ピンク色のカーテン、きれいに整列したぬいぐるみたち。部屋の中は隅に至るまで掃除が行き届いており、ゴミ箱も空同然だった。
「お兄ちゃん、ここも教えてっ」
可愛らしいパンダの頭のついたシャープペンシルを片手に、可憐が算数のノートと共に身体を寄せてくる。長くゆるやかなウェーブを描いた可憐の髪が僕の腕に触れ、なかなか心地よい。
「これはこうして・・・」
算数の説明をしながらも、僕の視線はちら、ちらと可憐の方へと行っていた。パンダの飾りをその小さな唇に押し当て、うん、うんと頷く可憐。僕の視線には気付かず、熱心にノートを見下ろしている。
「なぁんだ、そっかあ!」
説明が一息ついたところで可憐はパンダを振りまわし、僕の方に振り向いた。ただ首を動かすだけ、指先を動かすだけといった何気ない動作も、可憐がするととても貴重なものにみえた。
「じゃあ、次の問題は自分で解いてごらん。」
「はぁーい。」
またも真剣な眼差しをノートへと下ろし、パンダをくりくり動かす可憐。やがて問題を解き終え、可憐はその回答を僕に見せてきた。
「あってる、あってる。」
「えへへゥ」
可憐が嬉しそうに赤ペンでノートにマルをつけ、僕の瞳を除き込む。その視線が、僕を一向に離そうとしない。どうやら、いつものようにご褒美が欲しいようだ。
「今日は何が欲しいの?」
「えっ、あ、あのねお兄ちゃん・・・ゥ」
その言葉を待っていたかのように微笑むと可憐は顔を赤らめつつ席を立ち、タンスから何やら取り出した。
「えっとぉ・・・ゥ」
可憐の手には、一枚のパンティが握られていた。カーテンよりも薄いピンク色をしたそれに僕は確かに見覚えがある。そう、先週のことだ。可憐が自分のパンティでオナニーして見せてとねだってきた時使用したパンティだ。
「あのね、お兄ちゃん。可憐が今履いてるパンティもね、こんな風にして欲しいなゥ」
こんな風に、というのは精液でごわごわにして欲しい、ということだ。先日僕は可憐のパンティに思いきり漏らしてしまったのだ。しかし可憐は少しも怒ることなく、そのパンティを大事にしまっていたという訳だ。
「可憐、どうしてそうして欲しいのかな?」
既に理由はわかっていたが、少し恥ずかしがらせてやろうと僕は可憐にそう聞いた。すると案の定可憐は頬を赤らめながら
「その、こうなったパンティ履くと、ごわごわが当たって気持ちよくて・・・やだゥ」
可憐はそう言うと握っていたパンティを離し、自分のスカートの中へ両手を潜らせた。そして僕の了解もまだ得ていないというのに、もうパンティを脱ぎ始めた。パンティが可憐の脚を下に進むにつれ、どんどんそのパンティがまるまってゆく。今日の可憐のパンティは水色だ。
「はい、お兄ちゃんゥ」
可憐は脱ぎ終えたパンティを軽く広げ、僕に差し出した。けれど、せっかく可憐が側にいるのに自分で出すのもつまらない。
「どうしよっかなぁ〜。自分でやっても、そんなにたくさん出そうにないんだ、今日は〜。」
「え、そうなの、お兄ちゃん?」
「たくさん出なきゃやっぱりだめでしょ?」
僕は念を押すように可憐に近づいて言う。
「僕じゃなくて可憐がしてくれたら、たくさん出るんだけどなぁ。」
僕はできるだけ優しい笑みを浮かべるよう意識しながら可憐の顔を覗き込んだ。勿論、僕が言ってることにはこれといった根拠はない。しかし、可憐はすっかり僕の言葉を信じきっているようだ。
「じゃあ、か、可憐がしてあげる・・・ゥ」
・
