その29

 

 

 

ふと視線を上に向ければ、直立不動の姿勢で彼女の口での愛撫を受け入れている少

年が、恍惚とした顔を見せているから、真弓も嬉しく成りフェラチオにも更に熱が

隠って行く。亀頭に唾液を存分に擦り付けたのちに、彼女は捉まえていた巨根をひ

ょいと上に持ち上げて、今度はカリの奥の裏筋を舌を尖らせてくすぐった。微妙な

感触に驚いたのか、少年は両方の太股をビクビクと痙攣させるのが可笑しくて、彼

女は剛直の裏側を重点的に責めて行く。そそり勃つ竿を中心として舌を這わせる間

にも、右手は怒張の根元をしごき、左の手で垂れ下がった皺袋まで揉みほぐす濃密

な愛撫を受けて、信也は骨の髄まで痺れる様な快感を大いに楽しんだ。

 

(節子さんのフェラチオも良かったけれど、真弓さんのフェラは、やっぱりひと味

 違うよなぁ、なんと言うか? そうだ、攻撃的なんだよ)

ひと足先に校長の毒牙に掛かった節子が、完全にマゾ化して相手に奉仕することの

みを考えたフェラチオを行なうのに対して、目の前の真弓のそれは、もちろん信也

に強烈な快美を齎すものの、彼女自信の昂りを煽る行為だと言う事を、ようやく信

也は看破した。どちらにも、それぞれの味わいはあるが、より積極的な攻勢を感じ

られた真弓のフェラチオの方が少年にとっては好ましい印象を受けている。やがて

真弓は少年の股間から両手を離すと、巨根を頬張ったまま自分の二つの胸の膨らみ

を掌で包み込む。欲情の波に身を任せて乳房を揉みほぐす美人英語教師は、自分が

予想以上に昂っている事に面喰らいながら再びチラりと信也を見上げる。

 

(ふん! なによ、節子みたいなオバサンに、ちょっと色目を使われた途端にコレ

 だもん。まったく、失礼しちゃう)

いろいろと悪だくみを重ねた末に少年を年上の先輩奴隷女の元に差し向けたのが自

分である事を棚上げにして、真弓は憤慨していた。彼が首尾よく目的を果たしたの

は真弓にとって至極都合は良いことなので理性は計画が上手く進んでいる事には満

足するが、心の底のモヤモヤは膨れ上がる一方だった。そんな彼女の不安定さを目

の当たりして、少年が戸惑うのは良く分かるのだが、複雑な感情を持て余した真弓

は、プライドにかけても心情を吐露する事は出来なかった。膨れ上がる嫉妬を欲情

に置き換えて、彼女は目の前の巨根を頬張り亀頭を熱心に舐め回す。自分が節子と

少年の関係を灼いているのを認めなく無い真弓は、劣情の趣くままにフェラチオに

興じながら、今度は己の股間に指先を滑らせた。

 

(やだ! すごく濡れている… こんな子供が相手なのに、悔しい)

溢れ出した淫汁が指先を呆れる程に濡らすから、真弓は自分の性癖を怨みつつ目を

閉じて眉を顰める。だが、不用意に蜜壷をまさぐったことは迂闊だった。自分でも

驚くほどの欲情に炙られて、つい真弓は指を女陰に沈めると、次の瞬間には何かに

追い上げられる様に柔らか媚肉を掻き分けて乱暴に捏ね始めていた。

 

「むふぅぅ… むぐぅ… 」

情けない事に、どんなに我慢しようと思っても、巨根を呑み込んだ咽の奥から媚び

るような喘ぎ声が漏れてしまう。自分でも嫌になる程の牝の狂いが滲む嬌声だから

、そんな声を聞いた信也を増長させるに違い無い。そんな雑念を心の底に澱ませな

がら、ちらっと上目使いで少年を見上げれば、邪気の無い微笑みを返されてしまい

、真弓は少し狼狽える。彼女の口での奉仕に身をゆだねる少年にしてみれば、学校

では凛とした気品を保ち、流暢に英語を操り教鞭を取る真弓が、こうして自分の前

に跪きフェラチオに没頭していることが誇らしくて成らない。瓢箪から駒的な状況

から、憧れの女教師と素晴らしい時間を共有する幸運に恵まれた事を、彼は心から

感謝して幸せを噛み締めていた。

 

