもっとよく見えるように春歌の頭を掴んで鉄格子の向こうへと近づけると、後ろから挿入を開始した。

「あっ、あ―――――!」

 じゅぷぷ、と気持ちの悪い音を立て、Gのペニスが春歌の割れ目を侵食していった。

「そのまま、みてろよぉ〜!」

 Gはつながったまま春歌の身体をひっくり返し、白い肌が眩しい腹部を眺めまわした。

「み、みないでぇ!」

 頭をGの顔に向けようとする春歌。しかしGは彼女の顎を強く押し返し、それを遮った。

「君は雛子ちゃんたちをみててあげるんだよぉ〜、ぐふっ!」

 Gが春歌の顎、そして顔を強く掴むので、春歌の頬の肉は口へと集まっていた。惨めな姿、惨めな顔。そして膣は今、Gに弄ばれている。彼女は今、これ以上はない敗北を知った。

「はぁ、はぁ、やっぱり、ココは、いいなっ!」

 Gが身動きできない肉人形の中にペニスをこすりつける。

「くっ・・・うぁ・・・!」

 春歌は最後の抵抗を試みた。感じてなるものか、と。しかし兄との毎日、毎時間のように繰り返したセックスがそれを妨げた。春歌の身体はよりペニスを欲し、ペニスにからみついた。

「おほぅ! 春歌ちゃぁ〜ん、ヤる気満々じゃないかぁ〜い!」

「はっ、はっ、はっ、はっ、はっ!」

 いつのまにかリズムよく呼吸を繰り返しすのは春歌の方になっていた。

「ほらほら、そろそろ漏らしちゃうぞぉ〜!」

 バン、バンと春歌のお尻を強く叩き、Gが言う。春歌は顔を抑えつけながら、今まさに来ようとする絶頂に顔を歪ませるのだった。

「うあぁ―――――!」

 春歌とGの繋ぎ目から、ごぷ、ごぷと汚く白く濁った液体がこぼれ出した。

「ぐふっ、まだまだこんなものじゃないよぉ〜? ああ、陵辱は辞められないねぇ、ぐふっ!」

 誰も来る筈のに洞窟の闇の中で、その宴がいつまで続いたのかは定かではない。

   ・

「今年もノラ娘で済んだな。」

「大事な村の娘たち、やれるわけないよ。」

 春歌と兄が日頃お世話になっていた、そして雛子と亞里亞が済んでいた村の村人は、遠く鬼が島の方を見遣ってそう呟いた。春歌たちは、Gの陵辱劇が村にまで及ばない為の生贄だったのである。

「これから1年、犯され続けるってわけか。タフだねぇ〜」

 誰かの娘、という訳でもない娘を騙して鬼が島へ送ることで、村人たちは村の安全を保っていたのである。彼らから、春歌たちを想う言葉は出てこない。

「そいやはずれに住んでる、ノラ娘飼ってたあいつ、あと追って鬼が島に行ったってよ。」

「バカじゃねーの? ノラ相手に。」

 そして、兄が鬼が島で観たものとは・・・

 

 




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