萌えの妄想3凪様

はい!やって来ました。毎度お馴染み(爆)『萌えの妄想』今回はちょっと違う感じでお送りいたします。今回は衛ちゃんの視点で物語が進行していく感じにしたいとおもいます。

まぁ、これはあくまで俺の妄想なので、実際に衛ちゃんがこんな考えをしている筈が無いですけどね。

俺の妄想と言っても、この中の兄と衛の絡みは現実なので!

それでは、妄想の範囲でお楽しみ下さい。

 

=============妄想===============


「ただいまぁ」

ボクはそう言いながら玄関で靴を脱ぎ、パタパタとあにぃの居るハズの居間へと向かった。案の定そこにあにぃは居て、コタツにくつろぎながらテレビを見ていた。あにぃは帰ってきたボクに気づくと

「お帰り、今日はご苦労様」

と言ってきた。実は今日ボクの学校で体育祭があったんだ。本当なら生徒は4時過ぎ位には帰れるんだけど、ボクは体育祭実行委員の役員だったから後片付けとかで、こんなに帰ってくるのが遅くなっちゃった。

そうやって衛が時計を見上げるともう既に6時半を廻っていた。台所では母が夕飯の仕度を始めている。

今日の体育祭は、あにぃも見に来てくれてたんだ。ボク、あにぃが見てるっ!って思うとリレーとかでいつもより早く走れる気がするんだ。だから今日の体育祭にあにぃが来てくれてとっても嬉かったんだぞ。

「今日、衛スッゴク早かったな、かっこよかったよ。特にリレーなんか女子なのにアンカーでビックリしたよ」

ボクが思っていた事をあにぃに言い当てられて、何だかちょっぴり嬉しかった。


そうしていると、台所からお母さんが出てきてこう言ったんだ。

「あら、衛お帰りなさい。遅かったわねぇ、お風呂沸いてるから、夕飯の前に先に入っちゃいなさい」

ってね。へへっラッキー、ボク今日は沢山走ったし、動き回ったから凄く汗かいちゃってて、先にお風呂に入りたいなぁ、なんて思ってたんだぁ。

「うん、わかったよ」

そう言ってボクはお風呂場に向かおうとすると、あにぃがこう言ったんだ。

「衛ぅ・・・俺が洗って沸かしといてやったんだぞ。ありがたく入れよ」

それを聞いたボクは、ズッコク嬉しかったの、あにぃがボクの為にお風呂洗っといてくれるなんて、滅多にないことだから。それでね、ボク、今日頑張ったから、あにぃにお願いしてみたんだ。

「あの、あにぃ?・・・えっと・・ね・・・そのぉ・・・・・」

「なんだよ?言っておくけどセールスならお断りだぞ」

「・・・なに言ってるの?・・・ちがうよぉ・・・あのね・・・あぅぅ・・・」

恥かしくて、口ごもっちゃって、なかなか言い出せなかったよ。

「あぁ?なんだよ。言いたい事あるならハッキリ言ってくれなきゃ分らないっての」

「う、うん、あのさ、今日ボク頑張ってたじゃない?だから、疲れちゃったんだ。・・・だからさ、一緒にお風呂入って・・・くれないかなぁ?」

ボクがそう言うと、ジュースを飲んでいたあにぃは凄い咳き込んでたんだ。

「先に入って待ってるからね。絶対後から入ってきてよ?」

あにぃの返事も聞かずに、先にお風呂場にいっちゃった。


急いで服を脱いで、タオルを用意して、お風呂に入ったんだ。蓋をあけるとモワッっと湯気が出てきて、ちょっぴりサウナみたいな感じがしたよ。

まず体を流して、湯船に浸かったんだ。あにぃが洗って沸かしてくれたお風呂は、いつもよりずっと気持ちがよかったよ。


ちょっと経って、体も温まってきたから、湯船から出て、青リンゴの甘い香りがするシャンプーで頭を洗ったんだ。これは、あにぃが行ってる床屋さんで使ってるシャンプーらしくて、前にあにぃが髪を切りに行った時、『とてもイイ香りだ』って言ってたから、ボク探して買ってきたんだ。この家でこのシャンプーを使っていいのはボクとあにぃだけなんだぞ。


頭も洗ったのに、あにぃはまだ入ってこない、折角ボクが勇気出して誘ったのに・・・恥かしかったのに・・・・あにぃのばか・・・でも、あにぃもやっぱり恥かしいのかな?