「真弓さん、フェラチオは、もういいですから… 」

このまま口での濃密な愛撫を続けられたら持たないと悟った信也は、彼女の左右の

肩を両手で捕まえると力を込めて股間から引き剥がす。昨日までの少年であれば躊

躇われた行為であろうが、既に前もって節子を陥落させた経験が彼を少し大人にさ

せていた。

「あん… 」

フェラの途中で邪魔された真弓は不満げな声を漏らすが、そこに怒りのニュアンス

は感じられない。欲情に流されてフェラチオで噴く事を拒んだ裏を読み、真弓は期

待を込めた熱い眼差しを年下の恋人に向ける。

 

「立って、そして壁に両手を付いて下さい」

大胆にもバスルームでの性交を望む少年に応じて、淫蕩な笑みを浮かべつつ立ち上

がった真弓は彼の頬に軽くキスしてから焦らすようにゆっくりと身を翻す。信也の

望み通りに背を向けた美貌の女教師は浴室の雫が滴る壁に両手を付いて身を支える

と、少し膝を曲げて彼に対して白く艶かしい尻を突き出した。

「さあ、どうしてくれるの? シンヤ? 」

彼が何を望んでいるのか正確に洞察した真弓は、挑発する様に淫媚な微笑みを絶や

さない。美貌の女教師の誘いに乗った少年は、だまって彼女の背後に歩み寄ると、

そのまま尻を捉まえた。

 

「もう少しだけ、お尻を持ち上げて下さい」

「こうかしら? ねえ、このくらい? あっ… あふぅぅ… 」

フェラチオに興じたせいで十二分な潤いを保っていた蜜壷は、少年の巨根を難無く

呑み込んで行く。薄い肉襞を巻き込む様にして突貫して来た肉棒の感触は素晴らし

く、真弓は無意識に尻を彼に押し付けて鮮烈な快美を貪り喰らった。忌わしい校長

室でのアクシデント以降、何度と無く味わって来た少年の雄根だが、その都度、彼

女は押し寄せる愉悦に翻弄されて心も躯も痺れさせられている。あの卑劣なサディ

ストとの屈辱の性行為で魂にまで刻み込まれたマゾの悦びは、この世の中で最高の

珠玉と思っていたのだが、こうして少年に背後から貫かれると、記憶に残った校長

とのSMプレイはお遊戯くらいにしか思えなく成っていた。下劣なサディストの手

で凌辱の限りを尽くされた性行為は、たしかに真弓を幻惑したが、けして彼女の意

識を刈り取るような領域には到らなかった。

 

それにくらべて信也の巨根は実に簡単に彼女の意識を奪い去る。こうして剛直を根

元ちかくまで押し入れられただけで、真弓は気絶しないように意志の力を振り絞ら

なければ成らない。心を許して、その挿入を心底願う相手の肉棒から生まれる鮮烈

な快美に溺れて、真弓は自分の尻が勝手にうねるのを、もう止める事が出来なかっ

た。

 

「あぁぁぁぁぁ… シンヤ、すごい、奥に当るぅぅぅぅ… 」

立ったまま、背後から蜜壷を貫かれた美人女教師はベッドでの行為に時とは違う角

度で抉り込まれる巨大な肉棒の責めに朦朧と成っている。小癪にも彼女の尻のうね

りにリズムを合わせて少年が腰を振ってくるので、子宮をグリグリと小突き回され

た美人女教師は風呂の洗い場で艶っぽい悲鳴を張り上げる。

「ひぃぃ… もう、だめ、ああ、いっぱいよぉぉ、シンヤのオチ◯チン、すごい…

 あっ… あっ… あふぅぅぅ… 」

濡れた黒髪を振り乱して、真弓は歓喜のよがり声を風呂場に響かせる。自分が企ん

だ事ながら、年下の愛人が無邪気に節子とSMプレイに興じた事に嫉妬した彼女だ

ったが、すでにラストスパートに取りかかった様に強烈な突き上げを繰り返す信也

の猛攻に耐えかねて膝がガクガクと震える始末だ。

 

 

 


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