● ウイッチハンター・ロビン ● 捕われた烏丸美穂
その3

 

 

 

「くぅぅ… あぁ… はぁぁぁぁ… 」

媚薬を塗り込まれた上で、陰核と乳首に電極を装着され、さらに媚肉には微振動を

続けるローターまでも埋め込まれてしまった美穂は、そのまま一人で室内に取り残

されていた。

この先に、いったいどんな無惨な運命が待ち受けているのかとの不安も、女体を巧

みに責める器具から生み出される焦らす様な快感が、徐々に呑み込んでしまうのだ。

拘束された上で否応無しに押し付けられる快楽に嬲られてしまい、腕利きの女ウイ

ッチハンターは己を保っているのも難しい。

心の奥底に潜んでいた被虐の悦びが、むくむくと頭をもたげて来るのが切なく辛い。

こんなふうに嬲られるならば、いっそのこと思いっきり辱められた方が、どれだけ

楽であろうか? 出口の見えない官能への拷問が、伶俐な美穂の思考を暗黒色に塗

り替えて行く。

(くぅ… このままでは… 本当にまいってしまう… )

卑劣な組織の裏切り行為を憤り、己を奮い立たせようと思う心とは裏腹に、微弱な

電流が断続的に流される乳首は固く勃起してしまうし、ローターの振動に負けた蜜

壷は、恥ずかしい程に愛液を溢れさせている。放置された数時間で、美穂は女に生

まれた事を後悔しながら、押し寄せる喜悦の波に翻弄され続けてしまった。

 

 

