その8

 

 

 

「いい… いいの、なんで、こんなに… あっ… もう、駄目かも… あひぃぃ… 」

少年の力強い突き上げを喰らい、由紀子の悲鳴も手放しだ。いつもならば余裕で男

をあしらうしたたかさを見せる彼女だったが、自分の秘めた願望である生徒との禁

断の行為が由紀子の欲情を狂わせていた。

「いい、このまま、イカせて… あっ… あぁぁぁ… 」

美貌の女教師の艶っぽい色狂いの様を見て、隼人の腰使いも荒さを増して行く。迎

え撃つ美人教師の腰のうねりと少年のそれが一致すると、寝室の内部に濡れた肉の

粘液と剛直の摩擦によって奏でられる淫猥なグチャグチャと言う音色が響き渡った。

 

「先生、ボク、もう… 」

「いいわ、来て、アタシも、あぁぁ… 」

晴れて許しを得た少年は、押し止めようの無い劣情に駆られてラストスパートに到

る。

「あっ… あひぃぃぃぃぃぃぃ… 」

隼人が決壊の時を迎えて美人女教師の肉壷に思いっきり精を迸らせた瞬間に、由紀

子も絶頂に駆け上がり汗に塗れた裸体を何度も激しく痙攣させた。

 

 

「アタシが、なんでこんなアルバイトをしているか? ねえ、わかる? 」

「いいえ、正直に言ってわかりません」

濃密な肉の交わりを終えて燻る余韻の炎を堪能しながら二人はベッドで抱き合って

いた。

「学校の先生なんて職業に付ながら休日にデリヘル嬢をやっているなんて、自分で

 もヘンだと思うけれど、両方とも辞められないのよ」

なにか深い事情があるのかと心配そうに見つめる少年に向かって、由紀子は淫蕩な

笑みを浮かべた。

 

「アタシはセックスが大好きなの。できれば毎日でもセックスしたいし、1日に2

 度でも3度でも男の射精を受け入れたいのよ。だから、本当ならば毎日デリバリ

 ー・ヘルスの仕事を入れたいけれども、中々そうは行かないの」

とんでも無い事を言い出した美貌の女教師を、少年は驚き見つめるばかりだ。

「これでもアタシの実家は田舎じゃ名家なもので、都会で一人暮らしなんてとんで

 もないって感じなのよね。でも一人暮らしできないと、デリヘルのバイトは無理

 でしょう。そんな田舎から逃げ出すには、身持ちの堅い教職に付くしかなかった

 の。先生になるなら、まあ、暫くの間は都会での一人暮らしは一族でも大目に見

 るって事なの」 

 

過去には色々と含むところがあるのか? 由紀子は眉を顰めながら話を続ける。

「処女を失った時から、アタシは自分が淫乱で業の深い女だってわかったわ。だっ

 てロストバージンのセックスで、なんどもイッたし、1日中、当時のボーイフレ

 ンドと抱き合って、狂った様に盛ったのよね。破瓜の血でシーツを汚しながら、

 もっと、もっと犯ってと強請ったわ」

憧れの女教師の影の一面を垣間見て、少年は驚き声も出せない。

 

「最初の奴と別れて、それから何人もの男と付き合って来たけれど、どうもアタシ

 はひとりの男じゃ満足出来ないみたいなの。付き合い始めた最初って、みんな猿

 みたいに犯りまくるんだけれど、そのうちに飽きてくるのよねぇ… セックスが

 つまらなくなると、その男の魅力も段々と減って行って、末期には顔を見るのも

 うんざりって案配になっちゃうのよ」

心無しか遠い目をして由紀子が苦笑いを浮かべた。

 

「でも、それって中々相手に伝わらなくてさ。もう会うのをやめましょうと言った

 途端に、浮気しているのか? 捨てないでくれ! お前を殺して俺も死ぬ! ち

 くしょう、騙しやがって! お前から離れないぞ、一生付きまとってやる! み

 たいに、セックスまでは簡単だけれども、いざ別れると成ると修羅場や愁嘆場の

 嵐なの」

学校での清楚な振るまいと、今の由紀子の話のギャップを埋め切れず。美貌の女教

師を敬愛して来た隼人は頭を抱えた。

 

「男と女って、お互いに飽きたからバイバイ… と気軽には行かないものなの。ア

 タシに固執するならば、もっとアタシを楽しませろよ、もっとセックスを工夫し

 て悦ばせろよ! って、思うんだけれど、中々、そんな考えを理解してくれる男

 がいないの。釣った魚に餌はいらないって、段々扱いも雑に成ってくるワリには

 、いざ別れるとなると怒ったり女々しかったり、うんざりだった」

過去の苦々しい思い出を振り返る美貌の女教師の目は冷え冷えと底光する。

 

「いい加減に嫌になっていた頃に悪い女友達から、このバイトに誘われたのよ。働

 き始めてしばらくしたら、これが私の天職かも知れないって思ったわ。だって、

 わざわざこっちから切っ掛けを作ってあげなくても、一夜限りの関係を求めて男

 の方から、わざわざ連絡をくれるんだもの。あんたの叔父さんみたいに、こっち

 も気に入れば何度でもお相手するし、つまらないセックスをする奴なら、ああハ

 ズレたと思って、それでバイバイ… お客を選べるシステムだから、けっこう楽

 しめたわ」

女教師の仮面を脱いだ美女は、少年を唖然とさせる告白を続ける。

 

「なかにはヘンな客もいるのよね。せっかく女を呼びつけておいて、「ボクのオナ

ニーを見ていて下さいって、自分でシコって出しちゃうの。でも、私には手伝いも

させないで、ただ色っぽい下着姿でベッドに横になっているだけなんて、つまらな

い奴だった。それから、お客の中には女の人もいるんだよ」

「えっ、女のひとがデリヘル嬢を呼ぶんですか? 」

驚いて隼人は問い返す。

 

「そう、バリバリのレズで、おまけにサデシストなの。ねえ、サディストって意味

 わかる? 」

「えっと、SMプレイを楽しむS(サド)の方の人のことですよね」

教室で問い掛けられた時の様に隼人は答えた。そんな素直な少年を見る美女の目に

不穏な光が宿った事を隼人は気付かない。

「サドの女王様で、おまけにレズビアンなものだから、一晩中虐められて、もうグ

 ッタリだったわ、ねえ、ハヤトくんも先生を虐めてみたい? 」

 

「いえ、そんな… あの、興味はありますが、でも… 」

自分が憧れの女教師を縛り上げて虐める場面を心の中で思い描いてしまった少年は

、崇拝する女教師を侮辱したような気に成り頬を赤らめる。

「ふ〜ん、興味はあるのね」

ここで由紀子はじっと少年の目を見つめた。

 

「でも、そろそろデリヘルのバイトも潮時かもね? 自分の受け持ちの生徒に手を

 付けた上に、それがこんなに美味しいなんて… 」

綺麗な瞳に見つめられてドギマギした少年だが、憧れの女教師に見つめられて陶然

と成る。

「さあ、もう大丈夫でしょ? 夜は長いのよ、もう少し楽しませてちょうだい」

由紀子の台詞を聞いて有頂天となった隼人は、そのまま美貌の女教師の裸身のむし

ゃぶりついた。

 

 

デリヘル 前編 END

 

 

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