僕がチOポをぽろんと出すと、可憐は早速脱ぎたてのパンティでチOポのさきっちょを優しく包み込んだ。おそらく履いた時秘部に当たるであろうパンティの中央がちゃんとチOポの先端を捕まえている。
「可憐、あーんして。」
「えっ、お兄ちゃん、まさか・・・?」
僕の指示に可憐が驚きの声をあげる。僕の指示がどういったものなのか、すぐに解ったようだ。
「そうだよ、今から可憐がおくちに入れるんだ。ほら、パンティごしだから怖くないでしょ?」
「う、うん・・・」
可憐は少し戸惑いながらも、ゆっくりと口を近づけていった。パンティごしにチOポの先端が、ついさっきまでパンダのものだった可憐の唇に触れる。
「あん・・・んむぅ」
可憐の小さな唇の隙間にパンティごとチOポが入ってゆく。やはりというか、さすがに狭い。
「そう、もっと奥まで呑み込んで・・・」
「あむ、んむ、んぐ・・・」
呑み込めるところまで呑み込んだのか、チOポの侵入が止まる。
「じゃあ、いつも僕の指で練習してるようにしてごらん?」
可憐がチOポを咥えたのは初めてだ。しかし、しゃぶり方は毎日のように教えている。可憐は頭を軽く前に押し出して頷くと、くちをもごもごと動かし始めた。
「んっ! はあっ!」
いつもなら指先で感じている、あの爪の間に入ろうとするような舌の感触が、今はパンティ越しにチOポの先で感じられる。けれど、チOポで感じるそれは指先で感じるようなモノじゃない。
「吸うんだ!」
僕の合図をきくやいなや、可憐がくちの中をいっぱいにするかのようにチOポを強く吸い上げる。ただでさえ狭い可憐のくちがより狭まり、チOポを一気に締め上げる!
「よし、上手だよ、可憐! んはあっ!」
「んっ、んっ、んむっ・・・」
慣れてきたのか、可憐が徐々にリズムよく舌を動かす。おそらくくちの中のパンティは可憐の唾液でどぼどぼだろう。そんなパンティの上から、執拗に可憐の舌がチOポをなぞる。
「可憐、もっと動くんだ!」
動けと言われても、チOポからくちを離せない可憐は思うようには動けない。それでも僕の指示に従おうと、可憐は顔を右に左に傾けた。その動きがくちの中のチOポをねじりあげる。
「うあっ、もう、ダメだ! くっ!」
僕はとっさに可憐の顔を抑えつけ、可憐の喉元めがけて精液を発射した!
ドクン、ドクン、ドクン!
しかし、可憐が射精に反応した気配はない。それもそのはず、チOポから出た精液はすぐにもパンティに阻まれ、可憐お喉へ届くことはないのだ。僕が射精を終えしばらくしてから、ようやく可憐はくちからチOポを抜き、くちの中に残ったどろどろのパンティを引きずり出した。
「熱いなって思ったら、やっぱり出てたゥ」
可憐のくちから出てきた水色のパンティは多量の水分ですっかり色を変え、どろーんとした雫がいまにもこぼれようとしていた。可憐はそれを大きく開き、中央部をみつめて満足そうに微笑んだ。
「ありがとうお兄ちゃん、大成功よゥ」
しかし、僕はまだ満足していなかった。なにしろ、可憐の裸を今日はまだ観ていないのだ。
「可憐、もう一枚してあげようか?」
「え、もう1回するの?」
可憐が恥ずかしそうに手でくちを覆い隠す。
「今度はおくちじゃなくて・・・ね?」
可憐はこくんと頷くと、早速僕の指示に従って新しいパンティを履いた。
・
「お兄ちゃん、これでいいの?」
可憐はパンティ以外全てを脱ぎ、ベッドに横たわった。もしかして、と思っているのか、さっきから両のふとももを擦り合せている。
「ふふっ、じゃあ始めるよ。」
僕は相変わらず勃起したままのチOポを先頭に、可憐に近づいていった。そしてその先端を可憐のペンティへと潜り込ませた。
