悲しき献身あうあう様

(最終話・陥落そして隷属)

 

「あれっ春歌ちゃん、最近綺麗になったんじゃない?」

春歌は昼休みにクラスメートに、そう尋ねられた。

「えっ・・・そっそうですか」

「う〜ん。何か色っぽくなったっていうか・・・さては彼氏でも出来て、毎日ラブラブとか?」

「えっ・・・そっそんなことありませんわ。彼氏なんて・・・」

「そうよね〜春歌は兄君さま一筋だもんね〜。」

「ええ・・・そうですわ・・・」

春歌は作り笑顔で友達に答えた。他人に自分が変わったと見えるとしたら、思い当たる理由は一つだけだった。そしてそれは春歌が望んでしている事では無かった。


「うんっむっ・・・んんっんむむ」

「随分とフェラが上手くなったな、春歌・・・」

ラブホテルのバスルームで、マットの上に横になった大久保の股間のモノに、春歌が一心に自らの舌を這わせていた。その舌が動くたびに男の怒張は春歌の唾液に濡れて光った。

「よしっ春歌。次は身体を洗ってくれ」 「はい・・・」

春歌はボディソープを手に取ると、泡立てて自らの身体にすり付け、そのまま横たわった大久保に身体を重ね、自らの身体を使って男の身体を洗うように妖しく動き始めた。処女を奪われたあの日以来、春歌は週に二回は呼び出されて身体を弄ばれ、また数々の男を喜ばせる技術を教え込まれた。春歌がしていることは大久保に教えられた行為の一つであるが、それがソープ嬢が駆使するテクニックであるとは春歌は知る由もなかった。


「ほらっ春歌。いつもの薬だよ」

ホテルに入ると大久保は春歌に錠剤を手渡した。処女を奪って以降、大久保は春歌に対して妊娠しないように薬を与えており、春歌はいつものようにそれを飲み込んだ。しかし今日のそれは、いつもの薬と同じではなく、医者仲間が調合した強力な媚薬、それもハッキリ言ってかなり危ない薬が、混合されたものだった。先日、春歌の兄の病気の特効薬が海外で発明されたとのニュースが入り、今後もこの少女の身体を楽しむためには、兄の病気を抜きにしても自分の性奴隷として屈服させなければならないと考えた結果の、大久保の策略であった。

「よしっ、もう良いぞ春歌。ベッドに行こう!」 「あっ・・・は、はい。」

大久保はシャワーで泡を洗い流すと、春歌の手を掴んでバスルームを出た。そのまま春歌をベッドに突き倒すと自らのものを春歌の口に押し込み、春歌の頭を掴んで前後に乱暴にゆすり立てた。

「うぐぐぐっ!むぐうっ・・・」

「今日は徹底的に可愛がってやるぞっ。まずは一発抜いておくぞっ!」

大久保は春歌の咽の奥まで何度も自分のモノを突き込むと、口の中に発射した。

「ううっむぐうっ!・・・ううんっ・・・んっんっ・・・ごくっ」

春歌は口内に熱いものが飛び散った瞬間こそ目を見開いたが、その後は当然のように大久保の精液を飲み下した。すでに春歌にとってそれは、当然の行為となっていたのだ。だがいつもと違っていたのは男のモノが、瞬く間に硬度と大きさを取り戻して、再び口内を圧迫し始めた事だった。

「ううっ、ふぐうっ!」

春歌を抱くときには薬など必要としなかった大久保だが、今日のために医者仲間から入手した超強力な精力剤を服用しており、その効果が目に見えて現れてきていた。そして自分の猛り狂ったモノを春歌の口内から引抜くと、ベッド脇に置いてあったチューブを手に取って中から搾り出したクリームを、自らの怒張に塗りたくった。そして春歌をベッドに仰向けに突き倒し、その怒張を花唇に一気に挿入した。


「ああーーーっ!ひいーーっ!」


いつもと段違いの硬さと大きさを誇示する男のモノが、一気に自分の身体の奥まで押し入ってきた衝撃に春歌は悲鳴を上げた。大久保はそんな春歌の悲鳴も構わず、子宮口を小突くように激しく抜き差しを始め、その度に春歌の下腹部が中から上下した。しばらくして春歌の身体に変化が訪れた・・・

「ああっ!ああ〜ん!いっ・・・」 (ああっ何か変・・・ワタクシどうして・・・)

春歌は大久保に一突きされるごとに下腹部から沸き上がってくる、蕩けるような快感に戸惑っていた。

思わず快感に溺れて、口から声が漏れそうになるのを必死にこらえている春歌であったが、身体は心と分離したように男の責めに応じて、淫らに愛液を分泌し続けていた。春歌はそれが薬により引き出された感覚だとは知らずに、快感に震える自分を恥じ続けた。