再び白衣の男が姿を現した時には、美穂はすっかりと快美に負けてしまっている。

「おやおや、これは酷いですねぇ… そんな訓練が辛かったのですか? 烏丸美穂

 さん」

男は呆然とその場に横たわる美穂の股間に手を延ばし、わざとゆっくりとした動き

で、媚肉に埋め込んだローターを引っ張り出す。

「おやおや、しっかりと呑み込んだままで、中々出て来ませんよ。そんなに、この

 小道具が気に入ったのですか烏丸さん? 」

「いやぁ… 」

美穂は羞恥に身を震わせながら泣き声を上げる。男は拘束されている彼女から、わ

ざと恥ずかしい音を立てて、ようやく振動を続ける玉子型の淫具を抜き取った。媚

薬の効力で充血した肉の花びらがあからさまに成る。ほぼ一晩に渡り、疲れを知ら

ぬ機械で嬲られた媚肉は赤く糜爛し、重なり合う肉の襞の隙間からも淫らな汁が滲

み出ていた。

「すっかりと盛っていますね」

「見ないで… 恥ずかしい… 」

美穂は顔を伏せて咽び泣く。白衣の男の目が痛い位に股間に注がれているのが、た

まらなく切ない。爛れ切った媚肉を、男の視線は容赦なく犯している。存分に彼女

の乱れ姿を堪能した男は、ようやく手を差し伸べて、ぐっしょりと濡れた秘裂を指

先で摩る。

「あっ… だめ… いや、さわらないで… 」

「こんなに濡らしておいて、何を気取っているんだい? 」

美穂は拘束された裸身を震わせながらも、男から逃れようと身をよじる。長い間、

ローターで刺激された蜜壷は、男のほんの些細な指使いでも敏感に反応してしまう

。息を荒げる美しい獲物を嬲る男の手が、いきなりクリトリスに装着されていた電

極を乱暴に引き毟った。

「ひぃぃぃぃぃ… 」

柔らかな尻をうねらせて、美穂は咽の奥から嗄れた悲鳴を絞り出す。断続的な弱電

流責めに曝された肉芽は、血が噴き出さんばかりに鬱血していたから、粗暴な扱い

を受けた彼女は、唇の端から泡を噴きながら、身体を弓の様に反らしてしまう。媚

薬で強制発情させられた女体には、あまりに惨い色責めだった。

「ひぃ… やめて、ゆるして… 」

拘束具がぐっしょりと濡れる程に汗をかいた美穂は、虚ろな瞳で男を見上げながら

、整わぬ息に苦労する。男の指が陰核に触れる度に、彼女は切れ切れの悲鳴を漏ら

し、眦をつり上げ奥歯を噛み締めしるか手立てが無いのだ。

成す術も泣く膨れ上がる肉の快楽は、ついに気丈なウイッチハンターの意志を挫い

てしまう。浅く埋め込まれる無骨な男の指を求めて腰がうねり、恥知らずな愛液が

滴り落ちて肛門までも濡らしてゆく。

「もう… ああ… はぁぁぁ… 」

「そろそろ、欲しいんだろう? 烏丸さん」

媚薬に狂った女体を持て余す美穂は、ハンターのプライドを捨てて小さく頷いてし

まった。劣情を鎮めてくれる物を求めて、媚肉は潤み熱を帯びている。

「そうですか、そう言う事であれば、しょうがないですね。オルボの副作用に悩む

 実戦要員を慰める貴女を、最初に私が楽しむのも、まあ、拡大解釈すれば、重要

 な任務の内ですからね」

横柄な口をききながらも、余りに妖しい美穂の乱れ姿に触発された白衣の男は、む

しり取る様にズボンとトランクスを脱ぎ捨てる。卑劣な男は、美しい女ハンターの

媚態にあてられて猛り狂う肉棒を美穂の秘所に押し当てると、そのまま性急に腰を

押し進めた。

「ひぃぃぃぃ… 」

絶望的な悲鳴を上げた美穂は、いっぱいに瞳を見開きながら己に押し入る剛直の威

力を思い知らされる。挿入された瞬間には、名前も知らない男に辱められる汚辱感

に、心が張り裂けそうに成ったが、それも、男の怒張が根元まで納まるまでの、ほ

んの短い間の矜持の軋みに過ぎない。これまでの悪逆な機械による色責めで篭絡さ

れていた女体は、満たされた事を感じたとたんに甘美な痺れに包まれていた。

「ああぁぁ… こんな… くうぅ… 」

これまで拘束に逆らうように固くしていた身体の緊張が解され、何もかもがどうで

も良く成る程の法悦境に達した美穂は、瞬時に峻烈な快感の虜に堕ちてしまう。

「ふぅぅ… さすがはSTNJの凄腕ハンターさんですね、なんとも艶かしい味わ

 いですよ、烏丸さん」

彼女の羞恥心を逆撫でしょうとする強姦者の企みは、桃源郷に魂を彷徨わせる美穂

の前では徒労に終わる。男がゆっくりと捏ねる様に尻をふれば、彼女は悩ましい吐

息を漏らしながら、唯一自由となる頭を左右に振り立てる。ようやく与えられた灼

けつくように苛烈な感触が、美穂のプライドも、そして腰も砕いてしまっていた。

「はぁぁぁ… すごい… ああ、もう… ひぎぃ… 」

溢れる涙で頬を濡らしながら、美穂は甘えのこもった悲鳴を押さえ切れない。

「おやおや、ハンターともあろうお方が、ただ入れられただけで、もうグロッキー

 なんですか? そんな事では、これからの任務に支障が出てしまいますよ」

男の嘲る言葉など、美穂の耳には届かない。ようやく与えられた快感に溺れた彼女

は、待ちかねた様に腰を振り更に深い快楽を求めてしまう。

「ああぁ… だめ… いく… もう、いくぅぅ… 」

どんなに侮蔑されようとも、衰える事の無い機械に一晩中嬲られ続けた女体は、あ

っという間に絶頂を迎えてしまう。

「ひぃぃぃ… いくぅぅぅ… 」

ピンと延ばされた脚のつま先を内側にギュっと折りまげながら、美穂は最初の頂点

に追い上げられていた。

 

 

 


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