悲しき献身あうあう様

(第三話・破瓜)

 

「さあ、着いたよ春歌ちゃん。降りて」

春歌は言われるままに大久保の後について、車から降りて部屋の中に入った。

部屋の真ん中に置かれた大きなベッドを見て、春歌は改めて息を飲んだ。その時いきなり春歌は、後ろ から大久保に抱きすくめられると、顎をつかまれて強引に唇を奪われた。

「あっいゃっ!むぐうっ」

そして大久保は左手で春歌の胸を、制服越しにいやらしく揉み始めた。

「いっいやっ!せっせめてシャワーを浴びてからにして下さい・・・お願いします・・・」

春歌は唇を奪われたショックに気が動転しそうになりながらも、大久保にシャワーを要求した。

「そうだね、時間は有るし慌てることはないね。じゃあ俺が先に入るよ」

そう言うと大久保は、着ているものを春歌の前で無造作に脱ぎだし、あっという間にパンツ1枚の姿になった。そして最後の1枚のパンツも、立ちすくむ春歌の目の前で脱いでしまったのだ。

「ひっ」

股間で鎌首をもたげ不気味に屹立した男性自身を見て、春歌は思わず小さな悲鳴を上げ目を背けた。

「ふっ・・・」

大久保は薄ら笑いを浮かべながら、バスタオルを腰に巻くとバスルームへ向っが、二三歩ほど歩いたところで、大久保は足を止め振り返った。

「?!」


「やっぱりシャワーは後だ!!元々俺は風呂は食事の後に入る主義なんでな。風呂はご馳走を食べてからゆっくり入るとしよう!!」


そう言うと大久保は、腰に巻いたタオルを床に放り出して春歌ににじり寄った。

「ひっ!!こっ・・・来ないで下さいッ!!いやーーーっ」

股間の怒張で自分を突き刺すかのように迫ってくる大久保の姿に、春歌は恐怖を感じ悲鳴を上げた。

次の瞬間、春歌はそのまま大久保に抱きすくめられると、仰向けにベッドの上に押し倒されてしまった。

「いやーっ、やめてっ!! むぐうっ・・・ああっ」

大久保は春歌を押し倒すと、再び唇を奪った。そして右手を制服の上着の下に潜り込ませるとブラウスの上から春歌の胸の弾力を楽しみ始めた。そして春歌の口内に舌先を侵入させていった。

「むっ・・・いや・・・むぐぐっ あふっ」

たばこ臭い息が口の中に溢れ、すでに春歌の目には涙がにじんでいた。男の下を口内から追い出そうと無意識に動かした春歌の舌を、大久保は自らの舌でからめとって春歌の甘い唾液を貪った。

「ふうっ、思った通り春歌ちゃんとのキスは最高だよ」

「うっ・・・ううっ・・・」

すすり泣く春歌の表情に大久保は、サディスティックな欲望を一層たぎらせ、この無垢な美少女を自分が陵辱できる喜びに震えていた。

そして舌を唇から春歌の美しい首筋への愛撫に移行させ、少女の白い肌を味わい始めた・・・

「ひっ!!ああっ・・・いや・・・ううっ、やめて・・・」

男の舌が自分の首筋を這い回る気味悪い感触に、春歌を頭を左右に振ってイヤイヤをすると、その動きに合わせて春歌の髪飾りが、カチャカチャと悲しい音を立てた・・・。

大久保は左手で春歌の頬を押さえて愛撫をしつつ、片方の右手を太ももに這わせ少女の肌の感触を手の平で確かめていた。そしてその手は徐々にスカートを捲り上げながら上へとずり上がった。

「はっ!!いっいやーっ!!」

男の手が自分の最も大事な部分に迫ってくる気配に、春歌は処女の本能で激しい拒絶を示した。

(パンッ!!)

「大人しくしないか!!お兄さんの病気が治らなくても良いのかい?」

(!!・・・兄君さま・・・)

頬の痛みとその一言で春歌の身体から力が抜け、さっきまでの抵抗が嘘のように静かになった。

「そう、それでいいんだよ春歌ちゃん。いい子だ・・・」

そう言うと大久保は、春歌の制服の上着から次々に春歌の衣服を剥いだ。

ついに純白のブラジャーに覆われた春歌の胸の膨らみが剥き出しとなった。

「思った通り春歌ちゃんて、結構胸が大きいんだね・・・ふふふ」

あっという間に下半身からスカートも抜き取られ、春歌は完全に下着だけの姿になった。

その美しい身体のラインを見て、大久保は自分が手に入れた獲物が極上品であることを再認識した。

そして大久保の理性もそこまでだった。


「もう我慢出来ん!!」

大久保は春歌の身体にむしゃぶりつくと、ブラジャーを乱暴にむしり取った。そしてブラを外しても全く形崩れのしない春歌の胸が露になると、その先端のピンクの乳首を口にくわえると、舌の先でねぶり始めた。

「ひっ!! ああっいやっ!!あうっ・・・」

男の舌が自分の敏感な部分を執拗に這い回る感触に、春歌は激しくかぶりを振ったが身体は反応し始めていた。

「ふっ。乳首が立ってきたよ、春歌ちゃん・・・」

春歌の反応に満足した大久保は、残る1枚の下着もあっという間に取り去ってしまった。

「ああっ!!いやーっ、見ないで下さい!!・・・うっうううっ・・・」

一糸まとわぬ姿にされ春歌は、股間の淡い翳りまで男の視線に晒している恥ずかしさのあまり、両手で顔を覆い、すすり泣いた。

「春歌ちゃん綺麗だよ・・・もっとじっくり見てあげるね」

大久保は身体を下の方にずらすと、春歌の両膝を開いて股間に頭を入れてしまった。

(おおっ!!さすがに援交するような女とは雲泥の差の綺麗さだな・・・)