「あん、お兄ちゃぁん・・・」
可憐はいよいよ僕とひとつになるのかと、うっとりとした表情で僕をみつめる。ところが可憐にとって、僕のチOポは意外な動きを見せた。チOポは可憐の秘部を貫くことなく、可憐のおへその方へと向かってパンティの中をつきすすんだ。
「お、お兄ちゃん!?」
「パンティに出すんだから、こうしないとね?」
そのまま僕は可憐のパンティの両端を強く引っ張り、可憐の下腹部とパンティでチOポを挟んだ。それから腰を前後させる。
「や、やだ、お兄ちゃん!」
「はーっ、はーっ、なかなかイイ・・・」
可憐の下腹部がチOポの下側を軟らかく包み込もうとし、パンティの生地がチOポの上側と大きな摩擦を生む。そのふたつの全く異質な刺激が混ざることで、チOポから伝わる快感は早くも大きなものとなっていった。
「はあ! はあ! はあ! はあ!」
「やだぁお兄ちゃん、可憐も、可憐も一緒に気持ちよくなりたい!」
可憐が刺激を求め、僕の拳に手を当てる。
「じゃあ可憐、はあ、そのおててで、はあ、自分でやってごらん!」
「う、うん・・・お兄ちゃん、可憐も気持ちよくなるまで待っててね?」
そう言うと可憐は両手を自分の背中へと潜り込ませ、後ろからパンティの中へと侵入した。パンティの股間に当たる個所がごにょごにょと動いている。
「んはぁゥ お兄ちゃん、可憐も気持ちイイよぉゥ」
両の手で秘部をかきまわしているのだろう、可憐のパンティの股間の部分は大きく膨らんでいる。更に、パンティの前面は僕のチOポの形に膨らんでいる。
「はあ、はあ、はあ、はあ!」
「あん、あん、あんん、お兄ちゃぁん!」
可憐が下半身を上に突き上げ、指の動きを加速させる。僕も負けじとチOポを前後させながら、可憐の身体の上に軽く倒れ込んだ。可憐の顔がすぐ目の前までに近づく。
「可憐、はあ、気持ちイイかい?」
「うん、お兄ちゃん、あぁん、まるで、ほんとにセックスしてるみたいゥ」
僕はそのまま可憐の左肩へと頭を倒すと、一心にチOポを動かした。最早僕と可憐の下半身がどうなっているのかわからなかった。ただ僕は可憐の吐息に可憐の反応を読み取りつつ、可憐の香りだけに集中しながらチOポを動かした。そして!
「あぁっ、もう、イクよ、可憐! 出すよ!」
「あん! お兄ちゃん、お兄ちゃん! 可憐もぉ、もぉ―――!!!」
ドクッドクッドクッドクッ・・・!
僕は止まることなく、漏らすように射精した。その時、パンティの下の方から何やら液体が吹き出し、チOポの根本に降りかかった。
・
・
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「お兄ちゃん、あったかい?」
「うん、可憐のパンツは最高だよ。」
全裸の可憐はベッドに座る僕の膝の上に腰を降ろしていた。可憐の股間に開いた小さなくちは、限界まで膨らんだ僕のチOポを今も咥えている。
「可憐、お兄ちゃんのぱんつしてる時が1番幸せ・・・ゥ」
接合部からいくつもの泡を産み落としながら、可憐が僕を見上げて微笑む。
「こんなに気持ちいいパンティ、可憐だけだよ。ほら!」
「あんゥ お兄ちゃんてばぁゥ」
「じゃあ、そろそろご飯にしようか。」
僕は可憐からチOポを引き抜くことなく立ちあがり、可憐もそれに合わせる。そしてふたり繋がったまま、居間へと向かうのだ。
可憐は僕のパンツ、下着なんだ。
家の中とはいえ、やたらと脱いだりするのは はしたないだろ?