(ううっ!兄君さま以外の殿方にこんな事をされて・・・感じてしまうなんて絶対に・・・いけませんわ)

快感に必死に耐える春歌の表情を見て、大久保は薬が充分に効果的であったことを見て取った。

「どうだっ春歌!今日は一段と気持ちいいだろう。正直に言ってみろっ!」

「わ、ワタクシは・・・き、気持ち良くなんかありませんわ・・・」

(ああっワタクシの身体はどうなってしまいましたの・・・このままでは兄君さまに顔向けが・・・)

必死に肉体的責めに耐える春歌の表情を見て、大久保はここで精神的にも春歌を責めることにした。

「どうだっ!もう兄君さまの事なんて忘れちまえよ!どうせもうアニキの側にはいられないだろ?」


「!!」


「もう俺と何十発とヤってるんだぜっ!しかもこんなに愛液を溢れさせて・・・。そんな汚れたスケベ女の春歌が今迄通り、兄君さまの側にいられるなんて、まだ本気で思ってるのかよ?」

「いっ言わないで下さい!そんな事・・・いやっ聞きたく有りませんわ!」

春歌は大久保の言葉を否定したが、それは春歌が身体を汚されて以来、心の奥底でいつも渦巻いていた自分に対する問いかけでもあった。

(そう・・・分かっていましたわ。こんな汚れたワタクシ・・・兄君さまには相応しくありませんわ・・・)

春歌の心の防波堤に亀裂が入った。そして男の責めによる快感が下半身から伝わるごとに、そのヒビはますます広がっていった。そのヒビと反比例するように身体は快感に支配されてきていた・・・。

「それっ春歌!気持ちいいかっ!これでどうだーっ!!」

大久保の怒張が、立て続けに子宮を押し上げるように突き上げた瞬間、春歌の心の堤防が決壊した。


「ああーーっ!!いいーーっ!気持ちいいですわーっ!ワタクシ・・・ワタクシ、あはーっ!」


春歌の心が快感の波に飲み込まれた瞬間であった。そして春歌は大久保に自分からしがみつき、下半身はより一層の快感を得ようとして淫らにくねり、春歌の秘部は男のモノをより深い所に導くかのように、怒張を何度も締めつけた。また大久保が唇を重ねると、春歌は待っていたかのように舌を絡ませ男の舌を求めた。すでに春歌の心は快感を貪る欲求に占められている様であった。

(ふっ・・・ついに落ちたか。ならば・・・) 

大久保は下半身を怒張で責め続けながら、春歌を確実に性欲の虜とすべく、胸や首筋等の上半身にも手や舌を駆使して快感を与え続けた。

「あふんっ!ああーっ!い、いいですわーっ!あっ、そこーっ!」

春歌の目は既に半分位は白目になっており、口元からは涎がこぼれていた。あの凛とした大和撫子の姿は既にそこにはなく、沸き上がる性欲に溺れてしまった哀れな少女の姿があるだけだった。

(少し薬が効きすぎたか?ちょっと興ざめだな・・・まあ今日はしょうがないか・・・そろそろ・・・)

大久保は春歌にとどめを刺すように、より激しく腰をグラインドさせた。薬の効果が時間と共に増してゆき、感覚が危ないほどに高まった春歌の肉体から脳に向けて、突き抜けるような快感の稲妻が走った。


「ああーーっ!!いいですわーっ!!あああっ、もう駄目です・・・いっイクーっ!」


春歌は全身を突っ張らせると、下半身を二三度痙攣させるとベッドにぐったりと崩れ落ちた。その春歌の姿を見て大久保はほくそ笑むと、まだイカずに春歌の身体の中を圧迫しているモノを、再び春歌の膣内を突き上げるようにグラインドさせ始めた。

「春歌、俺はまだイって無いぞ!お前も中に欲しいだろう?それっそれっ!」

「ああっ、また!!も、もうだめですわ!!ああっでも・・・ほっ欲しいですわーっ!」


(わ、ワタクシなんてはしたない言葉を・・・でも、もうワタクシは・・・兄君さま、こんな春歌のことは忘れてもっと相応しい方とお幸せになって下さい・・・ああっうっ・・・さようなら兄君さま・・・)

春歌は僅かに残った理性で兄に別れを告げた。それは同時に、春歌が快感に抗う術を放棄した事を意味するものでもあった。そして再び春歌は全身から与えられる快感の嵐の波に飲み込まれていった。

「ああーっ、いいですわーっ!ああっ春歌は・・・おかしくなってしまいますーっ!!」

「おおっ、俺もイクぞっ春歌っ!!お前はもう俺のものだーっ!!」

大久保が春歌の中に大量の欲望を放出すると同時に、春歌は再び絶頂を迎えた。それは一人の凛々しかった一人の美少女が、底なしの色地獄に墜ちた瞬間でもあった。

 

(終)  




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