ボクは、お風呂に入っている時と、部活をしている時と、寝ている時のあにぃの顔が好きなんだ。なぜなら、メガネをしていないから。あにぃは目が凄く悪くて、普段はずっとメガネをかけてるんだ。メガネ取った方がカッコイイっていつも言ってるのに、絶対外そうとしないんどよなぁ・・・こんな事を考えていると、曇ガラスの戸の前に人影が現われた。

「なぁ、衛?本当に入っていいのか?」

「う、うん、いいから早く入ってきてよ」


ガラッ


あにぃが入ってきた。あにぃは、ボクの大好きなメガネをしていないあにぃだった。でもボクは、あにぃならどんなあにぃでも大好きなんだよ?あにぃは体を流すと、湯船に浸かった。顔は天井を見上げてた。あにぃも湯船に浸かった事だし、ボクも入る事にした。でも、昔は二人で入っても全然余裕だった湯船も、成長したボクたち二人で入るには狭かったよ。だからあにぃとピタッと密着する形になっちゃった。あにぃは足を伸ばして浸かってたから、ボクはその足と足の間に座って、あにぃに寄り掛かる感じ。あにぃの肩の所に頭を乗せて、肩までお湯に浸かった。


そうしてしばらく経つと、あにぃがとんでもない事を言ったんだ。

「衛、もう体洗った?」

「ううん、まだだけど」

「じゃあ出て、洗ってあげるよ」

流石にビックリしたよ。昔はよく体洗いっこなんてしたけど、それはずっとずーっと小さい頃だったから・・・でも・・・あにぃに洗ってもらえるなんて・・・エヘ♪

「うん、おねがい・・・します」

ボクは湯船からでると、あにぃに背を向けて座り込んだ。あにぃも出て、ボクの後ろに座った。あにぃは体を洗うタオルに石鹸で泡立て始めた。よーく泡立てると、まずボクの右腕から洗い出したんだ。ゆっくり、優しく、洗い残しが無いように隅々と洗ってくれたよ。右腕を洗い終わると、首の後ろの方をよく洗ってくれた。でも痛くないようにゴシゴシと洗わないで、優しく包み込むようにして洗ってくれた。そのまま左腕の方に行って、そこも洗い終わると、今度は背中を洗ってくれたよ。いつもはタオルを伸ばして、寒風摩擦のように洗うから、あにぃにしっかりと洗ってもらうと、気持ちよかったんだ。次は前・・・なんだけど、後ろからじゃ洗いにくいだろうから、あにぃに

「前むこっか?」

って聞いたんだ。そしたらあにぃは、ちょっとあせった感じで、

「い、いいよ、このままで・・・っていうか、ま、前も俺が洗うのか?」

って言った。もちろん洗ってよね。ってボクが言うと、

「・・・ん・・・わかったけど、このままでいいよ」

って言ったんだ。結局ボクは後ろを向いたまま、あにぃに前も洗ってもらう事にした。あにぃは後ろから、ボクの脇のしたに腕を通して、前の方を洗い始めた。最初は首の廻りとか、お腹の辺りだったけど、そのうちオッパイも下から上に持ち上げるようにして、しっかり洗ってくれたよ。あにぃにオッパイ洗ってもらうと、恥かしい気持ちと、嬉しい気持ちが重なり合って、なんだかポワーンとした気分になっちゃった。


そのあとは、お尻から太もも、ふくらはぎ、って洗っていくんだけど、後ろからだと、ヤッパリ手が届かなくて、あにぃの胸がボクの背中にあたって、あにぃのがっちりした体に、優しく包まれている様だった。


最後に女の子の一番大事な場所・・・あにぃはそこにタオルをあてると、今までで一番優しく、円を描くようにそっと洗ってくれた。

 

洗い終わって、シャワーで泡を流してもらう、最初から最後まで全部やってもらうと、何だかお姫様になった気分♪でも実際のお姫様は、こんなことしてもらうのかな?ボクが湯船に浸かっている間にあにぃは自分で体を洗って、頭も洗って、湯船に入ってきた。ボクはのぼせそうになるのを我慢して、またさっきの様に、あにぃの足と足の間に座って、寄り掛かるように体を温めた。


「あにぃ、また今度一緒に入ろうね」

「ん・・・?あぁ・・・また今度な・・・」

 

=============現実================

 

もしこんな事があったら萌死にしますね!確実に!!

それでは、またあう日まで

それと、何かしてほしいシチュエーションがあったら要望お待ちしております。

シスプリの『衛』関連なら大体書きますよ?俺は!!


アディオス

 

続く

 

 



後書き
凪「う〜ん、甘いなぁ・・・甘すぎる・・・」
衛「えへへ、ちょっとはずかしいよ」
凪「まぁ、こんなのもイイと思ってね、この間は酷い事したしさ」
兄「セリフが少ないな・・・」
凪「今回は衛が中心って言っただろ?それにこんなもんじゃないのか?」
兄「やっぱり少ない気がするけど?」
凪「あぁ、空が青いなぁ・・・」
衛&兄「逃避するな!」
凪「五月蝿いなぁ、お前等兄妹は作者をいたわろうって言う気持ちが無いのか?」
衛「凪にそんなもの必要無いよ?」
兄「上に同じ」
凪「・・・クソッ・・・ラブラブ系を書いてやるとスグに調子に乗りやがって・・・次回は・・・ネタ無いや!あははは、それでは!」

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