春歌のひっそりと閉じた処女の花唇を凝視し、そして唇を寄せると舌先で舐め始めた・・・

「むっ!!いやっ!!ううっ・・・あうんっ!!」 (ああっ、こっこんなこと・・・)

大久保は春歌の花唇にたっぷりと唾液をくれると、ワザとぴちゃぴちゃと音を立てて責めた。

「ううっ・・・ひぐっ・・・あっあっ」 (こっ、こんな男相手にどうして・・・)

男の舌がクリトリスに触れると、その度に春歌の身体はピクッと引きつり下半身がのけ反った。

執拗な責めに、春歌の身体は本人に意志とは別に少しずつ女としての反応を示し始めた。


「ふっ、そろそろいいかな・・・」

近年、年齢による衰えが顕著となり、援交少女を抱くときもバイアグラを服用していたが、今日は薬無しでも二十歳は若がえったような硬度と大きさを示しているイチモツを、春歌の秘所に当てがった。

「あうっ!!いっ痛いっ!!ひぐっ!!」

大久保の怒張が、自分の身体の入口をこじ開け、さらに奥まで侵入しようとする度に、春歌の身体に鋭い痛みが走った。身体を堅くし侵入を拒む春歌の肉壁のきつさに、大久保の怒張も処女膜を前にして動きが止まった。

「ふーっ、やっぱり春歌ちゃんにはまだ無理かな?もうやめようか・・・」

「えっ・・・!?」

大久保の言葉に春歌の身体から力が抜けた。大久保はその一瞬を逃さず、渾身の力を込めて自らの怒張を春歌の中に突き込んだ!!


「いやーーっ!!痛い、痛いーっ!!ひぐっ!!やめてーーっ!!」


春歌の身体に稲妻が走ったような痛みが走り、処女膜を引裂いた怒張は根元まで埋め込まれていた。

「どうだッ春歌ッ!!処女を卒業した感想は!? それっいくぞーっ!!」

大久保は春歌の名を呼び捨てにすると、春歌の身体を自らの欲望の赴くままに激しく突き上げた。

「あぐーっ!!いっ痛ーッ!!ああうっ・・・もうやめてーっ!!」 (・・・誰か・・・助けて!!・・・兄君さま・・・)

今迄味わったことの無い痛みに春歌は息も絶え絶えだった。大久保のモノが春歌の中を出入りする度に処女の証の血が、膣口からシーツに飛び散った・・・。

(へへっ・・・こいつは容姿だけじゃなくアソコも極上品の名器だぜ。この具合の良さときたら・・・)

大久保は歓喜の表情で春歌を突き上げ続ながら春歌の髪を掴み、顔を引き寄せると唇と舌を貪った。

その動きで春歌のポニーテールがほどけ、豊かな黒髪が広がって妖艶なイメージに春歌を変えていた。

「ああぁ・・・ううっ・・・もう許して下さいませ・・・いやっ・・・兄君さま・・・」

肉体的ショックと、それ以上の処女喪失の精神的なショックで、すでに春歌の目は焦点を失っており、口からは小さな悲鳴が漏れるだけとなっていた。そして快感に浸る大久保にも限界が迫ってきていた。

「おおっイクぞっ春歌!!ううっ!!」

(・・・!!・・・)

春歌は虚ろな意識の中で、自分の胎内で何か熱いものが弾けるのを感じていた。次の瞬間その意味に気が付き、瞬時に春歌の意識が戻った。それと同時に耳をつんざく絶叫が部屋に響いた。


「い、いやぁーーーーーッ!!」


春歌の悲鳴に構わず大久保は、春歌の腰をかかえこみ最後の一滴まで注ぎ込もうと射精を続けた。


「いやーっ!!抜いて下さい!!お願いしますッ!! あ、赤ん坊が出来てしまい・・・ああ・・・」

「大丈夫だ。後で妊娠しない薬を上げるよ。俺は医者なんだよ・・・」


妊娠に不安は遠のいたとはいえ、本来、愛する男性との子供を宿すべき場所と思っていた器官を、獣のような男の精で汚されたショックに、春歌は壊れた人形のようにベッドの上に崩れ落ちると、その裸身を男の視線から隠すことも無く、ぐったりと動かなくなった。

「・・・ああ・・・あ・・・」

射精を終えた男のモノが股間から抜かれると、男の怒張で引裂かれた春歌の秘所からは、血と精液が混じり合った液体がこぼれ出た・・・。


(兄君さま・・・春歌はもう・・・汚れて・・・しまいました・・・)


春歌の目は既に焦点を失っており、ただ大粒の涙が次から次へと目尻から流れ落ち続けていた。

「さてと・・・シャワーを浴びようか春歌。」

ぐったりとした春歌の身体を、お姫さま抱っこの形で抱き上げると大久保はバスルームに向って歩いていった。しばらくしてバスルームからシャワーの音が聞こえてきた。

ベッドからバスルームの間には、春歌の股間からこぼれた血の混じった精液の跡が点々と続いていた。

 




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